思い付きで書くだけの峰田SS   作:Masuky

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pixivで書いてたものを持ってきました。


緑谷出久の選択肢

僕は緑谷出久

憧れのヒーローオールマイトのようになるために

ヒーローの名門校雄英高校の試験を受けに来ている

この世界には個性と言って人それぞれ違った特殊能力を持っているんだ

そんな僕の個性は2つ…

一つは憧れの人オールマイトからもらった個性OFA

そしてもう1つは…

 

――――――幼少期

 

僕の周りだけ個性が発現しだしたころだった

その時はいつも通り幼馴染のかっちゃんと遊んでいたときだ

 

爆豪「なぁ!今日はちょっと山のほうに行ってみねぇか?」

 

「おーいいじゃん」

 

「行く行く」

 

出久(山…危なくないかな…)

 

爆豪「デクも行くよな?」

 

出久「あ、僕は」

 

カション

 

ん?今の音は何?

 

A.もちろんだよかっちゃん!(↑↑) B.子供だけで危険だよ!(↓↓) C.山より川がいいな(↑)

 

え?なんなのこれ…

 

出久「かっちゃん!なんか変な文字が突然目の前にって―――かっちゃん!?」

 

僕はかっちゃんにこの状況を説明しようと思ったけど、目の前の幼馴染はなぜか色が抜けて止まり、白黒になっている

それどころか僕の周囲の景色も時間が停止しているように静かで白黒だ

 

出久「え?え?どういうこと!?なにこれ!?怖いよ!もういやだ!A!Aにする!!」

 

ピコン 爆豪勝己の友情度が上昇しました

 

は?友情度?かっちゃんの?僕に対する友情度?

 

爆豪「よっしゃ!じゃあ行こうぜ!」

 

「おー」

 

「早く行こう」

 

出久「…」

 

なんだったんだ今の?

 

爆豪「デク?」

 

出久「あ、今いくよ!」

 

まぁなんか変なことでも考えてたんだ、その時の僕はそう結論づけた

しかし、そんな僕をあざ笑うかのようにABCの3択は頻繁に目の前に突然現れ続けたんだ…

そして中学の頃、僕はこの3択を完全に理解せざるを得なかった

それはクラスにいた女子生徒との会話の時だった

 

女子生徒A「ねぇねぇ、緑谷君ってさ無個性ってほんとなの?」

 

出久「…うん、ほんとだよ」

 

厳密には無個性じゃない、でもこんなのは無個性と同じだ

 

女子生徒A「えーかわいそうだねー」

 

出久「あはは…よく言われるよ…」

 

幼稚園、小学校で悲しいけど言われ慣れた言葉だ

 

女子生徒A「それじゃあさ、将来は何になるの?あたし?あたしはヒーロー!だって個性があるから!」

 

出久「え、あ、ぼ、僕は…」

 

カション

 

うっ…突然世界が白黒になって止まった…これは…

 

A.僕もヒーローになりたいんだ(→) B.警察官かな(↑) C.じゃあ君の事務所の事務員(↑↑)

 

出た…この3択…

このABCのあとに続く文字の後ろの矢印…どうやらこれは相手の気持ちの上昇値らしかった

わかったのは僕が川に落ちたかっちゃんを助けた時だ

あの時、助けようと動こうとした瞬間に3択が現れその時B.助ける(↓↓)というのを選ぶと

 

ブー 爆豪勝己の友情度が下がりました

 

というのが現れたからだ。

確かにその後はかっちゃんと僕の間に少し溝があるように感じられた

しかしそのあとにも当然選択肢は出てくる、嫌われたくない僕は(↑↑)の選択肢ばかりを選んだのだ

そのかいあってかかっちゃんと僕の関係は良好で、親友と言ってもいいくらいだ

だから今回も選ぶなら絶対C、仲良くなれるならそっちのほうが良いに決まってる

 

ピコン 好感度が大きく上昇しました!

 

え?大きく上昇?すごいな、初めてだ。

ていうかえ?好感度?友情度じゃないの?

好感度ってアレだよね、ネットで見る恋愛ゲームのヒロインが主人公をどれくらい好きかっていう―――

 

女子生徒A「え!?あたしの事務所の事務員!?それって応援してくれるってこと!?」

 

出久「そ、そうなるのかな?」

 

うわわ!なんだかさっきと違ってすごくグイグイ来る…

 

ピンポーン 人物相関関係を見ることが可能なりました

 

何急に!?人物相関関係!?何それ!?

 

人物相関関係とは自分を中心とし、周囲の人間が自分をどう思っているのかをわかりやすく表した図のことです

 

なんで淡々と説明してるの!?それって個性が進化したってこと!?

 

 

答えろよ!!なんでだんまりなんだよ!あーもういいよ!とりあえずそれ見せてよ!

 

ウィーン

 

目の前に突如携帯サイズのモニターが出てきてその画面に僕を中心として線が周りの僕の知人に伸びている

えーと、かっちゃんが親友で、母さんと父さんが大切な息子、で女子生徒Aが…気になる…

気になる?気になるって…何が?僕…?

あ、それよりこれを見ている間も世界が白黒になって止まるみたいだ、解除しないと、もういいよ!

 

ウィーン

 

女子生徒A「わーでも一緒に働くんだー、緑谷君結構頭良いよね、それにいつもヒーローノートっていうの書いてるよね?」

 

出久「あ、うん、今までのヒーローとか新しいヒーローとかのデータを自分なり纏めて、個性の有効な使い方とか応用方法とか考えてるんだ」

 

女子生徒A「てことはさ、緑谷君が事務員として働いたら私の個性とかサイドキックの個性とか色々考えてくれるんだよね?」

 

カション

 

うっ、また

 

A.うん!君のために頑張るよ(↑↑) B.あはは、自分なりに頑張るよ(↑) C.何から何まで面倒見れないよ(↓)

 

うん、Aかな

 

ピコン 好感度が大きく上昇しました

 

女子生徒A「え…あたしのため…?」

 

出久「えっと、うん」

 

女子生徒A「それってさ―――」

 

ガララ

 

担任「はいー静かにーHR始めるぞー」

 

女子生徒A「あ、先生来ちゃったね、この話またあとでしようよ」

 

出久「うんいいよ」

 

女子生徒A「あ、えと、あと出久って呼んでもいい?」

 

あれ?急にしおらしくなったと思ったらまさかの名前で呼んでもいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?

ていうかなんだか可愛く見えて来ちゃった…さっきまでなんとも思ってなかったのに!

 

出久「も、も、もちろんいいよ!」

 

女子生徒A「いいのね?うふふ…あたしのこともさ、風子って呼んでよ」

 

カション

 

ちょ!?また!?

 

A.風子(↑↑) B.風子…さん(↑) C.大嵐さん(→)

 

え…えええええええええええええ!?

名前で呼ぶのにも3択なの!?え、Aが1番良いけど…いきなり呼び捨てはハードルが高い…僕が

ここはBでお願いします!!

 

風子「プッ…クスクス…さんって……出久」

 

出久「!!」キュン

 

風子「またあとでね、出久」

 

出久「!」コクコク

 

そう言って彼女、風子さんは席についた

やばい…キュン死するところだった…

あ、そうだ、人物相関関係…

 

ウィーン

 

えーと…大嵐風子さんは……………………………

そこには大嵐風子さんの名前のすぐ下の表示

たった二文字だがされど二文字、中学生ならば誰しもが言われたいと思い描くであろう言葉

 

好き

 

しかし、その後、お互いに一緒に途中まで下校したり、クラスで交流したりはしたが進級とともにクラス替えで別々のクラスになり

胸の内に抱えたものがありながらも、風子さんとは微妙な距離感のまま、色々あって、雄英高校の受験日を迎えてしまったのだった

 

―――――――――

 

爆豪「何突っ立ってんだよ」

 

出久「かっちゃん…」

 

爆豪「てめー緊張しやすいからな、大方胸が苦しくなって心肺停止状態に」

 

出久「ならないよ!?」

 

爆豪「はっ、いよいよだなぁデク」

 

出久「うん、あっという間だったね」

 

本当にあっという間だった

オールマイトから個性を受け継いでからトレーニングを重ね続けたその成果を今日出さないと

 

爆豪「だがその前に俺はションベンタイムだ、先に中入ってろ」

 

出久「だはっ、うん」

 

完全に一緒に入る流れだったのにまさかのトイレタイム…

朝に済ませておいてよかっちゃん…

でもかっちゃんのおかけで朝からあった緊張は少しほぐれたみたいだ

僕は走り出そうとしたが次の瞬間身体が宙に浮いた

 

出久「わっ!」

 

饅頭女子「あ、驚かせちゃった」

 

出久「え?身体が浮いてる?」

 

饅頭女子「急にごめんね、転びそうだったから、転んじゃったら縁起悪いもんね」

 

出久「あ、ありがとう…?」

 

饅頭女子「どういたしまして!それじゃあね!」

 

出久「あ…」

 

あの女子もヒーロー科志望かな?

 

この時の出会いが僕をさらに悩ませることになるとは

その時の僕は思いもしなかったのだった…

 

つづく




チョロインってよく言うけど確かに書きやすいからチョロくしたくなる。
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