仮面ライダーダークディケイド IFの世界   作:メロメロン

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いよいよ大地の旅が始まります。最初の世界は果たしてどんな場所なのでしょうか?





ビースト編 勇気と希望の物語
旅の始まり


 

 今日はもう休め、とガイドに言われた大地は残っていた食事を平らげると二階の部屋を使ってもいいとのことなので階段を上る。

 階段もそうだが、見た限りでこの光写真館はその外装とは反対にほとんど汚れというものは見られなかった。

 案外あのガイドという男は几帳面なのかもしれないななどと思いつつ、二階の廊下に辿り着いた。どの部屋を使ってもいいと言っていたので、とりあえず一番階段に近い部屋を選び、そのドアを開けた。

 

 部屋の中もやはり整っており、ベッド、机、椅子、本棚などのものが揃っていた。大地は汚れ一つないどこか不気味な部屋に若干の遠慮しつつも、とりあえず椅子に腰を着けた。

 窓から見える景色は相変わらず霧ばかりであるが、さっきと違ってほとんど明かりが見えないことから今は夜であることがわかる。

 今日はこのまま寝てしまおうかなどと思ったが、ふと思い出したようにダークディケイドライバーとライドブッカーを机の上に置いた。ダークディケイドの武器にもなるこのライドブッカーという装備は変身していない状態でも使えるらしい。

 先ほどの戦いでの自分の行動を振り返りながら、大地はライドブッカーから何枚かのカードを取り出した。

 

「これがさっき使ったカード……他にも結構あるな。レンゲル……ゾルダ……スカル……」

 

 まずはさっき使用したガオウ、グリス、ギルスという仮面ライダーが描かれたカードを取り出し、机に置く。次に王蛇やサガ、斬鬼などという仮面ライダーのカードも取り出し、机に並べていった。

 未だに仮面ライダーというものは大地にはよくわからないが、せめてその名前ぐらいは知っておこうと考え、ライドブッカーにあるカードを全て取り出してみることにした。

 そうしてカードを並べていくうちにいくつかのことに大地は気づいた。

 

 カメンライドとフォームライドというカードにはそれぞれ仮面ライダーが描かれており、これを使うことでそのライダーに変身することができる。そのうちのG3、アクセル、クローズなどの何枚かはライダーのシルエットが薄くなっているのが気になった。

 

 アタックライドとファイナルアタックライドはそのライダーの武器や技を繰り出すために使う。

 先ほどの戦いで使ったヘリコプターなどのカードは見当たらないが、これはそれに対応するライダーに変身することで使えるようになるのではないかと予測した。

 つまり今目の前にあるアタックライド スラッシュやブラストはダークディケイド自身のカードということだろうか。

 

(でも、さっき変身したときには僕は複数のカードを使いこなした……今はこうして並べてみるまで何もわからなかったのに)

 

 ダークディケイドとなった大地はこれらのカードを何の躊躇もなく使いこなしていた。もしかすると記憶を失う前から自分はこれらのカードを知っていたということなのだろうか。

 しかし、浮かんだその考えは大地の中で否定された。

 

(知っていたっていうのは正しいかもしれないけど……それは多分僕じゃない。このライダー達だ)

 

 思い返してみれば、ガオウ、グリス、ギルスにカメンライドしたとき頭の中にそのライダーの映像のようなものが流れ込んできていた。それにダークディケイドでいるときには何か自分ではない誰かに身体を動かされている感覚に陥っていたが、何か関係があるのかもしれない。

 

(……駄目だ。これ以上はもう考えてもどうしようもない。ひとまず今日はここまでにしよう)

 

 考えれば考えるほど疑問の渦に巻き込まれ、疲労が蓄積していくのを感じた大地は思考を中断し、休息をとることに決めた。

 そうしてカードをライドブッカーに収納していくが、ダークディケイドのカードを手に取った瞬間、カードの中から見つめられている気がして一瞬背筋に寒いものを感じたのだった。

 

 

 *

 

 

 夜が明けて、太陽の光が大地の部屋を照らしていく。その光と鳥のさえずりによって大地は目を覚ました。未覚醒の頭を軽く振ってみるが、特に思い出した記憶は無かった。

 一階へ降りてから顔を洗い、リビングに顔を出すと、そこには恐らくできたばかりであろう朝食と衣服、それに財布と思われるものが残されていた。

 さらにその財布の下には置き手紙が挟まっており、その内容はこのようなものだった。

 

『大地へ。

 朝食を作っておいたので、まずは食べてくれ。その後にいきなりで申し訳ないが、君にはこの世界の仮面ライダーと怪人を探してほしい。俺はこの世界でやることがあるから、仕事は基本的に君一人で行ってくれ。そこに置いてある金は経費として使ってくれて構わない。

 それと昨日伝え忘れたことが一つある。ダークディケイドに1度変身した後に再び変身するにはクールタイムが必要だ。もしも変身できない状態のときに怪人に襲われたら逃げろ』

 

「そんな大切なことを伝え忘れないでくださいよ……」

 

 溜息と共にガイドへの愚痴が溢れる。しかし、昨日の食事といい、(ほぼ利用されているとはいえ)自分に衣食住を提供してくれたガイドに対してさほど悪い印象は無かった。

 こうして自分を利用しているのも何らかの事情があるのかもしれないなどと考えながら、大地は程良い熱さの豆腐の味噌汁を啜った。美味い。

 ふっくらとした白米の上に甘すぎない卵焼き、食べやすく半分サイズの秋刀魚の塩焼きなどをのせて一緒に口に運ぶ。自然と笑顔になった。

 昨日の食事もそうだが、ガイドが作る料理は形容しがたい味わいがある。一流の料理とまではいかないが、食べているとどこかホッとするような不思議な気持ちになれる。

 そうしてしばらく朝食を堪能していると、昨日は無かったはずのものがあることに気づいた。

 恐らく撮影スタジオであるスペースの奥に背景ロールらしきものが降りている。

 

 

 そこにはどこか威厳を感じさせる奇妙なライオンとそれを模した指輪が描かれていた。

 

 

 *

 

 

 朝食の後片付けと着替えを終えた大地は準備を整えて写真館を出た。すると霧以外の何も見えなかった昨日とは違い、写真館の周囲には店が立ち並び、通勤途中と思われる人々の往来がそこにはある。

 一夜にして様変わりした風景にこれが別の世界かと自分でも驚くほどにすんなり納得した。

 

「まずは仮面ライダーか怪人を探せ、か……よし」

 

 自分の目的を再確認し、大地は仮面ライダーと怪人の存在を探してみることにした。だが、どこにいるのか全く見当もつかないので、とりあえず聞いてみることにした。

 

「あの、仮面ライダーって知りませんか?」

 

「はい?」

 

 が、道行く人々に尋ねても皆首を傾げるだけだった。中には怪しい勧誘とでも思われたのか、足早に立ち去られることもあった。

 半ば予想はしていたが、仮面ライダーという言葉は一般的なものではないようだ。

 しかし、それがわかったところで大地には他に探す方法が思いつくはずもなく、何か手がかりはないものかと辺りをキョロキョロと見渡しながら人が多い方へ向かってみる。

 

 結局特に何の手がかりも得られないまま一時間ほど歩いたところで少し休息をとろうと思い、自販機がある公園の中に入っていった。

 別世界だからといって自販機が何かに変形するということもなく、至って普通の缶コーヒーを買い、普通のベンチに腰掛ける。

 公園の中は自分がベンチに座れたのが不思議に思うほどに人で賑わっていて、遊具に群がる子供、井戸端会議に興じる主婦達、ベンチに座ってコンビニで買った遅めの朝食を食べる女性など、この場所に人が集まっているのが普通のことなのだというのが見てわかる。

 

「ここ、本当に別の世界なのかな……」

 

 もしかして自分は担がれているだけなのではないか。比較的新しくできたであろうことがうかがえる鮮やかな色合いの遊具ではしゃぐ子供達を見ているとそんな考えが一瞬浮かぶが、即座にそれは否定された。

 

「え?」

 

 その公園の雰囲気の中で一人場違いとも言える占い師のような格好をした男性が現れ、瞬きする間もなく変身したのだ。ハチ、あるいはサソリのような化物に。

 

「キャー!?」

 

「な、何よあれ!?」

 

 化物を認識した途端に火がついたように逃げ惑う人々。

 慌てふためく人々とは対照的に怪物は細身の剣を構えて、ゆっくりと歩みを進めている。その先にはベンチに座っていた女性がおり、腰を抜かしているのか、尻餅をついたまま必死に逃げようとしている。

 あまりに唐突な出来事に我を失っていた大地だったが、女性が絞り出すように放った言葉が大地の身体を動かした。

 

「助けてっ……! 誰か!」

 

「ッ! やめろぉ!!」

 

 駆け出した大地は女性と怪人の間に割って入り、ダークディケイドライバーを腰に巻きつける。

 突然現れた存在に怪人、マンティコアも若干困惑し、だがその余裕は崩さずに剣先を大地に向けた。

 

「おや? 何のつもりかね? まさか、ただの人間がゲートを守ろうというのかな?」

 

「ゲート……!?」

 

「君のような勇敢な若者は嫌いではないのだが、仕方ない。ゲートの目の前で君を殺せば、死の恐怖で絶望してくれるだろう」

 

 ゲートなどというまた新しい名詞が出てきたが、今はそれについて考えている場合ではない。どうしようもなく怖いし、すぐにでも大声を上げて逃げ出したいが、目の前の怪人は明らかに自分と後ろの女性を殺すつもりであり、腰を抜かしている女性を一人抱えて逃げられるとも思えない。ならばできることは一つしかない。

 

 大地はライドブッカーからカードを取り出し、構える。

 

「変身……!」

 

 KAMEN RIDE DECADE

 

 ドライバーから放たれた光が大地を包み、漆黒の装甲を身に纏う。

 変身が完了すると同時にまたもや大地の脳内は複数の声で満たされた。

 

『俺が見た地獄をお前達にも味あわせてやる……』

『命乞いはするな……時間の無駄だ』

『お前……喰われなきゃわからんらしいな』

 

 闘争心、憎悪、殺意。流れ込んでくる感情が大地の心を塗りつぶしていく。

 今の大地にはもはや先ほどまでの恐怖心は存在しない。ダークディケイドという仮面の下には溢れ出る力からくる快楽に震える表情が形作られていた。

 

(ああ、昨日よりもはっきり感じる……! もう僕は、僕じゃない!!)

 

「その姿は、魔法使い? 聞いていたものとは随分違うようだが、まあいいだろう。ゆけ、グール!」

 

 マンティコアは石ころのような何かを握りしめ、地面に撒き始めた。するとそれら一つ一つが人型の怪人、グールへと変質し、ダークディケイドに襲いかかった。

 大量に現れたグールに対し、ダークディケイドはライドブッカーをソードモードに変形させ、向かってきたグールを次々と斬り裂いていく。

 グールの中には手に持っていた槍で剣を受け止めようとする者もいたが、ダークディケイドのパワーによって強引に押し込まれ、防ぐことは叶わなかった。

 

「こんな雑魚じゃあ、相手にもならない!」

 

 ATTACK RIDE SLASH

 

 気付かぬうちに刺々しい口調となって振るう刀身が幾つもブレて見える。

 カードによって強化された斬撃、ディケイドスラッシュが生き残っていたグール達を纏めて消滅させ、残るはマンティコアただ一人となる。

 グールの大群を瞬殺したダークディケイドの力に威圧されたのか、マンティコアはこちらを向いたまま後ずさっている。

 

「中々やるね。どうやら君は魔法使いではないようだ。確かに魔力は感じるが、我々のものとは似て異なるもののようだからね」

 

「言いたいことはそれだけか…….?」

 

「だが、いくら君が強くとも私には勝てんよ!」

 

 そう言うが否やマンティコアは足元に落ちていたグールの槍を拾い上げ、ダークディケイドに向けて投擲した。

 勢い良く迫るそれを難なく避けようとするが、背後にいる女性のことを思い出し、ライドブッカーで叩き落すことを選択する。が、それこそがマンティコアの狙いだった。

 ダークディケイドが槍を叩き落とした瞬間、生まれた隙をついてマンティコアは尻尾を伸ばし、その先に備えられた針をダークディケイドの腕に突き刺した。

 大したダメージにはならなかったが、強烈な痺れが身体中に伝播するのを知覚した。

 

「これ、は、毒……、か」

 

「その通り! 油断は禁物だよ? 精々私の毒でもがき苦しみたまえ!」

 

 すでに勝利を確信したのか、悠々とこちらに近づくマンティコア。腕にも痺れと痛みが回り、ライドブッカーを構えることもままならない。

 なるほど、確かにこの毒はダークディケイドに対して有効的な攻撃だろう。相手がダークディケイドだけならば。

 頭の中に流れる記憶に従い、震える腕で一枚のカードを選択し、ドライバーに装填した。

 

 KAMEN RIDE SNIPE

 

 ダークディケイドはシューティングゲーマーの戦士、仮面ライダースナイプ レベル2へとカメンライドする。それと同時に周囲に現れた青と黄のドラム缶をガシャコンマグナムで手当たり次第に破壊する。その中から現れた白いコインを撃ち抜いた。

 スナイプを含めたゲームライダーは変身した時、周囲にゲームエリアを展開し、様々な効果を付与するエナジーアイテムと呼ばれるコインが散りばめられる。

 今DDスナイプが撃ち抜いたアイテムの効果は……

 

 回復! 

 

「ば、馬鹿な!? 一体何が起こった!?」

 

 エナジーアイテム 回復の効果でDDスナイプを蝕んでいた毒は綺麗さっぱり消え去った。

 目の前で起こった出来事に信じられないとばかりに狼狽するマンティコアの姿に、愉悦の声を漏らしたDDスナイプはガシャコンマグナムの射撃を的確にマンティコアに命中させる。敵が怯んだ隙に次のカードを選択し、ドライバーにセットした。

 

 KAMEN RIDE LEANGLE

 

 クローバーの意匠を持つライダー、レンゲルの姿になったダークディケイドはレンゲルラウザーを右手に、新たに取り出したカードを左手に構えてマンティコアとの距離を一気に詰める。

 レンゲルラウザーの刺突がその頭部に突き刺さる直前にカードをドライバーにセットし、右手に感じた手応えを合図に発動する。

 

 ATTACK RIDE POISON

 

「ガッ!? こ、これは!?」

 

「貴様には御誂え向きだろう? 少しの間だが、苦しめ」

 

 お返しとばかりにレンゲルラウザーの先から注入されたポイズンスコーピオンという猛毒がマンティコアの体力をじわじわと奪っていく。

 まさか自分が毒に侵されるとは思ってもみなかったマンティコアはパニック状態に陥り、無茶苦茶に剣を振り回し、必死にDDレンゲルから逃走しようとしている。

 すっかり立場が逆転していることに苦笑しつつも、このまま見逃すつもりもないDDレンゲルは連続でカードを発動した。

 

「逃がすわけないだろう……!」

 

 KAMEN RIDE THEBEE

 

 ATTACK RIDE CLOCK UP

 

 FINAL ATTACK RIDE THE THE THE THEBEE

 

 蜂を連想させるライダー、ザビーの姿を借りたダークディケイドはクロックアップの能力で、マンティコアの逃走先に回り込むように悠々と歩く。

 タキオン粒子が身体を駆け巡り、異なる時間の流れに突入した今のDDザビーにとってはマンティコアも、怯える女性も、巻き上がった砂埃でさえも、その全ての動きがスローモーションに見えてしまうのだ。

 停止しているのではないかと思えるほどに動きの緩いマンティコアの顔面目掛けて、エネルギーの充填された左手を正拳突きとして勢いよく突き出す。

 

 マンティコアが最後に見たのは瞬間移動したのかと思うほどに速い針の一撃が迫り来る光景だった。

 

 

 *

 

 

 ダークディケイドとマンティコアの戦いを少し離れた場所で観察している男女がいた。

 ダークディケイドという未知なる存在に対し、二人の反応は真逆のものを示している。

 

「ヘェ〜! 結構やるじゃねえかあいつ!」

 

 無精髭を生やし、派手な風貌の男は新しい玩具を見つけた子供のように喜び、無惨に散った同胞のことなどちっとも気にかけてはいなかった。

 

「あの奇妙な魔力……一体あいつは何者なの?」

 

 ノースリーブのドレスに身を包み、外見から推測できる年齢には不相応な妖艶な雰囲気を醸し出す少女は憂いた表情を浮かべている。

 

 男女の名はそれぞれユウゴ、ミサというものを持っているが、それは仮のものでしかない。

 ユウゴは炎の不死鳥、フェニックス。ミサは紫のゴーゴン、メデューサ。それが彼等の正体であり、ファントムと呼ばれる怪人達の幹部に位置する上級ファントムである。

 

「おいメデューサ! あいつの相手は俺にやらせろ! あんなのにウロチョロされたらゲートを絶望させるのも面倒だろ?」

 

「そうね……これ以上邪魔者が増えるのは確かに厄介なこと。今のうちに潰しておきましょうか」

 

「その必要はない」

 

 ミサとユウゴを制するように新たな白い異形がどこからともなく姿を現した。その存在にミサは恭しくかしづき、ユウゴは不満そうに口を尖らせた。

 

「あぁ!? なんでだよワイズマン!?」

 

「あの奇妙な魔力……非常に興味深い。あいつは私に任せてもらおう」

 

 今にも爆発しそうなユウゴを大して気に留めることもなく、ワイズマンと呼ばれた異形は変身を解いた大地に視線を向けている。

 

「ワイズマン自らが……ですか?」

 

 この主が自ら動くのは滅多にあることではないため、ミサも珍しいことあるものだと目を丸くしている。普段ならばこういったことはミサか、他のファントムに任せているのに、何故今回に限って、と。

 

「案ずるな。お前達はいつも通りゲートを絶望させ、ファントムを増やすことだけを考えていればいい」

 

 そう言い残してワイズマンは煙のようにその場から消え去った。

 

 

 

 

 




大地

記憶喪失の青年。
自身に関することは何も覚えておらず、大地という名が本名かどうかも定かではない。
仮面ライダーダークディケイドに変身できるようだが……?


ガイド

大地にダークディケイドライバーを渡した謎の男。
各世界に存在する仮面ライダーの記録を依頼したが、その目的は不明。料理の腕は一流。


仮面ライダーダークディケイド

様々なサブライダーに変身できる黒いディケイド。
基本的なスペックはディケイドとほぼ同じだが、その出自等不明な点は多い。


マンティコア

ウィザード17話に登場したファントム。占い師に化けていた。
ワイズマン直々に任命されゲートを狙っていたのだが、運悪くもその相手は仮面ライダービーストの仁藤攻介。見事な噛ませ犬となった。
伸縮自在の尻尾にある毒は強力で、ウィザードすら戦闘不能してみせたが、それすらビーストのドルフィマントを魅せる前置きでしか無かった。一話で退場したのもあり、とことん哀れ。



この小説のオリジナル要素はこんな風にちょっとした紹介を入れたいと思います。

質問、感想等お待ちしております。

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