ダンジョンに転生者がいるのは間違っているのだろうか 作:黒歴史
いやね?確かに『こいやぁぁぁあッッッ!!!』とか言いましたがまさか集団で殴りかかって来るとは思いもしませんでした…
どうも、ヤミさんです。ベルはステイタスを更新したそうです。しかもシルバーバックを倒してました。いやぁ凄い凄い
あ、俺はLv1を卒業してLv2になりました
ステイタスはこちら
ヤミ・カズヒラ
Lv1→Lv2
力:D564→SS1009→I0
耐久:G231→A813→I0
器用:E404→S953→I0
敏捷:E401→S930→I0
魔力:G391→S999→I0
純粋:I
≪魔法≫≪スキル≫そのまま
この急成長は多分十階層に潜っていたことと、あのモンスターのおかげだと思う
ヘスティア様からは最速でレベルアップしたと喜んでいた。そして、純粋に切ることがが出来るようになったからなのかレアアビリティとして『純粋』が発現した
そしてベルと共にダンジョン七階層に潜り魔石を集めてエイナさんに報告すると
「ななぁかぁいそぉ〜?」
やばいです。殺されます。ベルなんて「は、はひっ!」とか言って悲鳴を上げてるし
「五階層を超えた上にあまつさえ七階層!?」
俺もベルも完全に蛇に睨まれた蛙だ。震えが止まらないもん…あれ?俺Lv2なんだよね?
「やぁ〜みぃ〜さぁ〜ん?」
「なんでございますか!!!」
ギギギッと音がした気がする。エイナさんの目は見ただけで人を殺しそうな目をしている
「貴方はベル君の保護者みたいなものだよねぇ?違いますかぁ?」
「は、はい!そうであります!!」
やばい、変な喋り方になってる
「なんで七階層まで降りちゃってるわけ?」
「…その…ベル坊はそれなりに成長しましたと言いますか…その…」
「アビリティ評価Hがやっとなベル君が成長したからと言って危険地帯に連れて行った者の口は縫い合わせましょうか」
やべえ!縫い合わせられる!!!
「ほ、本当です!僕の【ステイタス】、アビリティがいくつかEまで上がったんです!?」
「……E?」
エイナさんがピタリと動きを止めた。ベルを見た後、俺を見る
……なんで俺?
「ベル君は優しいね。でもね、そんな嘘を言ったところでヤミさんの罪は晴れないんだよベル君」
やべえ!また動き出した!助けて!ベル君助けて!!!
「う、嘘じゃありません!本当なんです!なんかこの頃伸び盛りって言うか、とにかく熟練度の上がり方が凄いんです!」
「…本当?ヤミさん守る為の嘘じゃない?」
ぶんぶんとベルが頭を縦に降る。エイナさんはベルをじっと見てまた質問する
「……本当に、E?」
「は、はいっ」
フッとエイナさんから放たれていた威圧感?が解かれた。その瞬間に俺は息を吹き返しした。あまりの恐怖に息をするのを忘れていたようだ
俺、マジでLv上がったんだよな?実は上げるのを忘れてたとか言うヘスティア様のミスじゃないよな?
エイナさんは指を折って何かを数えているようだ。10本の指で数えていき6本目で止まるとムムッと言う顔になる。それを数分繰り返すとエイナさんがやっと言葉を出した
「…君達に刻まれている【ステイタス】、私にも見せてくれないかな?」
「「……えっ?」」
やばい、ベルの話も信じてない。普通に考えて【ステイタス】なんて見せられるわけがないし、終わった……
「あっ、君の言っていることを信じてない訳じゃないんだよ?ただ……証拠がないと」
「で、でも【ステイタス】って、一番バラしちゃいけないことですよね……?」
「今から見るものを私は誰にも話さないと約束する。もしベル君達の【ステイタス】が明るみになることがあれば、私は責任を負うから。ベル君に絶対服従を誓うよ」
エイナさんなら口が硬いだろうけど…バレたらバレたでヘスティア様にも……
「この目で確認させてもらえなかったら、私、いつまで経ってもベル君に5階層より先に行っちゃダメーって言うし、さっき言った通りヤミさんにも……」
……目がマジだよ。怖いよ
「魔法やスキルのスロットは見ないですから、ね?お願い!」
「…わ、分かりました」
「…すまんベル坊」
ありがとう…ありがとう…ベルがベルじゃなかったら今頃俺は…
部屋を変えて顔を赤くしながらベルは上半身を脱ぐ、エイナさんも顔を赤くしながら【ステイタス】を見だした。俺もこっそりとベルの【ステイタス】を見る
ベル・クラネル
Lv1
力:E403
耐久:H199
器用:E412
敏捷:D521
魔力:I0
おお、少し前の俺くらいまで上がってる
「あのー、エイナさん…まだですか?」
「ぁ…も、もういいよ!さて、次はヤミさんだね!」
…ん?
「エイナさん、どう言う事ですか?」
「あれ?私、君『達』の【ステイタス】を見せてって言ったはずなんだけど…」
「「あっ」」
ベルの声とハモり、やはり背に腹は変えられないと見せることになった。普通に服を脱いだらエイナさんがまた顔を赤くしている
そんなエイナさんはほっといて俺はほいっと背中を見せる
「えっ……Lv2?」
「はいLv2です」
エイナさんが呟いた言葉に俺が言葉を返すと次の瞬間
「えぇーーーーーー!!!」
ギルドに1人のハーフエルフの声が響き渡った
はい、翌日になってボッチなヤミさんです。ベル坊はどうしたって?アイツならエイナさんと買い物行ったよ
今のところLv2になったから11階層に行ってみたんですが、わんさかモンスターがいたため新しい技の実験台にしようとしています
「グアアアアッ!!!」
「……」
モンスターの鳴き声は聞こえないと言うように静かに狙いを定める
刀を抜き魔法で闇を付与させながら息を止め、イメージを思い浮かべる
浮かんだのは漫画に出てくる『世界一の大剣豪』の放つ一太刀で船を真っ二つにする斬撃
「ガァッ!!!」
モンスターが一歩こちらに踏み出す。その一瞬で研ぎ澄まされた集中は解き放たれ完成した技が放たれた
【黒刀・夜】
一瞬、モンスターの動きは止まる。だがすぐにモンスターは動きだす
左半身と右半身に分かれて
「あっ……」
だが残念なことに中にあった魔石まで切ってしまったらしく、綺麗な断面を残して魔石も左右に分かれた
「…売れるか、これ…?」
そう思いながら地上に戻りギルドで換金してみると無事換金できた
ちなみに換金金額は6万ヴァリス、大収穫だ
「夢じゃない♪あれもこれm…ん?あれは……」
≪購入≫で買って聴いて覚えた曲を歌っているとベル坊と『豊穣の女主人』の店員、リューさん…だっけ?がいた
「おーいベ…おっとごめんよ」
小人族っぽい人とぶつかる。とりあえず謝りベルの元へ向かう
「ベル坊、どうしたこんなとこで…あぁリューさん、久しぶり」
「ヤミさん!」
「お久しぶりです」
ベルは驚き、リューさんはお辞儀する
「ベル坊、装備を新調したんだな!似合ってるぞ!」
「ありがとう。ヤミさんはどうですか?」
「俺もバッチリ稼い……で……あれ?」
「ヤミさん?」
懐から財布を取り出そうとするも財布の形がない。腰、尻のポケットに手を突っ込むもやはり見つからない
「は、ははは…すまんベル、財布落としちまった」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!?」
「ご愁傷様です」
ははは…マジ?嘘じゃないよね?嘘だと言ってよヘスティア様じゃない方の神様……
財布だけは返してよ!一週間でお金は結構溜まっているんだからさ!!!
〜裏路地〜
「逃げるついでにスっておきましたが、6万ヴァリスも入ってるなんて…しかも、次の獲物も見つけましたし…リリも運が良かったです」
小人族の少女は財布の中の金額を見て白い歯をキラリと輝かせていた
「それにしても、何なんですかこの財布は…容量はいいのですが、字が何と書いているかわからないのと、この皮膚のない怪物の絵は…」
『進撃の巨人』と日本語で書かれた袋の財布を見て少女はそう呟いた
歌…わかる人はいますかね?いますよね?いるな。うん
あと、見ている人で勘違いしている人がいたので言っておきます
俺はMじゃ無いからな!もしMだとしたらマダオのMだからな!
…『作者たまに嘘つき』消そうかな…絶対見てる人「ああ、これも嘘ねw」とか思ってるもん