今更ですが十六夜の背番号は16番で一之瀬は17番です。まぁ、十六夜だから16っていう安直な理由で決めたと思って下さい。深い意味はないです。
あの後は二階堂監督?っていう木戸川清修の監督と西垣という一之瀬、土門、木野の3人のアメリカでの友人が三兄弟を止めに来た。で、その後西垣はその3人と話す中、邪魔者は退散した。一方で円堂はイナビカリ修練場で無茶苦茶な特訓をしていた。身体を壊さないといいけど。
そして、準決勝当日。
「豪炎寺」
「今回は逃げなかったみたいですね」
「俺は正々堂々と戦う。それだけだ」
「ま、精々楽しませてくれよな。みたいな?」
「この1年でお前の力が鈍ってなければ良いけどな!」
控室から出たオレたちを待ち構えていたのはネタ三兄弟を筆頭とする木戸川清修の一部の人。
「そこの熱血クンも俺たちのトライアングルZに吹っ飛ばされないようにね!みたいな?」
「ああ、オレたちは必ず止めてやる!絶対に負けない!」
まぁ、点を決めさせなきゃ負けることはないからな。
今日も4ー4ー2で半田の代わりに一之瀬を入れました。はい。以上です。
向こうは本人たちが言っていた通り、3トップで来てるみたい。
ピ──
木戸川清修ボールで試合開始。
染岡、豪炎寺と抜かれて、
「風丸!マックス!中央を塞げ!」
「「おう!」」
だが、ボールを持っていたピンクはディフェンスが来る前に上空にボールを蹴った。そして緑が、
「バックトルネード!」
ッチ。早速打って来やがった。オレは下がって、
「爆裂パンチ!」
が、前の決闘の時と違い、爆裂パンチが押されている。まぁ、想定の範囲内だ。
「はぁああああ!」
オレは円堂が爆裂パンチでボールを空中に留めている間に、下からボールを思い切り蹴り上げる。
「円堂下がれ」
ピー!
そしてペラー経由で5匹のペンギンを召喚し、
「皇帝ペンギンO!」
シュートを繰り出す。あまりのことに意表を突かれたのか、木戸川清修の誇るスリートップも、ましてや、MF、DFも予想外の光景に驚きを禁じ得ない。唯一キーパーが反応したものの。
「うわぁ!?」
キャッチを試みたがボールはゴールに刺さった。
『ゴール!雷門中のカウンターシュートが決まった!開始早々の先取点!これは大きいぞぉ!』
「「「はぁ?」」」
「よし、鬼道。カウンターで点を取るって戦法ドンピシャだな」
「あ、ああ」
余りのことに雷門中陣営も固まってるみたいだ。
「ちょっと待てぇ!みたいな」
「今のは熱血キーパー君が止められずに僕らの力を見せつける場面でしょ!」
「何やっちゃってんの?」
「はぁ?わりぃけど。ゴールを守るのはキーパーだけじゃねぇぞ?」
決闘の時と違ってサッカーはDFでも手を使わなければゴールぐらい守れる。だから、キーパー1人破れるからどうした?キーパー破ってもゴールに刺さらなきゃ関係ねぇ。
「だが、この前のバックトルネードとは格が違った……俺1人じゃさっきのシュートで決められていた」
「気にすんな。それは単純に前の決闘で向こうが手を抜いてただけだ。それに次止めりゃいい。そんだけじゃねぇか」
「あ、ああ」
「ただ、十六夜。次はカウンターシュートも対策されるぞ」
「奇襲でこっちの先取点。次決まらなくても後は純粋に点を重ねりゃいい」
というか、あのバックトルネード。やっぱ、八神のシュートよりはよえぇな。
で、向こうのキックオフで試合再開。再び三兄弟で攻めてくる。
「今度こそ決めてやる!」
ピンクから再び緑へ。
「バックトルネー……何!?」
「撃つまでが遅いよ、キミ。鬼道!」
このシュートはわざわざヒールで蹴る必要がある。だからというわけではないが蹴ろうとする時に一瞬隙が生まれる。後は、そこでボールを確保すればいいだけ。簡単だ。
「パスだ!パスをよこせ、みたいな」
再び木戸川清修の攻撃。
「撃たせねぇよ?」
「それはどうですかね?」
緑が空中に跳び上がった瞬間。ピンクと青がオレのマークに付く。
「これなら防げまい!」
「これで得点いただき!」
なるほど。オレに空中でカットさせず更にキーパーのところに戻らせない気か。なるほどねぇ。
「バックトルネード!」
でもさ、それって。
「今度こそ止める!爆裂パンチ!」
そして今度は完璧に弾いて見せた。
「よっしゃあ!」
うちのキャプテンには通じないんだよねぇ。オレは決して円堂が止められないからシュートを止めてるわけじゃないんでね。
前半も20分が過ぎただろうか。得点は相変わらず1ー0で、雷門リード。攻められる時間のほうが多いが未だ失点なし。
『おっと。これはパスミス。ボールはゴールラインを超え、雷門中のゴールキックだ』
ここで、向こうの連携にボロが出始めた。
「三兄弟が焦り始めたぞ」
ゴール前で鬼道、土門、一之瀬、オレ、円堂が話す。
「ま、ディフェンダーがあの三兄弟をマークしてるし、現状相手は早く1点取りたいだろうしな」
「ああ。だから、こちらに余裕があるうちに点を取っておきたい」
「だけど、アイツらは豪炎寺を特に警戒しているはずだぞ」
「じゃあ、どうすりゃいいんだ?」
「その警戒を利用するってのは?」
「それがベストだろうな」
「豪炎寺囮作戦といったところか」
そのまま鬼道は作戦を豪炎寺、染岡に伝える。
で、ゴールキック。円堂はゴール前にいた、オレにパスを出す。
『これは!?』
「おぉ!」
「マジそれ!?」
「わざわざチャンスをくれるとは!」
『円堂は十六夜に預けた。そこに武方三兄弟が襲いかかる!』
しかし、そこで鬼道がある指示を出す。
『おっとその間に豪炎寺と染岡がサイドから駆け上がっていく!』
で、三兄弟が後ろを見た時、既に土門と円堂は前線へと駆け上がっていた。
「鬼道!」
オレはセンターライン付近にいる鬼道へパス。そこから一之瀬へボールをつなぐ。
染岡と豪炎寺につられ、ディフェンスは両サイドに寄って中央がガラ空きになった。
「行くぞ!」
3人はトップスピードで走り一点で交わる。
『トライペガサス!』
やっぱり、あの青い炎ってどっから出したんだろう。摩擦かな?
で、そのシュートは相手キーパーを弾き飛ばしゴールへ。2対0っと。
「よっしゃぁ!」
『何とキーパー円堂も加わった攻撃で雷門中追加点!木戸川清修を突き放した!』
円堂と豪炎寺がハイタッチをする。そしてそのまま前半は特に何もなく終わっていった。
勝負は後半戦。今までにあまりない雷門がある程度リードしてから戦うという状況。さてどうなることやら。
十六夜君の二つ名アンケート
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ペンギンマスター
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変幻自在のペンギン使い
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