天龍、龍田 は 試練 を 見事乗り越えた!
天龍、龍田 は[改]に なった!
天龍 は ドラゴニック・ブレードマスター に 先導者 として 認められた!
龍田 は 抹消者 ドラゴニック・ディセンダント に 先導者 として 認められた!
第2話UA100突破!ありがとうございます!
いつも読んでくださる皆様のおかげです!
それでは本編です
第6話 Orderはいつも突然に
5月下旬 横須賀鎮守府 演習場
梅雨の季節に入り始めた横須賀鎮守府。今日も演習が行われていた。ただ違うところというと、
天龍「でやあああ!!」ボオオオ!
龍田「…ふんっ!!」バリバリバリ!
天龍と龍田がそれぞれ憑依《ライド》させた状態かつ1対1で戦っているのである。そして姿もどことなく変わっている部分がある。
共也「はいそこまで!演習終了だ。2人ともお疲れ様。」
天龍「ふうーこの力もだいぶ馴染んできたぜ!」
龍田「もう少し雷の扱いをうまくしたいわね~」
ブレ(まさか、もう"紅焔"の領域に達するとは、さすが俺の先導者だな)
天龍「どーよ!これならあの力もそう遠くねえんじゃねえか?」
ブレ(ははは、まさかまだまだ遠いさ。)
ディセ(ふむ、"Σ"もしっかりと安定してきたようだ。)
龍田「あら~?じゃあ貴方の奥の手、見せてくれるの~?」
ディセ(ふん、まだ遠く及ばんよ今の汝ではな。)
共也「あー俺もあの頃思い出してきたな…ありゃキツかった…」
アル(何なら今からやってもいいぞ?)
共也「……それはさすがに勘弁な。」
アル(ふ、冗談だ。)
それぞれカードと話をしながら休憩していると館内放送が聞こえてきた。
大淀「大本営より召集を受けました。全員今すぐ執務室に集合してください。…提督は少しお説教します。」
龍田「あらあら~、ご愁傷さま~」
天龍「まあ、なんだ…生きて帰ってこいよ。」
共也「勘弁してくれぇ…」
ヒトマルマルマル 執務室
大淀「全員集まりましたね?…全くこういう情報は提督が1番に知らなくてはならないのに…」
共也「それについては本当に申し訳ありませんでした…大淀、それよりも大本営からの召集って何の用なんだ?」
電「まさか司令官さん、何かやってしまったのです?」
共也「いや、仕事もちゃんとやってるし報告もしてる。何なんだろう本当に…?」
大淀「はい…それが、まず1度来てほしい。話しづらい内容なので内密に頼む。と」
共也「なら電話でそれを言うなって思ったんだが…分かった。随伴は龍田と電に頼みたいんだがどうだろう?」
龍田「分かったわ~」
電「了解なのです!」
共也「ありがとう。大淀、迎えは来ているか?」
大淀「後10分程で到着すると思われます。」
共也「分かった。留守は任せた。」
明石「行ってらっしゃーい!」
夕張「何かあったらすぐ連絡下さいねー」
天龍「いない間の守りは任せとけ!」
ヒトマルヒトマル 横須賀鎮守府 正門前
兵士「お待たせいたしました。」ピシッ
共也「遠いところわざわざご苦労様です。」ピシッ
兵士「お気遣い感謝します。ではこちらにお乗りください。」
ヒトマルヒトゴー 車内
共也「しっかし何で呼ばれたのか検討もつかないな。」
兵士「自分は現場のものでありますので何とも言いがたいのですが鎮守府の内情の確認ではと予想します。提督の送迎はこれで13人目ですので。しかも帰って来た提督達はほぼ暗い顔をしていらっしゃったので。」
共也「…やはり増えているのか。」
電「何がなのです?」
共也「ブラック鎮守府だ。龍田は聞いたことないか?」
龍田「ん~そうねぇ~聞いたことはないけどあまりいいことじゃないんでしょう~?」
共也「ああ、聞くだけで酷い物だからな。話しておこうか?」
電「ちょっと怖いけど…お願いするのです!」
龍田「これからそうならないようにするためにもね~」
共也「分かった。」
共也はブラック鎮守府がどういうものかを語り始めた。
龍田「あら~そんな事をする人もいるのね~…」グッ
電「ひ、酷いのです…どうしてこんな…」
共也「それはやってるやつに聞いてくれ。本当に無くなって欲しいものはいつも根が深い…クソッ」
兵士「胸中お察しします。そろそろ到着いたしますので皆様準備を整えておいて下さいね」
ヒトマルサンマル 大本営本館入り口前
兵士「ではお帰りをお待ちしております。」ピシッ
共也「ああ。」ピシッ
電「何か緊張するのです…うう…」
龍田「あら~立派な建物ねぇ~」
共也「とりあえず行こう。」
大本営本館 エントランス
共也「横須賀鎮守府提督 聖共也中佐です。」
受付「聖中佐ですね。少々お待ちください。…はい…はい、いらっしゃいました。…ではそのように…はい…了解いたしました。では元帥室へご案内いたしますのでついてきて下さい。」スタスタ
電「げ、元帥さんの所なのですか!?」
龍田「あら~大事になりそうねぇ~」
共也「……置いてくぞ?」スタスタ
電「ああ!待ってほしいのです~!」タタタ
龍田「提督はせっかちさんねえ~」スタスタ
大本営本館 元帥室
コンコン
受付「元帥。聖中佐、随伴者2名連れて参りました。」
元帥[通してくれ。]
受付「失礼します。」ガチャ
元帥「ご苦労。さがって良いぞ。」
受付「はっ。では私はこれにて。失礼しました。」バタン
受付の人が外に出たのを確認し、共也は元帥に、
共也「横須賀鎮守府提督 聖 共也、ならびに暁型駆逐艦 4番艦 電、天龍型軽巡洋艦2番艦 龍田。以上3名ただ今現着いたしました!」ピシッ
電、龍田[ピシッ]
と、しっかりした姿勢で挨拶をした。
元帥「うむ、ご苦労。楽にして良い。」
共也「はっ!失礼致します。」トキッ
電、龍田[トキッ]
真道「私は海軍本部元帥の真道 慶助だ。急な召集にもかかわらずよく来てくれた。感謝する。」
共也「滅相もございません!目上の方がお呼びとあらば参上するのが海軍のルールであると海軍学校で叩き込まれましたので。」
真道「堅い男だ。楽にして良いと言ったというのに、はっはっは。」
共也「も、申し訳ございません…」
真道「では、本題に入ろう。今回来てもらったのはブラック鎮守府の処分を君たちに頼みたいのだ。」
龍田「1つ質問しても?」
真道「君は龍田だったか。良いぞ。」
龍田「ありがとうございます。何故私たちなのでしょうか?横須賀の現存勢力が小規模なのはご存知だと思うのですが~…」
真道「そうだな。確かに小規模だが、各鎮守府に戦力補填として送っていた艦娘や提督が居ると思う。後は聡明な君なら分かるかね?」
龍田「…戦力としてでなくブラック鎮守府の洗い出しをするための要員として送り、物的証拠を確保し大本営にそれを知らせブラック鎮守府の根絶を図る…といったところでしょうか?」
真道「正解だ。今回の件は私一人ではどうしても限界がある。なので横須賀の前提督である荒木 聡美中将に頼み協力をしてもらった。もちろん艦娘の皆には危険を承知で行ってくれたことに感謝してもしきれない。本当にありがとう。」
龍田「いいえ、元帥。同じ艦娘が非合法な扱いを受けていると聞けば誰だって助けたいと名乗りをあげますわ。」
真道「これは、解決したら何かボーナスを支給せねばならないな。全く頭が上がらないな君たちには。」
??(元帥殿、私も1つ質問させていただきたい。)
真道「ふむ、それは構わんが姿を見せてはくれないのかね?」
??(だそうだ。早く出してくれ。)
共也「了解。召喚《コール》。」ピカー
アル「ロイヤルパラディン 近衛兵団団長のアルトマイルです。お会いできて光栄です。元帥。」
真道「ほほう、これが絆を深めし者が到達する境地か。こちらこそ会えて嬉しいよ。」
アル「ありがとうございます。ブラック鎮守府、確かに根絶した方が良いと私も考えます。では我々ユニットはどのように動けばよろしいでしょうか?」
真道「何、単純なことだ。君達の先導者の指示、それが行動を決定づける最大にして最優先事項だ。分かってもらえたかね?」
アル「はっ。よく理解しました。」
真道「さて聖中佐、他には何かないかね?無ければどうするか聞きたいのだが?」
共也「もちろん答えは決まっています。その任慎んでお引き受けします!」
真道「君ならそう言ってくれると信じていた。感謝する。では詳細な説明を始めるが…ここから先はとても酷い映像が流れる。耐えられそうにないと思うのであれば、別室で待機させるが、誰かいるかね?」
電「あ、あの私は別室で待機したいのです…後から知るとしても映像を見るのはとても…」スッ
真道「そうだな…君には少々酷な話であったな。すまない。…長門!」ガチャ
長門「どうした?私に何か用か?」
真道「電を別室で待機させておいてくれ。一緒にいることも許可しよう。」
長門「了解した。では行こうか電。」
電「は、はい。失礼します…。」ガチャン
共也「さすがにあいつには早すぎるよな…」
龍田「そうねぇ~まだ知ってほしくないわ~」
アル「2人とも素が出て――いやこのままでいいか。」
真道「覚悟は決まったな。では、流すぞ。」
そう言って真道は映像を流し始めた。
凄惨で残酷な悪夢のビデオを。――――
さあ、物語はシリアスになってきました。
次回は胸糞回注意です。