それに当たり、後一人、他作者様のイナズマイレブンのオリ主をお借りできればと考えておりましたが、貸していただけるということで締め切らせていただきます。
本編は世宇子へ行くので心配なさらず(いや、むしろこの流れでどうやったらオーガに行くんでしょうね)
「「「合宿?」」」
イナビカリ修練場にて練習するオレたちに告げられた合宿宣言。
「ああ。学校に泊まって皆で飯でも作ってな」
「許可は私が取っておきました」
それを聞いて1年生たちは喜ぶ。なるほど。面白そうだな。
しかし、ここで円堂が否定的な意見を出す。
「待ってください監督。飯でも作るって、そんな呑気なこと言ってる場合じゃ……世宇子との試合は明後日なんですよ?それまでにマジン・ザ・ハンドを完成させないと……」
「完成させないと、なんだ?何かあるのか?」
「そうしないと、シュートが止められないし、試合にも……」
「はぁああああ。めんどくせぁなぁ最近のお前は。事あるごとにマジン・ザ・ハンド、マジン・ザ・ハンドって。1回その凝り固まった頭をリセットしろ。根を詰めても簡単にできねぇことくらいオレでも分かる。だから、1回リラックスしてみろ。リセットしてスッキリしたら、何かいいアイデアが浮かぶかもしれねぇだろ?それに、合宿なんていいじゃないか?楽しくわいわいやれば。いい思い出になるぞ。きっとな」
1度味を占めると溺れる感覚。
必殺技ってのは確かにすげぇが、そのせいでいざ通用しなくなった時にここまで堕ちてしまう。あの円堂までもが堕ちるのか。それとも、円堂が必殺技なしじゃ何もできねぇ奴だったのか…………あーあ。今のコイツからは木戸川清修まで付いてきた円堂守と同一人物じゃない気がしてならない。一体、誰だお前は。
「…………」
「決まりのようね」
「皆用意して5時に集合だ」
一旦家に帰り、さっさと準備して学校に向かう。体育館では先生たちが布団を敷いていた。
「十六夜君か。早かったな」
見たとこ一番乗りか。まぁ、当然か。
「はい。あの響木監督はどちらに?」
「多分、菅田先生のほうに」
「ありがとうございます」
鞄をとりあえず、端のほうの布団の上にのせて出ていく。えーっと。
「あ、響木監督」
「十六夜か。早いな」
「まぁ、家にいてもやることありませんしね」
とりあえず、八神のほうは今日はなしの方向で大丈夫だ。連絡済みだ。
「でも、合宿なんていい響きですね」
「まぁ、この合宿が何かきっかけとなればいいが」
「アイツなら大丈夫ですよ。きっと」
さて、自分の布団のところに行って、アイマスクを付けて。
「おやすみなさい」
皆が来るまで寝よう。
円堂は驚いていた。体育館に着くと目の前には綺麗に人数分並べられた布団が。
「皆、やめなさいよ!」
木野の注意する声が響く。
注意した先では、壁山、少林寺、栗松、音無の4人が絶賛枕投げ中だった。そして、流れ
「宍戸、お前枕なんか持ってきたのか?」
「俺、これがないと眠れないんです。ほら!触ってみて下さいよ!最近流行りの低反発枕!」
宍戸は宍戸でMY枕を持参し、半田と喋っていたり、マックスは影野に寝るときの限定品のキャップを見せたり、目金は自分の枕元にフィギュアを並べたり、極め付けは……
「…………スー……」
もうアイマスクを装着し、既に寝ていて、『夕食ができたら起こしてください』と丁寧に枕元にメモ用紙をおく奴がいたりと、
「お前ら何しに来たんだ……」
今回ばかしは円堂の言い分も正しい。円堂はあきれながら十六夜を起こすのだった。
そして迎えた夕食作り。合宿というのはいろいろある。夕食づくりでは皆がどれだけ料理ができるかが一目でわかる。豪炎寺は上手かったり、少林寺は注文が細かかったり、鬼道のゴーグルをつけると目が染みなかったり。いろいろと、
「くそ、どうすりゃいいんだよ!」
ただ1人。円堂は秘伝書とにらめっこをしていた。
「おいこら円堂!何キャプテンが夕飯づくりをサボってんだ!」
声を出したのは十六夜。円堂に夕食ができてないのに起こされて不満なのである。ただ、怒りながらも夕食を手際よくかつ丁寧に作っていくのだった。
と、なんやかんやある中で、壁山が半田の背中をつっついていた。
「何だよさっきから」
「だから、トイレ……」
「トイレ?だったら行けばいいだろ?」
「ひ、1人でですかぁ……?」
壁山の言い分だとお化けが怖いからついてきてほしいらしい。で、結局、
「なんでオレも……」
壁山、影野、何故か十六夜という3人で壁山のトイレに行くことにしたのだ。そして、
「出たッス~!ででででででで出たぁああああッスよぉおおおおおおおおお!」
壁山がダッシュで円堂たちのところに帰ってきた。
「おおおおお化けが、ささ、3組の教室に……」
「確かに誰かいた」
と、壁山の背後から出てきたのは影野。どうやら、3組でお化け、あるいは人影を見たそうだ。
「誰か大人の人が」
しかし、大人は全員この場にいる。と、ここで半田が影山の手下じゃないか?と言い出す。
「あ、あれ……?」
そんな話の最中、壁山が声を出す。
「どうした?壁山」
「い、いや、十六夜さんが……」
「十六夜がどうかしたのか?」
「一緒に来ていたはずなのに消えた」
「「「えぇぇぇっ!?」」」
あまりの発言に驚きを隠せない一同。
「どういうことだ!?」
「まさか、十六夜が捕まったのか!?」
「よ、よぉし!十六夜救出作戦!行くぞぉ!」
「「「おぉっ!」」」
お化けの正体を見破る。ではなく、十六夜救出に目的が変わった一同。しかし、
「あれ?雷門。それに監督。壁山と目金以外のアイツらは?」
「何してたのよ!」
いや、壁山に着いていってトイレに行っただけですが。と内心で思う十六夜なのだ。
「皆、貴方を捜しに行ったのよ!」
「わぁーお」
つまり、捜索隊の誰ともすれ違わず普通に帰ってきたのだ。
「で、3組に誰がいたんだ?」
「あービルダーさんですよ。伝説のイナズマイレブンの」
「ビルダーが?」
「はい。何でも合宿だからって。で、どうしてアイツらが?」
「影山の手下じゃないかって。それに十六夜君が捕まったんじゃないかって」
恐ろしく見当違いにも程があるって、思いながら肩を竦める十六夜。
「で、別件なのだけども……火を見ててくれないかしら」
「あーカレーを焦がさないようにね。りょーかい」
あれからビルダーさん筆頭にイナズマイレブンが来て、マジン・ザ・ハンド養成マシーンというのを貸してくれた。曰く重要なポイントを身に着けるためのものらしいが、
「か、かてぇ」
錆びついていてハンドルが回らない所からスタートした。
で、みんなの協力で何とか動かし、円堂は仲間の大切さに気付きながらクリアすることができた。そしてステップ2として、
「何でオレがここにいるのだろう」
オレ、鬼道、豪炎寺の3人が、ボールを持ってゴール前に立つ円堂と向かい合っていた。
「よし、イナズマブレイクだ」
…………へ?
「行くぞ!」
「おう!」
「お、おう?」
あの時の円堂の見よう見まねでやったら、
「マジン・ザ・ハンド!」
何かこっちはでき、円堂も全身からオーラが出てる……が。円堂は吹き飛ばされた。
「もう1度!」
と、何発か打ち、イナズマブレイクの精度は上がっていったが、
「くっそぉ!何でできないんだよ!」
円堂の方は出来なかった。
「監督」
「ああ。何か、根本的な何かが欠けている……」
根本的な……うーん。円堂が全身から発してたあのオーラ。あれを1点から出すことができれば変わる気がする……が。
「やはり、マジン・ザ・ハンドは大介さんにしか出来ない幻の必殺技なのか?」
幻……か。そのことに暗くなる雷門イレブンやイナズマイレブンの人たち。
「ちょっと皆どうしたのよ!負けたみたいな空気出して!まだ試合は始まっていないでしょう?」
「でも!相手のシュートが止められないんじゃ……」
「なら、点を取ればいいのよ!10点取られたら11点。100点取られたら101点。そうすれば勝てるじゃない!」
……無茶苦茶だが、確かにその通りだ。最後に取った得点が、取られた得点を上回っていればいいんだから。
「木野先輩の言う通りですよ!点を取ればいいんですよ!」
音無と木野の意見。あぁ、簡単なことを忘れていたな。守ってるだけじゃどのみち勝てねぇ。点を取らないとな。
「よぉーし!行くぞぉ!俺たちの底力!見せてやろうぜ!」
「「「おぉっ!」」」
負けたわけじゃねぇ。マネージャーたちの……円堂の言葉で皆の目に灯がともった。そうだ。それが円堂守だよ。
主人公習得技
イナズマブレイク
シュート技
パートナー 円堂、豪炎寺、鬼道から2人
対して練習してないのに監督の無茶ぶりで出来た技。
流石に鬼道のポジションではまだ出来ない。