超次元サッカーへの挑戦   作:黒ハム

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今更思ったこと。
うちの八神さんにポンコツ属性ついてね?


新生活スタート 

 そして光が止み、連れてこられた場所は……

 

「どこの基地だよここ!」

「?私たちのだが」

「ちげぇ!ここは何処だって話だわ!」

「?富士山」

 

 富士山にこんなもん作っちゃったの!?マジで何やってんのアンタら!てかUFO!?まさかのUFO!?アンタら地球人だよな!?

 

「ほら、行くぞ」

「というか、何で入り口からなんだよ。そのボールでさっさと中に入ればいいじゃん」

 

 仕組みはわからんがそのボールは某青タヌキの何処にでも行けるドアと近い仕組みな気がする。だったら、中に入ればいいのに。わざわざ外にいる意味が分からん。

 

「ふっ。お前にこの素晴らしい外観を見せたくてな」

「それだけの理由!?」

 

 ガキか!自慢したいガキか!と、入り口に行くと、

 

『承認コードを確認しました』

 

 開いてくドア。うわぁーハイテクだなーそして、微妙にどや顔なのが凄いムカつくー。

 

『シンニュウシャアリ。シンニュウシャアリ』

 

 ん?侵入者?目の前に並ぶロボット。後、サッカーボール。…………何でサッカーボール?

 

「おい、八神。侵入者って誰のことだろうな」

「……さぁ?」

「おい、八神。まさか、侵入者ってオレのことじゃないだろうな」

「…………さぁ?」

「おい、八神」

『ハイジョシマス』

「お前に警備システムを解除しておくとかそういう頭はなかったのか!」

 

 一斉に蹴りだされるボール。それをオレは止めながら、未だ顔を背けてこちらを見ない八神に問い詰める。

 

「馬鹿なのか!?馬鹿だろ絶対!どこの世界に連れてきといて、侵入者として排除しようとする馬鹿がいるんだ!」

「ああうるさい!これぐらいの警備を突破できないようでは、追い返してもこちらの痛手にならない証拠になるだろうが!」

「逆ギレ!?まさかの逆ギレ!?絶対図星を突かれたからだよな!」

 

 そう思いながらボールを蹴り返し的確にロボットの頭にぶち当てていく。すると、動きは止まった。

 

「流石だ。行くぞ」

「はぁ……頼むから面倒事だけは勘弁して……」

 

 おかしいなぁ。もしかして、ここに連れてこられたのって八神の独断?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「入ります。お父様」

 

 この基地には似合わない和室。そこに居るのは1人の……老人?

 

「ウルビダか。そちらは?」

「十六夜綾人です。先日お伝えしたとおり、新たなガイアの一員です」

「そうか。私は吉良星二郎。私のことはどんな風に呼んでもらっても構いません。よろしく」

「十六夜綾人。よろしく、おっちゃん」

「十六夜!お父様になんて呼び方を!」

「まぁまぁ。私が許可したのです。それに堅苦しくなくていい」

「はぁ」

 

 マジか。適当に呼んでみたら認められたよ。

 

「さてと。入りなさい」

 

 入って来たのは紅い髪を逆立てた少年……何か服装が独特にセンスをしている。あ、これユニフォームか。にしても変わってるなぁ。……え?今日からアレ着るの?マジ?

 

「彼はグラン。これから君の所属するチームのキャプテンです」

「よろしく、十六夜君。早速だが君の呼び名を決めたいんだが」

「呼び名?」

「ああ。無論本名以外でな。お前もここでは私のことをウルビダと呼べ」

「へいへい。まぁ、呼び名なんて気にしないですし、どうぞご勝手に決めてくれて結構です」

「…………うーん。ムーン。でどうだろう?」

 

 なるほど。十六夜だからムーンか。

 

「オーケー。じゃ、これからはムーンとしてよろしく」

「じゃあ、ムーン。次は君のユニフォームを合わせよう」

 

 パンパン

 

 2回手を叩くと何処からともなく現れた人たち。……本当に人だよな?

 

「君のユニフォームを合わせてくれる。付いていきたまえ」

「じゃ、いってきまーす」

 

 割と面倒見がいいと言うか……何か裏があると言うか……ま、いっか。

 てか、何でエイリア学園と呼んでいるのか聞くの忘れたけど、今度でいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、ユニフォームというか練習着というか、ま、無事サイズを合わせ、これから過ごすことになる新たな部屋に案内されるが……

 

「まぁ、普通だな」

 

 部屋はベッドと机と最低限のもの。風呂とトイレは別のとこにあるが、シャワーなら浴びられるらしい。ただ、部屋の広さはそこそこある。

 

「リフティングとかできんじゃね?」

 

 というか、一応部屋でもボールコントロールの練習はできそうだな。まぁ、普通はしないだろうけど。いや、荷物動かすの面倒だし。

 

 コンコンコン

 

 と、ノック音が聞こえる。

 

「どうぞー」

 

 入ってきたのは、

 

「グランか。どうした?」

「どうだいムーン。部屋の過ごしやすさは」

「快適だよ」

「そうかい」

「で、本題は?」

「ああ。俺はね。まだ君の実力を認めてない」

 

 でしょうね。

 

「ウルビダの推薦で君をガイアに入れることにした。確かに今までの活躍からするに君の実力は一定以上ある」

「へぇ。アイツの推薦ね……」

「ジェミニストームと同等以上……というのは先日証明された。ただ、だからと言って新参者を急にこのチームに入れるとなると、何かと厄介な事情がこちらにもあってね」

「で?じゃあ、オレをジェミニストームだったか、そこに入れるのか?」

「うーん。ウルビダは何も説明せずに君を連れてきたのかな?」

「ああ。全くもってその通りだ」

 

 大いに肯定しよう。

 

「じゃあ簡単に説明しよう。今、このエイリア学園には5つのチームが存在している」

 

 …………え?マジで?それって、アイツらにとっては絶望的じゃない?

 

「セカンドランクのチーム、ジェミニストームとファーストランクのチーム、イプシロン。それにマスターランクのチーム、ダイヤモンドダスト、プロミネンス、そして我らガイア……いや、ザ・ジェネシスと言うべきかな」

 

 おい。コロコロ名前を変えるんじゃない。分からなくなるだろ。

 

「強さの順位的にはどうなんだ?」

「今言った順に、後の方が強くなる感じだよ」

 

 つまり、ジェミニストームは最弱と。そして雷門は最弱に負けたと。

 

「ただ、ダイヤモンドダストとプロミネンスはほぼ互角。ガイアがその2つより頭1つ上だね」

「あー何となく分かった。要は他チームからの疑問と不満だろ?」

 

 ダイヤモンドダストとプロミネンスはともかく、イプシロンからすれば急に現れたやつが自分より上のチームに配属されるというのが気にくわないのだろうな。

 

「そう。それにマスターランクのチームとセカンド、ファーストランクのチームは少し事情が違うしね」

「事情が違う?」

 

 事情とかあんの?

 

「うーん。そこはウルビダに説明を一任するよ」

「……え?アイツで大丈夫?」

「まぁ、俺が説明するよりかはね」

 

 いや、そういう問題じゃないんだが……説明役にはまともな人を当ててほしいんですが……

 

「さてと、1時間後にグラウンドにね。ちょっと君にやってもらいたいことがあるから」

「へいへい」

 

 そう言い残して出て行ったグラン。というか……

 

「何か複雑だなぁ……」

 

 そう思いながらオレはベッドで寝そべることにした。

 

「……そういや、グラウンドってどこ?」

 

 1つの疑問を残しながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいグラン。余計なことは吹き込んでないだろうな」

「心配しなくとも君のお気に入りは取らないさ。ウルビダ」

「ふん」

「君が毎晩のように出かけていたのは彼のためか」

「何か問題でもあるか?」

「いいや。ウルビダがそこまで入れ込むとは珍しいってね。もしかして好きになったのかい?」

「…………ふざけたことを抜かすなよ。グラン。恋愛など今の私には不要だ」

「はは。彼への説明は頼んだよ。それと分かってると思うけど」

「この後試すんだろ?アイツなら問題ないさ」

「そうであるといいね」

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