「ではよろしくお願いします!!」よし!よしよし!!ファミリア結成だ!
「よかったね!!レイ君!!」ヘスティアと一緒に喜び合う。まず登録をして土地をもらおう。生憎お金は貯めてあって沢山あるこれまで住んでいた貸家は契約を切ろう。
「では登録に行ってきます!!ありがとうございました」ヘスティアにお礼を言った後財布から何ヴァリスか取り出して机の上に置いた。少し多めに置いたから足りるだろう。
「お釣りはいりません。ではありがとうございました」エマを連れて店を後にした。
「エイナさんこんにちは」ギルドの窓口に丁度エイナさんがいた。
「レイ君なんか嬉しそうだけどどうしたの?」僕の顔二ヤけてないかな?大丈夫かな?
「ついにファミリア結成です」満面の笑みを浮かべていった。大して笑ってる様にはには見えないだろうがこれが僕の本気の笑いだ。
「良かったね!じゃあ手続きに来たのかな?」返事をすると書類が渡された。エマと一緒に書類に書き込む。エマの冒険者登録もあり書類を書くのは20分くらいかかりそうだ。すると声をかけられたから振り向いた。
「あ、レイ。どうしたの?」長く伸びた金髪に綺麗な金眼。声の正体はアイズだった。
「こんにちは。アイズ。ファミリアの登録に来たんですよ」そういうとアイズは驚いたあと隣にいるエマに目を向けた。
「あなたがレイのファミリアに入るの?」
「はい!そうですよ」緊張してるのだろうか。相手も相手だし、、、
「私はロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタイン。よろしく」
「レイ・ファミリアのエマ・フローレスです。よろしくお願いします」仲良くなれたようで何よりだ。ロキとは仲が良いと言えるからこれから付き合いが多くなるだろう。そうこうしてるうちに書類が出来上がった。エマも書けたようでエイナさんに見てもらいに行った。
「エイナさんこれで良いでしょうか」暫く書類を眺めたが間違いなどはなくエマは冒険者に、俺は主神になりレイ・ファミリアが結成された。
帰る途中今度は違う人に声を掛けられ振り向いた。
「レイさん!あ、レイ様って言ったほうがいいのかな?」呼び名一つで迷っている少年に声を掛けた。
「どっちでも良いですよ。ベル」
「じゃあレイ様で。さっき神様から聞いたんですけどファミリアができたんですね!おめでとうございます」ここでレイ様お選ぶベルは本当にいいやつだなぁ。
「ありがとうございます」礼をしてベルにエマを紹介した。ヘスティアファミリアとも深くかかわることになりそうだ。
僕が主神になったことは娯楽に飢えている神の間で光の速さで広まった。一緒にエマのことも広まった。何があってもエマだけは守ろう。と決心するのだった。
ギルドを出てからはミアハやヘファイストスなど世話になる神のところにあいさつ回りに行った。帰ってきたらもう夜だった。
「すっかり夜ですね、、」そう言っているエマに謝った。今から夜ご飯をつくるにも面倒くさいし時間が足りないし、、、今日は豊饒の女主人で食べることにしよう。
「今日は外食にしましょう。昼間に行った店、夜は酒場として繁盛しているんですよ。ファミリア結成パーティーも兼ねて行きましょう」エマは乗り気なようで一緒に豊饒の女主人へと向かった。
「いらっしゃいませー、って昼間もいらっしゃってましたよね」シルとリューがメニュー表を持ってやって来た。
「僕が出しますので何でも食べていいですよ」エマにメニュー表を渡した自分はあまりアルコールがきつくない酒とステーキを頼んだ。
「ありがとうございます!これからよろしくおねがいします」本当にいい子だ。
「こちらこそよろしくお願いします」
「一つだけ僕のファミリアにルールをつくりましたから守ってください。」エマの目をみた。真剣で良い目だ。
「遠慮はしないで下さい。思ってることがあれば何でも言ってください」そういうとエマは話し出した
「すみませんレイさん。私、実は隠していることがあって、、、」
「私がオラリオに来た理由ですが、冒険者になりたかったっていうのも勿論あるんですが、お姉ちゃんをさがしにきたんです」やっぱり隠し事はあった。僕が半神だからと言って嘘が通用するわけではない。半神は人でもあり神様であるから嘘や隠し事は見抜けてしまうのである。
「神様に隠し事は通用しませんよ?エマのお姉さん、一緒に見つけましょう」なんというかほっこりした状況になってる最中、その状況を破る声が聞こえてきた。
「あ、レイたん!!どうしたん!!」ロキである。そのレイたんって言うのやめて欲しい。物凄く腑抜けた名前に聞こえるから。
「聞いたで!!レイたんファミリアできたんやってなぁ。その子が団員か?」エマのほうに目を向けた。
「はい。レイ・ファミリアのエマ・フローレスです。よろしくお願いしましす!!」
「礼儀正しいかわええ子やなぁ。大切にしぃや」変態的な部分もあるが面白くていいやつだなぁと思いながら酒を飲んでるとフィン、リヴェリア、ガレスが来た。
「やぁレイ、いやレイ様。ファミリア結成おめでとう」この三人とも長い付き合いだなぁ。本当に子供の頃からの付き合いだ。
「止めてくださいよ」レイ様って言うのをこの人に言われると違和感しかしない。
「全く、あの泣き虫坊主が主神になるなんてな」おいガレス。泣き虫坊主とか言ってるけど俺がこの三人の前で泣いたのは一回だけだぞ!?
「そんな沢山泣いてないじゃないですか!?」この人達といると本当に疲れるなぁ。でも一番疲れる人がいるんだよなぁ。
「本当に成長したなぁ。私は嬉しいぞ」あんた母親かよ!!キャラ崩壊してんぞ!!
「一時期は邪神なんて言われてたお前が主神になる日が来るなんてな、、、」僕が14歳くらいだろうか。本当に荒れてた時期があった。まるで邪神のように沢山の人に迷惑をかけた。
「あの頃の話はしないで下さいよ」なんかにぎやかになってきたなぁ。さっきから何も話してないエマは大丈夫だろうか。そう思っているとエマが話しかけてきた。
「レイ様は沢山の知り合いがいるんですね」どこに行っても知り合いが多いほうが楽だ。でも楽とか苦とかでこの人達と関わったわけじゃない。
「そうですね。皆面白くていい人ですよ」
「おい!レイ飲み比べするからお前もやれ」僕に飲み比べを挑むとは、、いい度胸じゃないか。さっきまではアルコールがきつくない酒を頼んでたけどやってやるよ。
「ごめんなさい、エマ。帰りは大変になるかもしれません」そう言って着ていた上着を脱いだ。
「はやくしぃや!!」五月蠅いなぁ。そう言ってられるのも今のうちだぞ
「後悔はしないで下さいよ?」
「こっちのセリフじゃい」最早酔ってるガレスの隣に腰掛けた。
「飲み比べするで!優勝賞品はリヴェリアのおっぱい!!」
「「うえーい!!」」
「レイ。私の胸を守ってくれ」しょうがないなぁ。リヴェリアのおっぱいは俺が守る。すると酒が沢山運ばれてきた。ガブガブと浴びるように飲むガレスとロキだったが。10分後には泥酔状態だった。
「あれ?もう終わりですかぁ?」軽く煽ってみるが反応がない。
「へんじがない。ただのしかばねのようだ」本当に返事がないってことは俺の勝ちだろう。
「リヴェリアさんの胸は守られましたよ?」任務達成。これより帰還する。エマのところに帰ったがエマはぐっすり眠っていた。エマが手に持っているジョッキを見てみた。異変が感じられなくて飲んでみた。
「お酒だ」けど結構アルコールうすいけど?
「エマ、大丈夫ですか?」大丈夫じゃなさそうだ。脱いだ上着を着てエマをお姫様抱っこした。
「ロキファミリアの皆さん。僕はこれで上がらせてもらいます。では」軽く挨拶をした。酔っていないアイズやリヴェリアに手を振って勘定に向かった。
「はっ!!」エマが目覚めた。
「目覚めましたか?具合はどうですか?」お姫様抱っこのまま聞いた。
「大丈夫ですって、お姫様抱っこですか!?」嫌だったのだろうか。それなら降ろすけど、、
「嫌でしたか?」
「いえ!そういうわけじゃないんですけど、なんか申し訳ないです」それなら別にいい。ゆっくりと休んでほしい。
「別にいいですよ。今日は疲れただろうし寝てていいですよ」本当にいい子だなぁ。これを言うのは何回目だろうか。
しばらくそのまま歩いて家についた扉を開けて、眠っているエマをベッドに下すとシャワールームに入った。
「今日は色々あって疲れたなぁ」明日はダンジョンに行こう。最近僕も行けてなかったからついて行こう。あと、エマの武器もヘファイストスに頼まなければ。値段はどうでもいいけど、初心者が持っていてもいいくらいで上級冒険者になっても使えるもの。常に閉じている片目を触った。
「僕の神としての能力を使えればいいんですけどね、、」僕の神としての能力、ヘスティアは暖かい炉だけど僕は、、、まぁ嫌なことは考えないで寝よう。シャワールームから出てリビングの床に寝転がった。ベッドではエマが寝てるし。って言うかこれから新しい拠点が出来るまでは当分雑魚寝だ。固い床の絶妙な心地よさに包まれて眠りについた。
レイ
年齢:18
レベル:7(推定)
種族:半神
身長:190.2cm
体重:63.2kg
武器:鈩(刀、長さ:2.5M、重量:20kg、色:白、一級装備品、特殊武器)
所持金:6億ヴァリス