「マギアレコード」 Pueri et puellae magicis 作:ゆっくりff
~みかづき荘~
うっすらと窓から聞こえてくる小鳥のさえずりと、ドタドタ!と言う大きな足音に落ち着いた雰囲気の女性の大きな声でカズキはゆっくりと目を開ける。
マギウス翼との闘いで追った傷はこの短期間ですでに完治している。自然治癒の魔法はゆっくりと休める環境さえ整えていれば怪我の程度によるが1週間も必要ない。
とはいえ、いつもは早く起きて鍛錬でも…と考えている時間ではあるが、さすがにそれをやれるほど気持ちが乗っているわけではない。
こうして寝坊したのもいい証拠だ。神浜を周りに周って日々疲れがたまるばかり。たまにはこうしてゆっくり休むのも悪くない。
「とはいえ…少し寝すぎたか」
軋む体を何とか起こして肩をまわすと、あまり聞きたくない音があちこちから聞こえてくる。
「こりゃ、元に戻すのに苦労しそうだ」
とカズキは、さして問題もなさそうに気軽に声をあげてベットから跳ね起きる。
下からは、食欲をそそるいい香りが廊下にいながらでもわかる。
「そういや、最近はなんも食ってないな」
なんかもらおうと、カズキは階段をゆっくりと降り始めた。
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「あっ!カズキ君!もう大丈夫なの?」
下に降りると出迎えてくれたのは、オレンジの髪の活発な少女、鶴乃だ。
自分の家ではないというのに、外で鍛錬をして帰ってくると必ずと言っていいほどこの家に入り浸っている。
いっそここに住んだらどうかとも尋ねてみたが、私には大事な家がある!との事。
いいことではあるが、ならば向こうで過ごすのは普通なのでは……?と、一々突っ込んではきりがない。こういったことが自然にできる友人がいるのだからそれでいいではないか。
「そうだな。心配かけてすまなかった。また明日からは鍛錬を再開しようと思う。食事も作るぞ」
「食事はしばらく大丈夫ですよ。変わりは私がやりますから。鍛錬も…ほどほどにしてくださいね?」
制服の上から汚れないように可愛らしいピンクのエプロンを着たいろはがキッチンから顔を出し、注意をする。
もっとも彼女も、本当に守ってくれるとは思っていないようで、半ばあきらめたような口調をしているようだった。
彼と過ごした時間は短いけれど、昔話を聞きたいとやちよに聞いたらいろはが思った以上に色々な話が聞けたおかげで彼の性格はなんとなく分かっていた。
「おーい!カズキもはやくこいよ!」
「かずきさん、おはようございます」
背もたれに手を載せてブンブン!と手を振るフェリシラとペコリと礼儀正しくお辞儀をするさな。彼女達に軽く手をあげ、テーブルに着く。
「やちよはいないのか?」
「おう!なんか少し予定があるって、少し前に家をでていったぞ!」
足をパタパタさせて、目の前のホカホカの朝食にありつくのを必死で我慢してるようで先ほどからフェリシアは体をうずうずとさせていた。
「はいはい!フェリシアちゃん。皆揃ったから食べよう」
「待ってました!はやく食おうぜ!」
テーブルに並べられた色とりどりの料理を順々に手を出していきながら、カズキは今後の事を思考する。
(さて、マギウスとその配下について接触は成功できたが、正直に言って大した成果は得られなかったな)
分かったことは当然あるし、魔法少女との戦闘を行ったのにも関わらず、こうして五体満足で日常を送れるのだからそれだけで大した戦果になるのだが、それはあくまで…
(あの状況で考えた大した成果であって、最大の戦果を挙げられたわけではない。だが、同じ轍は踏まない。)
さしあたって、他の魔法少女のマギウスの翼への加入を阻止すること。そしてマギウスが成し遂げようとしている解放についての調査これが目下の課題と言った所だろうか。
そのためにも、もう少しだけ交友関係を築いたほうがいいだろう。幸いにしてやちよはかなり顔が利く。昔からここらの頭として活動してきた実績は伊達ではない。
彼女に協力してもらって、グリフシードの販売と言う、新たな生命維持の活路を見出してやれば、マギウスの翼に加入する魔法少女も少しは減るかもしれない。味方になればなおもよし。
「フェリシアちゃんは今日予定あるんだっけ?」
「昼はいらねーぞ!食べてくる」
「そうなると…今日は鶴乃ちゃんとやちよさんとカズキさんが家に残ることになるんですね」
「いろはも出かけるのか?」
かずきの問いにいろはは、友人と遊ぶ約束をしているようだ。さなも別で用があるようで、いろはの言う通り家には3人で残るようだ。
「鶴乃はどうするんだ?いろは達もいないのならここにいる意味もあんまりないんじゃないか?」
鶴乃は少し考えた後…
「えーとね。カズキ君に少し手伝ってほしいなってことがあって…」
「ほう?別に構わないぞ。さっさと食べちまうか。」
済んだ食器を手早く片して、いろは達を見送ってからカズキ達はリビングでコーヒーを手に対面して座っていた。
アツアツのそれを息を吹きかけてからちまちまとそれを口に運び鶴乃は息を吐いてからカズキを見据える
「それで俺に手伝ってほしい事があるらしいが…」
「うん!えっとね…私と戦闘訓練をしてください!」
そう言って鶴乃はブン!と風切り音が聞こえそうな勢いで頭を下げた
「何を言うかと思えば、戦闘訓練か…」
「カズキ君は確かに体のスペックは一般人と大差ないかもしれないけど、その戦い方は私達でも使えるくらいすごいものなんだよ!」
手をぐっと力強く説いてくる鶴乃。実際、体のスペックや純粋な殴り合いで実力のすべてを分かったつもりになって、カズキを馬鹿にする人間もかなりいる。
そういう意味では鶴乃は戦いなれしているし、カズキの動きをよく見ている
「いきなりだな…それに鶴乃、お前は強いとおもう。変に俺の技を身に着けて今お前の確立している技術を変えるのはよくないと思う。」
「強くなんかないよ!」
「……鶴乃?」
「強くなんか…ないよ…」
体を乗り出して、声を荒げた後寂しそうに顔を伏せる。
「私…今まで何度も迷惑かけて…大した成果もあげてないのに、最強最強!…って。それに、皆に一杯頼られて…勝手に自分で壊れて…」
「それは鶴乃だけの責任ではない。周りの人間もお前が負荷を背負っていると気が付かなったのが悪い。」
鶴乃はそれをブンブンと首を振る。彼女に何があったかカズキは話を聞いたことがないが、どうやらかなり根強い気持ちを持っているようだった。
「私ね、ちょっと前にいろいろと限界迎えちゃって…みかづき荘の皆に一杯迷惑を掛けちゃったんだ。起こるべくして起こっちゃったみたいな所あるから、そこは良くはないけどいいんだ。」
後からそれとなく皆に聞いた話では鶴乃はその持ち前のムードメーカーでやちよに次ぐチームを引っ張っていく存在だったとか。しかし鶴乃の笑顔の裏に隠された不安や悲しみに、誰も気が付くことはなかった
彼女はそこを突かれてマギウスによってウワサと融合。チームメンバーに牙をむいた。
「でも、そこからいろいろあって、皆で協力しようって手を取り合えたからよかっただよ…。だけど、ここ最近皆がメキメキ力をつけて、私すごい置いてけぼりな感じ…」
彼女はその事件の後笑顔と言う仮面を取り払った。つらい時はつらいと言い、仲間を頼るという事を覚えたのだ。
「皆を守る最強の魔法少女が一点、皆に頼りきりの魔法少女になっちゃった…。」
だが、それもいい事ばかりではない。鶴野は鶴乃、その本質を意気込み程度で変えられるわけがないのだ。いままで強さを求め続けてきた鶴乃は、中途半端に頼ることを覚えたせいで自分が弱いという認識をしてしまった。
純粋な力こそが本当の強さ、なんでもかんでも自分が頑張ればいいと言う認識をしていた彼女にとって頼るという行為を通じて、自身のやることが減り、結果としてスランプ状態に陥ってしまったのだ。
「なるほどな…」
「だから、カズキ君のその戦い方をぜひ学びたいの!こう見えても結構戦いは得意だから、もっと強くなれると思う!」
一種のあこがれ…みたいなものだろう。どんなに強い人…近い人だとやちよにも、弱い部分がある。鶴乃はそれを最近強く認識したはずだ。
そんな中に現れる、すべての事をそつなくこなす強い人。怪我をしたとはいえ…あくまでそれは一般人と言う巨大な荷物を背負っているからであって、仮にカズキが魔法少女クラスの強さを持っていたら…
「お前の熱意は分かった。でもすべてを教えるのはやはりだめだ。鶴乃にあった方法だけという条件なら教えられるものは教える。」
「ど、どうして!?」
「さっきも言ったと思うが、鶴乃の強さはすでに完成しているものだ。俺の強さとは相対的な位置にいる。水と油ならばそれで構わない、交わることはないからな。しかし、俺とお前の強さは白いキャンパスと黒い絵の具だ。交わったが最後、それが元の物に戻ることは二度とない。」
「分かんないよ…じゃあ、カズキ君の強さってなに?」
やはりまだ納得することはできないのだろう。鶴乃はあきらめずにカズキに問い詰める。
「一度見せてみるのがいいんじゃないかしら?」
教えたくないカズキと知りたい鶴乃の攻防を繰り広げていると、リビングの入り口にいつの間にか家主が帰ってきていた。
「早かったな…でよかったか?」
「ええ、本当にご近所さんに少し話が合っただけだから。おはよう、カズキ君。心配、したんだから」
「心配かけた」
やちよの方は本気で心配していたようで思いが込められているが、カズキとしては日常茶飯事とは言わなくともよくあることなので、正直ずっとこの調子では気が滅入る。
カズキは少し目をそらして、やちよに応対していた。
「それで一度見せてみるというのは?」
「そのまんまの意味よ。カズキ君の戦いを一度鶴乃に見せてみるの。貴方の戦い方は前々から分かっているし、正直私の戦い方はどっちかと言うとそれよりになっているし…」
「俺からしたらやちよの戦い方は十分鶴乃に似ていると思うがな…」
と二人は鶴乃に見せるという案を話さなくても採用しているようで、戦闘の準備に取り掛かる。
「ちょ、ちょっと…」
「体を動かす、と言う意味でもやちよとの訓練は良い訓練になる。お前はどうする?鶴乃」
「う~~~わかったよ!私も見せて!」
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やちよの準備は魔法少女の姿になる。それだけなので庭に出て鶴乃と一緒にカズキを待っている。
「ねえ~~!カズキ君の戦い方と私の戦い方が違うってどういうこと?」
「カズキ君は何も教えてくれなかったのよね?」
「うん」
「じゃあ私からも教えることはできないわ。彼は無駄なことはしない、きっとそれには何か意味があるのよ」
「えー師匠のけち…」
つまらなそうに口をとがらせる鶴乃に、苦笑いで答えるやちよどうやってもやはり教えるつもりは無いようだ。
「師匠も本当にカズキ君の事信じてるんだね。」
「そうね…彼には本当にお世話になったし、たくさん助けられたから…皆には悪いけれど、正直今一番信頼できる人よ」
うっとりしたその目はまさに恋する乙女…とはいいがたい、彼女の瞳にはいろいろな感情が込められている。惚れたから…という理由だけではなさそうだ。
「ありがたい話だが、あんまり大っぴらに言わないでもらいたいな。」
寝巻のような動きやすい服装から、いつものパーカーにジーパンというどこにでもいそうな青年となっていた。
もっとも、その下には武器と、魔法用の宝石が隠されているが。
「ふふっ、ごめんなさい。でもいまさらじゃない?」
「…本当に変わったな。やちよ」
さて、とカズキは腰に備えられているナイフを抜き出した。
「さて、鶴乃。今からやちよと本気で模擬戦をやろうと思う。やちよはその戦い方を確立させているから問題はないと思うから鶴乃はやちよの戦い方を見てほしい。」
「う、うん…でもカズキ君の戦い方が私と違うのを確認するのに、師匠の戦い方を見ているだけでいいの?」
「見比べるのが一番いいんだが…正直、すべてを理解するのは難しいと思うんだ。だから、何回かやるからそれを見比べてくれ」
コクコクとうなずく鶴乃を見て、満足したのか彼はポケットから2つの宝石を取り出し指輪に取り付ける。
「このあたりを結界で覆う。入り口からしかこちらの様子を認識できない、音もな。これで大丈夫か?」
「ええ、ここを訪ねるのもいまは魔法少女が多いから大丈夫よ。」
「久しぶりだから、一応確認しておくぞ。この訓練での怪我はなかった事になる。正確には魔法発動時の体の状態を保存して、どんなに怪我をしても元に戻せるってだけだが…」
「えっ!?それ最強の魔法じゃん!」
興奮気味に鶴乃が反応するが、これがいつでも使えるのなら、彼はそもそも怪我を負うことがない。当然ながら厳しい制約がある。
「これは訓練用に作った魔法だ。怪我を元に戻すためには、あらかじめ定めていた人物からの攻撃で負った傷じゃなければならない。」
「…?つまり、味方の攻撃で負った傷じゃないと治せない…ってこと?」
「正解だ。世界の理から大きく外れた魔法だからな、これくらいの制約をつけても2桁ないほどしかない。」
カズキは本当は味方もろとも攻撃して相手を無理やり持っていくという使い方で使おうと思っていたのだが、味方もろとも攻撃出る精神を持った人物は残念ながらカズキの知り合いにいなかったために、現在はこうして訓練に使っている。
「魔法少女同士なら、怪我もどうにかなるのだけれど、カズキ君との訓練はカズキ君の安全確保をいかにして訓練するか…っていうのが必要なのよ。でもこのクラスの魔法は、相当入念な準備ね…」
「あの手のスランプには分からせるのが早いからな。やちよ本気でやる、そっちも本気で頼む」
訓練とはいえあまり、いい気分はしないが、やちよはハルバードをしっかりと構え、少しばかり腰を落とす。
「ええ、鶴乃の為だものね。カズキ君、病み上がりとはいえ私も本気で行かせてもらうわ」
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「先はどうぞ?」
「ならば遠慮なくッ!」
やちよは先手を譲ったため、まず動くのはヤナギ。いつもの汎用魔法身体能力の強化を使い、一直線にやちよに飛び込む。
「まずは、力比べかしら?」
それに対してハルバードの切っ先を向けて、カズキの到着を待つ。しかし、彼が魔法少女に対して純粋な力勝負をするはずがない。やちよ自身もそれは当然理解している。
「望みとあらばっ!」
武器のぶつかり合う金属音があたりに響きわたる。ナイフの手数を利用して、反撃の隙を与えない。
「重ッ!?」
「受け切れると思うなよ!」
からくりは、単純でナイフが当たった場所に対して衝撃が走る魔法を仕掛けてある。相手の武器に当てるだけで、腕が痺れるほどの衝撃を与えられる。
「でも!」
不自然な衝撃はやちよにもすぐに伝わるため、対策は簡単にされてしまう。受け止めるのではなく受け流す。やちよがカズキに教えてもらった技術の一つだ。
的確に急所を狙ってくるナイフをハルバードを回転させる事で、受けて流すのではなく、軌道を作ってあげるように緩やかに流す。こうすることで、衝撃はきれいに流れていき、ハルバードに負荷はかからない。
ナイフという、射程が極端に短く、また切り裂きから刺突に即座に切り替えが可能、さらにフェイントの事も考えると普通の剣などに比べて受け流しには鬼のような難易度だ。
「流石だな…よくこの技をここまで上手く扱えるようになったな。」
「教えてもらった時は本当に扱うのに苦労はしたけれど…必要な場面が多くなってきたから」
カズキはやちよの成長を感じ、少し口元を吊り上げる。
「なら…」
上半身を中心に攻撃を仕掛けていたカズキは、連撃の途中…ハルバードでやちよの顔が一瞬隠れる隙に地面すれすれまでしゃがむ。
狙うは足首、飛び込むように切り込みそのままローリングで抜ける。
「まだよ!」
カズキという相手だからこそやちよは、視界から消えた相手がどこにいるかでまず下を警戒することができた。回していたハルバードの持ち手を地面に突き立て、刃の部分で体を支えて飛び上がる。
「マギア特化とはいえ、この程度の芸当はできるわよ!」
空中で両腕を大きく広げると、あたりにハルバードが複数召喚され、間髪入れずにカズキに照射される。
ローリングで抜けた後低姿勢からバックステップでしっかりと距離を取ろうとするが1本回避が間に合いそうにない。
しかし、彼はそれを逆手持ちにかえて、受け流しをする。そのまま受け流したハルバードにナイフを押し付けて左にステップ
「受け切れるか!?」
空中にいるやちよに向けて、胴体ほどの火球が続けて3発放たれる。
轟音と共に、人影が地面に向かって落下していく直撃したか…と外野の鶴乃はかんがえていたが
「はぁ!」
「ちっ!」
いつの間にか、すさまじい速度で一気にカズキの懐に潜り込むやちよ。途中で突き立てたハルバードを手に持ちやちよの不利はこれで消えてなくなった。
ナイフを相手に刺突は対応される可能性があるため、水流を利用した最大火力の薙ぎ払いを行う。
「ッ!?」
しかし、ハルバードは突如として視界に現れた岩に防がれる。カズキとやちよとの間に割って入る岩のためか薄く、そのまま破壊することは可能だった。
「やっぱり…」
予想通り、壊した先にカズキはいなかった。スタッと地面に着地する音がやちよの後ろの方で聞こえる。
「仕切り直しね。」
「そうだな。追ってきてもよかったんだぞ?」
「貴方相手に深追いは禁物よ。いったい何隠してるか分からないもの…」
よちよの答えにカズキは首をかしげて、魔法を起動する。いや、正確には起動してあった魔法を解除する。
するとカズキの目の前から何か光の粒子のようなものが空中へと霧散した。
このトラップは相手がこっちにこなければ意味がなく、またこちらが向こうに行こうとするのも阻害している。つまりここで待っていなきゃいけないわけだが、そんなことをすれば何をしたいのか丸わかりだ。
「そっちのタネはハルバードによる空中での、足場の作成か」
「ちょっと違うかしら?、ハルバードを地面に照射してそれをつかんで一気に降りたのよ。」
「なるほどな」
「でもあなたも相変わらず多芸よね。」
たった数手ではあったが、彼女たちはお互いにいったいどれだけの経験値を稼いできたのか。長年連れ添ってきたパートナーともなれば、1年離れていたとしても昔の事は忘れない。どれだけ経験を積んだか実感は簡単にすることもできた。
「ただ、このまま何でもありでやったら、鶴乃に戦い方を見せるという本来の目的を忘れそうだな。」
「そうね。魔法は少し縛りましょう。」
お互いに何も縛りをなしでやったら、お互いに熱が上がってきて鶴乃が参考にならないほどに本気になってしまいそうだ。
鶴乃を置いてけぼりにした二人の訓練はようやく本来の軌道修正となった。
ゲーム本編鶴乃ちゃん、持ち直すの早いような気がして…このような話を作ってみました。
次回は鶴乃ちゃん視点で完結の予定です。
※定期
ネタを募集しています。
この魔法少女と絡ませてほしいとか
この魔法少女とのこんなシーンが見てみたい
カズキの使う魔法など、
一人で考えるのも楽しいですが、皆様の
発想はおそらく私にはないものですので
ぜひ、ご意見いただけると幸いです。
よろしくお願いします