【完結】The elder scrolls V’ skyrim ハウリングソウル   作:cadet

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第二十一話 盗人と扇動者

 誰かが来る気配はない。しかたなく、三人は息を殺しながら先へと進む。

 牢の脇にあった螺旋階段を静かに降りていくと、壁に無数の死体が寝かされているカタコンベに続いていた。

 その通路で、腕を掴まれた少年が、今まさに吸血鬼に連行されている。

 

「ち、うるさい小僧だな。なんでさっさとバラさない。煩いだけだぞ」

 

「仕方ないだろ。ヴェナルスとそのお相手は、懇願しながら悲鳴を上げる若い男をご所望だ。血が欲しいなら、大人しく従え」

 

「やだ、やだ……」

 

「いい加減煩いぞ!」

 

「あぐ!?」

 

 少年は涙と鼻水を振りまきながら、必死につかまれた腕を振りほどこうとするも、吸血鬼相手に力で敵うはずもない。

 むしろ、イラついた吸血鬼に強かに打ち据えられ、壁に叩きつけられる始末。

 

「おい、あんまり殴るな。悲鳴の純度が落ちる。ヴェナルス達の機嫌がまた悪くなるぞ」

 

「す、すまん。この小僧があまりにも生き汚すぎてつい……」

 

 ため息を吐いた吸血鬼が少年の頭を鷲掴みにして、無理やりその身を起こす。少年の顔が顕わになり、健人は目を顰めた。

 

(あれは……)

 

 その少年の顔に、健人は見覚えがあった。

 名前は、サミュエル。

 以前健人が仕事をしていた蒼の艶百合。それを襲ってきた山賊団の副官に懐いていた、二人の少年の片割れであり、ルナの心身に深い傷を与えた者だ。

 山賊と吸血鬼、そしてストームクロークの乱戦の中で行方不明になっていたが、どうやらこんなところで吸血鬼に捕まっていたらしい。

 

「お知り合いですか?」

 

 追いついてきたメリエルナが、健人の背後から尋ねる。

 健人はしかめっ面のまま、黒板に白墨を走らせた。

 

『一応、知っている奴だが、親しくはない』

 

 はっきり言って、助ける理由も義理もない相手である。

 とはいえ、まだ中学生ほどでしかない少年が、吸血鬼に無残に殺されてしまうのも気分が悪い。

 仕方なく、健人が腰のブレイズソードに手をかけようとすると、メリエルナが肩に手をかけて止めた。

 

「少しお待ちを。残された吸血鬼は、彼らを含めてあと四人。人数を考えれば、あの人間を所望したのはここを支配しているヴェナルスと聖杯を奪った不埒者でしょう。ここはしばらく様子を見て、彼らに案内していただく方が良いかと……」

 

 確かに、一理ある提案だった。

 この洞窟はノルドの遺跡らしく、かなり広い上に、此処までの道中で、つるはしや荷車などもあった。ヴェナルス達の手で拡張されているのは明白だ。

 少し道を間違えば、迷う可能性もあった。

 数秒考えた後、健人が了承するように頷く。

 

「それでは、後を追いましょう」

 

 サミュエルを連行する吸血鬼達を追跡しながら、健人達はカタコンベを進んでいく。

 そして、これまででひときわ大きな広間にたどり着いた。

 先ほどの食堂の何倍も広い空間。古い遺跡らしく、あちこちに崩れた岩が散乱しているが、奥の方は比較的片付けられており、大きなテーブルや椅子が置かれている。

 広間の中はあちこちに置かれた蝋燭、松明が照らしているが、あまりに広いためにあちこちに暗い影が残っていた。

 健人達はその影の一つに身を潜ませ、息を殺す。

 その時、健人の足先がチャプリとした音を立てる。

 下を見ると、地面には、所々赤い水たまりができていた。

 

(赤い水。さっきのよりも濃いな……)

 

 血……というには薄く、しかし違和感を覚えずにはいられない色。妙に異質なマジカも感じられるあたり、さきほどアルケイン付呪器の上にしたたり落ちてきたのと同じものだろう。

 よく見ると、赤い水は通路の奥から静かに流れてきている。間違いなく、これが例の泉からあふれ出しているという水と思われた。

 

「ようやく連れて来たのね。いい加減、喉が渇いたところなのよ」

 

「今日は男か。正直言えば、女の方が好みなのだがな」

 

 健人が足元の水たまりを確かめていると、一際尊大な男女の声が響いてくる。

 通路の奥へと足を進めると、ひときわ大きな広間にたどり着いた。

 その部屋の最奥では、一組の男女が、待ち焦がれたかのように連行されたサミュエルを凝視していた。

 おそらく、あれがヴェナルスと聖杯を奪った吸血鬼だろう。

 実際、女性の吸血鬼の足元には、彼女が従えたと思われるデスハウンドが三体座って寛いでいる。

 

「いいじゃないヴェナルス。見たところ、いい悲鳴を上げてくれそうよ」

 

「確かに、ドルシッラの言う通りかもな」

 

 ドルシッラと呼ばれた吸血鬼が、足元の愛犬たちを撫でながら舌なめずりをする。

 恐怖からサミュエルが「ひっ……!」と小さく悲鳴を上げた。

 

「それでは、参りましょう。レキナラ、ケント様、よろしくお願い致しますね」

 

(はぶ!)

 

 言うが早いか、メリエルナは自分が纏っていた日よけの外套を健人に被せた。

 そして彼女が死霊術で蘇らせた吸血鬼が、健人の脇を抱える。

 レキナラもまた手を後ろに回し、拘束されているように見せながら、健人の横……ちょうど、蘇らせた吸血鬼の前に突き出された隊形を取った。

 

(なるほど、侵入者を捕まえたという形を取るわけか……)

 

「そうだケント様。死霊術で蘇った死体に会話はできません。すぐにばれます。ですので、最低一人は仕留めてくださいまし」

 

「グルルッル……」

 

 メリエルナが説明していると、ドルシッラの足元にいたデスハウンドたちが唸り始める。

 どうやら、健人達の臭いに気づいたようだった。

 

「どうかしたのかしら……?」

 

「うむ。どうやら、新しい客人がいるようだな」

 

 デスハウンドの唸りに、健人達は意を決して立ち上がると、メリエルナが操る死人に連行されるように、広間の奥へと向かう。

 

「新しい食料を捕まえたのか。おい、どこで見つけた……がっ!?」

 

 サミュエルを捕まえていた吸血鬼の一人が歩み寄ってきたところで、レキナラが即座に片手剣を相手の喉に突き立てる。

 もう一人の吸血鬼が突然の出来事に目を見開き、拘束していたサミュエルを突き飛ばして手のひらをレキナラに向けた。

 

「貴様、ぐお…………!?」

 

 しかし、込められたマジカが放たれる前に、その腕を健人の抜き打ちが両断した。

 吸血鬼が綺麗な断面を残して落ちる腕に茫然としている中、続けざまに放たれた袈裟斬りが、首を落とす。

 はらりと被せられていた外套が落ち、健人の顔が顕わになった。

 

「あ、あんたは……ひっ!」

 

 床に倒れたサミュエルが健人の顔を見て驚きの表情を浮かべ、続いて吸血鬼に連行されていた時よりも顔を引きつらせる。

 無理もない。彼にとって、健人はトラウマそのものだ。

 手も足も出なかった挫折の象徴であり、信じていた大人に裏切られたきっかけでもある。サミュエルがこのような穴倉で食われかけているのも、遡れば健人が引き金だ。

 もっとも、その原因は浮浪児として、犯罪に手を染めてきた彼自身なので、同情する余地はない。

 一方の健人は、サミュエルを一瞥すると、さっさと逃げろというように手を振る。

 

「う、うう……わあああああ!」

 

 サミュエルがへっぴり腰で連れてこられた道を駆けていくのを見送ると、健人は残った二人の吸血鬼の方に意識を向ける。

 

(なるほど、普通の吸血鬼……じゃないな。特に男の方は、ヴォルキハル城にいた吸血鬼達と同じくらい背筋が泡立つ)

 

 ヴェナルスは少なくとも、第二期から生きてきた吸血鬼である。

 その年月はヴォルキハルの者たちに匹敵していた。当然、力も相応にあるだろう。

 

「ふむ、随分と大きなネズミだな」

 

「ちょうどいいわ。この子達もお腹を空かせていたの。餌になってもらいましょうか」

 

「グルルルル……」

 

 健人とレキナラが静かに武器を構える中、ヴェナルスの体からぶわりとマジカがあふれ出し、右手に炎を生み出される。

 ドルシッラもまたヴェナルスに匹敵する魔力を垂れ流しながら、腰に差していた片手剣を抜く。飼い主の意志に応じるように、三体のデスハウンドもまた彼女の前に出てきた。

 

「じゃあ、害獣駆除を始めましょう」

 

「ウォー――ン!」

 

「ガウゥウウウゥ!」

 

 ドルシッラが健人達を指さし、デスハウンドたちが健人達に襲い掛かる。

 吸血鬼が従えるデスハウンドは、非常に厄介な存在だ。

 普通の犬とは比較にならないほど巨大な牙と口筋力、非常に優れた嗅覚と持久力。その戦闘力は、野生の獣と比較しても非常に高いだろう。

 人間が素手で勝てる獣は猫程度と言われているのだから、そんな異形の獣に群がられて、勝てるはずもない。

 

(すぅ……ふっ!)

 

「ガヒュ……!?」

 

 だが、それは普通の人間が相手だった場合の話だ。

 健人の抜き打ちが、跳びかかってきた先頭のデスハウンドの顎を正確に斬り落とす。

 続けざまに放たれた回し蹴りが痛みに狼狽えていたデスハウンドの脇腹に正確に突き刺さり、死の犬と呼ばれる獣の肋骨を粉砕。一匹目の哀れな獣はそのまま吹き飛ばされ、泡を吹いたのちに動かなくなった。

 

「はあ!」

 

「ギャン!?」

 

 メリエルナもまた、振るった片手剣で二体目のデスハウンドを迎撃。デスハウンドは迫る刃を反射的に避けるも、右肩に裂傷を負う。

 

「しっ!」

 

 動きが鈍ったところに、レキナラが追撃。切り上げが相手の首を深々と切り裂き、致命傷を負わせる。

 

「がひゅ、かひゅ……」

 

 そのまま二体目のデスハウンドも不規則な呼吸音を漏らしながら、そのまま倒れこみ、痙攣を繰り返すだけになった。

 健人のほどの鋭さはないが、それでも幼い頃からの鍛練によって培われてきた動きは、体が覚えている。

 なにより、彼女の指で輝く血玉石の指輪が、古傷の痛みを軽減してくれていた。

 

「グ、グルルル……」

 

 三体目のデスハウンドは、先方があっさり殺されたことで及び腰になり、主であるドルシッラと敵である健人達の間であわただしく視線を行き交わせていた。

 

「貴様ら……!」

 

「ふむ、思ったよりできる者達のようだな」

 

 ドルシッラが怒りをあらわにする中、今度はヴェナルスが手のひらに生み出した炎を放つ。

 炎の破壊魔法、ファイアボルトが健人達めがけて飛翔する。

 

「む……」

 

「ああ、うううあ……」

 

 しかし、放たれた炎の矢は、健人に届く前に炸裂して散ってしまった。

 ファイアボルトを防いだのは、マジカによって生み出された光の壁。魔力の壁だ。

 ただ、この壁を作ったのはケントでもレキナラでもない。二人の後ろに控えていた、元ヴェナルスの仲間の吸血鬼だ。

 

「ふむ、剣士でもあり、死霊術師でもあるのか。随分と面白い者のようだな」

 

ヴェナルスが健人を凝視しながら、口元を興味深そうに吊り上げる。

 どうやら、彼は自分の部下の死体を操っているのが、健人であると思っているらしい。おそらく、レッドガードの剣士はノルドと同じく、魔法を忌み嫌うことが多いからだろう。

 もっとも、その予想は根本から間違っているのだが、態々教えてやる必要もない

 

「よくも、私の犬たちを殺したな!」

 

 一方、怒りの声を上げたのは、デスハウンドの飼い主であるドルシッラだ。

 激情に突き動かされるまま、健人に向かって飛びかかり、吸血鬼の剛力に任せて刃を振り下ろしてくる。

 

(ふっ……!)

 

 しかし、彼女の刃は斜めに掲げられたブレイズソードに容易く受け流された。

 いくら吸血鬼といえ、力押しで単調な斬撃がこの男に通用するはずもない。

 健人はそのまま踏み込みながら腰を回し、反撃の逆袈裟を放つ。

 ドルシッラは身をひねって健人の刃を躱そうとするも、予想外の反撃に彼女の回避は明らかに遅れていた。

 

「ぐう!」

 

(ち、浅いか……)

 

 ドルシッラの口から苦悶の声が漏れ、胸元から鮮血が舞う。

 致命傷ではないが、健人の鋭い斬撃はドルシッラの鎖骨を断ち切っていた。

 鎖骨は腕の筋肉と骨を体に繋げて支えており、腕を自由に動かすには必要不可欠な骨だ。これが切られた以上、左手はもう満足に動かせない。

 丹田からこみ上げる熱を全身に行き渡らせながら、健人は息を吐く。

 同時に漏れ出す強烈な剣気に、ドルシッラは先ほどまでの怒りを忘れ、動揺を顕わにしていた。

 

「き、貴様。いったい、何者だ……!」

 

 吸血鬼よりも圧倒的な弱者であるはずの定命の者。それが見せた、恐怖を抱くほどの剣腕。

 肌寒い遺跡の中がさらに冷えていく。

 その悪寒に、彼女は思わず健人を問い詰めていた。

 

「その男は、私が相手をする。君は、そっちのレッドガードを……」

 

「っ、分かった……!」

 

 ドルシッラが冷や汗を流す中、ヴェナルスが彼女の前に出る。

 直後、ヴェナルスは健人達に向かって先ほどよりも大きな火球を放ってきた。

 火球は健人の前に展開されている魔力の壁に衝突。強烈な爆風をまき散らした。精鋭クラスの破壊魔法、エクスプロージョンである。

 

「……っ!」

 

 魔力の壁は砕け散り、余波が健人達三人を襲う。

 幸い、かなり威力が減衰されたことで健人達に怪我はなかったが、遠距離戦では勝機がないことは明白であった。

 

(女の吸血鬼を頼む……!)

 

 健人はレキナラに目配せし、ヴェナルスめがけて踏み込む。相手に強力な破壊魔法がある以上、接近戦しか勝機がないからだ。

 当然、ヴェナルスも即座に対応。追撃のエクスプロージョンを放ってくる。

 健人は身をかがめて直撃を回避。頭上を火球が高速で通過し、背後で爆発音が炸裂する中、一気に間合いを詰める。

 

(はああああ!)

 

「ふん!」

 

 踏み込んできた健人を前に、ヴェナルスもまた剣を抜いて迎え撃つ。

 刃が激突し、強烈な圧力が両者の両腕にかかる。

 腕力では吸血鬼相手にかなわないと理解している健人は、後ろに押されそうになる圧力を斜めに踏み込みながら流し、ヴェナルスの横を駆け抜けながら、そのわき腹に斬撃を見舞う。

 

「おっと、危ない」

 

 ヴェナルスは、古の吸血鬼らしい優れた身体能力で跳躍。健人の刃を躱しながら間合いを開ける。

 健人は再度間合いを詰めるために踏み込もうとするも、その前にヴェナルスは詠唱を終わらせ、その左手を前に突き出していた。

 直後、ヴェナルスの左手に集束したマジカが開放され、健人と彼の間の床から炎が吹き上がる。

 

(これは……)

 

「炎の壁だ。無理やり突破しようとすれば、骨までこんがり焼かれるぞ!」

 

 破壊魔法、炎の壁。

 その名の通り、特定の場所に高熱の炎を噴出させ続ける魔法だ。

 この魔法の特徴は、長時間効果が持続する点である。

 そしてこの魔法は、魔法に対する防御法も、遠距離への攻撃方法も十分ではない今の健人にとって、致命的な状況を作り出していた。

 

「さあ、精々足掻くがいい」

 

 直後、炎の壁の奥から、ファイアボルトが立て続けに放たれ始めた。

 立て続けに迫る炎矢の群れ。健人は咄嗟に背中の盾を取り出して防ぐも、ヴェナルスは構わず魔法を撃ち続ける。

 

「ああああ……」

 

「邪魔だぞ」

 

「あぐぅ……」

 

 足止め状態の健人の援護に、メリエルナが操る吸血鬼が割り込もうとしてくる。

だが、瞬く間にヴェナルスに排除されてしまう。

 先ほどよりも魔力を込められたエクスプロージョンが死霊術で蘇った吸血鬼の障壁を紙のように破壊し、両腕を吹き飛ばす。

 格上の吸血鬼の破壊魔法を、死霊術で蘇った格下吸血鬼が防ぎ続けられるはずもない。

 体に深刻な損傷を受けた死体は崩れ、砂になって消えてしまう。

 

「さて、これで邪魔は入らんな」

 

 間合いを詰められない健人に、ヴェナルスがファイアボルトを連続で叩き込み始めた。

 威力はエクスプロージョンには及ばないが、連射性に優れたそれは、まるで無数の礫のように、炎で足止めされている健人に襲い掛かるのだった。

 




ということで、ブラッドストーンの聖杯を盗んだ二人との戦闘が開始されました。
以下、登場人物紹介。

ドルシッラ
ヴォルキハル城の地下で、デスハウンドを従えていた女吸血鬼。ゲームでは単なるモブだったので、本小説にて勝手にオリジナルの名前を付けたキャラ。
どうもヴォルキハルに属せずに追い返され、それを逆恨みして城の貯水槽に潜伏。ハルコンへの復讐の機会をうかがっていた。
ゲームではヴァレリカの痕跡を探ろうと城の地下を探索していた主人公とセラーナに倒されるも、本小説では後述するヴェナルスの協力で、ブラッドストーンの聖杯を強奪して本会を成し遂げている。

ヴェナルス・ウルビン
第二期から生きている力のあるハイエルフの吸血鬼の一体。
元々サマーセット等に住んでいたが、レッド・ウォーターの泉を探し求め、第四期にタムリエルへ渡航。201年に件の泉を発見する。
しかし、レッド・ウォーターの泉の水には依存性があり、自分が使うことはできなかった。
以降、泉の水を使ったスクゥーマをばらまきながら、同洞窟を拠点化して研究を行っていた。
研究の中でブラッドストーンの聖杯の存在を知り、ドルシッラに協力させてヴォルキハルから聖杯を盗むことに成功している。


サミュエル
ドーンガード編の前日譚に出てきた、元オナーホール孤児院の孤児。
孤児院がグレロッドの死後閉鎖し、追い出されて浮浪児となったのちに山賊となった。
浮浪児時代に二次性徴を迎え、同じ孤児院のロアーと共にルナに乱暴を行って、彼女の心身に消えない傷をつけている。
詳しい事情はドーンガード編前日譚を参照。
吸血鬼と山賊、そしてストームクロークの乱戦の中で死んだと思われていたが、生きていた。(サージが直接殺害したのはロアーのみ)
しかし、どこにも頼ることができず、ホンリッヒ湖の周りを当てもなくうろついていたところで、レッド・ウォーターの密売人たちに捕らえられた。
以降、密売人たちにこき使われ、様々な憂さ晴らしをされた挙句、ドルシッラとヴェナルスの食事にされかかる。
哀れ……とは思えない。ある意味自業自得。
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