金剛「Hey!読者の皆ー!いつもThanks!英国で生まれた帰国子女の金剛デース!」
作者「おー…やっぱりテンション高い…。」
金剛「私はいつも通りネー!それはともかく、前回のあらすじ、行くデスネー!前回は黒督の身柄を大本営にPresentして、しばらくの平和がやって来たネー。」
作者「プレゼントって…コホン。そんな中、神通さんはかつての悲劇を繰り返さないために共也や天龍達と同じく先導者の力を手に入れようとします。」
金剛「流石に急ぎすぎな気もするデース。…まあその話は一旦pauseして、今回はしぐしぐのお話デース!」
作者「皆様のイメージ通りの時雨さんが描けていればと思いますが、あまりハードルは上げないで下さい…ホントに…。」
金剛「Oh、自信無さすぎネ…それじゃあ本編、行くデスネー!」
ある日
ヒトゴーヨンマル 白露型の部屋の前
夕立「どうしよう…っぽい…。」
彼女の名は夕立。白露型の4番艦で、ソロモンの悪夢の異名を持つ駆逐艦。一体どうしてこうなったのか…それは十分前にさかのぼる。
ヒトゴーマルマル
夕立「あ、何かおいてあるっぽい?」
夕立はテーブルの上においてある箱を見つけた。その中身を確認しようとテーブルに近づき、その箱を開けた。
夕立「わあ…!」
中にはお菓子(ホームパイ的なもの)が入っていた。とても高級そうなラッピングが施されたものが5つ。誰かからのプレゼントだろうか?そんなことを考えながら1つ手にとって食べる。
夕立「!!」
とても美味しいのだ。サクサクしていて、甘味がしつこくなくさっぱりとしている。今までもお菓子は食べたことはあるものの、こんなに美味しい物は食べたことがなかった。こうなるとどうにも手が止まらなくなってしまう。残り4つもすべて食べてしまった。
夕立「あ…やっちゃったっぽい…」
隠さないと時雨に怒られる。それもキツめに。それだけは避けなければ。
そこで夕立は蓋付きのゴミ箱にその箱と包装紙を放り込み、洗面所にいって口のまわりに残りかすが付いていないかを念入りに確認した。そして、
夕立「演習場で訓練してこよっと。」
その場から立ち去った。これにて完全犯罪成立(夕立のなかでは)である。
ヒトゴーマルゴー 廊下
時雨「疲れた…」
白露「まあ、龍田さんとだったししょうがないよ。あの人いつも全開なんだもん…」
愚痴をこぼしながら部屋に戻っていく二人。白露型の長女と次女である。5分前まで龍田と二対一の演習をし、見事にボコボコにされてしまっていた。
時雨「龍田さん、まだ完全に引きずり出せないの~…もっと強めにしてあげるわねぇ…って言ってたね。」
白露「物真似しないでって言ってるのに~…軽くトラウマになっちゃったよ、あれ…」
時雨(憑いてるカード…ディセンダントだったっけ。アルトマイルに言ってたね。伸びが早すぎて自分の出せる力にも限界が来てるって。)
実は時雨はアルトマイルに頼まれて鳳翔の営んでいる居酒屋でユニット達の愚痴に付き合ってあげていた。ディセンダントがいた日はアルトマイルも一緒であった。どうやら彼は自分の先導者の成長の早さが嬉しくもある反面焦りもあるようで、超越に関しては万全の状態で挑ませたいらしく、少々龍田の力をかさましさせようとしているらしい。
時雨(そろそろ言ってもいいと思うんだけどなあ…これは彼の判断に任せるしかないよね。)
白露「あー!!」
時雨「何かあった?」
白露「箱がない!」
時雨「え?…ホントだ。どうして…」
江風「どうしたンだよ、白露姉と時雨姉?」
山風「箱…?」
白露型の姉二人が部屋のなかで騒いでいたのが聞こえてきたようで、江風と山風が入ってきた。
白露「実は、提督さんに渡す予定だった箱がなくなってて…」
江風「それマズくねえか…ちなみに中身は?」
時雨「ホームパイみたいなものなんだけど、その数十倍の値段のするお菓子なんだ。」
山風「…探してみたの?」
時雨「いいや、まだだよ。ついさっき白露姉さんが無いって気づいたところなんだ。」
白露「そうなんだよ~…折角いつも仕事頑張ってるからそのお礼にって思って給料半月分使って買ってきたのにー!!」※給料一月分=12万円程
江風「姉貴はもう少し使うタイミング考えたほうが良いンじゃねえかな…」
時雨「とにかく一度探してみよう。(今日非番の艦娘って確か…)」
数分後
白露「まさか中身食べられてるなんて…」ズーン
江風「確信犯ってやつだなこれ。時雨姉、目星は付いてるか?」
時雨「………」ゴゴゴ
江風「…あー」
山風「何となく…わかったかも」
白露「秋津洲ちゃん?」
山風「違うかも!……いじらないで。」
江風(山風がノった…明日は魚雷が降ってくンな…)
時雨「あのぽいぬは…我慢を知らないみたいだね…!」ゴゴゴ
白露「あ、ぽいぬって言った。」
江風「確定だなこりゃ。」
山風「夕立お姉ちゃんを…ぽいぬって言ったのは…なんで?」
白露「行動と口癖から、かな。それと時雨がぽいぬって言ったときは対夕立お説教モードでもあるね。」
山風「説教する時間は…長いの?」
江風「一時間は確定だな。そンで夕立姉が時雨姉のそのモードの時に何かやらかすとさらに一時間プラス。最長記録は40時間だったとおもうぜ。」
時雨「…これで良いかな。」
白露「時雨?何してるの?」
時雨「置き手紙を書いてた。ぽいぬに。」
白露「あー…。それ、どこに置くつもり?」
時雨「部屋の扉にだよ?」
白露「デスヨネー…じゃあ置いたら探しに行こっか。江風、山風ちょっと手伝って欲しいんだけど良いかな?」
江風「問題ないぜ。」
山風「ん…分かった。」
そして、冒頭に至る数分前
時雨「さっさと出てコいよあのクソ犬ぅ…いツマでかくレンボしてルつもりダ…」ブツブツ
江風「おい、あれヤバいだろ…」
山風「あんなに怒ってる時雨お姉ちゃん…見るの初めて…。」
白露「あのー…時雨?」
時雨「何、一番教ノ教祖サン?」ゴゴゴゴゴゴ
白露「ひぃ!なんでもないです…」プルプル
時雨「…帰っテキタラただジゃオカナイ…!」ズゴゴゴゴゴ
江風「深海オーラが出てる…夕立姉生きて帰ってこれるのか…?」
山風「とりあえず…」[ユウダチオネエチャン?ハヤクアヤマッタホウガイイヨ?]
※[]は無線での会話です
江風「最初から無線で会話すりゃ良かったな…」
山風「そうだね…」[シグレオネエチャンガクソイヌッテイッテルヨ?]
江風「それで…なんで白露姉がビクビクしてンだよ?」
山風「多分2カ月前のこと…だと思う。」[ダケンッテヨバレチャウヨ?]
江風「あの新興宗教みたいなことしてたあれか…」
山風「そのあと…11時間くらい時雨お姉ちゃんに…説教されてたから…」[チャントジブンカライッテネ]
江風「トラウマになった、と。」
山風「うん…一番教教祖、これが白露お姉ちゃんの…NGワードになった。」
江風「ともかく、後は夕立姉が来てくれればアタシらの仕事はこれで終わりだな。」
そして、冒頭に戻り―――
夕立(見つかっちゃった…しかも白露姉と時雨に。)
彼女は考える。はたしてあの二人(特に時雨)に言い訳が通じるのか。いや無理だ。あの地獄をまた味わうのか、
夕立(それは、嫌…素直に謝ろう。)
そして、彼女は自らの行動を正直に告白し謝った。そのおかげもあってか、白露は同じものを買ってきて一緒に提督に渡しに行くという条件で許された。
時雨も今回のことは白露が許したという事で説教の時間はあまり無かった。…のだが夕立のこれまでの暴走行動の愚痴を延々聞かされたようで、軽くグロッキーになってしまったらしい。
夕立「も、もう勘弁して欲しいっぽいいいいいいい!!」ビエーン
時雨「まだまだ言いたいことはたくさんあるんだからね!今日は最後まで聞いてもらうよ!このぽいぬううううううう!!」ウガー!
夕立「嫌ああああああああああああ!!!!」
白露「あらー、やっぱりこうなった。」
江風「白露姉、山風姉、しばらく外出てようぜ…」
山風「ん…賛成。」
フタヒトサンマル 居酒屋鳳翔
時雨「…ということがあったんだ。」プハー
アル「それは大変だったな…(主に夕立)」
時雨「全く、姉の気持ちも知らないで…」ムスー
??「それだけ信頼されている、ということだろう。」
時雨「いつからいたのさ、シラヌイ?」
ヌイ「さあ、いつからだろうな?」
??「儂もいるぞ?」
時雨「…一体いつからここは忍の惑星になったんだか…」
アル「貴方が来るとは珍しいですね、カグラブルーム。」
カグラブルーム(以下カグラ)「何、我が未来の先導者を知りたいと思ったまでよ。」
鳳翔「もうすぐ分かると思いますよ。これで今日は最後にしてくださいね?」
カグラ「ぬはは!いつもすまぬな、鳳翔よ。」ケラケラ
鳳翔「そう思うならベロベロになるまで呑まないでください!」ムーッ
ヌイ「少し早いですが、俺はこれで。」
時雨「もう帰るのかい?」
ヌイ「まだ、第一段階なんだ。早めに行かなくてはと思ってな。」
鳳翔「あの神通ちゃんでまだ第一段階なんですか…」
アル「まあシラヌイの場合、力のみで決まるって訳ではないからな。より親睦を深めてから、なんだろうな。」
ヌイ「まあ、そう言うことだ。今夜はありがとう。また寄らせてもらうよ、鳳翔さん。」
鳳翔「また来てくださいねー。」
時雨「…そう言えば、提督は?」
アル「あいつなら、近々またこっちに戻ってくる艦娘がいるからそのメンバーの確認をしているぞ。」
時雨「そうなんだ…」
カグラ「戻って来て欲しい者でもおるのか?」
時雨「まあ、ね。」
アル「共也のやつめ、当日までの秘密だと言って何も言わないのはどういうつもりなんだ…」
鳳翔「まあまあ、共也さんは少しお茶目な方なんです鳳翔し仕方がないのでは?…あ」
時雨「あれ、鳳翔さん?いつから提督を下の名前で呼ぶようになったのかな?」
アル「これはじっくり聞かせてもらいましょうか~?」
カグラ「ぬはははは!良いぞー!もっとやれー!」
アル、時雨「「あんたはだーっとれい!」」
カグラ「(´・ω・`)ソンナァ…」
この後鳳翔は二人にみっちりノロケ話を展開。顔を真っ赤にして照れながら話す鳳翔を見て二人は口の中がとても甘くなったそうな。
皆様お待たせいたしました。
ようやっとあげることができました~。
次回はほのぼのかつさらに四人ほど新キャラも出す予定です。また間が空いてしまうのですが、どうぞお楽しみに。