転生駄肉は触手に愛される   作:飛翔するシカバネ

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ちょっと改変しました。
せっかくFGOでグレイが追加されたのでそっちに合わせたいと思います。




強要

ウェイバー・ベルベットもといロード・エルメロイII世はため息をついた。

 

また胃痛が酷くなるな、と彼はストレスの原因である手紙を見る。

 

 

【第五次聖杯戦争への参加要請】

 

 

彼は前回の第四次聖杯戦争にライダー陣営として参加した。

 

参加者が失うものが多かった失敗の聖杯戦争。

彼はその中でも勝利ではなくとも勝ちに近いものを手に入れ、帰還したマスターだ。

 

当初の願いは叶えられ、時計塔で地位を得て、かの英雄と絆を育んだ。

 

彼のあの戦争での体験は貴重な財産となったことだろう。

 

 

そんな戦争から10年ほど、経った今新たな戦争への参加への要求が来ている。

 

自身はかけがえのない体験をしたが、自分の体験はかなり例外だ。

 

本来の聖杯戦争は自身の師のように主人と下僕という、そんな絆なんぞ生まれる筈もない関係が正しい。

 

 

もしも、戦争が起きても絶対に参加する気は無かった。

しかし、時計塔は私に出ろというのか……

 

 

「はぁ………」

 

今日何度目か分からないため息をついた。

 

 

扉がノックされる。

 

「先生、時計塔から手紙です」

 

扉が開き、入ってきたのは自身の学生の一人、グレイだった。

 

彼女の見た目はある騎士によく似ている。

実際のところ……いや、そんな事今はどうでもいい。

 

「ああ、今読んでいるところだ」

 

「いえ、こちらの手紙です」

 

ふと、目をやると彼女の手にも手紙がある。

時計塔の封がされている。

 

中身は第五次聖杯戦争への招待状。

 

先ほどと同じ内容の手紙だ……?

 

 

参加()()()

 

こちらの手紙にはあくまでも前回参加した私の知恵を借りたいという有無がある。

つまり、断る事も可能だ。

 

しかし、新しく読んでいた招待状は既に私に対して参加を強要するものだった。

 

 

 

「グレートビックベン☆ロンドンスター先生ーー!!」

 

 

「……その名前は止めろと言っているだろうが……あと、ノックをしろ」

 

思考していた私を邪魔するかのように扉が開かれる。

 

そこにいたのは私に対してよく分からないあだ名をつける生徒。

 

だった。

 

その後ろからは開いた扉をノックして入る、スヴィン・グラシュエートもいた。

 

「先生、お手紙です」

 

「手紙だと?」

 

フラットとスヴィンの手には手紙があった。

 

というか何故2人に手紙を渡した?

 

 

「グレイ!フラット!スヴィン!お前らに手紙を渡したのはどんな風貌だった!」

 

「長い髪に整った顔をしていました」

 

「グレイたんの特徴に加えて白い布地に金の装飾がされている服を着ていました。あと塩臭い」

 

「かなりの魔術師に見えました。あと足腰は悪そうに見えませんでしたが豪奢な杖を持ってました」

 

三者三様。

 

しかし、その姿はある人物の特徴と合致する。

 

「この手紙絶対領域マジシャン先生の部屋に行ったら開けるように言われてたんですよ」

 

そう言ってフラットは封を切る。

 

「待て!開けるな!!」

 

そんな言葉をかけるが最早間に合わない。

 

 

ひとつの手紙が封を切られると他の手紙も共鳴するかのように封が切られる。

 

手紙からは光が漏れ出す。

 

 

まさか時計塔に侵入し、先に参加候補を潰しに来たか。

 

そう考え身構えるが何も衝撃などは襲い掛かかって来ない。

 

 

光が収まると、手紙は焼けなくなっていた。

 

「なんだったんだ……今のは?」

 

「わぁー!カッコイイな!これ」

 

魔術や呪いなどを確認しているとフラットが声を上げる。

 

フラットは自身の右手の甲を見ている。

 

そこには円形のまるで太陽のようなそんな紋章だった。

 

「俺もかよ!」

 

スヴィンの左手に月を模した痣のような跡がある。

 

「拙はなんともありません」

 

グレイには刺青のようなマークは見当たらない。

しかし、その身にある魔力は人のものでは無い。

まるでかの騎士王のような……

 

そして自身の右手を確認する。

 

そこには10年前に存在していた、よく見なれたものがあった。

 

 

令呪。

 

聖杯戦争の参加の証であり、サーヴァントを従える命令権。

 

あの招待状にある通りなら自身はライダー陣営としての参加なのだろう。

 

サーヴァントを召喚するというなら最高の触媒がある事にはある。

前回と同じく大英霊を呼び出せばいい。

 

しかし、主催者はそれを許さないらしい。

 

 

私のパスは目の前にいるグレイ。

その身体に繋いであるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒の陣営

セイバー???

マスター???

アーチャー???

マスター???

ランサー???

マスター???

ライダー???

マスター???

キャスター???

マスター???

アサシン???

マスター???

バーサーカー???

マスター???

 

赤の陣営

セイバー???

マスター???

アーチャー???

マスター???

ランサー???

マスター???

ライダー???

マスター???

キャスター???

マスター???

 

!new!アサシン【グレイ】

!new!マスター【ロード・エルメロイII世】

 

バーサーカー???

マスター???

 

未召喚マスター

獅子劫界離

フラット・エルカルドス

スヴィン・グラシュエート

 


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