ISfA~インフィニット・ストラトスフォーアンサー   作:穴掘り屋の妖精

4 / 23
基本的に原作どおりに進んでいきます。

レイ視点で話を書いているので割りと早く話がすすみそうです。

もしかしたら原作追い抜いちゃうかも…9巻発売前に抜くことは無いだろうけど


第三話 織斑一夏の受難

「―であるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が必要であり…云々

 

すらすらと教科書を進めていく山田先生

 

問題なくついていけてる…というより復習になってるが、一夏はどうやらそうでない様子だ。

 

「な、なに?」

 

「ごめんなんでもないんだ」

 

「そ、そう」

 

その証拠にとなりの女子生徒の様子を伺っていたり

 

(こいつ事前に渡された参考書読んでないのか? 俺は知らんけど)

 

因みに教科書の内容は入学前に束から教えられているので参考書は読んでいない。

 

「織斑君、ここまでで何か分からないことはありますか?」

 

「え、えっと…」

 

「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね、何せ私は先生なんですから」

 

えっへんとでも言いたそうに胸を張る山田先生

 

(やっぱ胸あるなぁ… 強調されるとより一層)

 

胸を張ったためにより一層強調されたバストを見てそんなことを考えていた

 

「先生!」

 

「はい、織斑くん!」

 

「ほとんど全部分かりません」

 

(やっぱりか…)

 

「え…。ぜ、全部、ですか…?」

 

さすがに山田先生も困っていた。顔が引きつっている

 

「えっと…織斑君以外で、今の段階でわからないって人はいますか?」

 

シーン…

 

(そりゃそうだろうよ)

 

「織斑、入学前の参考書は読んだか?」

 

教室の端で見ていた織斑先生が聞いてきた

 

「ふるいタ●ンページと間違えて捨てました」

 

バアンッ!

 

「必読と書いてあっただろうが馬鹿者。再発行してやるから一週間以内に覚えろ。いいな」

 

「いや、さすがにあの量はちょっと…」

 

「やれと言っている」

 

「…はい。やります」

 

うわぁ、一週間であの量か… 可哀想な気もするが自業自得だな。

 

―二限が終わり―

 

「俺も手伝ってやるからがんばれよ」

 

「お、おうサンキュな」

 

「ちょっとよろしくて?」

 

休み時間に入り一夏と話していると女子生徒が話しかけてきた

 

「ん?」「へ?」

 

(確か…セシリア・オルコットだったか?)

 

「訊いてます?お返事は?」

 

「ああ。訊いてるけど…どういう用件だ?」

 

「同じく」

 

「まあ!なんですの、そのお返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なことなのですから、相応の態度というものがあるのではなくて?」

 

「……」

 

どうもこの手合いは苦手だ。鼻に付く物言いと態度が神経を逆撫でる。

 

「悪いな。俺、君が誰だか知らないし」

 

「わたくしを知らな「セシリア・オルコットだったな」そうですわ。そしてイギリスの代表候補生にして、入試主席ですわ」

 

「あ、質問いいか?」

 

「ふん。下々のものの要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ」

 

(貴族の務めね…ジェラルドが聞けば鼻で笑いそうだな。あいつの師匠のレオハルトは直接会ったことはないが高貴なるものの騎士のなんたるかを理解し、そのように振舞っていたそうだし)

 

「代表候補生ってなんだ?」

 

(……は?)

 

「あ、あ、あ…」

 

「『あ』?」

 

「あなた本気でおっしゃってますの!?」

 

「おう。知らん」

 

「……」

 

(マジか…てか、威張って言うことか?)

 

「代表候補生って字をみりゃ分かんだろ? 国家の代表の候補ってことだ一夏」

 

「いわれてみればそうだな」

 

「信じられませんわ。極東の島国というのは、こうまで未開の地なのかしら。常識ですわよ常識」

 

少し気に障る単語はあったもののそれについては同意する。

 

「本来ならわたくしのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡…幸運なのですわよ。

 

「そうか。それはラッキーだ」

 

「そだな」

 

「…馬鹿にしてますの?」

 

「いや?ちっとも」

 

「…ふん。まあでも?わたくしは優秀ですから、あなた方のような人間にも優しくしてあげますわよ」

 

おお、これが優しさなのか。いままで生きてきて初めて知ったぜw

 

「何か分からないことがありましたら、まあ…泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ、何せわたくし入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートなのですから。」

 

分からないことなんぞないんだが…

 

「俺も倒したぞ、教官」

 

「俺も倒したが?」

 

「…は?」

 

なんだ一夏も倒したのか手加減こそすれ結構やる相手だったんだがな

 

「わ、わたくしだけと聞きましたが?」

 

「女子の中だけってオチじゃ?」

 

「俺は訳あって後から受けたしなぁ…」

 

「つまり、わたくしだけではないと…?」

 

「いや、知らないけど」

 

キーンコーンカーンコーン。

 

おお救いのチャイムだ。やっとこのうざったいのから開放される。

 

「またあとで来ますわ。逃げないことね!いいこと?」

 

また来るのか… ちなみに俺は逃げる。

 

「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する」

 

3限目はどうやら織斑先生が教鞭を執るようだ。

 

「と、その前に再来週に行われるクラス対抗戦にでる代表者を決めないといけないな」

 

思い出したかのように織斑先生が言う。

 

「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく…まぁ、クラス委員といったところだ。自推他推は問わない。一度決まると一年間変更はできないからそのつもりで。」

 

(また、面倒くさそうな)

 

「はい!織斑君を推薦します!」

 

「私も!」

 

「私はスティンガー君を!」

 

「お、俺!?」

 

(面倒は嫌いなんだが…)

 

「織斑席に着け、邪魔だ。さて、他に居ないのか?いないなら織斑かスティンガーかで採決を執るが?」

 

「ちょっ!ちょっとまった俺はそんなのやら「自推他推問わないと言った。他推されたものに拒否権はない。選ばれた以上覚悟をしろ」…はい。」

 

(まぁ、だろうと思ったよ…これは運にまかせるしかないね)

 

「待ってください!納得がいきませんわ!」

 

(オルコットか… 自推しなかったところを見ると自分が選ばれると思いこんでいたようだな。自意識過剰というか、なんというか)

 

「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!わたくしに一年間そのような屈辱を味わえといいますの!?」

 

そりゃそうだもっといってやれ…ん?

 

「実力から言えばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!」

 

だいぶ言ってくれるな…

 

てかイギリスも島国だろ、そして何か俺はぶられてね?

 

「いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」

 

(うわーお ナルシストもここまで来るとなんとも…)

 

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなければいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い屈辱で―」

 

カチン。 ブチッ!

 

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ?世界一飯まず国何年覇者だよ?」

 

「なっ…!」

 

「文化が後進的とか言ってくれたがエンターテインメントにおいて日本はどこの国にも勝っているし、第一ISを開発したのは日本人だ。 古いことだけが取り得の国に言われたくないね」

 

「な…わたくしの祖国を侮辱しますの!? それにあなたは日本人ではないでしょう!」

 

「侮辱? 何を言ってるんだライミー。先に日本を侮辱したのはお前の方だろう?英国紳士は礼儀正しいと聞くが淑女は礼儀がなってないようだな?それともお前がただの小娘だからか? それに俺にとって日本は第二の母国だ。侮辱することまかりならんな」

 

「決闘ですわ!」

 

「おう。四の五の言うより手っ取り早い」

 

 

決闘と来たか…一夏よ、血が上ってるとはいえあまり安請負するな

 

(…だが、このほうが楽か)

 

「構わん」

 

「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使い…いえ、奴隷にしますわよ」

 

「侮るなよ、真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

 

「自分が勝つ気満々の様だが、いささか自分の実力を過信しすぎじゃあないか? まぁ、その高い鼻っぱしらをへし折ってやる。」

 

「そう?何にせよちょうどいいですわ。わたくしの実力を示すまたとない機会ですわ!」

 

やる以上は本気でやらせてもらおう。自分の実力を思い知って少しはおとなしくなってもらいたいものだな。

 

「ハンデはどのくらいつける?」

 

「あら早速ハンデのお願いかしら?」

 

「いやあ…俺がどのくらいつけたらいいのかって」

 

(こいつは何を言っている…話を聞いてなかったのか?)

 

「おい一夏よ」

 

「なんだ?」

 

「オルコットは代表候補生なんだぞ?」

 

「それが?」

 

「代表候補生ってことは現時点で専用機を持っていてお前よりも長くISにのってるんだぞ? 入試の時しか動かしたことのないお前とじゃ経験値が違う」

 

「…じゃあ、ハンデはいい」

 

「ええ、そうでしょう。むしろわたくしがハンデを付けなくていいのかと迷うくらいですわ」

 

「俺はいらないからな?」

 

「なぜかしら?」

 

「俺はテストパイロットをやっている都合上専用機を持っている。連続稼働時間も大差ないだろう。」

 

「なにが言いたいのかしら?」

 

「つまり俺と君は対等だということだ。全力で来い、手加減抜きで叩き潰してやる」

 

腹が立っていたのでドスを効かせて思いっきり啖呵を切ってやった。

 

「っ! ふん叩きつぶされるのは貴方のほうですわ。よくって!?」

 

「さて、話は纏まったな。勝負は一週間後の月曜。放課後を使って第三アリーナにて行う。まずオルコットと織斑で対戦。勝ったほうがスティンガーと対戦する。いいな」

 

そんな訳で一週間後の勝負が決まった。

 

勝ってしまえば代表になってしまうが、そこは適当に対処しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




結構長くなりましたね。 この時点のセシリアは台詞が長くって書くのが辛いw
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。