ダンジョンに転生者がいるのは間違っているのだろうか 作:黒歴史
溜め込んだ疲れを吐き出してきました!
まだまだ皆さんの1日の暇つぶしのために毎日投稿するんじゃああああああああ!!!
あ、質は期待しないでください。趣味でやってるだけでもありますので
朝、ベルと共に起きた俺は朝のパンを食べ歯磨きをし、身支度を済ませて外に出る
「…ベル坊どうするよ?朝起きちまったが…防具売ってるとこ開いてないぞ?」
「うーん…少し時間を潰すしか…」
いつも通り起きてしまったため、防具を買うための店は絶対に開いてはない。そのためダンジョンに行こうか悩んでいた
そこに一人の声がかかった
「おーいそこの白黒コンビ〜!」
「白?」「黒?」
見ると見たことある制服を着たキャットピープルの女性が俺達を呼んでいた
「そう言えばここあの酒場か」
「おはようございます、ニャ。話し合ってる時に呼び掛けて、悪かったニャ」
「あ、いえ、大した話ではないので…おはようございます。…えっと、それで何か僕達に?」
相手もベルも頭を下げて聞くと躾けられたようなお辞儀をし、要件を切り出す
「ちょっと面倒ニャこと頼みたいニャ。はい、コレ」
「へ?」
そう言ってベルに渡されたのは財布だ。俺もベルも頭の上に『?』を作っていると少女が話す
「黒髪はわからないけど、白髪頭はシルのマブダチニャ。だからコレをあのおっちょこちょいに渡して欲しいニャ」
「あーなるほど分かった。ベル坊、そういう事だ。手伝うぞ」
「え?え?えぇ…」
ベルはまだわからないようだ。俺が細かく内容を話そうとするとエルフの人がやって来た
「アーニャ。それでは説明不足です。クラネルさんが困っています。カズヒラさんもわかったようなフリをしないでください」
「ん?シルさんが祭りを見に行ったはいいけど財布を忘れて行ったから届けて欲しいと言う事かと思ったんだが、違うのか?」
「リューはアホニャー、そんなこと話さなくとも黒髪ですらわかる事ニャア、白髪頭?」
「あ、いえ、今分かりました。…ヤミさん凄いね」
「??」
なぜベルに褒められた?と首を傾げるがベルは無視している。リューと呼ばれたエルフは話し出す
「それで、どうか頼まれて貰えないでしょうか?私やアーニャ、他のスタッフ達も店の準備で手が離せないのです。これからダンジョンに向かう貴方には悪いと思うのですが…」
ベルはそれを心良く了承するとそう言えばと俺が口を開いた
「…さっき言ってたけど、怪物祭って今日なのか?」
「はい。興味があるんですか?」
「いや、どんなものなのかと…」
「ニャら、ニャーが教えてやるのニャ!」
まだいたらしいキャットピープルの女性が怪物祭について話し出した
なんでも、【ガネーシャ・ファミリア】のでかい催しらしい、闘技場を丸々使いダンジョンのモンスターを調教するのだそうだ
ちなみにこの祭りで屋台みたいなものがあるのかと聞くとそこそこあるらしい。内心めちゃくちゃ喜んでいた
「闘技場に繋がる東のメインストリートは既に混雑しているはずですから、まずはそこに向かってください。人波についていけば現地には労せず辿り着けます」
「シルはさっき出かけたばっかだから、今から行けば追いつけるはずニャ」
「わかりました」
とりあえずベルはバックパックは邪魔だろうと言われたため預かってもらい、身軽になったベルとそのままの俺は酒場から出発した
☠️
祭り一色に染まっている東のメインストリートでは多くの人が流れていた。そんな光景をただ高い場所からフードを被って見ている神が1人、大通りに面する喫茶店、その二階に美の女神フレイヤがいた
ヒューマン、獣人、ドワーフ、エルフ。色とりどりの異種族の波には、市民に紛れて冒険者と思われるものの姿もちらほらと見える
フレイヤがその顔を一つ一つ確認するかのように眺めていると、ギシリと。木張りの床が軋む音と共に、こちらに近づいてくる複数の気配があった
「よぉー、待たせたか?」
「いえ、少し前に来たばかり」
手を上げ気軽に声をかけて来た
「なぁ、うちまだ朝飯食ってないんや。ここで頼んでもええ?」
「お好きなように」
椅子を引き寄せながらズケズケとそんなことを言うロキに、フレイヤは微笑を浮かべたまま気にしたそぶりも見せない
「宴の後、随分と寝込んでたそうじゃない。1人で自棄酒して、酔い潰れて。ふふ、ヘスティアもやるわね?」
「あのどチビ。次は泣かす…って腐れおっぱい。お前はそういうことどっから聞きつけてくるんや」
「あなたの可愛い
「かーっ、あのヤンチャどもめ、やってくれるわぁ」
「ところで、いつになったらその子を紹介してくれるのかしら?」
「なんや、紹介がいるんか?」
「一応、彼女と私は初対面よ」
フレイヤのもとに来たのはロキを除けばもう1人いる。鞘に収めた剣を携え、ロキを護衛するかのような位置で立っているのは金髪金眼の少女
「んじゃ、うちのアイズや。これで十分やろ?アイズ、こんな奴でも神やから、挨拶だけはしときぃ」
「……初めまして」
剣姫、とフレイヤは唇の奥でその名を呟きながら、目の前の少女を見つめる
「可愛いわね。それに…ええ、ロキがこの子に惚れ込む理由、よくわかった。どうしてここに【剣姫】を連れて来たのか聞いても?」
「ぬふふっ……!そらお前、せっかくのフィリア祭や、この後しっかりきっちりアイズたんとラブラブデートを堪能するんじゃあ!」
下卑た笑いを浮かべ吠えるロキ
「…ま、それに、『遠征』も終わってやっと帰ってきたと思って放っておくと、まーたすぐダンジョンに潜ろうとするからなぁ、このお姫様は」
「……」
「誰かが気を抜いてやらんと一生休みもせん」とロキは隣に手を伸ばし、少女の頭をポンポンと叩く。アイズは非を認めるかのように少しだけ視線を下げて彼女になされるがままだった
「それじゃあ、こんなところに呼び出した理由をそろそろ教えてくれない?」
そう言うとロキは空気を変えて言った
「素直に聞く。何やらかす気や」
「何を言っているのかしら、ロキ?」
「とぼけんな、あほぅ。最近動き過ぎやろう、自分。興味がないとかほざいておった『宴』に急に顔を出すわ、さっきの口振りからして情報収集に余念がないわ…今度は何企んどる」
「企むだなんて、そんな人聞きの悪いこと言わないで?」
「じゃかあしい」
アイズが見守る中、2人は無言になり、おもむろにロキは脱力し確信した口調で声を打つ
「男か」
「……」
「…で?」
「……?」
「どんなやつや、今度自分の目に止まった子供ってのは?いつ見つけた?」
教えろとロキは口端を釣り上げる
「……」
「そっちのせいでうちは余計な気を使わされたんや、聞く権利くらいはあるやろ」
強引な理由を振りかざすロキに、フレイヤは顔を窓側に向け、あたかも過ぎ去ったいつかの光景を思い出すかのように話し出した
「……私が見たのは2人、1人は強くはないわ。貴方や私の【ファミリア】のこと比べても、今はまだとても頼りない。少しの事で傷ついてしまい、簡単に泣いてしまう…そんな子。でも、綺麗だった透き通っていた。あの子は…いやあの子達は私が見たことない色をしていたわ」
「…もう1人はどんなやつや?」
「もう1人は…そうね。その子を見守る家族よ。頼り甲斐のある、お兄ちゃんみたいな子。その子の色は何者にも変えられない黒…何が入ってこようと変わることのない色をしていたわ」
「あの時もこんな風に…」とフレイヤの動きが止まる。防具をまとった白い髪の少年と黒い髪の少年に釘付けとなった
「ごめんなさい、急用ができたわ」
「はぁっ?」
「また今度会いましょう」
ぽかんとするロキを置いて席を立つ。ローブでしっかりと全身を隠し、店内を後にする。その場にはロキとアイズだけが残された
あぁ。一週間の間、一文字も書かずにグータラやってたからやる気がなくなって…終わらせたく…
なるわけないじゃないですか?
やる気がない?
気合いと根性で取り戻したらぁ!!!
ていうか、むしろ一週間やらなかったおかげで小説を書く楽しさを思い出したわぁーーっ!!!
これからもよろしくお願いしまーーーーすっ!!!