妖怪賢者に気に入られ   作:桜華太夫

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出久くん、オールマイトに出会う編です。
タグに書き忘れてましたが出久くんが魔改造されます。
それでもいいなら、

てきとうにみていってね!!


憧れの存在といきなり出会ったらどう反応する?(#2)

ーーー「アナタはヒーローになれますわ」ーーー

 

 

懐かしい夢を見た。

僕がまだ4歳で、無個性だと分かった日に見た()()()()()()に言われた言葉。

 

その言葉は妙に僕の心に染み込んでいき、幽かな(かすかな)希望になった。

 

「おーい」

 

そういえばあのとき「力を与えましょう」とか言ってたような・・・

 

「緑谷ー」

 

でも僕には変化なんて無いし・・・

 

「緑谷ッッッ!!」

「うわぁはいぃ!?!?」

「いつまで上の空になっとるつもりだ!」

「すっすすすすすみませんっ!!」

「まったく、今は進路について考える時間だそ。・・・と言っても、やっぱりみんな」

「「「「「ヒーロー志望!!!!」」」」」

「だよなぁ。いまどきヒーロー目指さな「センセー、」い奴っと、なんだ爆豪」

「みんなみんなって、()()()をこんな没個性共と一緒にしないでくださいよぉー」

 

「んだよ爆豪!」

「チョーし乗んな!」

「ふざけんなテメェ!」

「ちょっと個性強いからって!」

「そーだそーだ!」

 

「あ"あ"ん"?」

「「「「「ヒエッ」」」」」

「ったく、アホらし、なぁ、()()?」

「そっ、そうだね、アハハハ。」

 

彼は僕の幼馴染み、爆豪勝己。天才肌な努力型天才。そして、僕の一番の()()だ。

 

 

「にしてもよ爆豪。緑谷って『無個性』だよな?なんでそんな特別扱いしてんだ?」

「テメェは個性でしか人のこと見れねぇのか?バカが」

 

(((((お前が言うなっ!!!)))))

 

「出久は無個性なのにオレに付いて来てんだ。とんでもねぇ努力でな。特別扱いしねぇ方がおかしいだろぉがよ」

「かっちゃん・・・」

 

そう。僕はあの日から血の滲むような努力をしてきた。無個性でも、どんなに困ってる人も笑って助けられるヒーローになるために。

 

「しずかにしなさい、まったく・・・おぉ、二人とも雄英志望か。まぁ二人の学力なら問題ないだろうな。」

「ったりめーだろーがよぉ」

「頑張ろうね、かっちゃん!」

「おうよ!」

 

 

--------------------------------------------

 

 

「はぁ・・・先生人使い荒いなぁもう」

 

担任の手伝いをしてたらすっかり遅くなっちゃった。もう6時近くになってる。

 

「帰ったら筋トレして、お風呂入って、ご飯食べて・・・」

 

 

「Mサイズの隠れ蓑ォ」

 

「!?ヴィラン!?うわああああぁぁぁぁぁああぁぁっ!!!」

(な、なんでこんなところに!?!?)

「大丈夫ゥ、体を乗っ取るだけさァ落ち着いてェ、苦しいのは45秒だけ、すぐ楽になるさァ」

「モガァッ、モゴッ、カフッウゴッ、モゴォ!!」

(息がぁ、できないっ、ち、力も入らないっ、、死ぬ、?ここで?いやだぁ、だれかっ、たすけてぇ、、!)

 

 

 

 

「もう大丈夫だ、少年。」

 

「私が来た」

 

 

「チィッ!!」

 

TEXAS SMASH(テキサス スマッシュ)!!!」

「グゥッ、グワアアアアアァァァ!!」

(このっ、圧っ!!!)

 

 

(・・・オール、マイ--・・・)

 

 

やっぱり・・・すごいやぁ・・・

 

 

--------------------------------------------

 

 

 ぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱし

「---ィ、ヘ--、ヘイ!ヘイ!ヘあ、よかったぁ!」

 

(----へっ?)

「おわああああああぁぁぁぁああ?!?!?!」

(オ、オールマイト?!?!なんでこんなところに?!?!)

「元気そうで何よりだ!いやぁ~悪かった!ヴィラン退治に巻き込んでしまった、いつもはこんなミスはしないのだが、慣れない土地で浮かれちゃったかなぁ!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

「はわゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎ」

(ナ、ナンバーワンヒーロー、オ、オ、オールマイトだ!ホンモノだ!?!?すごい!やっぱり生だと画風が全然違う!あぁサインもらわなきゃ!あと握手も!それからそれから、、)

「しかし!君のおかげさ!ありがとう!無事つめられたっ!!」

「ぁぅぁぅぁぅぁぅあそうだ!サイン!えぇとえぇとあ!あのノートに!」

 

パラッ

 

【ALL MIGHT!】

 

「してあるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?ああああああああありがとうございますうううううううう!!家宝にッ、家の宝にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

「OK!」

 

「それじゃ、私はこれを警察に届けるので、液晶越しにまたあおう!」

「えっ、そ、そんな、もう?」

「プロはいつも敵と時間との闘いさ」

 

(ま、待って、まだ、聞きたいことが)

 

「それでは今後とも・・・」

 

「応援ッッ!!よろしくねええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

「・・・え」

「うぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!」

「コラコラコラコラコラコラコラコラァ!!放しなさいっ!放しなさいっての!!」

「いま、はなすと、し、しんじゃうぅぅぅ!」

「あ、たしかに」

「ぼ、ぼく、あ、あなたに、ちょくせつ、きき、たいことがぁぁぁぁぁぁぁ!」

「OKOK!!分かったから目と口を閉じな!!HUU・・・ゴホッゴホッ」

(シット・・・)

 

 

 

ドガシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン

 

 

 

「はー、ヒー、はー、ヒー、こ、こわかったぁ・・・」

「まったく、階下の方に話せば降ろしてもらえるから、私はマジで時間がないので、ホント、これでッ」

「あっ、あのっ!まってっ、あの」

「NO!またない!」

「でもっ、、、!」

 

 

---「諦めた方がいいね」---

 

 

---「ごめんね出久ッ!ごめんねっ、ごめんねぇっ!」---

 

 

(・・・確かに、無個性じゃ無理かもしれない、でも、それでも僕は・・・)

 

 

 

---「大丈夫、アナタはヒーローになれますわ」---

 

 

 

(それでも、一人には言ってもらえた。だから、だから・・・)

 

「個性がなくてもっ、ヒーローはできますかっ!!」

 

「個性がない人間でもっ!アナタみたいなヒーローになれますかっ!!!」

 

(っ、っ、、、、)

 

 

 

--この、オールマイトと出会えた奇跡と、あのとき見た夢の幻想が、僕の運命を大きく変えるなんて、このときはまだ、想像さえしていなかったんだ--

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、夢落ちとして片ずけられています。しかしゆかりんにああ言ってもらえたおかげで心が強くなれた出久君は めちゃくちゃ頑張って、その頑張りをかっちゃんは認めた。という設定でいかせていただくので、この小説のかっちゃんはかなり丸い性格です。
次回こそヘドロ事件編に行きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!
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