妖怪賢者に気に入られ   作:桜華太夫

7 / 9
おまちかね100%!(6話)
ようやく投稿できましたよ。遅れて申し訳ありんせん。
知らない間に評価バーに黄色が・・・

ざわ・・・
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感謝ッ、圧倒的感謝ッ!!!

ざわ・・・
  ざわ・・・

御覧頂いている方の期待に応えられるか分かりませんが、それでもいいなら
てきとうにみていってね!


個性把握テストで大暴れ(嘘)(#7)

「ハイ、静かになるまでに8秒かかりました。時間は有限だ、君達は合理性に欠けるね。」

その男性は、教室に入るやいなや先生みたいにお小言を言い出した。

 

(((((いや、だれ?)))))

 

そう思ったのは僕だけじゃないハズ、実際皆そう言いたげな顔してるし。

 

「担任の相澤消太だ、よろしく」

その男性もとい相澤先生は、自己紹介と言うには少し短い自己紹介をした。

相澤消太…どこかで聞いたことあるような。それよりも、

 

(((担任だったんだ……)))

 

「さて、早速だが全員コレ来てグラウンド出ろ。」

そう言う相澤先生の手には体操服が握られていた。それを着てグラウンドに集合すると、相澤先生はとんでもない事を言い出した。

 

「全員そろったな。それじゃこれから個性把握テストを行う」

「「「個性把握テスト!?」」」

「入学式は!?ガイダンスは!?」

「ヒーロー目指してるんなら、そんなもん時間の無駄だ。雄英は自由な校風が売りだ、それは先生(コッチ)にも適用される。覚えておけ」

 

な、なんという横暴!確かにヒーローになるには一筋縄にはいかないけど、入学式くらい出席させてくれたっていいじゃないか!

 

しかし、そんな願いは勿論届かず、相澤先生は説明を続ける。

「中学からやってきた個性使用禁止体力テストを個性を使って行う。そうだな……入試試験一位通過の緑谷」

「……ッ!ハ、ハイ!?」

 

しまった!まさか振られるとは思ってなかったから反応おくれちゃった!

 

「中学のとき、ハンドボール投げ何メートルだった?」

「えっと、確か、51メートルだったと思います」

「じゃあ個性使ってやってみろ」

「ハイ!」

 

「せぇ、のっ!SMASH(スマッシュ)!!!」

投げられたボールは空高く飛んでいき、ギリギリ見える位の所で落下した。

相澤先生が提示したタブレットには、705.3と表示されていた。

 

「「「スゲェェェェェ!!!」」」

「705メートルってマジか……」

「ナニコレ面白そう!」

「個性思いっきり使えんだ!流石雄英!」

「面白そう、か……ヒーローになる為の三年間、そんな腹積りでいるのかい。それじゃあ八種目総合成績最下位の者は『見込み無』として除籍処分にしよう」

 

……は?

「「「ハァ------!?!?」」」

 

嘘だろ…?でも、相澤先生のあの眼は、ふざけながらも真剣に話す紫さんの眼によく似てる。

……本気でやらなきゃヤバそうだ。

 

「生徒の如何(いかん)は俺達の『自由』。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ!」

「でも!入学初日ですよ!?初日じゃなくても理不尽すぎる!」

「自然災害、大事故、はたまたヴィランによる身勝手の極意。いつどこから来るか分からない厄災、それを覆していくのがヒーローだ。放課後マックで談笑したかったなら御生憎。雄英は君達に試練を与え続ける。更に向こうへ、Plus Ultraさ。全力で乗り越えてこい」

そう言い残して相澤先生はテストの準備に取り掛かった。

 

相澤先生……素直じゃないんだな。

 

そう出久は思った。

確かに除籍にはさせるつもりなのだろうが、しかしそれ以上に、『俺の期待を超えてくれ』という意思が汲み取れたからだ。

 

いけないいけない。紫さんのせいで人が考えていることが何となく分かるようになってしまった。メンタリストなんて目指してないぞ。

……まぁ、頑張ろうか!

 

 

-50メートル走-

 

スキマでテレポートし1秒42。相澤先生からOKはもらっているので合法だ。

「0Pヴィランを倒したパワーといい、あのワープゲートといい、緑谷君の個性はなんなんだ?」

3秒04を記録した『個性:エンジン』を持つ飯田君は僕の個性に疑問をいだいているようだ。

 

-握力-

 

ワン・フォー・オール・フルカウルを発動して513kgだった。

「あの細身で俺と同等とは、もっと鍛えるべきか」

『個性:複製腕』を持つ障子君はそう呟いていたそうな。

 

-立ち幅跳び-

 

これまたワン・フォー・オール・フルカウルを発動して68メートルだった。スキマは距離に加算されなさそうだったので使わなかった。

「オレも負けてらんねぇなぁ!」

対抗心が燃え滾るかっちゃんであった。

 

-反復横飛び-

 

またまたワン・フォー・オール・フルカウルを発動して147回。最後の方は吐きそうになって遅くなってしまった。

峰田君の『個性:もぎもぎ』から、両サイドにスキマを開いて高速移動も考えたけど、()()では無くなってしまうのでやらなかった。

 

-ボール投げ-

 

デモンストレーションのときと同じなので割愛するよ。

ボール投げ一位は∞を叩き出した『個性:無重力(ゼログラヴィティ)』の麗日さんだった。∞ってあるんだ……。

 

-上体起こし-

 

いつものワン・フォー・オール・フルカウルを発動して69回。

「緑谷スゲェな!個性使わなきゃ耐えらんなかったぜ!」

切島君の『個性:硬化』でようやく耐えられたらしい。申し訳なかったので謝ったら、

「気にすんなよ、全力出してこその男だろ!」

男気溢れる性格らしい。

 

-長座体前屈-

 

こればっかりは個性の使いようがないので普通に行い、58センチだった。

(((普通だ、スゴい)))

今までが今までだった為に逆にスゴがられたりした。

 

いや、コレ普通だからねみんな!

 

-持久走-

 

お馴染みのワン・フォー・オール・フルカウルを発動して56秒だった。()()()なんだからスキマは卑怯だと思って使わなかったら、

「何故もう一つの方の個性使わなかったんだ緑谷。まさか卑怯だと思ったのか?だとしたら甘いよ」

相澤先生に怒られてしまった。

 

 

ようやっとテストが終わって結果発表の時間だ。流石に最下位は無いけど、やっぱりこういうのは緊張するな……。

 

「じゃあパパッと結果発表。トータルは単純に各種目の点数を合計した数だ、口頭は面倒なんで一括開示する」

そう言い相澤先生はモニターを開示した。

 

あ、僕一位だ。二位は八百万さんか、握力測定で万力出してた人だよね。そして最下位は……峰田君か。

 

峰田君がいるであろう方に顔を向けると、

「 」

白目のムンクの叫びがいた。まぁあんなこと言われたら僕だってそうなるだろう。さらば峰田君っ!

「あ、ちなみに除籍は嘘な」

 

……は?

「「「ハァ------!?!?」」」

え?しないの?あのときの眼マジだったじゃん!

「君らの本気を引き出すための合理的虚偽だ」

「あんなの嘘に決まってるじゃない、ちょっと考えれば分かりますわ」

いやいや八百万さん。この人マジでやろうとしてたから。

……まぁ逆に言えば、相澤先生のお眼鏡にかなったっていうことか。なら、まぁ、よかったのかな?

「ちょっとヒヤッとしたな」

「俺はいつでも受けて立つぜ」

「これにてテストは終了。教室にカリキュラムとかの資料あるから目を通しておけよ。じゃ、解散」

 

 

--------------------------------------------

 

 

はぁ、結局テストだけで初日が終わってしまった。折角自己紹介考えてきたのにパーになっちゃったよ。

 

そんな事を考えていると、不意に肩を()()()()()

「あれ、耳郎さん?」

「ウ、ウチさ、近くにアパート借りてるんだけど、近くまで、えと、その……い、一緒に帰らない?」

「もちろん!ちなみに何処にあるの?」

「えぇっと、~~~っていうところなんだけど」

「あ、そこ丁度通るところだよ。よかったら家まで送るよ?」

「うぇ!?イ、イイよそこまでしてくれなくも!?」

「でも、女の子一人だと危ないよ?」

「いや、でも、あぅぅ///」

 

人助けはヒーローの本懐だからね!(無頓着)

 

「ダメかな…?耳郎さんが心配なんだ」

「ッ!///じゃ、じゃあ、オネガイシマス…///」

「うん!じゃあ帰ろっか!」

 

そんな事があって、僕は耳郎さんと帰る事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人の近くの木陰にて

 

「帰り道が同じようだったから誘おうとおもったんだが……」

「ジャマしちゃ悪いよね~」

女誑し(おんなたらし)は健在だなデク!」

「男らしいぜ緑谷!」

「ケロ、熱々ね耳郎ちゃん」

「抜け駆けしやがってェェェェェェ」

「あれが俗に言う恋愛…羨ましいですわ」

 

様子を覗う1-Aのメンツがいたそうな。

 




そろそろ番外編で修行編を書きたいと思います。
次話はいつになるやら・・・御迷惑をおかけします。
耳郎ちゃんの登下校が分からなかったので勝手に考えました。すみません。
見てくださりありがとうございました!
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