転生駄肉は触手に愛される   作:飛翔するシカバネ

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この話を含めてあと9話でZero編は終了となります。
話の都合により、1話増えるかも知れませんがそれでもZeroはもう、終わりですね。

ようやく本編であるstaynightに入れるというものです。
本編もZero位の長さしか無い予定ですがね。
その後は……

今後もお楽しみに!



問答

その後も小競り合いを続けながら脱落者無しのまま戦争は続いていた。

 

キャスター陣営は隠れながら、何かを行っているが何が目的かは判明していない。

 

1番の被害を被っているのは遠坂時臣だろう。

 

既に巷での会話で英雄王との関係に亀裂……程ではないが不審が生まれていると時臣は考えている。

 

そして遠坂邸へ襲撃があった時に蟲が遠坂の所有する地を破壊したという報告があった。

 

そこでアサシンも数体やられたという。

 

時臣はストレスで禿げる勢いだった。

 

 

 

 

そんな中ライダーは思い立ったように英霊に話しかけ、聖杯へ望む願いを問答しようと声をかけていた。

 

 

場所はアインツベルン邸。

 

中庭にて錚々たるメンバーが揃っていた。

 

 

英雄王 ギルガメッシュ

 

征服王 イスカンダル

 

騎士王 アーサー

 

それ以外にもライダーのマスター、セイバーのマスターの姿があった。

 

 

 

聖杯にかける願いや回収するだけという言い分、騎士王の理想論。

 

様々な問答が成されていた。

 

 

そこへアサシンが現れる。

 

群にして個、個にして群のサーヴァント。

 

百貌のハサンだ。

 

しかし、百貌と言われるが100人とはいえない30人ほどしかそこにはいなかった。

 

 

何故このタイミングでやってきたかは分かりはしないがライダーの掲げた杯を地に落とし、ライダーの不興を買った。

 

その後ライダーの宝具【王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)】によりアサシンは聖杯戦争初の脱落陣営となったのだった。

 

 

すっかり、酒を飲むという空気では無くなってしまい、お開きになるというそこで英雄王が口を開いた。

 

「雑種である貴様らに命令がある」

 

敵陣営に対して不遜の態度を崩さず、英雄王は命令する。

 

命令という言葉が癪に触るものの、英雄達は話を聞く。

 

「一時休戦としよう」

 

そして驚愕する。

 

あの英雄王が戦争を止める、と言ったのだ。

 

「おい、金ピカ!お前らしくも無い。どういう風の吹き回しだ?」

 

「このままでは聖杯戦争を続行できんのでな。我が潰せれば良いがちょこまかと逃げ回りおる。ここは癪だが雑種達の力を借りようと思ってな」

 

命令であり、上からの態度なのだが、それでも話を聞くものは驚愕した。

 

あの英雄王が雑種と見下すものに力を貸せと言ったのだ。

 

「ふぅむ、それはいいが標的は誰だ?そこまで不興を買う相手とは気になるぞ」

 

「というか、アーチャー!聖杯戦争が続行出来ないとはどういうことだ!!」

 

「貴様らは気づかんのか。あの、穢れを。あれはこの聖杯戦争を根本から覆すものだぞ」

 

 

 

「穢れ?何を指しているの?」

 

「ホムンクルスごときが話に入ってくるでない」

 

ただ、疑問を口にしただけであろうが、英雄王は癪に触ったようだ。

 

「それで誰なのだ?穢れ穢れというが名が分からんぞ」

 

「我が穢れの名を覚えているはずが無かろう」

 

さすが英雄王と納得したが、それ故に結局なぞのままだ。

 

「時臣なんだ……ああ、そういえば伝わるか。雑種は相も変わらず察し悪く回りくどいな」

 

お前が言うなとそう思い、アーチャーのマスターに感謝の念を送った。

 

「キャスターのマスターを名乗った男だ」

 

さらりと言葉を出したがそれは2つの感情を産んだ。

 

困惑と納得だ。

 

納得はライダーとセイバー。

 

困惑はウェイバーとアイリスフィールの2人だ。

 

「色々言ったが金ピカ!結局お前が気に入らんだけの話では無いか!」

 

「確かに嫌な感じはしますが、そこまででは無いでしょう。あんなもの実に魔術師らしい反応と言えるでしょう」

 

納得した上でライダーは隠した。

 

英雄王の物言いは確かに分かるところがある。

しかし、それならば自身の目で確認しなければならない。

それまでは強く敵対を取るわけにはいかない。

アサシンも隠れていたのだ。

この場所に目や耳が隠れている可能性はあるのだから。

 

セイバーは直感から嫌なものを感じ取った。

しかし、同時に小物であるという感覚とどこかの花の魔術師のような胡散臭さを感じ取った。

確かに相対するなら面倒な相手になる事だろう。

それと同時にそう大袈裟にする事も無い。

そう考えての一言だった。

 

「阿呆ばかりであったか……良い、我は帰る」

 

英雄王はそれだけ、残すと霊体化して去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、坊主。ワシらも帰るとするかぁ!」

 

自身のマスターを担ぎ上げ、チャリオッツに乗り、去っていく。

 

 

 

「……セイバーはどう思う?」

 

「穢れ……ですか。嫌な感じはします。しかし、あれ程の英雄がここまで言うほども無い、というのが正直な所です」

 

「そうよね。それに護りや索敵には優れているでしょうけど……魔術師とはいえ普通の人間なんだから」

 

「夜分遅くに申し訳ない」

 

2人で話をしていたが、そこに3人目の声がかかる。

 

セイバーは見えない剣を構え、声の方を見る。

 

「貴様はっ…!」

 

「宣戦布告に参ったぞ、セイバー」

 

2本の槍を持ったランサーの姿がそこにあった。

 

 





うわーん、バイトやだよー

次回もよろしくお願いします。

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