遊撃部隊ストーム、鎮守府に着任す   作:あわちゃ

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第二話

オメガ隊長「先にいかせてもらうぜ。」

 

ま、待て・・・・

 

ペイル隊長「私も・・・お先にいかせてもらうわね。」

 

待ってくれ・・・・

 

スカウト8隊長「私は先にいきます。どうか、お達者で・・・」

 

待ってくれよ・・・・

 

スカウト4隊長「私もいかせてもらいます。最後に英雄と戦えて・・・光栄でした。」

 

なんで俺を置いていくんだよ!俺はまだ・・・・

 

オメガ隊長「待て。こっちはお前がくる所じゃない。お前にはまだ・・・やるべきことがあるだろ?見守ってるぜ、お前の勇姿を。それはここにいる俺たちだけじゃない。他のやつらも一緒さ。」

 

見守るなんてそんな・・・死んだみたいなこと・・・・

 

俺は・・・俺は・・・皆に何も・・・っ!

 

ストーム1「はぁっ!はぁ、はぁ・・・・」

 

???「あら・・・お目覚めですか?」

 

ストーム1「うっ・・く・・ここは?」

 

頭がズキズキする。意識が朦朧として、クラクラする。

 

そして何より、ここはどこだ?

 

ストーム1「俺は・・・確か・・・爆発に巻き込まれて・・・ぐっ!」

 

思い出そうとした瞬間、頭に鋭い痛みが走る。まるで、針でも刺されたかのような・・・

 

ストーム1「ぐっ・・・かっ・・はっ・・」

 

???「ま、まだ安静にしていてください!3日間も眠っていたんですから・・」

 

3日間だと?そんな・・・長い間・・・

 

ストーム1「ブレインは・・・?あいつらは・・?」

 

???「・・・少し意識が朦朧とされているようですね。今は、ゆっくりしていてくださいね。」

 

そう言って、出ていこうとする女性に、

 

ストーム1「待て・・・ここは・・どこだ?」

 

問いかけた。

 

すると少し考えるようなそぶりを見せ、

 

???「わかりました。あなたの今の状況、ここがどこか、そして私が誰か・・・お教えしましょう。」

 

説明を聞くうちに、色々なことがわかった。まず、俺は海で浮かんでいたところを救助されたということ、そしてここは「鎮守府」という軍事施設だということ、そして・・俺の世話を焼いてくれていた女性は、鳳翔という名前だということ。

 

ストーム1「その・・・艦娘ってのはなんだ?」

 

あれから数日。まだ聞きたいことは多々有り、日々三食、体に優しいものを持ってきてくれる鳳翔を質問攻めにしていた。

 

鳳翔「そうですね。簡単にいえば、人間の体に「艦」の魂が乗り移った、とでも言えばいいのでしょうか。」

 

ストーム1「「艦」・・・だと?」

 

鳳翔「ええ。その昔、戦争で使われていた軍艦の魂・・・それが肉体に宿ったものが、私達なんです。」

 

ストーム1「なるほど。」

 

俺の知る限り、鳳翔などという軍艦は存在していない。やっぱり、軍艦といえば馴染み深いのはデスピナだが・・・薄々感づいてはいたが、俺の住んでいた世界とは別の世界らしい。

 

鳳翔「あ、そういえば・・・提督からの言伝です。「あなたが衰弱しきっていたことは重々承知している。だが、こちらとしても身元の確認はせねばならない。容態が良くなってからでよいので、執務室に来てもらえないか・・・」とのことです。」

 

思い出した、という顔で鳳翔が言う。

 

提督・・・艦娘を束ねる司令官らしい。確かに、どこの馬の骨ともわからないやつをいつまでも置いておくわけにはいかないだろう。

 

ストーム1「よし・・・じゃあ、今から行くか。」

 

鳳翔「えぇ!?今からですか?」

 

ストーム1「ん?何か、不都合があるならまた別の時間にでも・・・」

 

鳳翔「いえ、そうではなく・・・お体のほうは、大丈夫なのでしょうか?」

 

ストーム1「ああ。これでも戦争に出ていた、歩兵だからな。体はそこそこ丈夫さ。」

 

鳳翔「そ、そうですか・・・なら、ご案内します。」

 

 

 

鳳翔「提督のいらっしゃる執務室は、こちらになります。」

 

ストーム1「わかった。ありがとう、鳳翔。」

 

鳳翔「いえ、お礼だなんて・・」

 

と、言いつつ、鳳翔はドアをコンコンとノックする。

 

鳳翔「鳳翔です。先日救助した方が、提督と面会したい、と・・・」

 

???「・・・わかった。入ってくれ。」

 

ガチャ・・・とドアが開いた先には。

 

白い軍服、そして軍帽を被った男が、こちらを見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、艦これの世界に飛んでしまったストーム1・・・これからどうなってしまうのか、乞うご期待!
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