【完結】The elder scrolls V’ skyrim ハウリングソウル 作:cadet
世界のノドを下山した健人、リータ、ドルマ、カシト、そしてリディアの五人はその足でホワイトランを目指し、二週間ほどで到着した。
スカイリムの中央、温暖で有数の穀倉地帯であるホワイトラン周辺は、小麦の穂が黄金の絨毯のように地面に広がっている。
街道を歩けば、各ホールドから訪れる商人達に何度もすれ違う。
ストームクロークと帝国との休戦が告げられているためか、彼らの顔は心なしか、笑顔が浮かんでいるようにも見えた。
街道を進み、ホワイトランの正門に到着した健人たちは、そのまま街の中へと進む。
門をくぐれば、路肩に露店が並び、商人たちが声を張り上げている姿が見えた。
「やっぱり、この街は活気にあふれているな」
「スンスンスンスン……。う~~ん、あっちこっちからいい匂いが漂ってくるなぁ~~。ねえケント、ちょっと店を回って何か食べようよ!」
「いや、バルグルーフ首長のところに行かないといけないだろ?」
さっそく露店の誘惑に囚われている親友に嘆息しつつ、健人は先を促すも、そんな彼にリータが待ったをかける。
「あ、そっちは私とドルマで聞いてくるよ。ケントはブリーズホームで待ってて」
バルグルーフ首長とは、リータの方が親しい。名も通っているし、雲地区に行くことを考えれば適任。ドルマも一緒について行くし、問題ないだろうと健人は頷く。
「リディア、ケントの付き添い、お願いね」
「承りました、主様」
「ケント、悪いんだが、夕食の用意をしておいてくれると助かる。少し時間がかかるかもしれねえし」
「分かった。待ってるよ」
リディアが主の命を受けて傅き、ドルマが健人に買い出しと夕食の支度を頼む。
別れたリータ達がドラゴンズリーチのある雲地区へと向かっていくのを見送ると、健人は一度ブリーズホームへと行き、鎧と武器を置いてから街中央の市場へと向かった。
色々と物騒な世の中だが、ホワイトランの治安は今のところ悪くない。
目立つドラゴンスケールの鎧を身に着けていくのもちょっと気になるし、なにより道中はずっと鎧を纏っていたのだ。少しすっきりした気分で久しぶりのホワイトランを歩きたかった。
市場には相も変わらず多くの露店が並び、行きかう人たちが商人達との交渉に熱を上げている。
ドラゴンの脅威はまだあるが、休戦協定の内容が公表されていることもあるのか、街の人たちの顔には笑顔が浮かんでいた。
健人にとって、ホワイトランに滞在した時間は、これまでの旅路を考えれば長くはない。
しかし、衰えぬ活気は妙な懐かしさを感じさせてくれていた。
「とりあえず、夕飯の買い物をしようか」
「よっしゃ! ケント、スィートロール買って!」
「いや、夕飯の買い物って言っただろ。甘味買いに来たんじゃないんだよ。とりあえず肉とパンと野菜と……」
健人が手近な露店から物色しようとしていたその時、横合いから一人の女性が声をかけてきた。
「ん? 貴方はまさか、ケントですか!?」
そこにいたのは黄色の司祭服を纏ったノルドの女性。キナレス聖堂で司祭を務めているダニカだった。
健人にとってはヘルゲンを追われた自分達を一時とはいえ滞在させてくれた上に、回復魔法の基礎を教えてくれた恩人である。
「ダニカさん、おひさしぶりです」
「ああ、良かった。無事だったのですね。」
恩人との再会に健人は頬を緩め、ダニカもまた笑顔を浮かべている。
「なんとか息災です。ダニカさんも買い物ですか?」
「はい、夕食の支度に。ケントもですか?」
「ええ。今しがたホワイトランに帰ってきたので、保存食よりはいいかなって」
再会を喜ぶ二人。一年以上会っていなかったからか、しばらくの間、話が弾む。
健人は自身がドラゴンボーンであることや、モーサル、ソルスセイムでの冒険はぼかしながら説明し、ダニカも健人がいなかった間のホワイトランの出来事を健人に話す。
健人とダニカはせっかくだからとそのまま一緒に買い物を始める。
さっそく野菜から買おうと露店に近づく。だが、肝心の露店の前に人だかりができていた。
「ん? なんだ?」
「あの男は……」
いったい何かと目を凝らすと、一人のノルドの男性が露店の店主の女性に向かってリュートを演奏していた。
歌っているのはバラードにも似た愛の詩で、捧げる相手は間違いなく露店の店主。
しかし、歌を捧げられている女店主は心底迷惑そうな表情で、吟遊詩人を睨みつけている。
一方、吟遊詩人の方は女店主の嫌悪の視線などどこ吹く風といった様子で演奏を続けていた。
別に歌自体は悪くない。モーサルにいるオークの吟遊詩人のように詩と歌い手の声質と合っていないというわけでもなく、音程もしっかりとしている。むしろ上手い部類だ。
顔だちも悪くなく、ノルドらしく筋骨は太めだが、身なりも小綺麗。おそらくはかなりモテるであろう。
しかし、相手の女性の反応を無視して口説き続けているさまが、妙に二枚目半の雰囲気を醸し出している
「彼は吟遊詩人のミカエルですね。女好きで、あの店の店主であるカルロッタを口説こうとしているのですよ」
健人はホワイトランにいた期間はそれほど長くはないため、吟遊詩人のミカエルのことはあまり知らない。
カルロッタの方は店で野菜を買ったことは何度かあるが、こちらも世間話などはしなかった。
とはいえ、買い物をしに来た健人としては困ったもの。このままでは夕食の材料が買えない。
周囲の聴衆の中には同じくこの露店で買い物に来た人もいるのか、幾人かは迷惑そうな表情を浮かべていた。
健人はとりあえず買い物だけでも済まそうと、辟易している様子のカルロッタに声をかける。
「やれやれ……すいません、野菜ください」
「ああ、せっかく彼女に愛の歌を贈っていたのに、一体君は何だい?」
「いや、ただの買い物客ですよ。それより、他のお客さんも迷惑そうですから、口説くのは後にしたらどうですか?」
割って入ると、案の定ミカエルが絡んできたが、健人はシレっと彼の文句を受け流す。
「勇敢な君には悪いが、僕自身、カルロッタへの気持ちを止められないのさ~~」
しかし、ミカエルの方もさるもの。こちらも健人の忠告を無視して再び歌い始める始末。
心底嫌そうなカルロッタの殺意すら漂う視線を無視できるあたり、健人はこの人物の心臓には鉄製の毛が生えているか、ビス止めなのだろうかと思ってしまう。
「はあ……すいません、キャベツと人参、ジャガイモとリーキください」
とはいえ、そちらが勝手をするならばと、健人も徹底的にミカエルを無視。わざと二人の間に入るように体を入れてカルロッタと向き合うと、ささっと懐からゴールドを取り出して野菜を買い始めた。
「カルロッタ、こちらもお願いします」
そんな彼に便乗するように、ダニカも買い物を始める。そして買い物を始めた二人に続いて、ミカエルに妨害されていた客達もチャンスとばかりに次々とカルロッタの店の前に殺到する。
「ああ! これは酷い! まるで二人を引き裂く濁流のようだ!」
ミカエルが何か言っているが、むしろ彼の歌がうるさくて仕方なかった衆人はもっと邪魔してやれと、特に用事のない者たちすらカルロッタの店に押しかけ、何かを買っていく。
「しかたない、今日は諦めよう。でもカルロッタ、僕たちは空に輝く二つの月だ。また明日になれば、君の傍に来よう!」
健人と衆人に徹底的に邪魔されたミカエルは、これ以上は無駄だと悟ったのか、吐き気がするようなセリフを吐いて去っていく。
ミカエルが去ると、カルロッタは重いため息を吐くと、ようやく笑顔を浮かべて、商売を始める。
ようやく煩いナンパ男から解放された未亡人は、その端正な顔に笑顔を浮かばながら、次々と店の品を捌いていく。
ミカエルへの妨害目的の客も、そんな彼女の笑顔につい余計に野菜を買っていく。彼女にとっては、災い転じて福をなすと言った様相。
その後、健人は無事夕食の材料を買い終え、ブリーズホームに戻った。
なお、支払いの際、カルロッタが買った野菜をいくらか値引きしてくれたのは余談である。
市場で買い物を終えた健人は、ブリーズホームで夕食の支度をしながらリータ達の帰りを待っていた。
リビング中央の暖炉で鹿肉のシチューを温めながら、メインデッシュの用意をする。
練った小麦の生地で大ぶりな鹿肉を包み、フライパンに乗せて鍋で蓋をして火にかける。
生地と一緒に肉の周囲に焼き目を付けたら、今度は遠火にしてじっくり火を通す。
しばらくすると肉から溢れた肉汁を生地が吸い込み始めた。
肉の中まで火が通ったら、フランベもどきで肉に最後の火を入れて皿に移し、三度フライパンを火にかけてバター、ワインを投入。肉汁の混ざったソースから水分を飛ばし始めた。
ソースの余計な水分と一緒に食欲を誘う香りが部屋いっぱいに立ち上る。
そして程よいとろみになったところで、フライパンを火から上げ、ソースを肉にかければ、ローストビーフならぬローストディアーの包み焼きの完成である。
包丁を入れればザクリとした小気味いい音とともに、じゅわりとした肉汁があふれ出す。
「ただいま~~! うわ~~いい匂い!」
「戻った」
「おかえりなさいませ」
「おかえり、二人とも」
「おかえり~~」
タイミングよく、リータ達が帰って来た。健人はさっそく人数分の皿に料理を盛り付ける。
そして、各々に料理がいき渡ったところで、夕食が始まった。
「んん~~! やっぱりケントの料理おいし~~!」
「ああ、なんか、宮廷料理ってかんじがする」
「二人とも大げさだな」
リータとドルマがローストディアーを一口頬張り、満面の笑みを浮かべる。
ちなみに、リディアとカシトは声を出すのも惜しいのか、一心不乱に料理を口にかき込んでいる。
即座に二人のおかわりが飛んでくる中、健人は苦笑を浮かべてシチューを彼らの器に盛りながら、リータとドルマからドラゴン捕獲についての話を聞いていく。
「バルグルーフ首長の話だと、ドラゴンを捕まえる装置は整備中みたい。なんでもずっと動かしていないから、あちこちガタが来ていて、あと数日かかるって」
「そうか……」
ドラゴンズリーチにある装置は、かなりの間放置されていたらしい。ドラゴンを捕まえるためのものともなれば、その規模は相当なものだろう。
時間がかかることも頷けた。
「ちょうどいいから、色々と準備した方がいいな。装具の手入れ、道具の補充。やることはある」
「そうだね。私の鎧と武器も手に入れないと」
「俺もだ。ドラゴンスケールの盾は完全に壊れちまったから、新しく造らないと……」
健人の武装は先の世界のノドでの戦いで大分消耗してしまっている。
特にドラゴンスケールの盾はリータに両断されてしまっているので、新しい盾が必要だった。
「なら、明日はスカイフォージへ行こうよ。あそこなら、ケントの防具も作ってもらえるんじゃない?」
「でもなあ……。俺の武具、ドラゴンの鱗とかが必要なんだけど……」
「なら、大丈夫! リディア」
「はい。むぐむぐ……従士様が仕留めたドラゴンの鱗や骨を、ある程度ここに運んで置いてありますので」
リータがリディアに目配せすると、彼女はパンを咥えたまま家の奥へと行き、ドラゴンの鱗を何枚も抱えて戻ってきた。
「いいのか? 俺が使っても」
「うん。必要でしょ。それにケントの盾、壊しちゃったの私だし」
リータがそう言うならばと、健人は差し出されたドラゴンの鱗を受け取る。
技量的に二重付呪は無理でも一つなら今の健人でも十分な付呪が可能だ。
「わかった、ありがたく使わせてもらうよ」
「うん! ズズズ……えっ?」
健人の返答に笑顔を浮かべながらシチューに匙を入れ、啜ったリータが、驚きの表情を浮かべる。
鼻腔をくすぐる香りと、口に広がる鹿肉と塩の甘味。ごく普通の、一般家庭で出るような鹿肉のシチュー。
しかし、その味にリータは覚えがあった。
まだ、ヘルゲンの宿で働く街娘だったころ……いや、もっと昔。それこそ、生まれた時から口にしていた味。
「お母さんの、シチュー……」
「ん、ああ。エーミナさんに教えてもらったレシピで作ったんだ。久しぶりにいいかなって思ってさ……。ドルマもどうだ?」
呆然とするリータの隣で、ドルマもまた、目を見開いて固まっていた。
彼にとっても、エーミナのシチューは故郷の味。失われた家族のぬくもりを思い出させるもの。
「……ああ、美味いよ。まったく。本当にお前ってやつは……」
一匙、口の中に広がる懐かしい味に頬が緩む。
二匙、強張っていた瞳から、ホロリと涙があふれる。
そして三匙、こみ上げる感情が……決壊した。
「ひっく、ふぐ……お父さん、お母さん……」
「っ、ふっ……! ぐうっぅぅ……」
あとはもう止まらない。静かに、しかし、堪えきれないまま、二人は涙を流しながら只々シチューを掻き込んでいく。
ヘルゲンを、故郷を滅ぼされてから一年強。ひたすらにドラゴンを殺し続け、硬直しきったリータとドルマ。二人はようやく、家族の死を悲しむことができたのだ。
そんな二人を、健人は優しく見つめている。それは奇しくも、彼がこの世界に流れ落ち、エーミナ達に助けられた時と同じ。
しばしの間、すすり泣きが流れるブリーズホーム。だが、泣き声はやがては苦笑に変わり、そして笑い声が溢れていく。
彼らの声はパチパチと爆ぜる焚火の煙に交じって、空へと立ち上る。
夜の闇がホワイトランを包む中、空に浮かぶ二つの月が、彼らの家を優しく照らしていた。
そして数日後、準備を整えた彼らを迎えたドラゴンズリーチで、ついにドラゴン捕獲作戦が開始された。
ラビリンシアン。
スカイリムのほぼ中央。ホワイトランホールドとハイヤルマーチホールドの境界付近に存在する巨大遺跡。
そこはエルフの時代に最盛を誇った、竜教団の本拠地だった。
その名をブロムジュナール。かつてアルドゥインも、何度も訪れた都市だ。
今ではすっかり朽ち果て、雪に埋もれる遺跡と化したかつての支配都市を見下ろしながら、アルドゥインはスゥームを紡ぐ。
彼の目的は、ここに残していた力をかつて自分に仕えていた従士に与え、復活させること。
この世界を、そして歪んでしまった哀れな兄弟たち諸共食らいつくすために。
“アロク、オブアー。メイズ、デズ、ティード! ヌ、ゼェイヴル、ズゥー、スレイグ、ホコロン!” (覚醒せよ、我が信徒よ。約束の時は来た! 今こそ再び、我が力と威を示すのだ)
アルドゥインのスゥームに呼応するようにボコリと地面が盛り上がる。
土の下から出てきたのは、無数のアンデット。
暗い眼孔に青い炎を宿した彼らは、アルドゥインを称えるように、さび付いた武器を掲げる。
蘇った不死者の軍勢を確かめ、アルドゥインは小さく頷くと、再び遺跡の一画に視線を下ろす。そこにあるのは半球状の小さな構造物。
“タール゛、ズゥウ、ゾク、ザーン、アール。オファン、ヒン、セ、オブラーン、ヴァーロ゛ク、アーン、ナ、ラーズ”(蘇れ、我が声の従士よ。監視者としての任を終えたそなたに新たな役目を与えよう)
アルドゥインのスゥームが、ラビリンシアンに響き渡る。
降り注ぐ雪のように染み渡る声が遺跡全体を震わせ、地鳴りを響かせ始めた。
やがて地鳴りと共に遺跡の一部が崩落。その中から一枚の木片が出てきた。
木片はまるでアルドゥインの声に導かれるように、彼の眼前まで浮き上がる。
否、それは木片ではなく、仮面であった。
“ディノク、コティン、バナール、ジョール、キンボク、オファン、コス、ストレイク、ザーン、アーク”(無念のまま眠りし祭祀どもよ、その力を我が従士に捧げよ)
アルドゥインの声に呼応し、ラビリンシアンの一画から巨大な光柱が立ち上がる。
さらにスカイリム中の八か所から、同様の光が発生した。
光柱は雲を貫き、天高く上ると、ラビリンシアン上空で集まり、アルドゥインの眼前に浮かぶ仮面めがけて落ちていく。
仮面は落ちてくる光に包まれると、その形状が徐々に変化。
白銀を思わせる精緻な細工と、ドラゴンの牙を連想させる装飾が生え、淡い光を放ち始める。
“ダール゛、ヴァーロック。オニク、ゾグ、コナヒリク。メイツ、ズゥウ、オト、ヴィーング、アグ、クリィ、ブルニク、ゴル。ジー、ゼィル、ヴォ!”(蘇るがいい、ヴァーロック。真名、コナヒリクよ。再び我が翼の一端となり、道を阻む障害全てを焼き尽くすのだ。ジー、ゼィル、ヴォ!)
そして、アルドゥインが仮面にシャウトを放つと、仮面が放つ光は徐々に人の形を取り始める。
痩せた体躯。擦り切れながらも荘厳な外套。
その姿は、かつてこの仮面をつけていたドラゴンプリーストであり、アルドゥインの従士。
ソルスセイムで最初のドラゴンボーンを数千年間監視し続け、異端のドラゴンボーンと激闘を繰り広げた存在。
コナヒリク。竜教団のなかで、すべてのドラゴンプリーストの頂点に立っていた者。
かつての名をヴァーロックと呼ばれていたそれは、真の主を前に、恭しく首を垂れる。
(奴はあの地に必ず来るだろう。そして、ソブンガルデへ……その時こそ、すべての時が止まる時……)
傅くアンデットの軍勢を見下ろすアルドゥイン。
彼の前に、黄金の巻物が姿を現す。それは、彼が奪った竜の星霜の書。
“クラヴーン、ディノク、エヴギル……”(終わりの季節が始まる……)
そして彼は口を開き、星霜の書を飲み込んだ。
というわけで、ホワイトランに帰還したリータ達。
ドラゴン捕獲の準備の裏で、アルドゥインは色々とまた動いております。
そして、ヴァーロックがコナヒリクとして復活。元々これをしたいがために、一時期本編そっちのけでヴァーロック編を書いていたようなものです。
以下、オリジナル設定の説明。
魂魄復活(Zii、Sil、Vo)
死者の魂と精神を復元するスゥーム。アルドゥインオリジナルシャウト。
精神、魂、復活の言葉で構成されている。
ドラゴン復活と同様に、死んだ人間を蘇らせることができるが、肉体の再生ではなく魂の復元となっている。
今回復活したのは、アルドゥインのドラゴンプリースト。
コナヒリク
アルドゥインに直接仕え、ラビリンシアンを統治していた最高位のドラゴンプリースト。
全てのドラゴンプリーストを束ねる立場であり、竜教団全ての政治と軍事を取り仕切る将軍でもあった。別名ヴァーロック。
世界最初のドラゴンボーン、ミラークを監視するためにラビリンシアンを離れ、ソルスセイムに赴いていたが、かの地で死亡。
永遠にミラークを監視するためにアンデットになっていたが、ミラークの魂を取り込んだ健人と激しい戦闘の末に自らの魔法の暴発で肉体ごと消滅。しかし、アルドゥインによって他のドラゴンプリーストがため込んでいた力を注がれた結果、再度蘇ることに。
その姿は霊体であり、仮面に復活した彼の魂が憑依することで蘇生している。
ちなみに、ヴァーロック=コナヒリクは本小説のオリジナル設定。