バトルスピリッツ スターティング・ゼロ 作:謙虚なハペロット
タグにもありますが、一部の登場キャラクター達はインスパイアという名の他人の空似です。決して悪意があってやっているわけではありませんので許してくださいこれも考えつかなかった作者が駄目なのです。
というわけで続きです。
「負けたか〜。…ありがとうございました」
「ありがとうございました」
う〜ん。黄色との戦い方が分からなかったと言えば言い訳になるけど、強かった。結構翻弄されたな。
「あれ? ………えっ!?」
「? どうかした?」
「そ、そんな…」
お互いにデッキを片付けていたら、ホムホムさんのスマホが震えたらしく、メールとのこと。その中身を見て驚きの声を発した。
「……じ、時間だなんて…」
「時間?」
「あ、えっと…」
言い淀むってことは言いにくいことなんだろうか。あたふたしてどうしようか悩んでるみたいだが…。
「…へ」
「へ?」
「へ、へ…変身、時間…?」
「………」
普通に言いにくいことだと言えば言いのにこういう時の言い訳微妙に下手なのも
「ご、ごめんなさい!私、行かなくちゃならなくなって…」
「あ、うん」
さっきの感じから考えるに、予定が無かったんだけど、どうしても行かなければならない用事ができたか。
「で、ですので、“悠姫さん”が進んでください!」
「お、おう…」
「すみません、すみません!失礼します!」
慌ただしく身支度を済ませ、
「次は勝つからな!」
「…っ! はいっ!待ってます!」
ホムホムさんが行った後、菫さんによれば大会に影響は無いから大丈夫とのこと。これはせめて準優勝まで行かないとホムホムさんに失礼だな。
しかし本当祐依に似てたな。考える仕草やクセも似てた。世界には自分と同じ人間は最低三人はいるみたいなことを聞いたが、まさにそれだったんだろうか。
まぁそれは置いといて次の対戦相手は誰だんべ。…このテーブルで待ってていいのかな?
「あっ、もしかして見習いさん?」
「? あ、そうですよ」
「良かった〜。次ね対戦相手の“ロック・りぃな”です。よろしくど〜ぞ!」
とりあえず待ってたら向こうから来てくれた。有り難い。…女の子か。見た目的に中学生かな? ヘッドフォンを首に掛けて、「I LOVE ROCK!!」って描かれた内服に革ジャンを着た活発そう…いや、活発な娘だ。
「こちらこそよろしく」
「よろしく!ロックなバトルしようね!」
「え? あ、ああ…」
…ろ、ロックなバトルって何だ? 何だかよく分からんがとにかくバトルを始めるとしよう。
「ロックなアタックステップ!《
「なるほど。ピンチなんじゃねぇの?」
飛ばしてバトル終盤。
最後の最後でデカい地雷、バーストを踏んでしまったことで窮地に立たされている。
《究極龍王リヴァイア》のUトリガーを外し、普通にブロックされ通らず。次に《アルティメット・プテラトマホーク》のUトリガーは成功したがそれがまずかった。緑にライフ回復手段は無いだろうと踏んでたが、豊富なコアで《ハイエリクサー》というかなりコストの重い白の回復マジックで凌ぎ、《翔烈降臨》のバースト効果によって、あの蒼い狼を呼び覚ますしてしまったという。
緑 スピリット
《
コスト7 軽減3 <覇皇・
<1> Lv1 BP6000
<3> Lv2 BP8000
<5> Lv3 BP10000
シンボル:緑
【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】
自分のライフが3以下のとき、このスピリットカードを召喚する。
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
系統:<剣獣>を持つ自分のスピリット1体を回復させる。
Lv3『このスピリットのアタック時』
BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置き、このスピリットは回復する。
緑 マジック
《
コスト4 軽減緑2
【バースト:自分のライフ減少後】
自分のライフが2以下のとき、自分の手札にある緑のスピリットカード1枚を召喚する。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
このターンの間、自分のスピリットすべてをBP+2000する。
「さぁさぁどうする? ライフで受けてもスピリットでブロックしてもライフはロックに貰っていくよ?」
「むむむ…」
調子に乗ってアルティメットをアタックさせすぎたためアルティメットがブロックに回れない。今ブロックできるのは《ムゲンドラ》《リューマン・クロウ》《ガーネットドラゴン》《リューマン・ハマー》の4体。《シルバー・ヴルム》は疲労中。
ブロックして自壊させようにも、すぐ横にいる《ダーク・スノパルド》の持つ【
白 スピリット(闇)
《ダーク・スノパルド》
コスト4 軽減白3 <
<1> Lv1 BP3000
<2> Lv2 BP5000
シンボル:白
Lv1・Lv2
BP4000以下のスピリットのアタックでは、お互いのライフは減らない。
【連鎖:条件《緑シンボル》】
(自分の緑シンボルがあるとき、下の効果を続けて発揮する)
[緑]:スピリットすべてのコアの数はLv1コストより少なくならない。
ライフで受ければ2点ダメージ、スピリットでブロックして破壊されればウスバカゲロウの効果で1点、カーン・ウルフの効果で1点、計2点。
こちらのライフは2。結構ヤバい。
「…う〜〜〜ん」
「ふっふーん。すごいコンボでしょ。私のロックな友達から教えてもらった必殺コンボなんだ!」
「お、おう」
………待てよ、まだ悲観するのは早い。
相手も2点だよな? これを使って……お!?イケるか!?
「おお!私勝っちゃう?!」
「まだだ。フラッシュタイミングで《ネオ・フレイムテンペスト》だ。足りない分はUリヴァイア、Uプテラトマホークから受け取る。
“スピリットは自壊できないが、アルティメットなら自壊はできる”だろ?」
「ふぇっ!?」
「Uリヴァイアは消滅、Uプテラトマホークはレベル3にダウン。そして【
悠姫フィールド
[ムゲンドラ 破壊]
[リューマン・クロウ 破壊]
[シルバー・ヴルム 破壊]
[リューマン・ハマー 破壊]
ロック・りぃなフィールド
[ダーク・スノパルド 破壊]
[駿将ムカリ 破壊]
[ソードピューマ 破壊]
[分身スピリット 破壊]
「ひゃあ!? で、でもそっちも後が無いのに!」
「まだだ!レベル2で破壊した《リューマン・ハマー》の効果発揮!相手の合体スピリットのブレイヴ1つを打ち砕く!」
「な、なんだってぇ!?」
赤 スピリット
《リューマン・ハマー》
コスト4 軽減赤2 <竜人>
<1> Lv1 BP3000
<3> Lv2 BP5000
<5> Lv3 BP7000
シンボル:赤
【バースト:自分のライフ減少後】
BP4000以下の相手のスピリット3体を破壊する。
この効果発揮後、自分の赤のアルティメットがいるとき、このスピリットカードを召喚する。
Lv2・Lv3『このスピリットの破壊時』
相手の合体スピリットのブレイヴ1つを破壊する。
「ウスバカゲロウを破壊だ!」
「ああっ!?」
「そのアタックはライフで受ける!」
(悠姫ライフ2→1)
「ううっ…ターンエンド…」
色々危うかったが何とか勝利することが出来た。「これは負けたか?」と思ってしまう癖が出てしまうのはまだまだ初心者だっていうことなんだろう。バーストインパクトで当たったカードが咄嗟に役立つとは。
しかし当たる人皆強いな。小規模の大会なのにこんなつわものがうようよしてるとか。
「ロックなバトルありがとね!」
「こちらこそありがとう。良い勉強になった」
「ロックな部分で!?」
「…いや、戦術的な部分で」
「あう…」
次のバトルだが、どうやらお互いの相手がまだのようなので軽く雑談。バトスピはいつ始めたのか、好きな色は何か、学生なのかなどなど。
「えへへ。…あ、終わったみたい。じゃあ行くね」
「ああ。またな、
「おう!またロックに語り合おうね!」
最後まで李衣菜の言うロックについて分からず終いだったがまぁいいだろ。…で?次の対戦相手は……
「お待たせ」
「あっ、彩音さ…」
「………」
「…彩音」
「ごめんなさいね。ちょっと手間が掛かったわ」
次の対戦相手は、“ソルマルタ・レーテル・トゥルーリーワス=
「順調かしら?」
「ギリギリ」
「ふふっ。なら今回は私への
「今回は勝ちに行くから」
「いいわ。あなたが何処まで“赤の
おお、今日も熊本弁絶好調だな。
<緋立 悠姫>
VS
<澪紫 彩音>
【???】
「ところで遅くなった訳は?」
「《白き楯の長城》と《獣の氷窟》を張られて延々バトルさせてもらえなかったわ…」
「へぇ…」
「スピリットは根こそぎ屠ったのだけれど、大量にコアを増やされたあげく耐え忍ばれて危うくこっちが引き過ぎてデッキアウトしそうだったわ。まったく、これだから白は…」
ダイスロック!…いやロール!りぃなの口癖が感染した!おのれにわかロックめ!
「3゛!」
「14」
「ファッ!?」
「私がいつ6面ダイスを投げたと錯覚したのかしら?」
「なん…だと…?」
「悔しいでしょうねぇ」
「どういうことだ説明しろりぃな!」
「えっ!?知らないよそんなの!?」
<彩音・先攻第一ターン>
「先攻はもらったわ。
(リザーブ4)
(手札4→5)
「メインステップ。極寒地獄の第一階層《地獄都市カイーナ》を配置」
(手札5→4)
(リザーブ4→0)
紫 ネクサス
《
<0> Lv1
<2> Lv2
シンボル:紫
Lv1・Lv2『???』
???
Lv2『???』
???
「そしてバーストをセット」
(手札4→3)
{バースト:無し→セット}
「ターンエンド」
<悠姫・後攻第二ターン>
「屈辱の後攻スタートステップ」
(リザーブ4→5)
(手札4→5)
「メインステップ。《ライト・ブレイドラ》と《リューマン・フェニック》を召喚」
(手札5→3)
(リザーブ5→0)
(トラッシュ0→2)
[ライト・ブレイドラ コア2 レベル1 BP1000]
[リューマン・フェニック コア1 レベル1→3 BP2000→6000]
「アタックステップ。リューマン・フェニックでアタック。アタック時効果で1枚ドロー」
(手札3→4)
「少しの間で見違えるような動きね。ライフで受けるわ」
(彩音ライフ5→4)
(リザーブ0→1)
「ライフ減少によりバースト発動。《デスバースト》」
{バースト:セット→発動}
「《吸血爪》じゃない…!?」
「早速仕込んで正解だったみたいね。バースト効果、疲労している相手スピリットを1体破壊するわ」
紫 マジック
《デスバースト》
コスト3 軽減紫2
【バースト:自分のライフ減少後】
疲労状態の相手のスピリット1体を破壊する。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット/アルティメット1体をBP+2000する。
「対象はリューマン・フェニック。あまり居座られても厄介」
「フェニック嫌われすぎ」
「赤のクソ犬…失礼。駄犬が色々厄介だったから良いイメージが無いのよ」
(悠姫リザーブ0→1)
「クソも駄も変わり無いような」
「一時期の犬ペンドラ許すまじ」
最近フェニックが1枚ドローしたら即退場が良い弾避けぐらいしか役目が無いような気がしなくもない。
「ターンエンド」
<彩音・第三ターン>
「紫蓮の第三ターン。スタートステップ」
(リザーブ1→2)
(手札3→4)
(トラッシュ4→0)
(リザーブ2→6)
「メインステップ。紫魂の一ツ鬼、《ワンアイドデーモン》を召喚」
(手札4→3)
(リザーブ6→5)
[ワンアイドデーモン コア1 レベル1 BP1000]
「ではまずお先に、新たなる黄金の鎧を纏う闇の騎士の出陣よ。
《アルティメット・ズ・ガイン》、召喚!」
先に紫のアルティメットが来たか。これはこっちも召喚を急がないと、前みたいにまた何も出来ずに制圧されてしまう。
「私のアルティメットを召喚する際、ワンアイドデーモンのシンボルを紫1つ追加する。スピリットソウル発揮!」
(手札3→2)
(リザーブ5→1)
(トラッシュ0→3)
[アルティメット・ズ・ガイン コア1 レベル3 BP10000]
紫 スピリット
《ワンアイドデーモン》
コスト0 軽減無し <
<1> Lv1 BP1000
<3> Lv2 BP2000
シンボル:紫
Lv1・Lv2【スピリットソウル:紫】
自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[紫](紫のシンボル1つ)を追加する。
「アルティメット、召喚時効果発揮。あなたの手札が3枚以上あるなら、1枚破棄なさい」
「手札を捨てさせる効果か…。《ガーネットドラゴン》を捨てる」
(悠姫手札4→3)
●破棄したカード
・《ガーネットドラゴン》
「更に《ツチグデーモン》を召喚」
(彩音手札2→1)
(リザーブ1→0)
[ツチグデーモン コア1 レベル1 BP2000]
紫 スピリット
《ツチグデーモン》
コスト2 軽減紫2 <呪鬼>
<1> Lv1 BP1000
<3> Lv2 BP2000
シンボル:紫
Lv1・Lv2【呪撃】『このスピリットのアタック時』
バトル解決時にブロックしていた相手のスピリット1体を、バトル終了時に破壊する。
Lv1・Lv2『???』
???
「ちょっと飛ばし過ぎたかしら。バーストをセット」
(手札1→0)
{バースト:無し→セット}
「アタックステップ。ツチグデーモンでアタック。地獄都市カイーナ、レベル1の効果発揮。【呪撃】を持つツチグデーモンが疲労したため1枚ドロー」
(彩音手札0→1)
紫お得意のドロー効果か。
「…疲労ってことは、そっちがブロックしても?」
「ドローするわ」
「ずるい」
「こちらのスピリットを一切焼かないと約束するなら考えなくもない」
《地獄都市カイーナ》
Lv1・Lv2『お互いのアタックステップ』
【呪撃】/【呪滅撃】を持つ自分のスピリットが疲労したとき、自分はデッキから1枚ドローする。
「ライフだ」
(悠姫ライフ4→5)
(リザーブ1→2)
「ターンエンド」
前よりお互いの関係が良く?なった気がするから軽口叩きながらのバトル。これも良いな。色々緊張しながらだったから余計に。
今度は喰らい付くだけじゃなく、勝ってみせる…!
毎度一旦ここでAパート終了。茶番があったので短めです。
疾風のゼロデッキと明星のエリスデッキが出るまでにはSB戦は終わらせたいです(願望)