ラフィー「」
綾波「」
ロングアイランド(以下、ロング)「」
指揮官(以下、指)「…何やってんだ干物共」
ロング「見てわかるでしょ…」
綾波「執務室の床が冷たくて気持ちいいのです…」
ラフィー「ぐでー…」
指「日当たり悪いからなあ、ここ。暑いのは暑いが」
ロング「でしょー…?だからここでお昼寝させて…」
指「いいけどそこドア当たるぞ?そそっかしい奴でも来たら─」
レパルス「指揮官ー!暑いー!!」バァン
ロング「グェッ…」
指「遅かったか」
レパルス「わぁ!ごめんね~!…ところで何でこんなとこで伸びてんのこの子ら」
指「暑いからだとよ」
レパルス「そうだよ暑すぎるんだよ!!仕事になんないってホント」
指「確かに今年おっかしいよなぁ…」
レパルス「ねえ今日は休みにしない?もう真面目な面子からバテて来てるよ」
指「マジ?そんじゃレナウンあたりやべえんじゃねえの?」
レパルス「とうにひっくり返ったよ…あと三笠は軍服脱ごうとしないで見事玉砕したよ」
指「うっそやん…アホやん…」
レパルス「ね?もう休みでよくない?これ仕事無理だよぉ」
指「だな…これ以上は洒落にならん。熱中症ってのは本来出しちゃいけない重大な傷病だ、すまん」
レパルス「しょーがないよ、世界を守る仕事だもん、少しは頑張らなきゃ。でも今日は流石にね…」
指「わかった。『本基地所属の全員に連絡。本日異常な猛暑により臨時休暇とする、各自熱中症にくれぐれも留意して静養に努めよ』」
レパルス「さっすがぁ!話分かるぅ」
指「いや俺も休みてえもん…飯も食いてえし…」
レパルス「よく食欲あるよね…」
指「あんだよ皆夏バテか?…そんならとっておきがあるが…」
レパルス「食べるぅ!」
ロング「食わせろ~…」
ラフィー「ろ~…」
綾波「のです…」
指「いつまで伸びてんだオラ準備すっぞ!」
───────────
指「さてやっとこ本題だけど今日は流しそうめんやんぞぉ」
レパルス「流し…ソーメン?」
指「おう、確か重桜の食べ物だな、冷たくて食べやすいぞ」
レパルス「あれ、指揮官重桜出身じゃないの?」
指「血はそうだが生まれは違うんだよ。まあその辺はいいとして、まずは竹を組んでスロープみたいにすんぞ」
レパルス「なんで?」
指「ここを冷水で川みたいにしてそこに麺を流すのさ、そいつを掬って食べる」
レパルス「面白そう…見た目も涼しくなりそうだね」
指「こんだけ大所帯だとかなりでかくなるな…」
ラフィー「じゃラフィーはここでお口開けて待ってる…」
綾波「鬼神の力…味わうがいい…」
指「スタンバイ早過ぎるわ」
指「さて、そうめんそのものは茹で上がるの早いんで食べながら茹でて即氷水でシメる感じで」
ロング「サラマンダーよりはやーい?」
指「どこで覚えたんだよ…」
レパルス「ねえ指揮官、ソーメンってどうやって食べるの?」
指「ああ、タレに浸けて食べるんだ。そいつを今からこさえるのさ」
レパルス「どんな?」
指「ここも色んな国の面子揃ってきたからな、数種類作っとくさ」
指「まずはベーシック、めんつゆ。
市販のがありゃそいつでいいが、作るのも楽でな。醤油、砂糖、出汁…こいつは好きなの使えばいい、あと酒。これらを好きな分量入れて一煮立ちさせれば完成だ。分量がアバウトなのはまあ好みがあるからだな。味見しつつやるがいいさ」
綾波「鰹と昆布の合わせ出汁を要求するのです」
指「昆布割とめんどくせえから顆粒でいい?」
綾波「美味しければなんでもいいです」
指「アッハイ。ほんで次はちょい東煌風を作る。
ニンニクとショウガすりおろして、鶏ガラスープの元と塩、砂糖、酒、醤油、ちょっと豆板醤…これは好みで入れなくてもいい。これらをまた一煮立ちさせて完成だな。ちなみに鶏ガラスープと貝出汁の合わせでも旨いぜ。んで仕上げに各々お好みでラー油とか山椒だな」
寧海「ちなみにこの組み合わせは中華の基本よ!色々作れるから覚えておくことね!」グゥゥ
指「唐突な説明ありがとう、後で呼ぶから腹鳴らしながらよだれ垂らすな」
ラフィー「ユニオン風はないのー…?」
指「今から作るぜ、待ってな。
んじゃユニオン…てか正直洋風はそんなにレパートリー無えんでユニオンロイヤルヴィシアと分けられねえからな、洋風って枠で一つだが許してくれや。
まずオリーブオイル、トマト缶、塩コショウ、砂糖、水を入れて煮込む。んで、ここにチキンコンソメ入れて、お好みでバジルだな。今回そうめんっつーことでちょい水っぽく緩めに作るぜ」
ラフィー「おおー…出来たら起こして…」
指「薬味と具材はもうこさえてあるからな。お馴染みの薬味各種に茹でた魚介も具として置いてある。後は茹でて流しそうめんやるだけだから起きてろ、レパルスは皆を呼んできな」
レパルス「はいはーい」
指「オラァ干物共ォ!食べたきゃ配膳をするんだよォ!」
ロング「横暴だー!」
寧海「仕方ないわねぇ!」シュバババ
指「うるせえ!後寧海食べ物かかると速いな、いっつも足遅ぇのに」
トノサマ-オナカスイタ-
オウケニコノヨウナタベモノハナイデスネ…
シッキカーンマダ-?
指「おー皆来やがったな?よっしゃ、第一陣、流すぞぉ!!」
「「「「「おおおおおお!!!!」」」」」
霧島「…そこッ!!」
サウスダコタ「うぅん…僕はやはり…お箸だと厳しいな…」
山城「フォークありますよぉ」
サウス「ありがとう、よし…これなら負けない!」
霧島・サウス「「おおッ!!」」ガガガッ
指「バトってんじゃねえ他がありつけねえだろうが!!」
三笠「あの二人は見ていて楽しいな、後腐れを残していない良い好敵手だ」
指「おう三笠、もう大丈夫か?」
三笠「ああ、ありがとう。しかし流しそうめんとは粋な計らいだな、のど越しと冷たさ、そしてつゆの香りが染み渡るようだ」
指「旨いか、そいつは何よりだ。バテても食えるのがそうめんの良いとこだな」
三笠「ロイヤルのメニューではこうは行くまいな、油っこいし」
レナウン「ロイヤル料理は洗練された王家の食卓にふさわしいものです、例え重桜の料理相手でも劣りはしません。あ、
指揮官このトマトソースおいしいです、具のエビとホタテがよく合います」
指「おーレナウンも元気か、気に入ってもらえたならなによりだ」
レナウン「レパルスは口の回りを真っ赤にしながら食べていました…明日にもマナーを叩き直しておかねば…」
指「せっかちなのは筋金入りだよなあ…」
三笠「おお、ロイヤル風もまた酸味と甘味、そして旨味のバランスがよい…少し重いが」
指「…おばぁch」
三笠「断じて違う」
指「アッハイ」
ラフィー「指揮官ー…ソーメン…とれない…」
指「よしよし、これでよけりゃ食ってろ。…あー成程、ありゃ取れねえわ」
綾波「鬼神の力…味わうがいい…」バババッ
ジャベ「全力で行きま~す、ですっ」バババッ
ル・トリオンファン「ついてくるのは簡単じゃなくてよ?」モチモチ
指「こらー!他の奴らもいるんだから欲張るんじゃねえ!まだあるから!」
ル・トリオ「あら、私としたことがはしたない…申し訳ありませんでした」モチモチ
指「よしよし、ちっと他にも回してやれな。んでやっぱ麺啜れねえのな」
ジャン・バール「俺らは何でお前らがわざわざ麺啜んのかがわかんねえけどな」
三笠「こればかりは文化や慣れだろうな、我々も上手くフォークなどを扱える訳ではない」
ジャン「あぁそれは俺も無理、よく怒られる」
レナウン「貴女もレナウンと一緒にマナーを学びますか?」
ジャン「遠慮しとく、蕁麻疹出ちまうわ」
指「あー、お前らちっと時間くれ、いいか?」
「「「「「?」」」」」
指「皆、この暑いなか毎日職務に励んでくれてありがとう。今日のこれは、その…ささやかな罪滅ぼしって感じだ。
俺らは軍属、辛かろうとへばろうと世界を守る為に毎日仕事しなきゃなんねえ。
お前らにはいつも無理させちまう。なんで、少しはこんなものでも涼しく夏を楽しめたらいいかなって思ったんだ。」
レパルス「私達は大丈夫だよ!いつもこうして皆のこと考えてくれる、これだけで明日も頑張れるから!」モチモチ
レナウン「せめて…せめて食べ終えてから…」
指「ありがとう、喉詰まらせんなよ?
…そうは言ってくれても今年は暑すぎるし、皆ももう限界なのはわかってる。そこでだ、最低限の哨戒等以外、当基地の職務をこれより1ヶ月休止する!」
「「「「……!?」」」」
指「つまり…こっから夏休みだお前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」」」
ロング「やった!これでイカが出来る!」
綾波「塗りは任せるのです…!」
撫順「ウデマエ上げなら手伝うよー」
Z23「夜遅くまでは駄目ですよ!?」
山城「ありがとう殿様ぁ!殿様もお休みなら遊んで下さいよぅ」
扶桑「あらあら、あまり振り回しては駄目よ?」
寧海「明日もお休みだって思ったら一層ご飯が美味しい…!!」
平海「ピリッとしてコクのある…それでいて爽やかな東煌風…合う…」
指「よっしゃ、景気付けだぁ!酒も解禁じゃ樽で持ってこいやァ!!」
PoW「貴方弱いじゃない」
ティルピッツ「レーベンブロイしかないけどこれでいい?」ドンッ
フッド「スコッチなら…ジョニーウォーカーのブルーが少し…召し上がりますか?」
サンディエゴ「よくわかんないけどハーパー?ってのがあったよー!あげるね!」
三笠「私からも君をねぎらいたいんだ、受けてくれ。取って置きの浦霞だ」
逸仙「私からも…白酒を仕込んでおりまして…」
指「酒税法って知ってる?」
PoW「…潰れても部屋までは運んであげるわよ」
指「…助かる、多分世話になるな悲しいけど」
PoW「ところで私からも重桜のお酌?してあげたいから飲みなさい」
指「よかったあ、明日休みにしといて」
───翌朝───
指「ッてえ…やべえ、仕事ぉ…」
赤城「指揮官様がお休みとおっしゃいましたのよ?」
指「あっ、そっかあ…んで何でいんの」
赤城「赤城はいつもお側におりますわぁ…。それにっ…指揮官様、寝てしまわれて昨日赤城の杯を受けてくださらなかっ…」グズッ
指「完全に潰れたからなぁ、悪いけど記憶が無えや」
赤城「そんなぁ…」
指「そうだ水飲みたいわ。赤城、徳利に入れて持ってきて貰えるか?」
赤城「…!はい、かしこまりましたわぁ」パタパタ
指「…」
加賀「感謝する、でも次は姉様の番まで潰れないことだ」
指「次は肝に『命』じるよ…なんとか持たせろってな」
オチって難しいね、キャラの数とかって難しいね、俺は駄目だったよ
手探り感満載でした、次は少しでも落ち着いたクオリティに出来るよう気を付けますゥゥゥ…
次はガッツリお料理パートつうずるっ込みたい