超次元サッカーへの挑戦   作:黒ハム

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オーガをやることが決定しました。それに関して、活動報告に質問を設けましたので是非見て答えてください。
ところで、昨日何かあったのだろうか?PVとお気に入り数が一気に増えてるのだが……まぁ、いっか。


帝国の敗北、そして問題発生

 あの後、円堂は病院で見てもらったとこ2、3日すれば動かせるようになるほどの軽い怪我だった。また、雷門のところに話にいったそうだが木野曰く、何だかんだで2人は仲がいいらしい。

 で、今日は帝国の1回戦。相手は開会式欠席の世宇子中学ってとこ。オレたちはイナビカリ修練場にて特訓をしていた。ここは、最近そこまで命の危険を感じなくなりました。

 すると、息を切らした音無が入って来た。

 

「て、帝国学園が…………!」

「初戦突破か!」

 

 円堂は喜んで近くにいた豪炎寺とハイタッチする。

 

「10-0で……」

「結構な点差だなぁ!」

「世宇子中に完敗しました……」

「「「えぇ……?」」」

 

 驚愕するオレたち。

 

「……嘘だろ?音無」

「ガセじゃねぇのか!?あの帝国が初戦で負けるわけがねぇだろ!」

「それも10-0って、帝国が1点も取れないなんてあり得ないッスよ……」

「完敗じゃねぇか……何があったんだ?」

「見たこともないような技が次々決まって、帝国が手も足も出なかったそうです……」

「あの帝国が……」

 

 おいおい。だが、世宇子中とは当たるとして決勝戦。これは運がいいと言うべきか悪いと言うべきか……どちらにせよ。ギリギリで勝てたチームを大差で下している。これはヤバい。

 

「アイツらは強いんだ!戦った俺たちにはそれが良く分かってる!それに鬼道がいるんだぞ!」

「お兄ちゃん……試合には出なかったんです」

「「「え?」」」

「……相手の世宇子中はノーマークの学校だったから、大事を取って控えに回っていたんです。そしたら相手が圧倒的で……!お兄ちゃんが出ようとした時には……もう」

「そんなことぜってぇあり得ねえ!」

「キャプテン。落ち着いて欲しいッス」

「落ち着いていられるか!鬼道が完敗なんてあり得ねぇ!」

 

 円堂はそう言って、イナビカリ修練場から飛び出していく。

 

「円堂!」

「キャプテン!」

 

 アイツはおそらく帝国学園に向かっただろう。それはなんでもいい。1つ凄い疑問がある。

 

「音無。さっき、鬼道が出ようとした時にはって言ってたよな?」

「は、はい」

「それって、試合はタイムアップで終わったんじゃなくて、帝国の続行不可能、もしくは棄権で終わったってことだよな?」

「その通りです……帝国の続行不可能だったんです」

「それがどうしたんだよ十六夜」

「気付かねぇのか?世宇子は一試合丸々使ってあの点差じゃねぇ。分かりやすく言うなら、最初のうちと帝国の練習試合だった時くらいの……いや、下手したらそれ以上のレベルの差があるんだよ。世宇子と帝国には」

「それって……」

「ああ。どうやら、世宇子はやべぇかもな……」

 

 決勝に行かない限り関係ないが、決勝まで勝ち進めば絶対、世宇子中学と当たる。そんな予感しかしねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆!次の相手は千羽山中だ!」

「千羽山中は山々に囲まれ、大自然に鍛えられた選手たちがいます」

「きっと、自然に恵まれた環境なんスね」

「皆のんびりしてそ~」

 

 そうか?オレにはどうしても野生中みたいなのがイメージされるんだが。

 

「彼らは無限の壁と呼ばれる鉄壁のディフェンスを誇っています。未だかつて得点を許していません」

「全国大会まで!?」

「ええ。1点足りとも」

 

 うーん。何かここまで無失点って御影専農の時も聞いたなぁ。ま、全国大会だとレベルは違うけど。

 

「シュート力には難点もありますが、この鉄壁のディフェンスでここまで勝ち上がってきたんです」

「分かった!その無限の壁とかいう鉄壁のディフェンスを破れば良いんだな!」

「円堂。それを破れてないから鉄壁って言われてるんだぞ」

 

 あまりの発言に皆苦笑する。でも、無限の壁か……何か壁が次々と押し寄せてくるイメージがあるんだが?

 

「でも鉄壁って鉄の壁だろ?」

「まあ、意味ではそうだな」

「だったら!こっちはダイヤモンドの攻めをすれば良いんだよ!」

「「「はぁ?」」」

 

 意味不明だ馬鹿。

 

「鉄壁のディフェンスが崩れるまで攻める!それがダイヤモンドの攻めだ!」

 

 と、こんな感じで今日も特訓が始まりました。

 で、今日の練習中。何か少林がヘディングシュートで技を作ってたので、

 

「クンフーヘッド!」

 

 と、目金が名付けた。

 

「お前、名前付けるの早いな」

「ええ。どこかの誰かさんの時のように無視されないように」

 

 さぁ?一体誰なんだろう。

 

「特訓したかいがありました」

「特訓?」

「日々ゲームをし、漫画を読み、アニメを見て経験に経験を積み重ね、必殺技の名前を研究し続けているのです!」

「サッカーやれよ」

 

 と、目金の馬鹿な話を聞いてた時、問題は発生した。

 

「宍戸!パスだ!」

「はい!」

 

 宍戸が風丸にパスを出したが、上手く通らずに風丸の真後ろに行ってしまう。

 

「あれ?」

「おいおい……しっかりしろよな」

「すみません。いつもみたいにやったつもりだったんですが……」

 

 他にも、

 

「壁山~ヘディング!」

 

 で、顔面にボールが当たったり、

 

「栗松!」

 

 土門が栗松にパスを出すも、えげつないスピードでシュートと見間違うほどだったり、そして極め付けは、

 

『ドラゴントルネード』

 

 この技が豪炎寺が蹴った瞬間にドラゴンが消え、ただのシュートに変わってしまった。

 そして、それは何度やってもただの弱いシュートと変わらなくなってしまう。

 

「何よ。皆たるんでるわね」

「いや、多分それは違う。おそらく、イナビカリ修練場のせいだ」

「…………どういうこと?というか何で貴方は練習してないのよ」

「休憩ですお嬢様。で、それはいいとして、簡単に言えばイナビカリ修練場のおかげで、オレたちは短期間で個人の技術や身体能力は格段に上がった。それは間違いない。そうだな?」

「はい。データを見る限り間違いないです」

「だが、オレたちはお互いにどのレベルまで成長しているのか感覚でとらえられてない」

「そういうことだ」

「だったら私たちは何をすれば」

「何もしなくていい。お前たちは普段通りやってくれ。十六夜もここで下手なことをすれば今より状況が悪くなるかもしれん。アイツらには伝えず普段通りで」

「了解です」

 

 ただ、おそらく1番連携が取れないのは皆からオレに対してだろうな。オレはイナビカリ修練場だけでなく、八神との練習のおかげで今までにないくらい急成長を遂げている気がする。やべぇな。連携が取れないと次の試合は勝てない。ただ、オレに何もするなって、響木監督には秘策があるのか?

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