ペースを頑張って維持したい今日この頃です。
正式加入も終え、その日の夜。オレはある場所に連れてこられた。
「……なにここ」
「ここはもうすぐ廃棄する予定の訓練施設だ」
「訓練施設って……ん?廃棄する予定?」
「ああ、なんでもここの情報が漏れている危険があるそうだ。それに私たちには既に無用の代物だからな」
なるほど。見つかって足がつく前に逃げてしまおうと。というか、無用の代物って……。
「外部の者が侵入した形跡はない。侵入していたとしても夜であれば誰も使わないだろう」
しかも、このボールでワープしているから入り口から入らなくてもよい……と。なるほど。
「ここからの特訓は必殺技禁止な」
「へーい」
普段も使ってない気がするのは、気のせいということにしておこう。
「……で、これは?」
「ランニングマシンに近いものだ。これからやるか?」
「んーじゃあそうするわ」
というわけで、最初はランニングマシンみたいなやつからになり、オレは走る部分のところに立つ。
「行くぞ。最初は……いや、最初からレベルマックスでいっか」
「ちょっお前。今なんて……!」
何段階あるかは知らん。知らんけどどうしたら最初からレベルマックスで行こうって考えになるんだ!?てかこれ速っ……!
「うぉっ!?」
「あ、言ってなかったが走る部分は波打ったり傾いたりするぞ」
「先に言えぇっ!」
ただえさえクソ速いのにそれに加えて走る部分の変化だと……って!
「あぶなっ!」
「あ、言ってなかったがスパイクに見立てた物が飛んでくるぞ」
「先に言えぇっ!」
ふざけるなよおい!?ただえさえ足下は不安定なうえになんか飛んでくるだと!?
「おい一旦ストップ!ストップ!」
「あー悪いがこれ以上のレベルはないんだ。すまないな(ニヤニヤ)」
「ちげぇよこの鬼!オレは止めろって言ってんだ!」
「あぁ?誰が鬼だって……!」
「あ」
やっべ。怒らせたかも。すると、ボールを持って反対側へ移動する。そして、
「はぁっ!」
シュートを放つ。やべっ!避けないと……!
「いった!?」
と、シュートに気を取られスパイクのようなものに当たりそのままクッションまで吹き飛ばされる。
「まだまだだな」
「ちょっと待て!今のは酷すぎるだろうが!?」
「やれやれ。次のところ行くぞ」
お願いだから話を聞いて!というかこっちは疲れたんだけど!?
「…………ここもランニングマシン?」
で、次やってきたのはさっきよりワイドになったランニングマシン。
「まぁ、最初からレベルマックスでいっか」
「ねぇウルビダさん。そういうのよくないとオレは思うんだ」
「よし、行くぞ」
「話を聞いて下さいマジでお願いしま……!」
動き始めたマシン。…………あれ?
「さっきよりマシ?」
しかし、何も飛んでこなければ変化もない。あれ?
「さぁ、それはどうかな?」
すると、急に走る向きが反転する。
「後、上にも気をつけろよ」
「っとと。え?上……嘘だろぉっ!」
必死のダッシュで上から落ちてくるモノを回避する。なるほど。ハンマーみたいな要領でオレを潰しに来ると。って今度はまた向きが反転したぁ!?
「さっきが一直線に走るだけなら今度はコロコロと反転するって感じだな」
「冷静に観察してないで!?」
「ん?私も混ざれと?」
誰も言ってないですそんなこと。
「いいだろう」
良くないです。
すると、ボールを持つウルビダさん。
「じゃあ、このままパス練習な」
そして、蹴り出されるボール。安定しない足場。
「おい、マジかよ!」
何とか食らいついて蹴り返すもウルビダの遙か頭上へ。
「全く、相手に返す精度も大切だぞ」
しかし、そのボールに到達してこっちに返して来る……!
「ハンマーみたいなのと同時!?」
何とか避けてパスをする。
「そうだ。その調子だ」
ダイレクトで返してきた。待って。少し時間をおいて。頼むから……!
スパルタパス練習も一段落ついて、今度は……
「シュート練習?」
「ああ。お前は一応全ポジションこなせるからな。ここもっと」
すると、ゴールの前に立つのは明らかにヤバい機械。もといロボット。
「ウルビダさんや。まさかと思いますが……」
「ああ、レベルマックスだ」
……………………。
「お願いします。レベル1からスタートさせてくださいマジで」
土下座しました。もうね。身体ボロボロなの。分かる?ねぇ分かる?プライドがないのかって?いや今プライドとかいらねぇからこの状況で。
「…………はぁ。そこまでするならいいだろう。じゃあレベル1からな」
「ありがとうウルビダ。マジで感謝している」
レベル1。さっきのに比べたら可愛いのが出て来た。
「いけっ」
ボールは正面。ロボットは…………粉砕した。
「…………え?」
「次行くぞ」
レベル2。さっきよりは強そうなのが出て来た。
「いけっ」
ボールは正面。ロボットは…………粉砕した。
「…………嘘?」
「次行くぞ」
レベル3。何か腕を伸ばして回転してる。
「いけっ」
ボールは正面。ボールははじかれた。
「なんのっ!」
弾かれたボールに走って追いつき、ダイレクトで蹴り返し、シュートすると、ロボットは粉砕した。
「もうレベルマックスでいいか?」
「実害がなさそうなのでやっちゃって大丈夫です」
レベルマックス。うん。ごつい。
「いけぇっ!」
今出せる全力。しかし、簡単にはじかれた。
「もう一回っ!」
結局何十本か打ったがゴールを奪えなかった。畜生。
「で、今度は……明らかにキーパーの特訓だよな」
何か円形の台の上に立っているけど、後ろにはゴールがある。実にシンプルだ。
「じゃあ、行くぞ」
そして、無数にある穴の中の1つからボールがものすごい勢いで繰り出される。
「ちょっ、風が来てるんですけど!?」
風圧を感じるんですが?と、思いながらボールの正面に移動しようと……
「なっ!傾いてる」
して、台が傾く。しまった!オレがバランス取ってるのかこれは!
「って変化した!?」
しかもシュートの方も途中でコースが変わるおまけつき。おいおいマジで言ってるのかよ。
とかなんとか思いつつも必死に食らいついて弾き飛ばす。
「…………でも不思議だ。このマシン。先の3つに比べたら簡単そうだ」
「じゃあ、難しくしてやろうか?」
「うぇ?これって最高レベルじゃあ……」
と、ボールを持って移動するウルビダ。
「どうしてもこのマシンだとインターバルがあるからな。私も一緒に撃つとしよう。安心しろタイミングはずらすから、2個同時に行くことはない。理論上は止められるはずだ」
「現実的には無理ですけどぉ!?」
「行くぞ!」
ヤバい。マシンの方の次はウルビダ。ウルビダの次はマシン。一息ついてる頃には次のシュートが来てる。鬼畜過ぎんだろぉ!?
「あ……」
余りの連続攻撃(シュート)に流石に対応しきれず、一緒にゴールに突き刺さった。
…………あ、もう………………疲れた。
そう思ったオレはもう意識を手放すことにした。
「…………ん」
「起きたか?ムーン」
「ああ、ウルビダ……」
見るとここはオレの部屋だった。
「流石に無茶させすぎたか?」
今更何を。
「だとしたら悪かったな。ちょっと急がせ過ぎたかもしれない」
「謝ることはないさ。オレの実力不足ってだけだ」
ほんと、オレの実力不足ってだけ……だよな?まさか誰にもクリア出来ないとか言わないよな?絶対クリア不可能のムリゲーとか言わないよな?
「だからクリアするまでやってやる」
「フンっ。お前ならあと2日もあればクリアしそうだけどな」
まぁ、勝手は分かったし、最初の2つはまだいける。問題はあのシュートのだけかな。あれは純粋なキック力不足だし。
「今日はもう休もう。じゃあなムーン」
「ウルビダ。また明日から頼むな」
閉じていく扉。ああ、なんか……
「オレ生き延びれるかな?」
……よし、寝よう。実はまだ今日来たばっかなんだよなぁ……おかしい。ハードすぎるんだが?
改めましてお久しぶりです。
ここまで投稿が開いたことをお許しください(不定期更新タグを真面目に考え始めました)。
一応世界編までのプロット……までは行かなくても見通しは立っているんですよ(書いているとは言っていない)。
ただ、ふとあれやりたいこれやりたいと考え始めるとキリがなくてですね……。
今、なんとなくGO2、時空最強イレブンの話もやりたいと思ったり。
十六夜君をぶち込むだけだと面白みがないから最強イレブン11人をそれぞれ投票(アンケート)で決めてやってみたいと思ったり(それやると十六夜君が選ばれなさそうで怖い……まぁ、その時は適当に12人目とかにして無理矢理入れよう。主人公特権だ)。
こんな作者の作品ですがこれからも応援お願いします。
あ、ちなみに今日から一週間は毎日投稿します。