ISfA~インフィニット・ストラトスフォーアンサー   作:穴掘り屋の妖精

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今回はオリ回になります


第九話 最強vs最凶

授業が終わり放課後―

 

今日は第三アリーナをあらかじめ会長権限とやらで貸し切っていた。

 

(今日は一夏の特訓はお預けだな…いや、剣道場で自力を鍛えてるかもしれんが)

 

そろそろ楯無も来るはずだ、先にピットに入って準備をしておこう。

 

前日の昼休みに模擬戦をすることを約束した訳だが、まさか貸切でやるとは思っていなかった。

 

(会長権限って一体どのくらい強いんだろうか?さすがにぶっ飛び過ぎたものなら織斑先生が止めるだろうが…)

 

「おまたせ~♪仕事があって少し遅くなっちゃった。ごめ~ん」

 

そうこう考えているとピットに楯無がやってきた。

 

「いえ、俺も今来たところですよ。早くやっちゃいましょう。アリーナを使いたい生徒は他にもいますから」

 

「そうね~ んじゃ、準備してくるね」

 

そういって反対のピットへ走っていった。

 

「それじゃ、こっちも準備をしますかね」

 

ホワイト・グリントを展開し装備を確認する。

 

(相手のISの特性は分からないから最初は様子見といくか…なら不用意に接近しないでクロスレンジで撃ち合うのがいいか)

 

大体の戦略を組み立ててあらかじめセットしておいた装備一式を呼び出す。

 

展開したのはいつものものではなく、AR-O700アサルトライフル、ER-O705レーザーバズーカ、MP-O9014連装PMミサイル

 

カラードランク1 オッツダルヴァの乗機ステイシスの装備である。

 

クロスレンジでの撃ち合いならこれが一番だ。距離を取るような戦法なら高機動接近装備、接近してくるなら引き撃ちに徹するかな。どんな隠し玉があるのか分からない以上迂闊に同じ土俵で戦うのはリスキーだ。

 

「こっちは準備できたよ~」

 

楯無から通信が入る。

 

「ええ、こちらも出来てますよ。」

 

「それじゃ、始めましょ」

 

その言葉を合図にカタパルトでアリーナ内に入る

 

楯無の姿を見てまず最初に目を引いたのは右手に携えているランスだった。

 

(ランスか、接近戦仕様の機体なのか?それに両肩のクリスタルのようなものは…)

 

「更識楯無、ミステリアスレイディ、いくわよ!」

 

「レイ・スティンガー、ホワイト・グリント、戦闘行動を開始する。」

 

ひとまず後方にQBを噴かし間合いをとりつつAR-O700を撃つ

 

楯無はそれを回避すると右手のランス《蒼流旋》を構え装備されているガトリングを放つ

 

(なるほど、複合武装か…これなら射撃と格闘を両立できるな、おもしろい)

 

QBを噴かしそのまま右に回避し、円を描くように動きサークルロンドとよばれる射撃戦用バトルスタンスに持ち込む

 

「やるわね、これはどうかしら?」

 

サークルロンドに乗っていた楯無が突如、軌道を変えて突進してくる。

 

(くっ!瞬時加速か、懐に入られると不味い)

 

すぐさまアサルトライフルを掃射しながらレーザーバズーカを放つ

 

が、それはミステリアスレイディを覆う水のヴェールに阻まれる

 

「な!水の膜だと!?」

 

レーザーバズーカの攻撃は無意味だと悟り、すぐさまQBで距離をとる。

 

そしてPMミサイルを真上に4連射する。

 

「あら、そんな明後日の方向に撃ってどうするのかしら?」

 

なおも楯無は突進を続けてくる、しかもアサルトライフルを全て回避してだ。

 

レイは武装一式を高速切替<ラピット・スイッチ>で別の装備に変えた

 

アサルトライフルACACIA、ショットガンMBURUCUYA、スラグガンKAMAL

 

レッドラムの装備だ。

 

すぐさま、ショットガンとスラッグガンを放ち接近を許さない

 

「な!?」

 

おびただしい量の散弾の雨を浴びた楯無は突進をやめすぐさま距離をとる―が

 

「掛かったな!」

 

後退したことによってPMミサイルの直撃を受けてしまった。

 

水のヴェールによってある程度は防いだもののそれでも大きくシールドエネルギーを削られた。

 

「っ!やるわね、なら!」

 

今度は蒼流旋に水のヴェールを纏わせ盾のようにして突進を仕掛けてくる

 

ショットガンとアサルトライフルを放つもののヴェールに阻まれ効果がない

 

「射撃が効かない?厄介だな…ならば格闘戦で相手をするだけだ!」

 

高速切替でマシンガン03-MOTORCOBRA、レーザーブレード07-MOONLIGHT、フラッシュロケット09-FLICKER、追加ブースターACB-O710(スプリットムーンの装備)を呼び出しブレードでランスと打ち合う。

 

「高速切替で瞬時に状況にあった武装を呼び出すなんて器用なことをするのね」

 

「お褒めに預かり光栄ですっ―」

 

ブレードでランスを受け止め至近距離でマシンガンを放つ、それを楯無は身を反らして回避し左手に蛇腹剣<ラスティーネイル>を展開し斬りつけてくる。

 

「貴方も十分器用ですよっ!」

 

QBで後退しかわそうとするが蛇腹剣の刀身が伸び刃先が装甲を掠める。

 

「っ!刀身が伸びるとは」

 

マシンガンを正射し間合いを取り反撃のタイミングを見計らうが…

 

(霧?蒸発したヴェールの水か―)

 

ドオオオンッ!

 

目の前に広がる霧が突如爆発した

 

「清き熱情<クリア・パッション>のお味はいかが?」

 

気化した水で出来た霧に向けて楯無が問いかける

 

霧が晴れて行き―

 

そこには無傷のままのホワイト・グリントが居た

 

「いかがもなにも俺にはちょっと温いね」

 

「あれを受けて無傷なんて、どんなからくりを使ったのかしら?」

 

マシンガンをMOONLIGHTに切替えQBを噴かして突撃を仕掛ける

 

追加ブースターにより先ほどまでとは比べ物にならないスピードで迫るホワイトグリントに楯無はガトリングで攻撃を仕掛けるが、その弾は全て先ほど清き熱情を防いだからくり―プライマルアーマーに弾かれた。

 

「な!嘘でしょ!?」

 

間合いを一機詰め、レーザーブレードでランスを弾き、最大出力のMOONLIGHTで空いた胴を斬る。楯無は蛇腹剣で反撃しようとするもののQBで後退し引き際にフラッシュロケットを浴びせる。

 

「っ!視界がっ!」

 

途轍もない光量を受けたハイパーセンサーは搭乗者の視覚保護の為、カメラ機能を一時ジャットダウンし楯無は一瞬なにも見えなくなった。

 

その隙を突き、MOONLIGHTで楯無を斬る―その最後の一撃でミステリアス・レイディのシールドエネルギーは尽きた

 

「チェックメイトだ」

 

「くぅ~負けたっ、強いわねレイ君」

 

「貴方こそ、最強と呼ばれるだけあってなかなか苦戦させられましたよ」

 

「でも、レイ君に負けちゃったから学園最強じゃあなくなっちゃったねぇ…ねぇ、レイくん」

 

「はい?」

 

「君を生徒会長に任命しよう!」

 

突然なにを言い出すんだこの人は

 

「いやですよ、面倒臭い」

 

「言うと思ったよ。でもなんで?」

 

「俺は人の上に立つ様な器じゃあないからですよ」

 

「ふうん」

 

「それに、ある人からの依頼もあるので自由に動けたほうが都合がいいんです」

 

ある人―篠ノ之束から受けた一夏と箒を護衛するにはなるべくフリーでいたい

 

「ある人って?」

 

「篠ノ之束ですよ。織斑一夏と篠ノ之箒を護衛するようにと」

 

「へぇ~、でもそんなこと簡単に話しちゃっていいの?」

 

そう、普通なら依頼主の情報や依頼内容をぺらぺらとは話さない。が―

 

「更識楯無―いや、本名「更識刀奈」。裏工作を実行する暗部に対する対暗部用暗部「更識家」その17代目の楯無ともなれば信用はできます。」

 

「よく調べたわね」

 

「情報収集は得意なもので…で、できれば先輩にも手伝ってもらいたいんですが?」

 

「いいわ、生徒を護るのも生徒会長の役目よ」

 

「そりゃ、よかった」

 

「で、貴方は一体何者なの?色々と調べさせてもらったけどまるで素性が掴めなかったのだけれど」

 

さすが暗部、調べてはいたか

 

「それは後々、今言えることは篠ノ之束の使いであることと、一夏と箒を護るのが目的であることだけです」

 

「まあいいわ。それじゃ、もどりましょうか」

 

そう言ってピットに戻っていく。

 

(実力を推し量ることもできたし、楯無をこちらの味方につけることもできた。上々だな)

 

そして自分もピットに戻っていく―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アニメIS2もやっと亡国企業がでてきましたね

なんかスコールの喋り方おかしくないですか?俺だけ?
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