それでは、プロローグを始めていきます。
プロローグ 逃亡者達と破壊を告げる声
穏やかな日差しが差す昼頃、『ヤマト地方』のとある山中に建つ一軒のポケモンセンターの裏口、そこで水色の帽子に赤のノースリーブ、ミントグリーンのスカートという姿の少女が一人壁に体を預け、不安げな表情を浮かべながら小さく溜息をついていた。
「はあ……今頃、皆はどうしてるかしら……。自分からいなくなったわけではないけど、皆からすればいきなりいなくなった形になるから、やっぱり心配させているわよね……」
少女は『故郷』で自分の帰りを待つ『家族』の事を思い、哀しそうな顔を浮かべながら静かに俯くと、その震動で少女の黒く長い髪がサラサラと流れ、帽子に付けていた三日月型のアクセサリーが太陽の光でキラリと輝いた。すると、少女の肩に丸っこい体つきのフクロウ型のポケモンである『モクロー』が音も無く留まり、心配そうに少女の顔を覗き込んだ。少女はゆっくりとモクローの方へ顔を向けると、弱々しく微笑みながら優しい声で話し掛けた。
「オリーブ……貴女にまで心配を掛けてしまったわね」
『クロロ……』
「でも、大丈夫よ。落ち込んでいても仕方ない事は分かっているし、落ち込んでいる暇があったら、あの『組織』の手から逃げながら『アローラ地方』に帰る方法を探す方が良いものね」
『クロクロロ!』
「ふふ……貴女もそう思っているみたいね。さてと……それじゃあ落ち込むのはこれで終わりにしましょうか。このまま落ち込んでいたら
少女が優しく微笑みながらオリーブの頭を撫でていたその時、「ここにいたのか」という声が聞こえ、少女達はそちらへ視線を向けた。そこにいたのは、肩に黄色い体のネズミ型のポケモンである『ピカチュウ』を乗せたモンスターボール柄の青い帽子に青い服、そして黒いズボンという格好の短い黒髪の少年だった。そして少女は、少年達の姿に少し驚いた様子を見せた。
「あら、私達に何か用だったの?」
「いや、姿が見えなかったから捜しに来ただけだ」
「そう……ところで、アルトはどうしたの? またパートナーと一緒に辺りの散策?」
「ああ、そうだ。少なくとも明日の朝まではここにいる事にしているから、念入りに見ておきたいんだそうだ」
「そう……着いたばかりなのだから、少しは休めば良いと思うけれど、やはりそうも言ってられないわよね」
「……そうだな。いつアイツらがここを嗅ぎつけてくるとも限らないし、用心をしておくに越した事は無い。まあ、幹部クラスの奴がわざわざ来るわけは無いだろうし、もし来てもいつものようにバトルで追い払えば良いしな」
「ええ、いつも数だけは無駄に多いけど、一人一人はそんなに強くないものね。なのに、いつもいつも私達の後を追い掛けてくるから、その分私達のポケモン達の良い経験値になるだけなのよね」
「アザレア……その言い方、アルトの言い方が移ったな」
「……そうみたいね。でも、あそこから一緒に逃げてきて、ずっと旅をしてるからこればかりはしょうがないんじゃない? 貴方だってアルトから取り入れた知識は少なくないし、アルトが使っている『用語』なんかも普通に使っているでしょ? マサカゲ」
「……違いないな」
アザレアの言葉に小さく笑いながら答え、肩に乗っているピカチュウの頭をマサカゲが軽く撫でていると、林の中からガサガサという音を立てながらヒトカゲを連れたサングラスを載せた黒い帽子に赤いジャージ姿の短い茶髪の少年が姿を現した。
「アルト、散策はもう良いの?」
「おう。クリム達にも手伝ってもらったし、とりあえずこのぐらいで良いと思うぜ? まあ、この中の誰かがルカリオを持ってたり、探索系の能力持ちでもいたりすればもっと色々と調べてきたけどな」
「探索系の能力というのは、お前が持っているような『転生特典』という奴か?」
「んー……まあ、そんなとこだな。けど、俺のはそういう系じゃなく、どちらかと言えばバトル向きだし、深くまで調べるのはしばらくの間は難しそうだな」
「そうね。さて……それじゃあそろそろ一度ポケモンセンターの中に戻りましょうか。このまま外にいても見つかる危険性があるし、作戦会議もしたいから」
「そうだな」
「おう!」
アザレアの言葉にマサカゲ達は揃って返事をした後、多少警戒を緩めた状態で話をしながらポケモンセンターの中へと入っていった。この三人、アザレアとマサカゲとアルトはそれぞれ別の地方の出身であり、元々はそれぞれの地方で旅をしていたのだが、その旅の途中である『組織』の構成員に捕まり、この『ヤマト地方』へ無理やり連れて来られた。そして、組織の団員養成施設の一つで偶然出会い、協力関係を築いて共に脱出した後、アルト考案の変装を行い、組織の手から逃れながらそれぞれの地方に帰る方法を探すために共に旅をしているのだった。
ポケモンセンターへと入り、アザレアが設置されている電話の方をチラリと見た後、諦めの表情を浮かべながらすぐに視線を戻すと、マサカゲはその様子に小さく息をついた。
「……やはり家族が心配か」
「ええ……肉親は妹のカルミアしかいないけれど、ククイ博士やリーリエさんも私にとっては家族も同然だから」
「そうだろうな。だが、迂闊に電話なんてしようものなら、そこから探知をされかねないし、奴らの仲間がまだアザレアがいた地方にいるかもしれない。そう考えると、やはり今のところは電話をするのは避けた方が良さそうだな」
「……そうね。これ以上心配を掛けたく無いけれど、カルミア達がアイツらに狙われる事になるのはもっと嫌だから……」
「まあそうだろうな。一番良いのは、アイツらの組織を壊滅させる事ではあるが、今の俺達ではそれすら叶わない。だから今は、逃げながら着実に戦力を強化していくしかないな。いくら『転生者』などというイレギュラーな存在を有していてもそれに頼り切りというのは絶対に無理だからな」
「ええ、そうね」
そしてアザレア達の視線がアルトに集中する中、アルトは暢気そうに鼻歌を歌いながらゆっくりと歩き、パートナーであるヒトカゲのクリムは物珍しそうにポケモンセンターにいる他のトレーナーやポケモン達の姿を眺めていた。アザレア達の言う通り、三人の中ではアルトが一番ポケモンバトルが強く、それはアルトが持つ『転生特典』の一つである『
そして、そんなアルトの姿をアザレア達が真剣な眼差しで見ていたその時、その視線に気付いたアルトが「ん……?」と不思議そうに振り向いた。
「二人とも、何かあったか?」
「あ、いや……いつまでもお前に頼り切りにならないようにしようとアザレアと話していただけだ」
「ええ、私達も以前よりは着実に強くなっているけれど、それでもアルトにはまだ及ばないもの……」
「え、そうか? 俺から見れば、お前達の方がよっぽど頼れる存在だと思うけど……」
「俺達が……?」
「ああ!」
アルトはアザレア達に対してニカッと笑うと、二人のパートナーポケモンが乗っていない方の肩にポンッと手を置いた。
「確かに俺達の中では、特訓バトルの勝率が高いのは俺かもしれない。けど、アザレアにはリーダーとして俺達の纏め役を務めてもらってるし、マサカゲには俺達の
「アルト……」
「だから、この件についてはお互い様って事にしようぜ? お互いがお互いの事を頼れる存在って思ってるわけだしさ」
「……そうね。けど、貴方の事を一人のライバルのような存在として見ているのも変わらないから、油断をしているとすぐに追い抜かれてしまうわよ? たとえ、貴方のとても巨大な
アザレアがクスリと笑いながら言うその言葉に、アルトは楽しそうな笑い声を上げた。
「ははっ、怖い怖い。だが、アイツはああ見えてまだまだ成長途中だからな。これから俺達と一緒にもっと強くなってくれるさ」
「それは頼もしい反面、ある意味恐ろしくもあるな。まあ、お前の言う事を聞かない可能性なんて満に一つも無いだろうけどな」
「ああ、もちろんだ。なんて言っても、俺はアイツとしっかりと心を通わせた上でゲットをしてるからな。だから、俺にとってアイツはクリム達と同じ大事な仲間だよ」
「……そうか」
アルトの言葉にマサカゲが微笑みながら頷き、アザレアもそれに続いて頷きながら「そうね」と言ったその時、突然グーッという音が鳴り響き、アルトは帽子越しに頭をポリポリと掻きながら苦笑いを浮かべた。
「あ……悪ぃ悪ぃ」
「……まあ、時間的にもちょうど良い頃だからな。とりあえず昼食にしようか」
「そうね。お腹が減っていては、いざという時に困るもの」
「そうそう。腹が減っては戦が出来ぬ、なんて
「ああ」
「ええ」
そして、アザレア達は再び楽しそうに話をしながらポケモンセンター内にあるレストランへ向けて歩き始めた。
数時間後、アルトは手持ちポケモン達と一緒に夜闇に包まれたポケモンセンターの周辺の山林の中をアザレア達と手分けをして歩き回っていた。
「んー……今のところ、それらしいのは見つからねぇな。クリム、ヴィオラ、お前達はどうだ?」
『カゲ、カゲカゲ』
『キー』
「……その様子だと、お前達もそういうのを見つけてはいないみたいだな」
ヒトカゲのクリムとズバットのヴィオラの反応にアルトは安心した様子で頷くと、夜空に輝く月を見上げながらニカッと笑った。
「最近、アイツらに見つかる事が多かったし、今日は枕を高くして寝られそうだな」
『カゲ!』
『キー』
「よし、それじゃあそろそろアザレア達とも合流しに――」
その時、背後から複数人の気配を感じ、アルトの笑みは一瞬にして消えた。そして無表情のままで、アルトが背後を静かに振り返ると、そこには闇のように黒い衣服を身に纏った複数人の男女が立っており、その手にはモンスターボールが握られていた。
「……やれやれ、今夜は静かに眠れると思ってたんだけどな」
「ああ、静かに眠りたいなら眠らせてやるぜ? もっとも、起きた頃には施設に逆戻りだけどな」
「逃げ出した貴方達を連れ戻すのが、私達下っ端団員の役目。だから、今日こそ大人しく戻ってもらうわ」
「……戻る気なんてねぇよ。生憎だが、俺達はお前達の味方をするつもりはねぇからな」
「ふん、いつまでもそんな余裕そうな態度を取っていられると思うなよ!」
その団員の言葉が合図となり、団員達は自分達が持つモンスターボールを全て放り投げた。すると、放り投げられたモンスターボールの中からは、ズバットやベトベターを始めとした様々なポケモン達が姿を現し、アルトはその数の多さに苦笑を浮かべた。
「おいおい……一人のトレーナーに対してその数は流石にやり過ぎじゃね? ざっと見た感じ、20体くらいはいるだろ、それ……」
「ああ、その通りだ。まあ、この数を相手にするのはお前だけだがな」
「私達もそろそろ本気で貴方達を連れ戻さないといけないの。だから、今回は一番強い貴方に戦力を割いた形よ」
「お前の手持ちポケモンは、そこにいるヒトカゲとズバットのみ。よって、この数で挑めばお前に負ける可能性なんて一切無い」
「さて……今回こそ施設に戻ってもらうぞ、脱走者共」
余裕そうな笑みを浮かべた団員達が、じりじりとアルトとの距離を詰めてきたその時、「……しょうがねぇか」とアルトは何かを諦めたような表情を浮かべ、背負っていたリュックを降ろした。そして中に手を入れ、「……その量ならまだ何とかなるな」とニヤリと笑いながら手を引き抜くと、その手には緑色の円の模様が入った黒いボールが握られており、団員達はそのボールの存在に驚愕の表情を浮かべた。
「なっ……!」
「うそ……貴方の手持ちは、その2体だけのはずじゃ……!」
「残念でした。俺のリュックには隠し底があるんだよ」
「隠し底……だと!?」
「おうよ。まあ、知り合いの影響で何となく仕込んでおいた物だったんだが……お前達に捕まって一度クリム達を取られた時、どうにかしてコイツを隠さなきゃいけなかったから、今日までずっとこの隠し底に隠しておいたんだよ。なにせコイツは、
ボールを手にしながらアルトはクリム達を自分の後ろへ移動させると、「……んじゃ、やるとしますか」と独り言ちながらボールのスイッチに指を掛け、ゆっくりとスイッチを押した。
「……さあ、闇夜に舞い踊れ、ラケル」
その言葉と同時にモンスターボールが勢い良く開くと、中から現れたのは宙に浮く巨大な赤黒い楕円形の何かだった。そしてラケルと呼ばれた
「木が……枯れた……?」
「んー……枯れた、と言うよりは『死んだ』だな。ラケルに命を吸われて、な」
「命を吸われた、だと……!?」
「そう。な、ラケル」
アルトが普段と変わらない声でラケルに話し掛けると、アルト達の脳内にあどけない小さな少女のような声が響いた。
『そうだね。少し申し訳ないとは思うけど、この周囲の木々の命はありがたく吸わせてもらったよ』
「そうそう。生き物の命を頂く時は、感謝の気持ちを持つ事が大事だもんな」
『あはは、だね』
生と死、まるで世間話でもしているかのような調子でその話をするアルト達の姿に団員達の表情には怯えの色が浮かび、団員達が繰り出したポケモン達も少しずつ後退り始めた。
「生き物の命を吸うポケモン……!?」
「何よ……何なのよ、それ!?」
「お前……そんなバケモノと一緒だったって言うのか!?」
「バケモノって……ひっどい事言うよなぁ……」
『ホントだよね……ボクだってクリム達と同じポケモンなのに……』
「ま、コイツらに分かってもらうつもりも無いし……なあ、そろそろバトルを始めようぜ」
「バ、バトル……」
「ああ、もっとも――
団員達が恐怖する姿を前に、アルトは楽しそうな笑みを浮かべ、ラケルに指示を出した。
「ラケル、『バークアウト』」
『……了解』
瞬間、ラケルの声がとても低くなり、目に怒りの色が浮かんだ。そして、怒鳴りつけるような大きな鳴き声を上げると、団員達が繰り出したポケモン達は一斉に吹き飛ばされ、枯れていない木々へと強く叩きつけられた。
「お前ら……!」
「ちょ、嘘でしょ……!?」
団員達はそれぞれが繰り出したポケモン達へ駆け寄ったが、ポケモン達は『バークアウト』の一撃で体力を全て失い、1匹残らず瀕死状態になっていた。
「全員……瀕死……!?」
「そんな……!」
「1匹のポケモンに俺達のポケモンが全てやられるなんて……そんなのありえねぇだろ……!?」
「ありえるさ。だってコイツは……カロスに伝わる伝説のポケモン、『イベルタル』なんだからな」
ラケル――イベルタルを誇らしげに見上げながら言うアルトの言葉に団員達は怯えと驚きが入り混じったような表情を浮かべた。
「イベルタル……」
「伝説の……ポケモン……」
「そうさ。コイツははかいポケモン、イベルタル。翼と尾羽を広げながら赤く光輝いた時、周囲の生き物の命を吸い取ると言われる伝説のポケモンだ」
「そんな……なんでお前みたいなガキが伝説のポケモンなんて……!」
「なんでって……ラケルと心を通わせたからに決まってるだろ?」
アルトが心底不思議そうに腕を組みながら首を傾げる中、団員達は恐怖が頂点に達した様子で体をブルブルと震わせながらモンスターボールを取り出した。そしてポケモン達をモンスターボールに戻した後、団員達は大きな叫び声を上げながら夜の闇の中へと逃げていき、その様子にアルトはポツリと呟いた。
「……まあ、そうなるよな」
『だね。自分に命の危険があると知れば逃げ出すのは、生き物として当然の行動だよ。ただ、アルトやクリム達のようにそんなボクでも受け入れてくれた変わり者もいるけどね』
「ははっ、そうだな。けど、俺にとってお前は『命を吸うポケモン』じゃなく、『大切な仲間』だ。もちろん、クリム達もそう思ってるみたいだしな」
『カゲ、カゲカゲ!』
『キーキー』
『みんな……うん、ありがとう』
ラケルがとても安心したように微笑んでいたその時、ガサガサッと枝葉をかき分ける音とともに闇の中からアザレア達が姿を現し、その姿にアルトは嬉しそうな笑みを浮かべた。
「よっ、二人とも。その様子だと、どうやらどっちも無事に追い払えたみたいだな」
「ええ、何とかね」
「お前の方は……まあ、ラケルが外に出ている時点で心配はいらないか」
「おう、ラケルが一撃で終わらせてくれたからな! まあ、ラケルの特性の『ダークオーラ』が良い仕事をしてくれたのもあるけどな」
「『ダークオーラ』……悪タイプの技の威力を上げる特性、だったわよね?」
「その通り。それに……『識る者』で調べたところ、レベル差もそこそこあったし、相手のポケモンに対して悪タイプの技の通りも悪くなかった。だから、これで負ける方が逆にムズいさ」
「そうだろうな。『転生者』と『伝説のポケモン』という組み合わせは、下っ端団員達には荷が重いだろう」
「へへっ、まあな」
アルトは両手を頭の後ろに回しながら笑っていたが、ラケルに視線を移した瞬間、その表情は哀しそうな物へ変わった。
「……ただ、イベルタルというポケモンの性質上、コイツが怖がられるのはやっぱり辛いところがあるかな」
「イベルタルは生き物の命を吸う伝説のポケモン、だからな……」
「……ああ。でも、コイツと心を通わせた以上、俺はコイツの仲間であり続けるさ。それがコイツのトレーナーであり、友達でもある俺の役目だからな」
「「アルト……」」
哀しそうな目でラケルを見つめるアルトの姿を前に、アザレア達は心配そうな表情を浮かべた。しかし、二人同時に頷くと、アザレア達はアルト達にゆっくりと近付き、目の前で歩を止めてからアルトの肩にポンとそれぞれ手を置いた。
「それなら、俺達だって同じだ」
「イベルタルというポケモンを理解した上で、私達はアルト達と一緒にいる事を選んだ。だから、私達も貴方達の仲間であり続けるわ」
「お前達……へへ、ありがとうな」
『……ありがとう、二人とも』
「「どういたしまして」」
嬉しそうなアルト達に対して同時に返事をした後、マサカゲはポケモンセンターがある方へ体を向けた。
「さあ、そろそろポケモンセンターに戻って休むとしよう。イベルタルの情報がアイツらにバレた以上、いつもより早めに出発しないともっと面倒な相手と戦う羽目になりそうだからな」
「だな。流石に幹部クラスの奴らが来たら、俺達だってどうしようも無いし、休める時にしっかりと休んで、さっさと逃げるに限るからな」
「そうね」
頷きあった後、アザレア達はそれぞれポケモンをモンスターボールにしまい、ポケモンセンターへ向かってゆっくりと歩き始めた。そしてその翌日、アザレア達の出発後にある区域のみ木々が枯れ果てている光景を周辺に住む人々が発見したが、何故そのような現象が起きたのか分かる者は一人としていなかった。
いかがでしたでしょうか。尚、アルトの手持ちのイベルタルは、この世界に元々いるイベルタルとは別個体となっており、手に入れた経緯などは本編中で書いていこうと思っています。そして分かる方もいるかもしれませんが、彼らの服装はアクセサリーなどを除いてアザレアとマサカゲはFRLG、アルトはXYとそれぞれゲームの主人公の色違いのような物にしており、アルトの服装の色だけは手持ちのイベルタルモチーフにしています。
そして最後に、今作品についての感想や意見、評価などもお待ちしていますので、書いて頂けるととても嬉しいです。よろしくお願いします。
それでは、また本編で。