「なるほど・・・流石は謝六!」
「この事件の犯人が捕まるのも恐らく時間の問題だ。警察もそのうちこの事件の犯人が犯した重大なミスに気づくだろうし」
讃州中学校の昼休み。教室で二人の少年が会話をしていた。
一方の謝六と呼ばれた少年、
もう一方の少年、
「西村くん、ちょっといい?」といいながら赤髪にポニーテールの少女が黒髪の少女の乗った車椅子を押しながらやって来た。
「君達は確か結城さんと東郷さんだったね。僕に何の用?」
「実は協力してほしくて・・・」と口を開いたのは黒髪の少女、
すると謝六はその猫の写真を興味深そうに眺めると
「ふぅん・・・この猫によく似た子猫を見たような気が・・・結城さん、東郷さん、この猫は子持ち?」
「いいえ、子持ちではないと聞いてるけど・・・」
「もしかしてこの猫の居場所を推理してくれるの!?」美森がキョトンとした様子で答え友奈が少し驚いた様子で聞くと
「まあ、当たるかどうかはわからないけど恐らく結城さん達の探している猫は、僕がよく通る××神社にいると思う。恐らくこの子猫の親になったんだろう。」と自身の推理を話すと、「わかった!じゃあ東郷さん、今日の放課後そこへ行こう!ありがとう西村くん!」
「西村くんありがとうね。」と二人がそれぞれお礼をしながら席に戻った
「さすが、讃州中のホームズ」圭吾は誉める。
「まぁあれはただの推測だ。あの写真の猫の体の模様そっくりの猫がいたからもしかしたらと思っただけだ。」謝六は説明する。
「なるほど、ところで謝六、何で東郷さん達が所属してるその勇者部ってなんだ?」
「勇者部・・・確か町内のゴミ拾いから幼稚園で人形劇、さっきのようなペット探しまでとにかく人のためになるような事をする”勇んだ者”の部活だったな」
「でも変じゃねぇか?何で勇者部なんて付けたんだ?それに、俺の友達曰く入ろうとしたら断られたヤツがいるって聞いてるし・・・」
「なるほど、何か秘密があるのかと考えているのか。まぁ簡単に考えれば前者は普通にボランティア部とかつけるよりも何かカッコいい名前を付けたくなったと考えるのが妥当だ、後者は多分そこの部長に何か下心があると思われたんだな。聞いた話ではあの部には女子しか居ないしたった四人と聞いたからな。」
あっさりと答える謝六に圭吾は補足を入れるように
「確かにソイツは入部を断られて俺のハーレムがどうとか嘆いてたな」
「だろうな。そんな下心丸出しな奴を入れるわけがない」
「そりゃそうだよな、でも実は選ばれた者しか入れない部活だったりしてな」謝六の返答に対して圭吾は冗談混じりに言った。
その日の帰り、圭吾と別れて帰り道を歩く謝六は「選ばれた者にしか入れない部活か・・・何か引っ掛かるな・・・そこから考えると昼に圭吾と話した勇者部には本当に何か秘密があるのかもしれない、でも気のせいだよな・・・」と呟いた。
讃州中学校二年生
165cm
黒髪に眼鏡をかけている
讃州中のホームズと呼ばれる
冷静沈着でスポーツ以外は優等生タイプ
名前の由来は西村京太郎+シャーロック・ホームズ
圭吾の方のプロフィールは次回にでも。ちなみにこの作品のコンセプトはゆゆゆ+ミステリ・サスペンスです。次回から本編の内容に入っていくので。ではこのへんでまた次回。