先導者な提督さん   作:Scorpion

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前回の提督さん
共也は艦娘達にブラック鎮守府根絶作戦を伝え、準備に取りかからせた。霧島はその間ビックバンナックルの試練に挑戦。本気を引き出させ、見事クリアする。
ちょうどその時、大淀からの連絡が入る。
根絶作戦の開始の時間まで、後8時間―――

第1話UA300突破です!本当にありがとうございます!
それでは本編です。


第10話 作戦前のPreparation

ヒトゴーヒトマル 横須賀鎮守府 会議室

共也「全員集まっているだろうか。」

夕張「霧島さんは今入渠ドックにいます。大淀さん、電ちゃんと川内さん、神通さんはどちらに?」

大淀「3人には一足先に目的地に向かってもらいました。あと2時間半程で到着する予定です。」

共也「了解した。霧島への伝言は比叡に頼みたいが、構わないか?」

比叡「了解です!」

共也「よし。では大淀、説明を。」

大淀「はい。」

 

提督に言われると、大淀は今回の作戦内容を説明し始めた。

 

大淀「今回は大湊警備府が対象です。」

ディセ(大湊…確か青森というところにあるのだったな?)

龍田「そういえばそこって提督がかなりブラック何だっけ~。どういうことやってるのかしら~?」

大淀「どうやら艦娘への暴行、戦果を挙げることの出来なかった者には食事抜き、そして極め付けは地下牢に監禁などの情報が、うちから戦力補充として向かった白露型の皆さんから報告を受けています。もちろんこの報告は秘匿回線から受信しているので、漏洩の心配はありません。」

天龍「酷えことしやがるな全く。」

ブレ(どうせ艦娘のことを化け物としか考えてないんだろうよ。酷え話だ。)

大淀「そこで今回の作戦ですが、提督、せいてんを救助船、及び作戦本部として利用したいので改修許可を頂きたいのですがよろしいでしょうか?」

共也「ああ、構わないよ。作戦開始時間より少し余裕をもって作業させてくれ。」

大淀「ありがとうございます。排除チームに要求する任務は大湊の提督の身柄確保、所属する艦娘達の保護及びせいてんに移送、この二つですが問題ありませんか?」

比叡「はい!問題ないです!天龍さん、龍田さんは大丈夫ですか?」

天龍「おう!了解したぜ!」

龍田「提督が逃走した場合はどうすればいいかな~?」

大淀「無理やりにでも捕まえてください。ただし、殺害は厳禁です。」

龍田「分かったわ~。」

共也「明石達はせいてんの改修作業が終了し次第ドックの開放準備をしてもらいたいんだが―――」

明石「ドックの開放準備ならもう終わっているので、せいてんの改修作業に取りかかりますね。」

共也「苦労をかけてすまない。終わったら何か奢るよ。」

明石「よっしゃ!約束ですよ!」

夕張「言質とりましたからねー!」

大淀「……あの、続きを説明しても?」

共也「あ、ああ、いいぞ。」

大淀「後1つ注意すべき点があるとすると、道中の深海棲艦です。大湊に着く前に消耗するといけないので、出来る限り戦闘は避けてください。鳳翔さんと提督は鎮守府に待機です。」

アル「となると私も待機、だな。鳳翔、手伝えることが有れば遠慮なく言ってくれ。大抵のことは出来るつもりだ。」

鳳翔「わかりました。頼らせてもらいますね。」ニコッ

共也「一緒にいくのは――大淀「絶対ダメです!!!」…はい。」

大淀「以上で説明を終了します。作戦開始時刻はフタサンマルマルです。提督、一言お願いします。」

共也「分かった。…皆、準備が終わり次第、仮眠など今のうちにとっておいてくれ。今回は夜間の作戦行動となる。夜更かしは肌の天敵というが今回は我慢してくれ。」

龍田「あら~そうねぇ~。けど気をつけてとかそういうのは言わないの~?」

共也「それは送り出すときに言おうと思っていたんだが、まあいいか。皆、絶対に帰ってこいよ。」

天龍「おう!任せとけ!」

比叡「もちろんです!」

龍田「ふふふ~いいわよ~。」

共也「それでは各員、行動を開始せよ!」

艦娘達「了解!」

 

ヒトロクマルマル 入渠ドック

比叡「これが作戦内容だけど、問題ないかな?」

霧島「はい。問題ありません、比叡お姉さま。」

比叡「けど、ビックリしちゃったよ。もう認めてもらえてるなんて。」

霧島「…そうだとしても、あいつに勝てませんでした。何が足らなかったのでしょうね。」

ビック(今んとこは実力と気持ち両方まだまだ足りてねえよ。もうちっと修羅場を潜り抜けたなら本気の俺といい勝負出来るんじゃねえの?)

霧島「経験の差…か。」

ビック(まあ、そう悲観すんなよ。作戦あんだろ?今はそれに集中しとけ。)

霧島「分かってるわ。」

比叡「随分と仲良くなっちゃって、姉さん妹とられたみたいで悲しいなあー」

霧島「はいはい。……ってそういうんじゃないです!」

比叡「姉さんはちゃんとわかってるよー。だから今はしっかり治して作戦に備えてね。」

霧島「…分かったよ。お姉ちゃん。」

 

ヒトナナヨンマル 大湊警備府

川内「やっとついた…やっぱり遠いわ…横須賀からここは。」

電「こればかりはどこの鎮守府に行っても同じなので仕方がないのです。神通さん、これからどうしましょう?」

神通「ひとまず白露型の皆を探しましょう。気配を消すのを忘れずにね。そして、可能な限り証拠を記録しておいた方が良いと判断するので、カメラの準備もしておいてね。」

川、電「「了解!」」ナノデス

 

ヒトハチヨンマル 大湊警備府 草むらの中

川内「これで大方の内部構造はとれたね。」

神通「そうですね。ではこれらのデータを横須賀に渡しておきましょう。作戦の成功確率が上がると思うので。」

電「けど、皆どこにいったのでしょう?誰にも会えなかったのです…。」

神通「恐らく、数日前に遠征に出てまだ帰ってきていない、と考えた方が良いと思います。」

川内「神通、一応聞くけど現時点での最悪の状況って?」

神通「…白露型全員の地下牢幽閉、そして私たちの存在に気づいている、といったところでしょうか。」

電「慌てて仲間を救いにきたって考えられているのです?」

神通「そう捉えて間違いないです。さすがに気づかれていないことを祈るしかありませんね。」

川内「どうする?地下牢に忍び込んでみる?」

電「それはあんまりしてはいけないと思うのです。白露型の皆には大淀さんから作戦のことは伝えられていると思うのです。」

川内「そうだね。じゃあ私たちのやることは、証拠集めだ。」

神通「はい。では行動を開始しましょう。」

電「頑張るのです!」

 

作戦開始まで後4時間20分―――




ふー、とりあえずはここまでかな。
大分先とか言っちゃいましたけど全然そんなこと無かったですね。ホントすみません。
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