「十六夜綾人!あの怪物は居るか!」
外からオレを呼ぶ声が聞こえる。何か聞き覚えのある声だな。
「おいおい、人のことを怪物呼ばわりとか、良い度胸したヤツも居たものだなぁ?
ということで、オレは外に出る。腕を回し、身体を動かしながらいつでも相手出来る準備をする。円堂たちも何か揉め事があったのでは?ということで一緒に外に出た。
「あれ?天使のところのリーダー様じゃねぇか。昨日……じゃなくて、一昨日ぶり。あ、もしかして、お見舞いに来てくれた?」
グラウンドに出ると天使様たち……天空の使徒の11人が居た。何だ、てっきり宣戦布告に来た命知らずな輩だと思ったのに、お見舞いに来てくれただけか。
「十六夜綾人……!貴様……!」
ズカズカズカ……何故か天使様が額に青筋を立てながら近づいてくる。え?お見舞いじゃないの?
「え?え?何で怒っているんだ?」
一昨日、こいつらをぶちのめし、叩き潰したこと以外に怒らせるようなことをした記憶がないため、頭に疑問符が浮かぶ。一体、彼は何で怒っているのだろうか?
「貴様が我らの神殿を破壊したんだろうがぁ!」
「はぁ?神殿?いきなり何の話だ…………よ………………あっ」
と、ここで思い出す。そう言えば、ヘブンズガーデンから飛び降りたとき、美しかった神殿が見るも無惨な瓦礫の山に変わっていなかったっけ?
「え?何で犯人バレた?」
「あの状況で壊すのは貴様しか居ないだろうが」
「おいおい、いくらなんでも決めつけは良くないぜ?何か証拠でもなければオレは――」
「ちなみにカメラに写っていたぞ。データだけは無事だったんだ」
「――人違いです」
「なわけあるかぁ!これ以上ない物的証拠だ!ペンギンと一緒に嬉々として破壊する姿が映っていたぞ!」
慌てて顔を隠して人違いを装う。まさか監視カメラがあったとは……抜かったな。あると知っていれば真っ先にぶっ壊……コホン。無力化していたと言うのに。何で教えてくれなかったの?
「あそこは我らの住居でもあったんだぞ!どうしてくれる!」
「あー……ごめんごめん。その件は、捕らえた相手が悪かったということで……」
「それで済むなら人間たちの世界に警察は要らないだろう!」
「うーん……この場合、オレって天界の法で裁かれるの?弁護士雇える?というか自分、治外法権適用よろしくて?」
「こ、この人間……!何でここまで平然としていられる……!?自分が何をしたか分かっているのか!?神の遣いを怒らせているんだぞ!?もっと、萎縮し恐怖するものではないのか……!?やはり貴様は怪物だったか……!」
その神様の1人とたまに話す程度の仲なんだよな……そういや、あの爺さんに前に言っていた目の話、出来たって報告してねぇや。今度でいいかな?今度でいいな。
「勝手に納得すんなよ……うーん、よし。今回の件はお互いに悪いと言うことで、水に流そうぜ?」
「流せるか!?我らの住居がないんだぞ!?昨夜なんてグラウンドで一晩明かすことになったんだぞ!?」
「そっかぁ。じゃあ、工事でもして、建て直すしかないとしか言いようがない。頑張れよ。応援している」
「こ、この男は何処まで他人事なんだ……!?」
そう言えば昨夜って言っていたけど、一昨日の夜はどうしたんだろう?いやそんなことどうでもいいか。……うーん、オレが乗り込んで、一方的に建物を破壊したならオレが全面的に悪い。でも、先に攻撃したのそっちだし、捕らえてきたのそっちだし……考えてみるが、一種の正当防衛になるのではないだろうか?防衛っていうか反撃なんだけど……少なくとも罪の比率が10:0にはならないと思う。うまく戦えば3:7くらいで相手が悪い結論にならないか?いや、もっと腕の良い弁護士に任せて1:9……いやいや、強気に0:10にしてもらおう。うん。改めて考えたが、オレは全く悪くないな間違いない。
「はぁ……で、結局、お前らは何を求めてるの?オレの所に怒りに来てるだけだったら暇なのって言いたくなるし、正式な謝罪を求めているんだったら、そっちがまず正式な謝罪をするべきじゃない?お前らが来なければこんなことにはならなかったんだし。捕まるし、儀式に参加させられるし、試合中はラフプレーでボロボロにされるし。見てよこの包帯の数。お前らとの戦いでボロボロになったせいなんだけど。その辺りの謝罪がないんですが?ん?ん?」
服を軽くめくってその下の悲惨さを見せつける。
「こ、この男は何でこんなに偉そうなんだ……!?そして、地味に言い返せないのがキツいな……!」
偉そう?何を言っているんだろうか?オレはただのか弱い被害者ですよ?
「それか、またサッカーで勝負する?お前らが負けたら泣き寝入りってことで」
「…………すまないが、今は君たちと戦いたくない。流石の私でも、今は負ける自信しかないんだ」
「おい、知らねぇのか?この世界の人間はサッカーで全て決めるんだぜ?」
割と冗談抜きでその説がある。
「なっ……!?」
驚く表情を見せるセインだが、お前らも魔王との決着サッカーでやってただろ。儀式もサッカーだったし変わらねぇだろうが。
「この世界はサッカーによる勝敗が絶対なんだろ?ならやろうぜ?勝ってテメェらの全てを奪ってやるからよ」
「戦う気がない我々から何もかもを奪うつもりなのか!?貴様は人の皮を被った魔王か!?」
パンッ!
と、ノってきたところで久遠監督が両手を叩く。
「そこまでだ十六夜。これ以上の見極めは必要あるまい。相手を試すためとは言え、これ以上はやりすぎだ」
「……へいへい」
どうしようか。相手を試す意図も、見極める意図もなかったなんて言えないな。
「君たちの要望を聞きたい」
「……我々の神殿の再建工事の手伝いを頼みたい」
「……なるほど。確かにあそこに一般的な業者を雇うのは難しいだろうし、君たちだけでは人手が足りないか」
「そういうことだ。そもそも業者を雇う以前に頼める人間など、君たちくらいしかいない」
「……確かに、発端や過程はいろいろとあったが、結果だけ見ればうちの十六夜綾人が破壊したのは事実」
「そうですね……そこだけ見れば、否定のしようがないですね」
「さっきはそれすら否定しようとしていたがな」
「認めてやろう。あの神殿を破壊したのはオレだ」
「寧ろ認めていなかったどころか忘れていたことに驚きだよ」
しかたねぇだろ。その後が濃すぎてそんな些細なこと忘れたんだよ。
「だが、私たちもこのFFIで優勝するために一分一秒が惜しい。君たちとの戦いを経て、彼ら自身に色々な気付きがあった以上、時間を無駄にしたくないのが本音」
確かに、こいつらからは今まで以上の熱を感じるな。……円堂が居ないのにこの業火のような熱さか……そりゃ、見てたら我慢できず入りたくなる気持ちは分からないでもない。
「だから、君たちにただ時間を割くというのは正直難しい」
「そ、そうか……」
「……何か、このまま帰すとオレがもの凄い悪人みたいじゃねぇか」
「実際、貴様は人の心がないバケモノだろうが」
「うっせぇぞ、魔王天使が。地獄に送り返してやろうか?」
「そっちがその気なら貴様に天の裁きを与えてやろうか?」
「……十六夜、セイン、一旦中に入って3人で話そう。……他は響木監督、お願いできますか?」
「ああ。こいつらの練習に混ぜればいいんだろう?」
「お願いします」
「いいのか?私たち自身、君たちとの戦いを経て、強くならないといけないと改めて思った。こちらとしては願ってもいない」
今更ながら最初に出会ったときとは彼らの雰囲気が少し違うな。そう思っているとオレの目を見据えるセイン。
「十六夜、それから円堂。私たちは君たちを超える。次は正々堂々戦って、勝ってみせるさ」
なるほど、さっきも
「ハッ、やってみろよ。悪いが人間の寿命分しか待てないけどな」
「その点なら心配ない。私たちも同条件だからな」
「くぅ……!お前もサッカーに目覚めてくれたんだな!よぉし!俺も練習に……」
「ダメ。戻るよ?」
「そ、そんなぁ……」
円堂も冬花に連れて行かれる形で宿舎に戻る。そして、オレも監督の部屋にてセインと久遠監督と向き合うことになった。
十六夜たちが宿舎に籠もって3時間が経過した。
時刻は正午を過ぎ、天使たちも巻き込んだ賑やかな昼食会が終わりを迎える頃、未だ姿を現さない3人。
「なかなか難航しているみたいだな……」
そんな何処か心配するような声が上がり始めたとき、
「すみません。遅くなりました」
久遠監督が姿を現した。
「いや、気にするな。決まったのか?」
「えぇ、色々と……皆揃っているならちょうど良い。今からミーティングルームに移動してくれるか?」
「「「はい!」」」
諸々の片付けをして、ミーティングルームに揃う面々。前には久遠監督が立ち、その両サイドにセインと十六夜が控える。
「話し合いの結果、いくつか決まったことを伝える。まず、十六夜、壁山、土方、立向居、染岡、風丸、基山、八神……以上8名は建設工事の手伝いをしてもらう」
「え?8人だけッスか……?」
「ああ。今呼んだ8人には向かってもらうが、残りのメンバーはここに残ってもらう」
「まぁ、
「そうだな。工事自体は業者に頼むことにした。その責任者と今の状況から、具体的にどういう工程が必要になるのか、どういうことなら我々素人に任せてもらえるかを話し合い、適任者を選んだ。……言うなれば、再建工事という名の特別特訓だ」
「なるほど。流石に自分たちだけではないんですね」
「ああ。それで建物が出来るなら苦労はないだろう」
「それでもただ工事をする、正確には工事を手伝うだけではないってわけですね」
「でも、それなら全員でやった方が色々と良いのでは……?」
「それをしない理由はいくつかある。分かりやすいのは安全面と効率面だ。流石に全員が関わるとなると人数が多すぎる。あくまで工事の補助……とはいえ、その場所はヘブンズガーデン。あの場所も道中も、空を飛ぶ手段のない者にはかなりの危険が伴う」
「た、確かに……」
「万が一が起きたとき、自由自在に動けるのは天空の使徒の面々と十六夜のみ。彼らだけでは、私たち全員の安全を確保するのは厳しい」
人数が増えれば増えるほど、万が一が起きたときのリスクが大きくなってしまう。もちろん、業者側のリスク管理も大事になる以上、こちらの人数が多くなりすぎては十六夜たちだけでは安全の確保が厳しくなってしまう。
「擦り合わせを重ね、確実に安全を保証できる人数を決め、その時の動きも話し合ってある。向かう者たちは心配しないで大丈夫だ」
「じゃあ、効率面と言うのは?工事の手伝いとはいえ、効率的には人数を増やした方がいいんじゃ……」
「私の言う効率は特訓の意味合いが強い。例えば、資材を運ぶ仕事があったとき、人数を増やせば、1人あたりの労力は少なくて済む。だが、それは特訓という意味では少々勿体ない」
「なるほどねぇ。あくまで工事がメインだから、当然仕事には限りがある。人数が増えれば、1人あたりが楽になっちまって、それだと特訓にならないわけか」
「そういうことだ。勿論向こうに頼んで余計な仕事を増やすことも可能だろうが、増やしすぎは迷惑になってしまう。だから、ここが妥協点だった」
各々の抱える事情や、送る人数の兼ね合いなど、様々なことに折り合いをつけ、落としどころを見つける。それをこの3時間やっていたのだ。
「別途、イナズマジャパンから送る面々には、それぞれの動きを十六夜から伝えてもらう。そして、残るメンバ-だが、天空の使徒側の一部メンバーが交代で私たちの練習に混ざることになる。普段とは違う相手との交流、そこから先日の戦いで気付いたことを試すのが私たちの目的」
「私たちは彼らとの交流で、レベルアップするのが目的だ。彼らから少しでも学びたい。もちろん、こちらに来るメンバーにも、私たちのグラウンドで練習してもらって構わないからサッカーが出来なくなる心配は無い」
「まぁ、一緒に行くメンバーは心配すんな。崖から落ちようが火口に転落しようが、オレたちが絶対助ける。身の安全は保証する」
「そういうわけだ。先ほど呼ばれたものは1時間後、宿舎入り口に集合だ。それまでに各々荷物をまとめておくように。基本は向こうで寝泊まりをする。しばらくは帰ってこれないと思って準備をしてほしい」
「「「はい!」」」
そして1時間後。宿舎前には天空の使徒11人と、イナズマジャパン側の8人が揃う。
「それじゃあ、行きますか。はいコレ持ってー」
と、十六夜がイナズマジャパンの選手6人に鞄を渡す。
「なんスか?コレ」
「結構な量ですね……」
「重いな……色々と詰まっているようだし」
「オレたちの食糧と調理器具一式とキャンプセットとサッカーグッズ。今のヘブンズガーデンは、瓦礫の山以外何もないらしいんだよね」
「そんな他人事みたいな……」
「原因はお前だろ……」
「あはは……」
「はい。じゃあ、ヘブンズガーデンまでダッシュね」
「「「え?」」」
「天空の使徒の残りは彼らに併走よろしく」
荷物を持った天空の使徒の面々もイナズマジャパンの面々に着いていくように飛んでいく。
「八神さん、ちょっと」
「私か」
「乗って」
そう言ってしゃがむ十六夜。
「おんぶってわけか……走れと言われれば走るが?」
「八神さんには監督役を任せたいからさ」
「後はこの怪物の暴走阻止要員」
「……なるほど。それなら」
そう言って十六夜の背に身を委ねる八神。
「よっと、ちゃんと捕まっていろよ。じゃあ、皆の衆、向こうで会おうか」
そう言って十六夜とセインが飛び上がり、空を駆けヘブンズガーデンへ。
「到着っと。さて、改めて言うと、八神の役割としては全体の統括がメインだな」
「そうなのか?」
「ああ。役職……ではないが、今回はオレとセインがこの中ではトップの位置にいる。その中でもオレは安全の確保と業者側との交渉役に徹する都合上、それ以外の指示を出すのが難しい。そこで八神にはオレのサポートって名目で、全体の指揮統括と記録をメインに働いて欲しい」
「なるほど……工事をする側ではなく管理者と」
「そういうこと。あくまで工事の補助……特訓のメインはあの6人ってわけだ」
「分かった。出来る限りのサポートをしよう」
「もちろん、サッカーが出来る用意はあるし、他にも使えそうなものがあれば遠慮無く使ってくれて構わない。私たちの人員も手が空いていれば特訓に参加させよう」
「それは助かる。……で、改めて見ると悲惨だな」
美しかった神殿は見るも無惨な瓦礫の山になっている。十六夜がその様子をパシャリと写真に撮っている。
「かわいそうに……災害にでもあったか?」
「貴様と言う名の厄災に襲われたんだよ」
「そっかぁ」
「そっかぁ!?どこまでも無関心だな貴様は!?」
「あ、壊れたカメラが落ちてる。クッ……お前さえ先に壊していれば犯人はバレなかったのに……」
「例え映像がなくても、我々は貴様を犯人だと思っていたけどな」
「それ、酷くない?」
「取り敢えず、書物を回収に行くんだろ?」
「ああ、そうだな。八神はオレたちが掘り出したものを整理しておいてくれ」
「分かった。とは言え、特訓と言っていたが、そもそも工事の補助なんて素人がしてもいいのか?」
「そこはちゃんと素人に出来る仕事を斡旋してもらえるよう頼むさ。第一、場所が場所なんだ。重機などがここまで来ることが出来ない以上、マンパワーが鍵となる。素人にも出来ることはいくらでもあるさ」
「まぁ、その辺りの手配はこの怪物が色々と動いてくれた。いや、本当にお前は何者なんだ……?てっきり破壊と戦うことしか出来ない悲しき魔王かと思っていたんだが……」
「秘密」
そう言って十六夜は自身の口の前で人差し指を立てる。それを見てセインが苦笑いをするが……その様子を見て八神が疑問に持つ。
(手配を十六夜が?てっきり、久遠監督がしたものだと思っていたが……いやまぁ、壊したのはコイツなんだが。一体、何をしたんだ?)
そんなことを八神が思っている中、十六夜とセインが瓦礫の山から書物を始め、少しずつ必要な物資を回収する。
「そうだ八神。この瓦礫の山の設計図や図面があるか確認しておいて。向こうが参考にしたいからって」
「神殿な?瓦礫の山にしたのは貴様だ」
「ああ、分かった」
瓦礫をどけては荷物を取り出し整理整頓。それを繰り返していると……
「はぁ……はぁ……」
「お、やっぱり1番は風丸か。お疲れー他の5人が揃うまで休憩な」
「ああ……」
十六夜たちがそんな感じで作業をしながら待っていると、ヒロト、染岡、立向居、土方、壁山の順に到着する。
「皆、ご苦労。じゃ、次な」
「ま、まだあるんスか……?」
「日没まで時間あるしな。各々に仕事を割り振って行くぞ。ヒロトはキャンプ設営で、風丸はここで荷物運び等の雑用。細かいことは上に残る面子に。で、残り4人はこれ下に運ぶ」
「「「え?」」」
そう言って見せるのは瓦礫の山。まだ途中ではあるがそこには山が出来ていた。
「だって、新しく建てるためにはコレ、撤去しないといけないだろ?ということで、用意してあるからこれ持って下るぞ。ダッシュで」
「「「…………」」」
「天空の使徒は4人着いてきて、残りは上で八神さんの指示に従う。セインは、着いてくるメンバーを割り振ったら、風丸の指示頼む」
「分かっている」
そして、染岡、立向居、土方、壁山の4人と選ばれた天空の使徒4人を連れて十六夜は下山する。
「お疲れ。そしたら、壁山」
「な……なんすか……?」
「この瓦礫粉々に砕いて。道具はそこに置いてあるから好きに使ってくれ。染岡」
「お、おう……」
「壁山が砕いた瓦礫をスコップで掬って、一輪車に入れて、所定場所に運んでまいてくれ。で、土方と立向居」
「お、俺たちは何を……?」
「2人はここにある材料をヘブンズガーデンに運んで、ヘブンズガーデンから瓦礫の山を持ってくる。その往復を頼むわ。セインが割り振ったと思うが1人はここで染岡と壁山の作業のフォロー、3人は2人と上に戻るぞ。じゃあ、オレは戻るわ」
そう言って跳びあがる十六夜。
「この特訓……想像の10倍はハードだな……」
こうして、再建工事と言う名の特訓が幕を開けたのだった。
ということで天使悪魔編エピローグ?の再建工事編スタートです。
我らが主人公が壊さなければ、ここからの何話かはありませんでしたね。となると、神殿破壊はRTAだとイベント追加が起きるから神殿破壊はやめたほうがいいのか……?