先導者な提督さん   作:Scorpion

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皆さま初めまして。Scorpionという者です。
初投稿、文章を書くことも初めて、なので至らぬところも多々あると思いますが暖かい目で見守ってくださると幸いです。
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第1章 提督着任篇
第1話 着任のVanguard!


4月某日、横須賀鎮守府正面玄関

??「ここが赴任先の鎮守府か…」

 

海軍の制服を着た提督がそう呟いた。

一見すると海軍にいる一般的な将校である。が、唯一違う点があるとすると腰につけられた1つのデッキケースであろうか。その提督はそれに手を触れ、

 

提督「今回もよろしく頼むぞ。俺の分身。」

そう言うと彼のデッキの1枚のカードが薄く光り、

??(任せておけ。我が先導者《マイ・ヴァンガード》)

と、返した。

 

横須賀鎮守府

少し辺りを見回す。そして

 

提督「大きい鎮守府であると聞いていたんだがなあ…」

??(情報に誤りがあった…ということか?それにしては設備が良く整えられているな)

 

建物が想像よりも小さいがために少々困惑気味の提督をよそにカードが感心していると1人こちらの様子を伺っている人影を見つけた。

 

??(誰かいるぞ)

提督「艦娘かな?」

??(もしそうならここの現状を説明してもらった方がいいだろう。今後の動き方も変わってくる。)

提督「そうだな。おーい!」

??「!」ビクッ

共也「驚かせてしまってすまない。本日ここに着任となった聖 共也だ。ここの艦娘かい?」

電「はい…暁型駆逐艦 4番艦 電と言うのです。」

共也「そうか、わざわざありがとう。ところでここには君以外の艦娘はいるのか?」

電「工廠などの戦闘に直接関わらない人を除くと電1人なのです。」

共也(…どういうことだ?横須賀といえば我が国の鎮守府の中でもトップクラスの戦力を誇る場所であったはずだ。それが一体なぜここまで…)

電「あの…司令官さん?」

共也「あ、ああすまない。少し考え事をしていたんだ。それよりも施設を案内してくれないか?ここのことをあまりよく知らないんだ。」

電「わかったのです。ではついてきて欲しいのです」

 

??(…どう見る?)

共也「…まだ分からないな。現時点では情報が少なすぎる。とりあえずはあの電って子に話を聞くことにしよう。」

??(分かった。これはしばらく俺の出番は無さそうだ)

共也「もしもの時は力を使わせてもらうぞ。」

??(そうならないことを祈っている)

 

電「あ、あの誰とお話しているのですか?」キョトン

共也「ああすまない。何でもないよ。」

電「はあ…わかったのです。」

そして2人(と1枚)は鎮守府内の施設を見て回った。

 

横須賀鎮守府 執務室

電「以上がここの施設の全てなのです。」

共也「なるほど、よく分かった。ありがとう。」ニコ

電「はわわ、ありがとうなのです///」プシュー

共也「それで2つ気になっていたんだがまずここの鎮守府に電1人しかいないのは何か理由があるのか?」

電「ええと、他の鎮守府への戦力の補填が理由なのです。」

共也「なるほど、ここ最近深海棲艦の侵攻が激しいと聞いているからな。では2つ目。なぜ君はここに残ることにしたんだ?」

電「…皆の、帰ってくる場所になりたかったのです…」

共也「それはどうしてなんだ?姉妹艦と一緒に他の鎮守府に行くのは考えなかったのか?」

電「もちろん考えたのです、けど…」

共也「けど?」

電「…もしここで一緒に過ごした人が帰ってきたときに誰もいないのはさみしいんじゃないかって思ったのです。誰か1人でもいたら安心して帰ってこれるかなって…」

共也「そっか、仲間思いなんだな電は。」

電「はい!ここの人たちは最高なのです!」

共也「じゃあ前提督も艦娘達と同じようにということで良いのかな?」

電「はい、そういうことなのです。」

共也「分かった。前提督が戻ってくるまでしっかりここを守らなきゃな。よろしく頼むぞ電。」

電「こちらこそよろしくお願いするのです!司令官さん!」

 

??(純粋な思いだな)

共也「へえ~そんな言葉を口に出すとは。」

??(うちの見習いの騎士達にも劣らない純粋さだったんでな。それよりも今後どうするんだ?)

共也「さっき彼女の戦闘データの書いてある資料を読んだら練度はそれなりに高かったからしばらく俺の稽古の相手をしてもらおうと思っているんだが…」

??(憑依《ライド》の制御練習か?)

共也「それもあるが一番は超越《ストライド》を完全に制御出来るようにする。」

??(…まあ頑張れよ。あれかなり体力使うぞ)

共也「分かってるよ。ま、そんときはよろしく頼むぜ…アルトマイル。」

アルトマイル(ああ。)

電(また誰かとお話なのです…)




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ふう…何とか1話書けたー
何十話何百話って書けてる人達は凄いなあ…
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