人は私を畏怖と憐憫と侮蔑と嘲笑をこめて「魔王」と呼ぶ   作:いにまに

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第04話 ぬこ姉妹

「にゃー」

「にゃー」

「わー、うちは犬派やねんけど、こうしてると猫もかわいいなぁ♪」

「うん、この子たちは犬に負けないぐらい飼い主に尽くすから、可愛がってあげてね」

「ありがとうな、なのはちゃん。 これからよろしゅうな、アリア♪ ロッテ♪」

「よろしくしてあげてね。 リーゼアリア…、リーゼロッテ…、ずっと…ね…」

 

「「っ!!! にゃ、ニャーッ!!!」」

 

 

「アリアー、新聞取ってきてー」

「にゃー(はいはい)」

「ロッテー、判子持ってきてー」

「にゃー(ほらよ)」

「アリアー、お使い行ってきてくれへんかー」

「にゃー(猫使いが荒いね、まったく)」

「ロッテー、お風呂掃除、お願いや」

「にゃー(なんで私らがこんな事を)」

「アリアー、戸締まりとガスの元栓よろしくー」

「にゃー(とにかく今は言われたとおり)」

「ロッテー、お茶ー」

「にゃー(猫のふりして世話を焼くだけ…か)」

 

「なー、アリア? ロッテ?」

「「にゃー?(なに? まだ用事?)」」

「あんたら、猫にしては凄すぎへん?」

「「にゃ?(どこが?)」」

 

 

「アリア、ロッテ」

「「にゃー?(呼んだ?)」」

「んー、アリア…ロッテ…」

「「にゃ?(ん、呼んだんじゃないの?)」」

「アリア、ロッテ…、ロッテ…アリア…、んー、どっかで聞いたことあるような、ないような…」

「「?」」

「ほら、駅前でよう店構えてる、あの、なんて言ったかな? ファーストフードの…」

「「にゃあ(ああ、はいはい、ロッテ○アね」」

「キムチシェーキなんて、けったいなもん売っとった…」

「「にゃ(だから、ロッ○リアだって」」

「ロッテ…アリア…、ロッテアリア? なんかちゃうなぁ」

「「にゃぁ…(そこまで言っといて、なぜ思い出さない…)」」

「えーっと、んーっと、ここまで出かかっとんのに」

「「にゃっにゃにゃにゃ(○ッテリア)」」

「そうそう、そんなリズムの…あっ!」

「「にゃ(やっとか)」」

 

「マクド○ルドや!」

「「ロッテリ○だ!(にゃっにゃにゃにゃにゃ!)」」

 

 

「なのはちゃん! なのはちゃん! 聞いて! 聞いてや! うちの猫な! 実はしゃべれるんや! 凄いやろ! ほんま、ビックリやで!」

「えー、もうばれたの? アリア、ロッテ、早すぎー」

「ばれたって…、なんや、なのはちゃんの仕込みなんかいな。 せやったら、最初から教えといてくれもええのに」

「にゃはは、ごめん、はやてちゃん。 ちょっと賭けをしてたの。 ばれたら私の案、ばれなかったらグレアムさんの案でいくってね」

「ん? なのはちゃん、グレアムおじさんの知り合いなん!? それに案ってなんなん?」

「えっと、それはね…」

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