仮面ライダーダークディケイド IFの世界   作:メロメロン

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ビースト編のボス、いよいよ登場です。





嘲弄するドラゴン

 

 

 バスの中。

 瑠美は大地と仁藤が何やら声を潜めて話し合っているのを不思議そうに見つめながら、昨夜のことに思い出していた。

 親戚の元に行く前に大学の友人達に暫く会えなくなると連絡を取ろうとしたのだが、誰も電話が通じなかったのだ。

 

(皆に一言言っておきたかったけど、向こうに着いてからでも遅くはないですよね)

 

 もしこのことを仁藤に伝えていたならば、また違った展開があったかもしれないが、瑠美にそのことを考える余裕はなかった。

 

 何故なら、彼女達の乗っているバスが凄まじい衝撃によって横転し、仁藤が咄嗟に庇ったのにも関わらず、頭を打った瑠美の意識はそのまま闇に飲まれたのだから。

 

 

 *

 

 

「くうっ……」

 

 横転したバスの中からなんとか脱出した大地は、一体何が起きたのかと周囲を見渡した。

 先にバスから出ていた仁藤と瑠美に目立った外傷は無いが、気絶している瑠美が彼に支えられている。

 そして仁藤の視線の先にいるのは恐ろしい威圧感を放ち、双剣を持つ金色の怪人。

 恐らくバスを横転させたのはあのファントムだろうとメイジドライバーを腰に巻いたのだが。

 

(──あれはッ!?)

 

 黄金の鱗に身を包み、人型の龍ともいうべきそのファントム、ドレイクの瞳に射抜かれた瞬間、大地の全身から冷や汗が流れた。

 

 大地は指輪を構えたまま、まるで金縛りにあっているかのように硬直し、声を出すことすらできない。

 恐怖に縛られた大地の様子を見抜いたドレイクはフン、と鼻を鳴らした。

 

「ご機嫌よう、魔法使い諸君。そちらのゲートを渡していただきたい」

 

「そう言われて、はいそうですかなんて言うと思ってんのか?」

 

 ドライバーオン! 

 

 すでに臨戦態勢に入っていた仁藤はビーストドライバーを出現させる。

 

「変〜身!」

 

 セット! オープン! L! I! O! N! ライオーン! 

 

 ビーストに変身した仁藤は敵に臆することなく、ダイスサーベルを召喚し、ドレイクに挑む。

 だが、数々のファントムを葬り去ったであろうビーストの剣はドレイクの双剣にあっさりと防がれ、逆に反撃を食らってしまう。

 そこが起点となり、ドレイクの苛烈な攻撃が次々とビーストの身体を削っていく。

 

「に、仁藤さん! くぅっ……ああああッッ!!」

 

 傷ついていくビーストの姿を見て、我に返った大地は変身、と呟いて魔法陣を潜り抜ける。

 

 劣勢となったビーストに加勢するべく、駆け出したメイジは跳躍して上段からライドブッカーをドレイクの頭部目掛けて振り下ろした。

 その剣はドレイクに届く前に躱され、あえなく空を切ることとなるが、攻撃が途切れた一瞬の隙にビーストの鋭い突きが放たれる。

 並みのファントムならば痛手となる一撃だが、胸部から微かな火花を散らせたのみで、ドレイクには大したダメージにはなっていない。

 ならばとメイジがスクラッチネイルを突き出すが、そのままバックステップで距離を離され、またしてもメイジの攻撃は空振りに終わった。

 

「ほう、君が奇妙な魔力の持ち主というわけか! 」

 

「仁藤さん、大丈夫ですか」

 

「おう! このぐらい屁でもねー! おい、金ピカ野郎! そっちから来たんだから、2対1だからって文句はねーな!?」

 

「フン、私としてはそれでも構わないのだが、そちらの奇妙な魔法使い君が未知数なのでね。すまないが、私の部下と遊んでいたまえ」

 

「部下……!?」

 

 ドレイクの放った一言に警戒して周囲を見渡すが、ドレイク以外にファントムの姿は見えない。

 ハッタリかと思い、再びドレイクに向かおうとしたメイジの前で、突然空間が歪む。

 それが何かと思う間も無く、歪みから突出した剣がメイジを吹き飛ばした。

 

「ぐあああッ!?」

 

「任せたぞ、ベルゼバブ」

 

「ハッ! ドレイク様!」

 

 歪みの中からファントム、ベルゼバブが姿を現した。

 今の攻撃も空間を操る能力を持つベルゼバブがメイジの目の前に瞬間移動して繰り出されたものである。

 

 ベルゼバブは指揮者のように腕を振りながら、予想外の一撃で未だ膝をついているメイジに近づいていく。

 すぐにメイジの援護に向かおうとしたビーストだったが、瞬時に距離を詰めたドレイクがその行く手を阻む。

 

「おっと、君の相手は私だ。精々楽しませてくれよ?」

 

「くっ! 大地!」

 

 ビーストの呼びかけでようやく状況に気づいたメイジではあったが、すでにベルゼバブは目前まで迫っている。突かれた胸の痛みを堪えて立ち上がり、敵が余裕を見せている内に魔法を発動させる。

 

 チェイン! ナウ

 

 魔法の鎖がベルゼバブ目掛けて殺到するが、ベルゼバブは瞬間移動によって姿を消し、鎖は標的を失ったまま宙を舞った。

 

「ど、どこだ!?」

 

「こっちだ!」

 

 耳元から聞こえた声に振り向けば、そこにはベルゼバブが立っている。

 呆気にとられたメイジは自身に振るわれた剣に対処することもできなかった。

 斬りつけられた箇所が燃えているのかと錯覚するほどの熱を帯びるが、それでも踏みとどまったメイジは反撃としてライドブッカーをベルゼバブに突き立てようとする。

 

「ただ力任せに剣を振るえば勝てるとでも思ったか? さぁ踊れ!」

 

 しかし、またしても瞬間移動によって躱され、背後からの斬撃を食らってしまう。

 振り向きざまに剣を当てようとしても、同じようにただ斬られるだけであり、その度に大地の口から悲鳴が漏れる。

 斬りつけられ、火花が散るほどに大地はふつふつと死への恐怖が湧き上がっていく。

 そんなやり取りが数回繰り返された後に、メイジは力尽きたように倒れ、変身が強制解除された。

 

 大地は全身に与えられた激痛に顔を歪めながら、再び立ち上がろうとする。だが、先ほどと違い、それは戦う為ではない。

 

(逃げなきゃ! 逃げなきゃいけない! 殺される!!)

 

 今の大地の頭にはただ生きたいという願望、死への恐怖以外のものはない。守る存在も、共に戦っている存在も。

 這いつくばって少しでも離れようとする大地を見かねてか、ベルゼバブは溜息をつく。

 

「やれやれ、貴様のように醜いワルツを踊る奴は今すぐにでも始末したいが、ドレイク様の命令に反するのでね」

 

 ベルゼバブはそう言って再び瞬間移動を発動した。

 またしても斬られるのでは、と思った大地だったが、ベルゼバブの狙いは大地ではないようで、大地とは離れた場所に出現している。

 本来ならば助かったと喜ぶかもしれない。ベルゼバブの足元に瑠美が倒れていなければ。

 

「花崎さん……! に、逃げて! 花崎さん!」

 

 ファントムの狙いがゲートであるという基本を失念していた大地。

 倒れている瑠美は気を失ったままであり、例え起きていたとしても、ベルゼバブから逃げられるとは思えない。

 それでも仁藤ならばこの状況を打開できるのではと視線を送るが、その期待は脆くも崩れ去ることになる。

 

「うおおおおっ!?」

 

 ドレイクが手の先から放った水流が風を切り裂いてビーストを飲み込む。なんとかドレイクに攻撃を加えようにも、その勢いは凄まじく、ビーストの前進を許しはしない。

 それでも後退もせずに、その場で踏ん張り続けるビーストの身体を眩い閃光が駆け抜ける。

 

「ぐあああああッッ!?」

 

 それはドレイクが水流と同時に放った雷撃であった。

 全身を濡らしていたビーストにとって、その一撃はとてつもない威力を発揮した。にも関わらず、未だに倒れないのは仁藤自身の意地のおかげである。

 

「さすがは古の魔法使い。今の攻撃を耐えるとは」

 

「へっ、てめえなんかに褒められても全然嬉しくねーな……」

 

「だが、これはどうかな?」

 

 ふらつくビーストめがけて、ドレイクの口から炎が噴き出した。

 もはやビーストにそれを防ぐことはできず、爆炎の中で変身が解除された仁藤は今度こそ地に伏してしまった。

 

「仁藤さん!? 仁藤さん! ……ああ、そんな」

 

 あの仮面ライダービーストが手も足も出ずに負けた。

 今の攻撃で仁藤も気絶してしまい、残っているのは大地だけ。つまり、今ここでダークディケイドに変身しなければ瑠美が死ぬということ。

 ゆっくりと懐のダークディケイドライバーに手を伸ばすが、ドライバーを握る手はぶるぶると震え、腰にあてることができない。

 

(ああ、駄目だ……怖い! 怖い!!)

 

 ダークディケイドに変身すればもう自分の意識は消えてしまうんじゃないか。

 ダークディケイドに変身しても勝てないんじゃないか。

 

 そんな考えが頭の中で渦巻き、ドライバーを持つ手を縛りつけてしまう。ドレイクを見た時に生まれた恐怖がダークディケイドへの怯えと結びつき、より膨れ上がった感情のままに、ついに大地はダークディケイドライバーを握る手を放してしまった。

 

「奇妙な魔法使い君。私達はこのゲートの家で待たせてもらうよ。彼女が絶望するまでに間に合うかな? はははははッ!!」

 

 ドレイクはそれだけ言い残すと、瑠美を抱えたベルゼバブと共に笑いながらその場から消えた。

 

 耳の中で反響するドレイクの嘲りの笑い声が変身できなかった自分への侮蔑に思えて、悔しさから滲み出る涙が大地の足元を濡らした。

 

 ほんの少し前まで当てにしていたメイジは何の役にも立たなかった。

 ダークディケイドに恐れを抱いて、使えなかった。

 何よりもこんな自分に笑顔を向けてくれた人を守れなかった。

 

「うあーッッ!! あああああーッッ!!」

 

 仁藤が目覚めるその時まで、大地の叫びは止まることはなかった。

 

 

 *

 

 

 仁藤が気がついた時、隣には放心したように座り込む大地がいた。

 辺りにはバスの乗客の救出や、事故の捜査に来た警察関係者などが集まっており、仁藤達はその集団から少し離れた場所で倒れている。

 身体の節々の痛みを自覚しつつ、何故自分が倒れていたのかと思い返してみれば、瑠美の姿が見えないことに気づく。

 

「ーん、ッ!? おい、大地! 瑠美ちゃんは!?」

 

「連れていかれました……あの、ファントムに。花崎さんの家で待ってるって……」

 

「ならすぐ行かねえと……ぐっ!?」

 

 駆け出そうとした仁藤は苦悶の声を漏らして左腕を押さえている。ドレイクの攻撃で負った傷かもしれない。

 それでも瑠美の家の方角に向かう仁藤の姿が大地にとっては不思議でならなかった。

 

「どうして、行くんですか。もう僕達負けたじゃないですか。なのに……」

 

「じゃあ瑠美ちゃんを見殺しにしろってのか?」

 

「どうしようもないじゃないですか!? 仁藤さんがそこまでする必要はないでしょう!? 魔力のことなら、また別のファントムを見つければいいでしょう!」

 

 明確に死への恐怖に直面した今の大地には仁藤が理解できなかった。仁藤という男は自分の命とビーストドライバーの謎を解き明かすために戦っているはずなのに、何故勝ち目がない相手に挑むのか。

 

 取り乱し、声を荒げる大地にも仁藤は諭すように語りかけた。

 

「大地、確かに俺が生きるためなら瑠美ちゃんを助ける必要はねえし、他のファントムを食えばいい。最初の頃は俺もそんな風に考えちまってた」

 

 様々な感情を含んだ大地の瞳と真っ向から向き合い、仁藤は続ける。

 

 

 

 

「けどな、俺は知らなかったんだ。ゲートの命と引き換えにファントムが生まれるってことを」

 

 

 

 

「俺は……ゲートが絶望するのを黙って見ちまってた。ファントムが生まれて、ようやく俺はゲートのおっちゃんが死んじまったことに気づいたんだよ。俺が見捨てちまったんだ。だから、もう絶対に俺はゲートを見捨てねえ、見捨てちゃいけないんだ」

 

 この仁藤の言葉は昨日までの大地だったなら、感銘を受けたかもしれない。

 実際に大地は仁藤のことをどこか軽い、おちゃらけた男だと思ってはいたし、その仁藤からこんな台詞が出てきたことに驚いてはいる。

 けれども、今の大地には反論しか浮かんでこなかった。

 

「でも! そんな風に戦ってたらファントムはいつかいなくなるかもしれないんですよ!? 大体あのファントムに負けたらそれ以前に死んじゃいます!」

 

「ああ、だからそのファントムがいなくなるいつかの明日は考えないようにした。今日をしっかり生きるために、俺は明日の命をかける」

 

「明日の命より……今日の命」

 

「とはいえお前は来るなよ? 相手が2人だと思ってるところに俺が1人でドガガーン! といけば慌てるだろ。だから俺1人で十分ってわけだ」

 

 ニヤッと笑った仁藤は再び瑠美の家目指して走り出した。

 最後の意味不明な戦術は大地を戦わせまいとする仁藤の気遣いだということなどは大地にもわかる。

 その背中はどんどん小さくなっていくはずなのにどういうわけか、大地にはとても大きく見えた。

 

 

 *

 

 

 幼い頃、両親と車で出かけていた瑠美は事故に遭った。

 

 幸いにも瑠美はちょっとした怪我をしたのみで済んだが、両親は別だった。

 幼い瑠美の目の前で二人は息も絶え絶えとしていて、それを見ているだけで悲しくなって涙が溢れてくる。

 そんな瑠美をあやすように両親は優しく語りかけてきた。

 

「瑠美……貴女だけでも無事でよかった……」

 

「お父さんとお母さんがいなくても、瑠美は立派に生きるんだよ……」

 

「いや、いや! お願いだから、私を独りにしないで……」

 

 今にも眠ってしまいそうな両親の姿は、それがいつもの睡眠とは明確に違うものだと瑠美に教えてくれる。

 突然襲いかかった不幸はこの時の瑠美には到底受け止めきれることではなく、ただ泣きじゃくるばかりだった。

 

「大丈夫よ、瑠美。貴女は優しい娘だから、貴女は独りにならないわ……」

 

「瑠美、人を助けて支えてあげなさい。そうすればきっと誰かが瑠美を支えてくれる……」

 

 それが両親の最後の言葉だった。

 その言葉を胸に、元々優しかった瑠美はより一層人に優しくなった。

 そんな瑠美を周囲の人間は好み、暖かく接してくれた。

 恩人とはいえ赤の他人である大地と仁藤への態度も瑠美にとっては当たり前のことでしかない。

 

 つまり瑠美にとっての希望とは他者との関わりそのものである。

 

 

「お父さん……お母さん……」

 

 悲しい夢を見た。

 家族を失った夢を見た直後に、目を覚ました瑠美。彼女は今朝出たはずの独りぼっちの家で横たわっている。いや、今は一人ではない。

 

「いい顔だ……だが、まだ絶望してもらっては困る」

 

「ファントム……!」

 

 ドレイクとベルゼバブ。二人のファントムが瑠美を見下ろしていた。

 特にドレイクは瑠美の顔を覗き込んでは、クックッと笑いを零している。それはまるで新しい玩具を前にした子供のようでもあった。

 

 このおぞましい怪人に顔を背けながらも、瑠美は今の自分が置かれている状況を徐々に理解していく。

 

(私がまたこの家に戻されたってことは、もしかして大地さん達は……)

 

「あの魔法使い達が心配なようだな。安心したまえ。彼等はもうすぐここにやってくる」

 

「何を言ってるんですか……」

 

 困惑を隠せない瑠美に、耳障りな笑い声をあげ続けるドレイク。

 それは花崎の家の中で不気味に木霊し、瑠美は耐えきれずに耳を塞ぐ。

 

 自分の恩人達へひたすら祈りながら。

 

 

 *

 

 

 仁藤の背中を見送った大地はどこに行くわけでもなく、近くの河川敷がある土手で座っていた。

 もはや何をしていいのか、大地にはよくわからない。

 この河川敷でただ何も考えずにサッカーをしているあの少年達のようになれるならどれだけ楽だろうか。

 そうしてぼーっとサッカーボールを眺めていれば、少年達が蹴ったボールがいつの間にか大地の目の前にあった。

 

「すいませーん! ボールとってくださーい!」

 

 こちらに手を振る少年に答える気にもなれず、しかし放っておくこともできない。

 ボールを蹴り返そうとして、そこで初めて自分の隣に黒いジャケットを着た青年が立っていることに気づいた。

 

「いくよ! ほら!」

 

 青年が蹴り返したボールは緩やかにカーブを描いて、見事に少年達の足元に収まった。

 

「ありがとうございまーす!」

 

「ふぃ〜」

 

 脱力したように呟いて大地の隣に座り込む青年。

 そして「はんぐり〜」と描かれた紙袋からプレーンシュガーのドーナツを取り出して美味しそうに頬張っている。

 

 何故自分の隣に座ったのかと目を向けると、青年は勘違いしたのか、「食べる?」と勧めてきたので、丁重に断った。

 それから一つ目のドーナツを食べ終えた青年は大地に顔を向けることなく、切り出してきた。

 

「すげー暗い顔してるけど、大丈夫か」

 

「大丈夫じゃないです」

 

「即答かー」

 

 ニヤける青年の態度はどことなく出会った時の仁藤を連想させる。

 それが大地には見当違いをしていた自分を思い出させて、余計に沈んだ気持ちになってしまう。

 

「貴方、何なんですか」

 

 大地はこの世界に来てから幾度となく口にした、あるいは言われた疑問を二個目のドーナツに手を出した青年に投げかけた。

 

「何って言われてもな。特に名乗れるような身分はないよ」

 

 青年は気取った風にこう答えた。

 

「俺は操真晴人。ただのイケてる男さ」

 

 

 




ファントム ドレイク

劇場版ウィザードに登場した仮面ライダーソーサラーの怪人態。出番は数秒でした。

今作ではドレイクはフェニックスやメデューサに並ぶ幹部として多数のファントムを従えています。
攻撃方法などは不明だったので、晴人のドラゴンと同じく、4つのエレメントを操る能力をオリジナルに設定してみました。中身は劇場版のオーマ大臣と同じです。


ベルゼバブ

ウィザード20話、21話に登場した。
強力な洗脳、万能ワープ、巧みな剣術と能力モリモリのクソ強一般怪人。ファントムはこういうのが急に出てくるのが恐ろしい。
フレイムドラゴンやビーストを完封するインチキっぷりであったが、それはドラゴタイマーという更なるインチキアイテムの前振りでしかないのだ……戦いは数だよ兄貴!

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