超次元サッカーへの挑戦   作:黒ハム

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令和最初の投稿です。
あと一つの番外編とオーガは後にやることにしましたのでここからエイリア編開始です。
また、十六夜君の二つ名アンケートは締め切ります。沢山の協力ありがとうございます。
あと、番外編についても最低人数は達しているので締め切りますね。
また機会がございましたら協力していただけると幸いです。
では、エイリア編。スタートです。


エイリア編
宇宙人襲来!?


 フットボールフロンティア決勝戦から早くも1週間が経ったころ。オレは、

 

「で、なんでここなんだ?」

 

 フットボールフロンティアの会場、フロンティアスタジアムに呼び出されていた。

 今日の空は灰色だ。呼びだした人間……昨日ぶりに会う八神の纏う空気は昨日のソレとは変わり、恐ろしいまでに冷たくなっていた。何だ?この空気。何だ?怒ってるのか?コイツは。

 今日も今日とて河川敷で普通に部活はある。いや、昨日までいろいろあって普通に部活やってなかったか?でもそんなのどっちでもいっか。こいつとの練習は欠かさなかったからな。で、今日のあいつらとの練習、オレは遅刻という形にしておいたが……まぁいいか。

 

「今、ここを中心に学校破壊が行われ始めている」

「…………は?」

 

 いきなり何言ってんだコイツは。まさか頭が逝かれたのか?

 

「我々、エイリア学園の手によってな」

「…………えーっと。やらせ?ギャグ?ネタ?ドッキリ?」

「真実だ」

 

 やべぇ。どうしようもなくやべぇ。意味が分からなさすぎて超やべぇ。

 落ち着いて整理しよう。まず、朝。短く『フットボールフロンティアの全国大会が行われた会場前に来い』とあって、それを了承。で、着くと、服装はいつも通りだが、足元には見たことないボール……と思ったらあれだ。前に蹴り込まれたボールだ。そんで、目が一切笑ってなく冷たい雰囲気を纏う八神。……え?遅れた?いや、時間書いてなかったし。で、これだ。

 結論。マジで意味不明。

 

「我々のチームの1つ、ジェミニストームが雷門中に現れた」

「ちょっと待て。どこからツッコミを入れればいいか分からなくてすっげぇ混乱しているんだが」

「現在、雷門にいたチームとサッカーにて試合中」

「そこ話進めちゃう!?混乱してる人差し置いて普通話進める!?」

「貴様には選択肢がある」

「選択肢以前の問題なんですけど!?」

「…………ダメだ」

「はい?」

 

 え?ダメだし?まさかのダメだし?

 

「どうも貴様とは真面目な感じで話せないらしい」

「お前がオレを置き去りに話を進めようとするからだぁ!」

「じゃあ、率直に言ってやろう」

 

 すると、手を差し述べる八神。

 

「私と来い」

「ちょい待て。誰が話を進めろと言った。全然理解できてねぇぞこっちは」

 

 絶対、八神に問題があると思う。コイツ、国語できないのでは?

 

「お前ともう1人の力は我々の認めるところだ」

「なんか認められてた!?」

「だから来い」

「だから何でそうなるんだよ!?」

 

 必殺技以上に意味不明だコイツ!

 

「ああ、もう。埒があかないな」

「あかない理由はお前が全然説明しないからだよ!」

「そうか?逆に問うがお前は何を知りたいんだ?」

 

「全部だよ!」

 

「……わ、私の全部を……知りたいのか?急にそんなこと言われても……」

 

「今の現状についてだこのバカ!」

 

「……何だ」

 

 アホだろコイツ。

 

「じゃあ、知りたいことの要点を纏めて話せ」

 

 お前が言うなお前が。

 はぁ。とりあえず頭の中で考えて、

 

「じゃ、1つ目。雷門中で何が起きてる」

「エイリア学園のチームとサッカーで戦っている……いや、戦っていたが正しいか」

 

 過去形だと?じゃあ決着済みってとこか?

 

「誰が」

「そこまで聞いてないが大人らしい。そしてそいつらは我らに敗北し、雷門中は破壊された」

 

 …………ん?じゃあ、円堂たちじゃないのか?というか今さらっと恐ろしいこと言わなかったか?

 

「2つ目。エイリア学園って何?」

「宇宙人の集まり」

 

 ……地球に住む人間も広い意味では宇宙人だな。よし。…………いや、何もよくねぇけど。

 

「……3つ目。お前は誰?」

「私は八神玲名。いや、ここではウルビダと名乗るべきか。エイリア学園のガイアというチーム……まぁ、要するにエイリア学園に所属している」

 

 ……ウルビダ?なにそれ。なんでウルビダ?ん?んん?

 

「…………4つ目。何故オレと接触した」

「最初は偶然だ」

 

 偶然って怖いな。

 

「……5つ目。で、お前の提示する選択肢はお前に付いていくか否か。違いないか?」

「そうだ」

「で、今の荒唐無稽な話で付いていくと答えると思うか?」

「はい」

「なめんな」

 

 はぁああああああああああああ。

 とここでポケットが微かに振動していることに気付いた。

 

「ちょっと待て。電話が入った」

 

 そして背を向けるオレ。

 

『何してるのよ貴方は!何度もかけてたのに!』

「この声は雷門か?悪い気付かなかった」

 

 ただ、何故第一声で怒られるのだろうか。すごい疑問だが、とりあえず、何でこいつがオレの携帯番号を知っているかについては、スルーしておこう。円堂辺りが教えていたんだろうな。うん。

 

「で、何してるかって?今、ちょっと野暮用で頭のおかしいやつに付き合ってる」

『そう……じゃなくて、今から傘美野中に来れる!?』

「今から?しかも傘美野?何でだ?」

『試合よ!宇宙人とサッカーの試合よ!』

 

 そこやっぱり何かおかしくね?

 

『さっき雷門中が破壊されてしまったの!』

 

 おいおい冗談だよな……その笑えねぇ冗談聞くの2度目なんだが。

 

『現状、うちは豪炎寺君、一之瀬君、土門君、そして十六夜君の4人が欠けているのよ!』

 

 ちょっと待て。この4人が欠けるって相当マズい気がするが、もっとマズいのは、

 

『そのせいでこっちは目金君以外全員出ることになったわ!』

 

 だよなぁ……人数がギリギリなんだよなぁ……。

 ただ、向かいたいが1つ問題がある。

 

「試合が開始してどれくらい経った?」

『前半始まって5分ってとこよ!急いで来なさい!今回の相手は相当マズいわ!』

 

 ブツッ、と切られる電話。そう、その問題と言うのは……

 

「こっから走ろうがタクシー使おうが間に合わねえかもしんねぇ……!」

 

 時間だ。くそっ、何で割と主力勢が居ない中試合始めてんだよあのバカは!まだ鬼道が欠けていないだけマシか!

 

「お前が試合に間に合う方法は1つある」

「……あ。イビルズタイムの連続使用か」

 

 ただ、アレをこっから傘美野まで使うと、結構疲れるんだけどなぁ……それこそ、着いた瞬間ぶっ倒れてそう。

 

「それ以外に方法はある。私がお前をそこの付近まで送る」

 

 何だこいつ。マジで分からんのだが。

 

「ただな十六夜。予言してやろう。お前は試合後、必ず私の誘いに乗る。それでも行くか?」

「こっちは行くしかねぇんだよ」

「そうか。なら、また会おう」

 

 その瞬間。オレはボールから溢れ出る光に包まれた……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 光が止み、開けるとそこには……!

 

「ここどこだよ!」

 

 明らかにさっきいた場所とは違う。どこここ。だれかヘルプミー。

 

「十六夜!」

「豪炎寺か!?」

「急いで傘美野に向かう!」

「ここどこ!?」

「付いて来い!」

 

 ダッシュする豪炎寺。訳も分からず付いていくオレ。一刻を争うのは分かる。分かるが……

 誰かオレに現状を分かりやすく説明してくれ!マジで頼むから!




次回は軽く円堂たちサイドから始めます。
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