てきとうにみていってね!
「---コホン。それで、アナタはヒーローを諦めるのかしら?」
「それは・・・」
僕は無個性じゃなかった。八雲さんにそう言われたときは少し嬉しかった。
けれども僕は、昔もあのときも
---言える資格はない---
「・・・はぁ、アナタは深く考えすぎです「私が来たぁッ!!!」わ・・・?」
「オ、オールマイト!?」
「HAHAHAHA!!!少年に礼と訂正、そして提案をするためにマスコミを抜けてきてしまった!!!HAHAHAHAHA!!!」
「ちょっとー。ワタシをのけ者にしないでくださいますー?」
「おおっと、すまないね!・・・おや、誰かと思えば八雲
「八雲
「HAHAHA・・・あ。」
「八雲
「す、すまなかったね。八雲
「よろしい♪」
い、いきなりオールマイトが現れたと思ったら、八雲さんと談笑している・・・
「あの~・・・」
「ん、どうされましたの?」
「お二人って・・・お知り合いなんですか?」
「そうさ少年!八雲少女とは5年前に知り合ってね、
「そ、そうだったんですか・・・ところでオールマイト、さっき言ってたことって何だったんですか?」
「おっとそうだった!まずは・・・ン゛ン゛ッ、礼から言おう」
オールマイトの纏う雰囲気が変わった。
オールマイトだけじゃない。僕の隣にいる八雲さんの雰囲気も、同時に変わっていた。
「君がいなければ、君の身の上を聞いていなければ私は口先だけのニセ筋になるところだった。ありがとう」
「そんな!そもそも僕が悪かフガッ」
「人の話は最後まで聞きなさいな、出久君」
「すまないね八雲少女。あのとき飛び出したのが無個性で小心者の君だったからこそ、私は衝き動かされた。トップヒーローは学生時から逸話を残している。そして、皆一様にこう言うんだ。」
「---考えるより先に、身体が動いていた---」
「ーーーッ!」
「君も、そうだったんだろ?」
「・・・アナタは昔から、透き通るように純粋に憧れていましたわね。
僕は唯、涙を呑んで二人の声を聴いていた。
「訂正させてくれ」
「もう一度、言わせてくださいな」
ダメだ、これ以上言われたら。
「君は」
「アナタは」
ボクハ、
「「ヒーローになれる」」
僕がずっと、言ってほしかった言葉。
もう一度、言ってほしかった言葉。
あのときは
「ッくうッ、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!」
泣いた。
「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ッぐううぅぅ、ぅぅぅぅぅううううううッ!!!」
啼いた。
「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ、ッくぅ、うぅ、、」
泣き尽くした。
人目も憚らずに。
「HAHAHA・・・」
「ウフフ・・・」
僕を包み込んでくれる、二つのぬくもりに身を委ねて。
「よしよし・・・」
「HAHAHA!泣き虫は治した方がいいね!!!」
「す、すみません・・・」
こんなに声に出して泣いたのなんていつぶりだろう、ずっと我慢して、頑張って笑い続けていたような気がする。
少し、スッキリしたかな。
「さて少年!そろそろ提案といきたいのだが、いいかい?」
「はい!僕は大丈夫です」
「よし!では少年、私の個性、受け継いでくれないかい?」
「・・・え?」
僕の人生は、どうやら波乱万丈になりそうだ。
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僕の人生を大きく変えたあの日から、すでに数ヶ月経過していた。
僕を鍛えて下さった師匠2人とうち1人の従者に一言礼を言い、足早にある場所へ向かっていた。
それは近所の公園、どこへ行こうにも、いつもココが彼との待ち合わせの場になっている。
「オイ出久!遅っせぇんだよクソが!」
「ごめんかっちゃん!ちょっと個性の訓練してたら遅れちゃった!」
「ったく・・・それで、カタチにはなったのかよ」
「うん、なんとかね。」
「そォか、んじゃあ今度タイマンだ!次もオレが勝つ!」
「望むところだよかっちゃん!今度こそは僕が勝つ!」
「その為にもまずは雄英に受かんねぇと始まらねェ!ゼッテェ落ちんなよクソが!」
「うん!」
そして僕らはヒーローになる為に、雄英高校の入試試験に挑む。
ごめんなさい!修行回はまた別に書きたいと思います!番外編的な。
ねむたい。('ω')チンチン
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