【完結】The elder scrolls V’ skyrim ハウリングソウル   作:cadet

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 こちらは第5章終了後の主人公達について、登場人物紹介の形式で概略を載せています。
 第5章及び閑話のネタバレ満載なので、まだ読んでいない方はお勧めしません。



第5章後の概略

 

 

 坂上 健人

 

 ドラゴンボーンとして覚醒し、ハルメアス・モラとの戦いの中でミラークの魂と力すらも吸収。

 ミラークがスゥームを祝詞として紡ぎ、自らの意思で魂を捧げたことで、彼が持っていた魔法や技術に関する知識もある程度引き継ぎ、更にソルスセイム滞在中はネロスから様々な魔法の教えを受けていたため、魔法関係がかなり成長している。

 ただし、健人本人の体質が変化したわけではないため、魔力効率は相変わらず悪く、おまけにミラークの魔法技術はあまりにも高度過ぎて、現在の健人では大半の魔法や技術が使用不能の状態。

 具体的には回復魔法の一部スキルと精鋭魔法を何とか使えるようになった程度。達人、熟練者クラスの魔法は、付呪や錬金術等の助力無しには使うのが非常に困難である。

 

 また、ハウリングソウルによって生み出される力はあまりにも強大過ぎて反動がすさまじく、現在はミラークの魂がリミッターとして抑え込んでいる。

 その為、現在の状態ではハウリングソウルを三節目まで唱えても、アポクリファを砕いた時ほどの出力は出ない。

 それでも、ミラークが持っていたシャウトに関する知識や力は問題なく行使できるため、現状で間違いなく、タムリエルにおける最高の単体戦力の一角であることは疑いようがない。

 ちなみに、ミラーク事変解決後のソルスセイム滞在中に、健人はレイブン・ロック鉱山の問題解決やモラグ・トングの撃退、ソルスセイムに残った黒の書及びドラゴンプリースト探索、カースターグ討伐等、様々な活躍を収めている。

 鍛練についてはバルドール・アイアンシェイパーから鍛冶を、ネロスから各種魔法の訓練と教育、付呪器や錬金術具の制作方法を学んでいる。

 またバルドールと協力して、破損したドラゴンスケールの装具も作り直し、折れた黒檀のブレイズソードに代わる新たな刃も作り上げている。

 作り上げた武具にもネロスの協力の元、各種の強力な二重付呪が施された。

 最終的に、健人の持つ武具の価値は、ソリチュードの邸宅を複数買えるほどにまで高まる。

 しかしこの装具に使われた材料はほぼ現地調達が可能だったため、実際には付呪に使う魂石とデイドラの心臓ぐらいしか購入する必要がなかった。

 ちなみに、ネロスは健人がソルスセイムを離れる際に、テルヴァンニ家のローブを渡しているが、健人本人としては顔が引き攣る思いだった。

 

 また、健人はソルスセイム各所に残る黒の書を探索し、ハウリングソウルによって破壊して回ろうとした。

 だが、白日夢以外に所有していた黒の書“手紙の書き方に関する見識”を破壊した後はハルメアス・モラが対策を施したのか、それ以降に発見した黒の書は、健人に見つかった段階で霞のように消えてしまった。

 ちなみに、ネロスが持っていた黒の書も健人に発見された段階で消失し、件のマスターウィザードを憤慨させる結果になった。

 

 

 

 壊れた黒の書“白日夢”

 

 健人によって破壊されたアポクリファ領域へと続く書。

 本来はオブリビオンゲートとしての機能を有した書であるが、内部の白日夢の領域が破壊された為、機能不全に陥っている。

 だが、この書を調べたネロスによれば、どうやらこの書のゲート機能はまだ部分的に活きており、その上所有権は既にハルメアス・モラではなく、健人に移っているらしい。

 その為、他の人間が開いてもただの怪文書が書かれただけの奇天烈書にしかならないが、健人が開くと、白日夢の領域にあった知識の断片をそのページに映し出すようになってしまっていた。

 しかも、この書だけ何故かハウリングソウルで破壊できず、シャウトを浴びせると活性化して無意味な知識や白日夢内のアイテムを出鱈目にまき散らそうとする厄介な代物と化した。

 以下、撒き散らされた知識及びアイテムの一部抜粋

・炎と闇:死の同志たち

・ウィザーシンズ

・ウルフハース王 五つの歌

・氷の精霊召喚の魔導書

・念動力の魔導書

・マルカルス収支一覧

・帝国軍ヘルゲン配置表

・ああ、ディベラ様!

・アルゴニアンの侍女第三巻構想

・正しい赤のラグナルの歌い方

・愛しいあの娘へのラブレター

・各種魂石

・ファイアストームのスクロール

 

 ソルスセイム滞在中に健人が巻き込まれた、もしくは首を突っ込んだ主な事件、出来事の一部抜粋

1、レイブン・ロック鉱山の問題解決とモラグ・トングの撃退、セヴェリン邸の獲得。

2、ソルスセイムに残っている黒の書及びドラゴンプリースト探索

3、ネロスの依頼によるイルダリの探索

4、カースターグ討伐

5、???(本小説オリジナル事件)

等々その他多数

 

 

 

 ミラーク

 

 史上最初のドラゴンボーン。

 かつてドラゴンの統治の中で、竜の血脈であることを利用され、名と記憶を奪われ、代わりに“ミラーク”という名を与えられて利用された。

 自らの名を奪った主君であるドラゴンを父親と呼び慕っていたが、苛烈な統治の中で己の名に疑問を抱き、利用されていることに気付いて怒りから自由を求め、反乱を引き起こす。

 その後、力を求めてハルメアス・モラと取引をして服従のシャウトを手に入れるが、アポクリファに閉じ込められてしまう。

以降、数千年に渡ってハルメアス・モラに利用された。

 内に秘めた怒りからハルメアス・モラから離反を企てるが、健人の介入で失敗し、ハルメアス・モラに利用しつくされた挙句に粛清されそうになる。

 自らの人生を諦観に飲まれたまま終えるはずだったが、健人が敵であったはずのミラークを助け、ハルメアス・モラにケンカを売ったことで、彼の魂に感化されて同じようにハルメアス・モラに牙を向く。

 最終的にはハルメアス・モラとの戦いの中で死亡したものの、今わの際に自らの名を受け入れ、己の全てを後継者であり、主と定めた健人に託した。

 その表層意識は消えたものの、魂は今でも健人に寄り添い、主を守っている。

 

 

 

 

 ハルメアス・モラ

 

 ミラークの反乱を利用して、健人をミラークの後継として自分に仕えさせようとするが大失敗。

 半ば自滅に近い形で自身の本体を白日夢の領域ごと砕かれた挙句、その領域と知識を永遠に失った。

 とはいえ、本神は異世界とニルンの魂同士による共鳴現象という、全く見たことのない事象を目の当たりにした事に非常に満足しており、失った白日夢の知識も当然の対価と認識している。

 また、ハウリングソウルを見せてくれた健人に対し、失われた領域の知識を唯一サルベージ出来る黒の書の所有権を、本人の知らない所で勝手に渡している。

 ただ、他の黒の書はまだ渡す気は無いし、壊されると再生に長い年月がかかるため、健人に発見された時点で回収している(ただし、回収後もニルンに戻すにはそれなりに時間がかかる)。

 このハルメアス・モラの行動のおかげで、ソルスセイムは結果的に邪神の魔の手から開放されることになる。

 

 

 

 

 フリア

 

 スコールの呪術師として、正式にストルンの跡を継いだ。

 健人がソルスセイムに滞在中は自宅の一室を貸して、彼と共に一冬を過ごしている。

 また、彼がソルスセイムに残っている黒の書の探索時も同行し、共に様々な冒険を乗り越えた。

 健人にとってはもう一人の家族といえる女性であるが、フリアとしては健人を男性として意識している一面もあった。

 ちなみに、健人が滞在中に彼の料理にハマり、それが原因でもう一人の同居人と猫熊戦争を繰り広げることになる。

 

 

 

 カシト・ガルジット

 

 健人を追ってソルスセイムに来たカジート。

 ソルスセイムを出られない冬の間、健人と共にソルスセイム中を回り、共に冒険を行った。

 しかし、トラブル誘因体質なのは相も変わらず、かなりの数の余計な案件を健人にもたらすことになる。

 ソルスセイム滞在中の一大事件であるモラグ・トング撃退、カースターグ討伐はこいつが元凶。

 とはいえ、その大半の案件は結果として無事に解決し、健人の名声を高める結果ともなったので、健人本人としては怒るに怒れない。

 ちなみに、人的被害はともかく、ソルスセイム島そのものに直接的な被害を最ももたらしたのはカシトではなく健人であり、カースターグ討伐はその最たるものだった。

 

 

 

 ネロス

 

 ダークエルフのテルヴァンニ家のマスターウィザード。

 健人がソルスセイム滞在中に相当な無理難題を押し付け、結果、健人はスカイリムに帰れない冬の間、島中を東奔西走する羽目になった。

 そして、苦労して成果を持ち帰っても、褒め言葉の十倍は不平不満苦言を漏らされた。

 とはいえ、健人の事を気に入っているのは本当なのか、頼んでいないのにテルヴァンニ家のローブを渡し、家の一員だと言ってくる。

 健人にとっては迷惑千万だが、彼は健人が歓喜していると思って疑わない。

 ツンデレなのか、捻デレなのか。それとも、観察対象を確保しておきたいのか……。

 ちなみに、押し付けられたローブは、壊れた黒の書と一緒に最上位の危険物として扱われていたりする。

 




というわけで、今回は空白期の概略です。
ちなみに、この後のあとがきには色々と問題のある内容が含まれていますので、閲覧は自己責任でお願いします。






 オリジナル書籍“ああ、ディベラ様!”の内容

 我が魂の導き手であり、母なる包容力をもって接し、慈しんでくれる美の女神ディベラについてはいくら書いたとしても私の私腹は尽きない。まず何と言ってもその胸元(以下、検閲削除
 私は●●●(黒く塗りつぶされている)に対して、●●の抗いがたい意思を感じずにはいられず、また彼女が有する神秘の●●●●であり●●●を●●●することについては●●●。
 彼女に貰った筆で●●●●●●が●●●●●●●…………。




 アルゴニアンの侍女第三巻構想の内容一部抜粋。

 私の素晴らしい著書であるこの書の第三巻を書くに当たり、備忘録として書き残しておこうと思う。
 掃除、パン、楽器と来て、主人に仕える侍女としてすべきことは何だろうか?
 そこで私は考えた。その一文をここに残しておこうと思う。

「見事に磨かれた槍だ」

「あ、ありがとうございます旦那様」

「だが、槍は磨くだけでは意味がない。きちんと使ってみなければならんだろう。そのためには実地訓練が一番だ。
 主の訓練に付き従うのも侍女の務めだ」

「だ、旦那様、一体何をなさるのですか? 訓練なら中庭で行うのがよろしかと思いますが……」

「何、問題はない。訓練はここでもできる。それとも、外の方が好ましいか? 随分と好き者なのだな。
 安心しろ、私の槍は正確無比だ、どんな時も、どのような場所でも、どんな体勢でもキチンと的を穿つだろう。それとも、弓矢の方がいいか?」

「い、いけません旦那様、磨いたばかりなのにまた汚してしまいます!」

「汚れたのならならばまた磨けばいい。さあ、実地訓練をはじめるぞ!」

 ……ダメだな、ありきたりすぎる。
 もっと奇抜な、人の目を惹く、忘れられない物語にすべきだ。
 とりあえずこれは書き残しておいて、他の場面を考えてみよう。
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