先導者な提督さん   作:Scorpion

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前回の提督さん
突如大本営からの召集を受けた共也。彼は海軍元帥 真道 慶助から横須賀鎮守府の規模の縮小の真相を聞かされる。そして、共也に与えられた任務は―――
真道「ブラック鎮守府の処分を頼みたいのだ。」
それを了承した共也達に真道はとある1本の映像を見せる。それは、共也達にブラック鎮守府根絶の意志を確固たるものにするには充分すぎるものであった。

前書きをちょっとシリアスにしてみました。
第2章はずっとこの調子になると思います。どうかお付き合い下さいませ。

今回、胸糞回注意です

それでは本編です。


第7話 結成!Black Busters!

大本営本館 元帥室

 

真道「―――感想は、どうやら聞くまでもないようだな。では長門を迎えにいってこよう。その間君たちはしっかりと話しておくといい。」ガチャ バタン

 

――なんだ、何なんだあれは。あれは同じ人間がやったことなのか?だとしたら…だとしたら……

 

龍田「提督さ~ん?どうかした~?」

共也「いや…何でもない。…どう思った?」

龍田「あの映像~?正直電がいなくてよかったわ~きっとあの子トラウマになってるわよ~今頃。」

共也「ああ、間違いないな…。」

アル「あのような行為が平然と…!!」

 

アルトマイルは怒りを抑える事で一杯のようだった。

無理もない。映像のなかに、艦娘への暴言はもちろんのこと、暴行、強姦、地下牢へ長期間幽閉、挙げ句の果てには拷問、しかも人の尊厳を与えられていないかの様に扱われていたものも確認されていた。

真道はこれは未来の提督がこういう扱いを艦娘にしないようにという元艦娘、それを流して犠牲が減るならという心の強い人たちが了承し、諜報部が製作したとされていた。無論そんな扱いをしていた提督達はどうなったか言うまでもない。

 

共也「これがブラック鎮守府の真実ってことだったな。それで、皆の気持ちを聞かせてくれ。ブラック鎮守府を今後どうしたい?」

龍田「今すぐ潰したいわね~…言い方は悪いと思うけどふんぞり返って指令を出すだけの存在の癖に、神か何かと勘違いしているようでとてもイラつくわ~…!」

アル「あんなものを見せられて引き下がるとでも思っているのか?我が先導者よ。あれと同様の扱いを受けている人がいるのなら助ける!絶対に許すことは出来ない!!」

共也「そうだな。ディセンダントにも聞いておこうか。」

龍田「彼ならこう言っているわ~。(悪事を働くものがいるのだろう?ならば消す。欠片も残らぬほどに抹消する。それこそ、我ら抹消者のつとめである。)ってね~」

共也「皆同じ気持ちだな。」ガチャ

真道「待たせてすまない。…ふむ、どうやら決意は固いようだ。我々も全力でバックアップするために横須賀のメンバーを少し復帰させよう。入りたまえ。」ガチャ

扉が開いた先には4人の艦娘が入ってきた。

霧島「失礼します。本日をもって横須賀鎮守府に復帰となりました金剛型高速戦艦 4番艦 霧島です。」メガネクイッ

比叡「同じく金剛型2番艦 比叡です!」ヒエー

川内「同じく川内型1番艦 川内…。よろしく…。」ムニャムニャ

神通「姉さん、失礼ですよ。あ、同じく川内型2番艦の神通です。以上4名、提督に着任のご挨拶に参りました。そしてお久しぶりですね。龍田さん、電ちゃん。」

龍田「あら~久しぶり~元気だった~?」

電「はわわわ!また戻ってきてくれたのです!嬉しいのです!」ワーイ!

共也「元帥…彼女達はもしや…」

元帥「ほほう、気づくとは流石だな。そうだ、彼女達は《二つ名》持ちだ。」

共也「やはりそうでしたか…」

 

ちなみに4人がそれぞれ何と呼ばれているかというと以下の通りだ。

霧島…《血染めの雷光》

比叡…《凶暴な天狼》

川内…《幻惑の支配者》

神通…《影を歩く暗殺者》

いずれも幾多の修羅場を潜り抜けてきた一騎当万の艦娘達である。彼女たちがまさか横須賀所属だとは夢にも思わなかった。

 

真道「ちなみに今回は川内と神通には潜入任務、比叡と霧島には制圧任務がそれぞれ任命されている。作戦コードは[Black Extermination]、作戦チーム名は[Black busters]だ。本作戦は相手に気取られぬことが絶対条件だ。君の指揮の手腕、存分に見せてくれ。」

共也「はっ!」ピシッ

真道「積もる話もあるだろうがそれは帰ってからにしてくれ。そして、聖中佐を今日付けで准将に昇進とする。ではこれで解散だ。時間をとらせて悪かったね。」

共也「いいえ!滅相もございません!そしてありがとうございます!失礼します!」ガチャバタン

真道「…なかなか面白い男だったな。」

長門「ふふふ、私もそう思ったぞ。あいつはきっと名将になるだろうな。」

真道「頼んだぞ、聖くん…。」

 

ヒトニーマルマル 大本営本館 正面玄関

共也「俺、あんな雑な昇進初めてかもしれない。」

霧島「まさか大佐をとばしていきなり准将ですか…これは期待できそうです。」

龍田「期待していいわよ~?彼、とても強いから~」

霧島「そうですか…ふふっ、いいですね。楽しみです。」

比叡「霧島!?顔、顔が怖いよ!?」

神通「電ちゃん、私の残した訓練書通りに訓練してくれた?」

電「もちろんなのです!おかげで強くなれているのです!」

川内「ふわあ~あ、眠いー…」

共也「賑やかになりそうだな、これは。さてと帰ったらお昼にしよう!。」

艦娘達「わーい!」ナノデス!

 

同時刻 横須賀鎮守府 工廠

夕張「うわー!またできた!ホントにどうなってるのよこれー!!」ワーン

??(ははは!俺を呼び出しやがった野郎はどいつだぁ!?ぜってぇぶん殴る!)

??(止めた方が身のためだろうねぇー)クスクス

??(今度もこの世界を守るためにこの力を使おう。)

??(久しいな。この空気。どうやら相当な物好きのようだな此度の先導者は。)

本当に賑やかになりそうだった。




うーん、書けたけどシリアスって難しいなあ…
本編中で書いていたブラック鎮守府の映像、想像したいという勇気ある方は自身の頭の中に思い浮かべてみてくださいね…
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