バトルスピリッツ スターティング・ゼロ 作:謙虚なハペロット
世間では03環境、しばらくすれば紺碧のゼロとUサジットのデッキが発売するというのにここではやっと02環境に入りそうという遅さ!
「そ、そんな、馬鹿な…!」
「よっし!」
不正規に活動?を続けている部活をどうにかすべく交渉に行った先、どうにかしたければバトスピに勝てと、何がどうしてそうなるのか分からん状況だが、何とか勝つことができた。
生徒会としてはメンツを保てたし、まだ解決してはいないが、まず目的の“部長”に会えるのは確定した。
「キィィー!悔しいぃぃ!!」
個人的には、祐依と一緒に組んだこのデッキが上手く動いたのが嬉しいかな。
「やるねぇ緋立姉(あね)」
「さすがおね…姉さん!」
「よくやりました。…では鈴枝さん、琴識部長の居場所を——」
「 お 待 ち に な り な さ い !! 」
部屋中から廊下中まで響き渡るクッソうるさい怒鳴り声が。あまりのうるささに反射的に耳を塞いだ。周囲の物がビリビリと震動してしまうほど。
「う、うるさ…!?」
「その噂の優雅部総轄部長!!
“琴識 沙織(ことしき さおり)”とは!!
この!!わたくしの事ですわぁ!!!」
ち、超うるせぇ!?
どこから現れたのか、何かそこの大きなクローゼットから飛び出してきたように見えたが、とにかくうるせぇ! 昨日会った琥珀とは違う騒音のうるささだ。
飛び出してきた噂のコトシキ部長は…、背が小さい。私より低いとは何事だこれ。一見中学生に上がりたての小学生ぐらいかそこらぐらい小さい。
「さ、さおり様ぁ〜…」
「まったく、優雅部副部長として初心者に敗北するとは情けないったらありませんわぁ!!」
「も、申し訳ありません!」
な、何だこいつらは…。先輩に対して失礼だとは思うが、マジで何だこいつら。
「まさか、生徒会の下っ端初心者一年生がここまでやるとは思いもしませんで…」
「どんな下っ端!初心者!一年坊だろうと優雅にが我々のモットー!これでは名折れですわぁ!」
言いたい放題だな…。まぁ、確かに初心者だけどな、デッキを馬鹿にされないだけマシかな。
「琴識、ずっと隠れてたのかい?」
「ふふふっ。優雅部たるもの優雅に気配を消し隠れるのはお手の物ですわぁ。勿論、話はすべて聞かせていただきましたわぁ」
「…面倒なことを」
佐々森先輩のこめかみがビキビキし始めている。
「……では、琴識さん。不正規に活動を続けているこの部を」
「 お 断 り し ま す !! 」
「…………」
この高飛車というか、貴族っぽさは赫蓬院先輩とは全く違う人種なんだと今この瞬間理解した。我が儘なお姫様って感じだ。てかあの小さな身体の何処に声量が入ってんだ…。
「断られても困るんだけどなぁ」
「不正規なのが悪いのでしょう?ならば正式な部として認めなさい!!」
「無理です。事前申請も何もなく好き勝手に活動していて、今更何を言ってるんですか」
「佐々森さん!あの赫蓬院なら何て言うかしらぁ?」
「…は?」
「 乙 女 な ら !!
正 々 堂 々 !!
バ ト ル で !!
決 着 を 付 け ろ と !! 」
み、耳が…頭が……。
「………」
「相変わらずうるさいねぇ…。鈴枝さんもそうだったけど、それで納得すんだね?」
「 乙 女 に !!
二 言 は !!
あ り ま せ ん わぁ !!」
マジで耳がおかしくなりそうでヤバい。ぶん殴ってでも止めさせないと私の耳が死ぬ。
「うるさいっての…。じゃあ相手は…」
「先程弥生とバトルした貴女!」
「っ!?」
「貴女で結構ですわぁ」
「ま、また私か…」
「沙織様!あの初心者、かなりやりますよ!」
沙織先輩(祐依からどんな字を書くのか教えてもらった)に縋り付く鈴枝先輩。この学校には変わったやつしかいないのか。マトモなのは祐依や祥子、朱莉、雫、佐々森先輩、凰空先輩辺りか…。彩音は……ちょっと怪しい。
「さぁ!!一年生!!わたくしと!!仕合なさい!!!」
「っ……!?」
「琴識うるさいっての。……すまないけど緋立姉、また頼める?」
「は、はい…。み、耳が…」
とにかく引き受けはしたが、まだ耳がキンキンする…。
その琴識先輩は既に席に座って、いつの間にか取り出したデッキをセットし、コアも用意…って鈴枝先輩がやったのかよ。
「準備万端です!沙織様!」
「相手のデッキは判っています!わたくしが遅れを取るはずもありませんわぁ!!」
私も席に座る。距離が近くなると一層うるさい。
それにしても、デッキが割れてるということは勝ち筋を潰される率が上がるってこと。…このデッキの弱点の一つに『効果破壊・コアシュートに弱い』のがある。
小手先の守りを薄くして、肉斬骨断の勢いで進む。そんな突撃思考型のデッキだ。赤のBP参照破壊、紫のコア外しに全くの無力。出鼻を挫かれると立て直すのに苦労する。
おそらく琴識先輩も手練れだろうし、さっきのバトルでそれが見抜かれているかも知れない。…さて、どう手を進めるか———
「ちょっと待ってください」
すると突然、祐依が私の隣に立ちプレイマットに何かを力強く置いた。…置いたのはデッキケースだ。
「…あらぁ? 妹の祐依さんはぁ、お呼びではなくってよぉ?」
「最上級生、優雅を主とする優雅部部長が対戦相手のデッキを盗み見て勝ちを確信するのは、優雅と言えるんでしょうか」
割って入った祐依の表情は…恐い程の無表情。これ相当怒ってんな。
「………」
「まさかとは思いますが、私の姉を甘く見ていらっしゃるので?」
「初心者が勝つのも時の運です。知った知らないは関係無いかと」
「ほう。では、私が代わりにバトルしても問題は無いですね」
「言っている意味が分かりかねますわぁ」
「先輩方が下と見ている初心者の姉に勝って優雅と言えるならお好きに」
…チラッと祐依がこちらを見た。小さく謝ってる。気にするな。私は気にしてないから。
「祐依さんはぁ、実力者なのですかぁ? 失礼ですが、聞いたこともありませんけどぉ」
「そうですね。それなりです」
「ふんっ!そこまで言うのでしたら良いでしょう!運では無い実力を見せてもらいましょう!!」
「…祐依」
「ごめんねお姉ちゃん。でももう我慢できないの。お姉ちゃんを馬鹿にされるのは」
「気にしなくていいってのに」
「お姉ちゃんが気にしなくても、私がするの。璃恵さんも、それに会長さんだって気にするよ?」
「…すまんね」
「安心してて。この“新しいデッキ”でボコボコにしてくるから」
緋立 祐依
【???】
VS
琴識 沙織(ことしき さおり)
【天上射抜く赤い星】
「さてぇ…。先攻後攻はどうしましょう?」
「お好きなように」
「では優雅に!そちらに先攻を譲って差し上げますわぁ!」
「さすが沙織様!優雅たる者の余裕ですね!」
「…では、先攻をいただきます」
<祐依・先攻第一ターン>
「先攻、スタートステップ」
(リザーブ4)
(手札4→5)
「メインステップ。《リューマン・フェニック》をレベル1で召喚します」
(手札5→4)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→3)
[リューマン・フェニック コア1 レベル1→3]
「リューマン・フェニックは、私のスピリットの数が2体以下のとき、レベル3として扱われます。次にバーストをセットしてターンエンドです」
(手札4→3)
{バースト:無し→セット}
「…赤?」
「緋立姉、妹は赤を使うのかい?」
「…さぁ。祐依が赤を使うところ…てか、こうして祐依がバトルするところを見るの自体初めてですから」
<沙織・後攻第二ターン>
「優雅なるスタートステップ!」
(リザーブ4→5)
(手札4→5)
さて、あの優雅部部長のデッキはどんなんだ。あれ程余裕かましてるんだ、かなり自信のあるデッキなんだろう。
「メインステップ! 《ブレイドラ》を召喚!」
(手札5→4)
(リザーブ5→4)
[ブレイドラ コア1 レベル1 BP1000]
「続けて《アクゥイラム》をレベル2で召喚!」
(手札4→3)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→2)
[アクゥイラム コア2 レベル2 BP3000]
「バーストをセットし、優雅な余裕を持ってターンエンドですわぁ!!」
(手札3→2)
{バースト:無し→セット}
赤 スピリット
《ブレイドラ》
コスト0 軽減無し <翼竜>
<1> Lv1 BP1000
<2> Lv2 BP2000
<3> Lv3 BP3000
シンボル:赤
【効果の記述無し】
赤 スピリット
《アクゥイラム》
コスト3 軽減赤1 <空牙・星魂>『鷲座』
<1> Lv1 BP2000
<2> Lv2 BP3000
<5> Lv3 BP6000
シンボル:赤
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
このスピリットをBP+2000する。
Lv2・Lv3【激突】『このスピリットのアタック時』
相手は可能ならば必ずブロックする。
「むこうも赤か…」
「碧、琴識がバトスピやってるって知ってた?」
「いえ、今初めて目にしたわ。でも十中八九、会長があの騒ぎをこの方法で決着を付けてから対抗意識を燃やしたんでしょうね」
「ああ、納得。…で、碧はあのデッキ、どう見る?」
「<星魂>持ちのアクゥイラムが出た時点であなたも判っているでしょ。…それより、祐依さんのデッキが判らないわ」
<祐依・第三ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ0→1)
(手札3→4)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ1→4)
「メインステップは何もせずアタックステップ。リューマン・フェニックでアタック。アタック時効果により1枚ドローします」
(手札4→5)
「ふんっ、ライフで受けますわぁ!!」
(沙織ライフ5→4)
(リザーブ0→1)
「ターンエンド」
「…怒らないのか」
「おや?緋立姉、何を思ったのかな?」
「い、いや、あの先輩のことだから『よくもわたくしのライフに傷を!!』とか怒るかと思ったんですが」
「余裕、なんでしょう」
<沙織・第四ターン>
「優雅なるわたくしのターン!スタートステップ!」
(リザーブ1→2)
(手札2→3)
(トラッシュ2→0)
(リザーブ2→4)
「メインステップ!《ダンデラビット》を召喚!」
(手札3→2)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→3)
[ダンデラビット コア1 レベル1 BP1000]
「ダンデラビット召喚時効果ぁ!ボイドからコア1つをリザーブにぃ!更に系統:<星魂>をお持ちのアクゥイラムに更にボイドからコア1つをアクゥイラムに置きますわぁ!」
(リザーブ0→1)
[アクゥイラム コア2→3]
「次にぃ!マジック《スターリードロー》を使いますわぁ!コストはぁ、アクゥイラムから1つ、リザーブから1つ取ります!」
(手札2→1)
(リザーブ1→0)
[アクゥイラム コア3→2]
(トラッシュ3→5)
「わたくしのデッキトップを3枚お見せします!」
●オープンしたカード
・《ダンデラビット》(スピリット)
・《輝竜シャイン・ブレイザー》(ブレイヴ)
・《麒麟星獣リーン》(スピリット)
「っ…!」
「おーっほっほっほぉっ!! このカード全てを手札に加えますわぁ!! まぁ?“目的のカード”は出ませんでしたが、良しとしましょうかぁ」
(手札1→4)
「なっ!?全部!?」
「…碧、大体判ったよ。琴識のデッキ」
「『赤』の『光導』…ね」
赤 マジック
《スターリードロー》
コスト4 軽減赤3
メイン:
自分のデッキを上から3枚オープンする。
その中の系統:<光導>/<星魂>/<星竜>を持つスピリットカード/ブレイヴカードすべてを手札に加える。
残ったカードは破棄する。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。
「アタックステップ!アクゥイラムでアタック!アタック時効果でBPプラス2000し、【激突】ですわぁ!」
[アクゥイラム BP3000+2000=5000]
「フラッシュタイミング、マジック《ライフチャージ》を使用します。対象はリューマン・フェニック。破壊してボイドからコア3つをリザーブに置きます」
(祐依手札5→4)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→4)
[リューマン・フェニック 破壊]
(リザーブ0→3→4)
「アクゥイラムのアタックはライフで受けます」
(祐依ライフ5→4)
(リザーブ4→5)
「でこぴん一回分はお返ししましたわぁ」
「ですが、ライフ減少によりバースト発動!」
「んなっ!?」
「《救世神撃覇》!バースト効果によって合計BP6000まで自由に破壊できます! 破壊するのはアクゥイラムとダンデラビットです」
{祐依バースト:セット→発動}
[ダンデラビット 破壊]
[アクゥイラム 破壊]
(沙織リザーブ0→3)
「きぃぃ!ブレイドラを残したのは情けですのぉ!?」
「どうでしょうね。追加コストを支払ってフラッシュ効果。1枚ドローして、…バーストをセットします」
(祐依リザーブ5→1)
(トラッシュ4→8)
(手札4→5→4)
{バースト:無し→セット}
「くぬぅ…!ターンエンドですわぁ!」
「上手いこと蹴散らしたね」
「琴識さんの手札に2枚目のダンデラビットが。アクゥイラムかダンデラビットをほって置けばまたコアブーストされてしまう。一応リーンはいるけど、一手遅らせることは出来そうね」
「でも妹の場にスピリットがいない。シンボル0の状況をどうすんのか見物だよ」
…やっぱ祐依強いな。私なんかより冷静だし、次を見越して動いてる。行き当たりばったりの私じゃ到底出来ない。
<祐依・第五ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ1→2)
(手札4→5)
(トラッシュ8→0)
(リザーブ2→10)
「メインステップ。……琴識先輩」
「? なんでしょう?」
「私は今、少々怒っています」
「…はぁ?」
「何が原因か、理解していますか?」
「さぁ?皆目も付きませんわぁ」
「私の姉を、見下したことです」
「っ…!?」
一瞬、祐依の周りの温度が下がった気がした。
私は斜め後ろから見ているから表情は判らんが、対面している琴識先輩と鈴枝先輩の表情が引き攣ったのを見ると…相当恐い顔してんだろうなぁ。怒ってくれるのは有り難いが、恐がらせちゃアカンよ祐依。
「……私のことや生徒会のことをどれだけ悪く言っても構いません」
「妹〜、生徒会は抜いてもらいたかったな〜」
「ですが、姉の事を下に見るのは止めていただきたいんです」
「無視かい妹」
「…ふ、ふんっ。初心者を下に見て何がいけないんですのぉ?」
「姉はあなた方が思っている以上に強いです」
「……知ったことでは無いですわぁ」
「…続けます。
赤の護将、《
(手札5→4)
(リザーブ10→6)
(トラッシュ0→3)
[生還者ネオ・アーク コア1 レベル1 BP3000]
「ご、ごしょう…? さばいばぁ?」
「続けて《デブリ・ザード》を召喚」
(手札4→3)
(リザーブ6→5)
[デブリ・ザード コア1 レベル1 BP1000]
「更にデブリ・ザードのスピリットソウル発揮!」
「あのカード、スピリットソウル持ってんのか…」
「スピリットソウル…。アルティメットを召喚する際、自身のシンボルを1つ増やす効果ですね」
「黄金の斧翼竜、《アルティメット・プテラトマホーク》!レベル3で召喚!」
(手札3→2)
(リザーブ5→2)
(トラッシュ3→5)
[アルティメット・プテラトマホーク コア1 レベル3 BP9000]
「出ましたわねぇ…!アルティメット!」
「そしてネオ・アークをレベル2へ」
(リザーブ2→1)
[生還者ネオ・アーク コア1→2 レベル1→2 BP3000→4000]
赤 スピリット
《デブリ・ザード》
コスト1 軽減赤1 <星竜>
<1> Lv1 BP1000
<3> Lv2 BP3000
シンボル:赤
Lv1・Lv2【スピリットソウル:赤】
自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[赤](赤のシンボル1つ)を追加する。
Lv1・Lv2
お互いの効果で、このスピリットのコアは0個にならない。
「アタックステップ。ネオ・アーク、アタック! レベル2アタック時効果。私の場にアルティメットがいるとき、ネオ・アークのBPを5000プラスし、1枚ドローします!」
[生還者ネオ・アーク BP4000+5000=9000]
(手札2→3)
「な、何だかわかりませんけどぉ、ライフで受けて差し上げますわぁ!」
(沙織ライフ4→3)
(リザーブ3→4)
「でもぉ、タダでこのライフは落とさせませんわぁ! バースト発動!! 《デスバースト》!これで疲労状態のそのさばいばーとやらを破壊——」
「できません」
「——は?」
「“生還者”の名は伊達ではありません。レベル1からの効果により、相手からの効果では破壊されません!」
赤 スピリット
《
コスト3 軽減赤1 <
<1> Lv1 BP3000
<2> Lv2 BP4000
<5> Lv3 BP5000
シンボル:赤
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットは、相手の効果で破壊されない。
Lv1・Lv2・Lv3
お互いの効果で、このスピリットのコアは0個にならない。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
自分のアルティメットがいるとき、このスピリットをBP+5000し、自分はデッキから1枚ドローする。
「な…!? 効果破壊耐性と消滅耐性を最初から持っている…ですってぇ!?」
「これによりそちらのデスバーストは無意味になりました。フラッシュ効果は使いますか?」
「くぅぅ…!使いませんわぁ!」
「ではこのままターンエンド」
「“ネオ・アーク”……。アークってことは、あの《天槍の勇者アーク》か?」
「…おそらく」
「随分とまぁ強くなって帰ってきたもんだ」
<沙織・第六ターン>
「耐性を持ってるくらいでぇ、いい気にならないでくださいましぃ!スタートステップ!」
(リザーブ4→5)
(手札4→5)
(トラッシュ5→0)
(リザーブ5→10)
「メインステップ!《麒麟星獣リーン》!レベル1で召喚しますわぁ!」
(手札5→4)
(リザーブ10→7)
(トラッシュ0→2)
[麒麟星獣リーン コア1 レベル1 BP3000]
「更に2枚目の《ダンデラビット》を召喚ですわぁ!」
(手札4→3)
(リザーブ7→3)
(トラッシュ2→5)
[ダンデラビット(2) コア1 レベル1]
「召喚時効果!コア1つをリザーブに、更にボイドからコア1つをリーンに乗せますわぁ!」
(リザーブ3→4)
[麒麟星獣リーン コア1→2 レベル1→2 BP3000→4000]
黄 スピリット
《
コスト2 軽減黄1 <戯狩・想獣・星魂>『麒麟座』
<1> Lv1 BP3000
<2> Lv2 BP4000
<4> Lv3 BP5000
シンボル:黄
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットは、合体条件を無視して合体できる。
Lv2・Lv3『このスピリットの破壊時』
このスピリットと同じ系統を持つ自分のスピリット1体を疲労させることで、このスピリットは回復状態で自分のフィールドに残る。
【合体時】Lv3
このスピリットに、自分のスピリットすべてが持つ系統すべてを与える。
「ふふふっ…!ではマジック《ゾディアックコンダクト》!!」
「っ…!」
「デッキトップを4枚オープン!」
(手札3→2)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ5→9)
「オープンした中にある系統:<光導>を持つスピリットカード1枚を、ノーコストで召喚!残りは破棄します!」
赤 マジック
《ゾディアックコンダクト》
コスト5 軽減赤4
メイン:
自分のデッキを上から4枚オープンする。
その中の系統:<光導>を持つスピリットカード1枚を、コストを支払わず召喚する。
残ったカードは破棄する。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+3000する。
「デッキトップ、オープン!!」
●オープンしたカード
・《イリテバン》(ブレイヴ)
・《剣馬グラニム》(スピリット)
・《北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン(赤)》(スピリット)
「くぬぅ…!イリテバンはブレイヴ、剣馬グラニムは違い、北斗まで落ちてしまうとは…」
「………」
「当たらない…」
「さて、どうかな」
「最後の1枚…!」
・《光龍騎神サジット・アポロドラゴン》
「っ!?」
「おーっほっほっほぉっ!!
来ましたわぁ!! 系統:<光導>を持つわたくしの“切り札”!!」
「“射手座”のカード…!」
「やはり…」
「そ、そんな強いんですか…?」
「黄道連ねる十二の星々がひとつ!
赤き紅蓮の光にて、わたくしに栄光なる勝利を齎す天馬龍!!
《光龍騎神サジット・アポロドラゴン》!!
レベル2にて…召ォッ喚ッッ!!!」
赤 スピリット
《
コスト8 軽減赤4 <光導・神星>『射手座』
<1> Lv1 BP6000
<3> Lv2 BP10000
<5> Lv3 BP13000
シンボル:赤
???
「サジット・アポロドラゴン…」
「レベルにはリーン、ダンデラビット、そしてブレイドラから確保いたしますわぁ!」
[麒麟星獣リーン コア2→1 レベル2→1]
[ダンデラビット コア1→0 消滅]
[ブレイドラ コア1→0 消滅]
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン コア3 レベル2 BP10000]
「バーストをセットし、アタックステップ!」
(手札2→1)
{バースト:無し→セット}
「光龍騎神、ネオ・アークに指定アタックです!!」
「指定アタック…!」
「アポロドラゴンの系譜だね」
「ネオ・アークでブロックします」
「効果破壊もダメ、消滅もダメならば!叩き伏せれば良いだけのことですわぁ!」
「っ…」
(祐依リザーブ1→3)
「ターンエンド!」
<祐依・第七ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ3→4)
(手札3→4)
(トラッシュ5→0)
(リザーブ4→9)
「…メインステップ。ネクサス《惑星十字直列》を配置」
(手札4→3)
(リザーブ9→7)
(トラッシュ0→2)
「マジック、《ネオ・ダブルドロー》を使用します。デッキから2枚ドロー。アルティメットであるUプテラトマホークがいるため、更に1枚ドロー」
(手札3→2)
(リザーブ7→5)
(トラッシュ2→4)
(手札2→5)
「……Uプテラトマホークをレベル5にしてターンエンドします」
(リザーブ5→1)
[アルティメット・プテラトマホーク コア1→5 レベル3→5 BP9000→15000]
…祐依の手が止まった。UプテラトマホークのBPはレベル5で15000だが、ブレイヴ込みだとあの光龍騎神に太刀打ちが難しい。
「あぁらぁ〜? 意気込んでバトルをしたのは良いですが、手詰まりとはどぉしたのですかぁ〜?」
「動く時じゃない、と言ったところですか」
「下手にスピリットを展開すれば射手座に薙ぎ払われてしまうから妹は辛い状況だね」
「しかも大型を出せたとしても手札にはシャイン・ブレイザー。破壊されれば余計なダメージを受けてしまう。やや厳しい状況よ」
「……祐依」
<沙織・第八ターン>
「おーっほっほっほっ!やはりわたくしの射手座の前にはたとえ究極さえ敵いませんわねぇ!」
(リザーブ0→1)
(手札1→2)
(トラッシュ9→0)
(リザーブ1→10)
「メインステップ!《輝竜シャイン・ブレイザー》を光龍騎神に直接合体!」
(手札2→1)
(リザーブ10→7)
(トラッシュ0→3)
輝竜シャイン・ブレイザー
↓ 直接合体
光龍騎神サジット・アポロドラゴン(合体)
[コスト:8+5=13]
[BP:10000+5000=15000]
[合体時効果:追加]
[シンボル:赤+赤=赤赤]
「更にマジック《リバイヴドロー》!効果は2枚ドローを選択しますわぁ!」
(手札1→0)
(リザーブ7→4)
(トラッシュ3→6)
(手札0→2)
「そして光龍騎神をレベル3に!」
(リザーブ4→2)
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン(合体) コア3→5 レベル2→3 BP10000→13000+5000=18000]
「アタックステップ!光龍騎神、合体アタックですわぁ!!」
「っ!」
「レベル3合体アタック時効果によりデブリ・ザードを破壊!そして光龍騎神はダブルシンボル!!」
(祐依リザーブ1→2)
「ライフで——」
「あらぁ!フラッシュ放棄ですかぁ?」
「っ!?」
「ならばわたくしのマジック《バーニングサン》を使わせていただきます!!」
(手札2→1)
(リザーブ2→1)
(トラッシュ6→7)
「アポロの名を持つスピリットに、手札よりブレイヴを合体させるようノーコストで召喚します!!」
「またノーコスト!?」
「…このタイミングでバーニングサンを切った、ということは」
「あの1枚は間違いなく…」
「《トレス・ベルーガ》を直接合体ッ!!」
っ!? な、いや、待て!
普通、スピリットに合体できるブレイヴは1つだけだろ?!何でもう1つ合体できるんだ?
「初心者の……ゆき、さん?のために特別にこの!わたくしが!光龍騎神の効果をお教えしますわぁ!この光龍騎s」
「姉さん、この光龍騎神は“ブレイヴを2つ合体できる”特殊なスピリットなんだよ」
「ちょ、ちょっと祐依さん!?」
ブレイヴ2つと合体できるって…!? それ反則だろ!?
「姉さんへの説明は私がします。妹の役目ですので」
「むきーっ!!」
(沙織手札1→0)
トレス・ベルーガ
↓ 直接合体
光龍騎神サジット・アポロドラゴン(双合体)
[コスト:8+5+5=18]
[BP:13000+5000+6000=24000]
[合体時効果:追加]
[シンボル:赤+赤+青=赤赤青]
《光龍騎神サジット・アポロドラゴン》
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットはブレイヴ2つまでと合体できる。
Lv1・Lv2・Lv3
系統:<光導>/<星魂>を持つ自分のスピリットすべては、アタックするとき相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。
【合体時】Lv3『このスピリットの合体アタック時』
このスピリットのブレイヴ1つにつき、BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
「更にぃ!合体後、光龍騎神は回復!!」
合体して回復だと!? じゃあ、今のアタック含めてもう1回トリプルシンボルのアタックが飛んでくるのか…!?
赤 マジック
《バーニングサン》
コスト3 軽減赤2
フラッシュ:
自分の手札にあるブレイヴカード1枚を、カード名に「アポロ」と入っている自分のスピリット1体に直接合体するように、コストを支払わずに召喚し、そのスピリットを回復させる。
「………」
「この光龍騎神の猛撃! アルティメットであろうと止めるのは不可能に近いですわぁ!!」
「それは、どうでしょうね…」
「生意気…ッ!!」
赤 ブレイヴ
《輝竜シャイン・ブレイザー》
コスト5 軽減赤2青2 <星竜・機竜>
<1> Lv1 BP5000
<0> 合体 +5000
シンボル:赤
【合体条件:コスト5以上】
【合体時】『このスピリットの合体アタック時』
BP8000以上の相手のスピリットを破壊したとき、破壊したスピリット1体につき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
「ライフで受けます!」
(祐依ライフ4→1)
(リザーブ2→5)
「っ…!」
「命拾いしましたわねぇ。もしBP8000以上のスピリットが1体でも立っていたら祐依さんの敗北でしたのにぃ」
…!?バーストを使わない?! まさか発動条件が違うのか!? ブラフ…なのか…?
「ターンエンド! 見逃して!あげますわぁ!」
「……ふぅ」
<祐依・第九ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ5→6)
(手札5→6)
(トラッシュ4→0)
(リザーブ6→10)
「メインステップ。…よし」
…? 祐依、何か引いたのか?
「では、“反撃の狼煙”を上げます」
「…っ」
「暗闇に映る見えない星。《ダークマタードラゴン》をレベル1で召喚します」
(手札6→5)
(リザーブ10→7)
(トラッシュ0→2)
[ダークマタードラゴン コア1 レベル1 BP3000]
「ちょっとぉ!支払うコストが違うじゃなぁい!」
「合ってますよ」
「嘘おっしゃい!アルティメットのシンボルは軽減にならない——」
「ダークマタードラゴンの軽減を良くご覧になってください」
「失礼! ……!? 金の軽減シンボル!?」
赤 スピリット
《ダークマタードラゴン》
コスト4 軽減赤2金1 <星竜>
<1> Lv1 BP3000
<3> Lv2 BP6000
<4> Lv3 BP7000
シンボル:赤
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
自分のトラッシュにあるコスト5以下の赤のスピリットカード/アルティメットカード1枚を手札に戻す。
Lv1・Lv2・Lv3
お互いの効果で、このスピリットのコアは0個にならない。
Lv1・Lv2・Lv3『???』
???
「ダークマタードラゴンの召喚時効果。私のトラッシュにあるコスト5以下の赤のスピリット、もしくはアルティメット1枚を手札に戻します。…戻すのは《デブリ・ザード》」
(手札5→6)
「そして《デブリ・ザード》を召喚」
(手札6→5)
(リザーブ7→6)
[デブリ・ザード コア1 レベル1]
「デブリ・ザードのスピリットソウル発揮…!」
来るか…! 祐依の赤のアルティメット! Uプテラトマホークだけじゃ終わらないとは思ったが、これは…!
「命喰らう修羅の星。
絶対の生命は、究極へと到りし災厄の龍…!
《アルティメット・ガイ・アスラ》!
レベル3で、降誕!!」
「アルティメット…“ガイ・アスラ”だって…!」
「あの幻羅星龍も究極に…」
「このデッキの切り札、切ります」
(手札5→4)
(リザーブ6→1)
(トラッシュ2→6)
[アルティメット・ガイ・アスラ コア1 レベル3 BP15000]
「が、“ガイ・アスラ”…ですってぇ?!」
「Uプテラトマホークのコア2つをUガイ・アスラに、残ったリザーブのコアをダークマタードラゴンに」
[アルティメット・プテラトマホーク コア5→3 レベル5→4]
[アルティメット・ガイ・アスラ コア1→3 レベル3→4 BP15000→25000]
(リザーブ1→0)
[ダークマタードラゴン コア1→2]
「アタックステップ」
「来ますわね…!」
「そこにダークマタードラゴン、レベル1から、Uガイ・アスラに対する効果発揮します!」
「な…!?」
Uガイ・アスラに効果を及ぼす効果…? こっちの緑のデッキもアルティメットに効果を及ぼすのも入ってるが、一体……。
「Uガイ・アスラのレベルを最大の“6”まで引き上げます!」
「…!? ろ、ろ…6です…てぇ!?!?」
[アルティメット・ガイ・アスラ レベル4→6 BP25000→50000]
《ダークマタードラゴン》
Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』
カード名に「ガイ・アスラ」と入っている自分のアルティメットすべてをレベル6として扱う。
赤 アルティメット
《アルティメット・ガイ・アスラ》
コスト8 軽減赤4 <新生・神星・星竜>
<1> Lv3 BP15000
<3> Lv4 BP25000
<5> Lv5 BP35000
<10> Lv6 BP50000
シンボル:金
【召喚条件:自分の赤スピリット1体以上】
???……
び、BP5万!?レベル“6”!? …太刀打ちとかそういう次元飛び越えてないか!?
「馬鹿げてる…」
「元祖の幻羅星龍も初めて出た時は唯一レベル4を持っていたからね。驚くのも無理はないよ緋立姉」
「………」
「おや。碧は早速あれをどう攻略するか分析し始めてるな?」
「Uガイ・アスラ、アタック!」
「っ!」
「アルティメットトリガー、ロックオン! …さぁ、デッキトップをオープンし、カードとコストを宣言してください」
「……っ!? コスト6《太陽龍ジーク・アポロドラゴン》…!」
ヒットした! だが問題はヒット効果だ。私のUジークフリーデンより1つコストが高い上にとんでもないBPとレベルだ———
「“クリティカルヒット”」
「っ!?!?」
「クリティカル!? コスト6なのに!?」
「緋立姉の使ったUビャクガロウは、クリティカルヒットだっけ? それの条件は何だったけ」
「えっと…、コスト3以下です」
「……見立てとして、“スピリットカードなら”、と言ったところでしょうか」
「佐々森先輩、その通りです。このUガイ・アスラよりコストが低いスピリットカードなら全てクリティカルヒットになります。そしてクリティカルヒット効果を解決します」
「ど、どんな…」
「私のトラッシュのスピリットカード1枚を手札に戻します。戻すのは《生還者ネオ・アーク》」
(手札4→5)
「ふ、ふん!スピリットを回収したぐらいで…」
「ヒット時効果を忘れていませんか?」
「っ!?」
「私の全スピリットのコアすべてをUガイ・アスラへ!」
[ダークマタードラゴン コア2→1]
[アルティメット・ガイ・アスラ コア3→4]
「【
「…でも回復しないみたいよ」
「な、え…?」
【超覚醒】…って何だ? と、とにかく、あのダークマタードラゴンもコアが0にならないってことは、自分からの効果からも大丈夫なのか。…でも、コア集めるだけして、何がしたいんだ?
「このヒット効果でコアが1つ以上移った場合、琴識先輩のライフ1つをリザーブへ落とします!」
「はぁ!? こ、こちらのフィールド状況関係無しにライフブレイクって…インチキ効果も大概にしなさい!!」
(沙織ライフ3→2)
(リザーブ1→2)
《アルティメット・ガイ・アスラ》
【Uトリガー】Lv3・Lv4・Lv5・Lv6『このアルティメットのアタック時』
Uトリガーがヒットしたとき、自分のスピリットすべてのコアすべてをこのアルティメットに置き、コアが1個以上置かれたら、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
【クリティカルヒット】:ヒットしたカードがスピリットカードなら、さらに、自分のトラッシュにあるスピリットカード1枚を手札に戻す。
「さぁ、メインのアタックです。BP50000のUガイ・アスラに立ち向かうのは誰ですか?」
「ぐ…っ! リーンでブロックしますわぁ!」
「比べるまでもありません。そしてUガイ・アスラ、レベル4からの効果発揮!」
「な、ま、まさか…!?」
「破壊した“スピリットのコアすべてをボイドへ送ります”!」
[麒麟星獣リーン 破壊 コア→ボイドへ]
……もう目茶苦茶だろ。相手の場お構いなしのライフ破壊に、スピリットを破壊したら乗ってるコア全部ボイド行きなんて……。
《アルティメット・ガイ・アスラ》
Lv4・Lv5・Lv6『このアルティメットのアタック時』
破壊された相手のスピリットのコアすべてはボイドに置かれる。
「まさにガイ・アスラそのものか…」
「このまま琴識さんが対抗できなければ、あと2ターンで終わりますよ。
先程手札に入った生還者ネオ・アークは効果破壊、消滅効果に耐性を持っている。次の琴識さんのターンでダークマタードラゴンとデブリ・ザードが破壊されても、リカバリーが既にある。…琴識さん、この場面をどうするかしらね」
「ターンエンド」
<沙織・第十ターン>
「す、スタートステップ…!」
(リザーブ2→3)
(手札0→1)
(トラッシュ7→0)
(リザーブ3→10)
「こ、このわたくしが…極限に追い詰められている…?」
「手札は1枚。場にはダブルブレイヴスピリットのみです」
「……くぅぅ…!! で、ですが、まだ終わりではありませんわよぉ!」
「そうですか」
「わたくしは、優雅部部長…!
部員数30人を束ねる責任者…!!
退 き ま せ ん !!
媚 び へ つ ら い ま せ ん !!!
反 省 し ま せ ん !!!!」
「いや反省はしてくれな」
「…窓硝子に亀裂が」
「あががが…み、耳がぁ…」
「優雅部部長に、逃走はありませんわぁ!!」
「………」
「ちょ、ちょっと、聞いてますの?」
「………?」
……あ、祐依間近であの大音量が直撃したから耳がキーンってなってよく聞こえないのか。
手でちょっと待ってと制して目を閉じた。
「……はい。なんでしょう」
「…あ、あの…ですねぇ…」
あの真剣な場面が自分の声で台なしになるとはなんとも締まらない優雅部だ。
「………《ハンドリバース》使用よろしくて?」
「? どうぞ」
「どうも。では今現在の祐依さんの手札と同じ枚数になるようドローいたしますわぁ」
(手札1→0)
(リザーブ10→5)
(トラッシュ0→5)
(手札0→5)
「ではアタックステップ!ダブルブレイヴスピリットでアタック!!」
佐々森先輩が何処かに電話を掛けている…ってちょっと目を離した隙に琴識先輩が臆せずアタックを仕掛けた。
「光龍騎神の合体アタック時効果発揮! 光龍騎神に合体しているブレイヴ1つにつき、そちらのBP10000以下のスピリット1体を破壊します!合体しているのは《輝竜シャイン・ブレイザー》と《トレス・ベルーガ》。よって《ダークマタードラゴン》と《デブリ・ザード》を破壊しますわぁ!!」
[ダークマタードラゴン 破壊]
[デブリ・ザード 破壊]
(祐依リザーブ0→2)
「迂闊に破壊してよかったんですか?」
「合体を解けば良いと? ふっ…、知れたこと。ですわぁ」
「…そうですか。ならスピリット破壊をトリガーにバースト発動、《双光気弾》! デッキから2枚ドローし、追加コストを支払い光龍騎神のブレイヴ1つ、トレス・ベルーガを破壊させてもらいます!」
{バースト:セット→発動}
(祐依手札5→7)
(リザーブ2→0)
(トラッシュ6→8)
[トレス・ベルーガ(合体中) 破壊]
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン(合体) BP24000→18000]
「フラッシュ前にトレス・ベルーガを破壊出来たつもりでしょうが、そうは行きませんわぁ!!」
「っ!」
「フラッシュタイミング!《バーニングサン》!2枚目!」
(沙織手札5→4)
(リザーブ5→4)
(トラッシュ5→6)
「呼び出すのは2枚目の《トレス・ベルーガ》!!」
(手札4→3)
2枚目…!
「直接合体させ、回復!」
「2枚目……Uプテラトマホークでブロック」
「叩っ斬ってくれます!!」
(祐依リザーブ0→3)
「さぁ!再び合体アタックですわぁ!! その手札でも使えるコア、使えるマジックは限られています! ご自慢の切り札Uガイ・アスラを自壊させたくなくば何とかしてみせなさいな!!」
「………」
「トレス・ベルーガの合体アタック時効果発揮!わたくしのデッキを上から6枚破棄!」
●破棄されたカード
・《サジッタフレイム》(マジック)
・《光り輝く大銀河》(ネクサス)
・《光り輝く大銀河》(ネクサス)
・《光龍騎神サジット・アポロドラゴン》(スピリット)
・《ホーク・ブレイカー》(ブレイヴ)
・《金牛龍神ドラゴニック・タウラス》(スピリット)
「むっ、金牛が無駄落ちしてしまいましたか。しかし、この破棄した中に系統:<光導>を持つスピリットカード、サジット・アポロドラゴンが落ちたため、アタックしている光龍騎神はBPを+6000し、回復します!!」
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン(双合体) BP24000→30000 疲労→回復]
青 ブレイヴ
《トレス・ベルーガ》
コスト5 軽減青2赤2 <異合>
<1> Lv1 BP6000
<0> 合体 +6000
シンボル:青
【合体条件:光導】
【合体時】『このスピリットの合体アタック時』
自分のデッキを上から6枚破棄することで、このスピリットをBP+6000する。
この効果で自分のトラッシュに系統:<光導>を持つスピリットカードが1枚以上置かれたとき、このスピリットは回復する。
「…フラッシュタイミング」
「どんな手を切るのかしらぁ?」
「マジック、《デルタバリア》を使用。不足コストはUガイ・アスラから確保します」
(手札7→6)
(リザーブ3→0)
[アルティメット・ガイ・アスラ コア4→3]
(トラッシュ8→12)
「これによりコスト4以上のスピリットのアタック、効果、マジックの効果では私のライフは0にはなりません」
「まぁ妥当と言ったところでしょう。ターンエンド」
「バリアや、ウォールを一度打てるコアならなんて事はありません」
白 マジック
《デルタバリア》
コスト4 軽減白2
フラッシュ:
このターンの間、相手のスピリット/マジックの効果と、コスト4以上のスピリットのアタックでは、自分のライフは0にならない。
<祐依・第十一ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ0→1)
(手札6→7)
(トラッシュ12→0)
(リザーブ1→13)
「…メインステップ。さて、ここで終わらせましょうか」
「…なんですってぇ?」
「《生還者ネオ・アーク》を召喚」
(手札7→6)
(リザーブ13→10)
(トラッシュ0→2)
[生還者ネオ・アーク コア1 レベル1]
赤 ネクサス
《
コスト3 軽減赤2
Lv1・Lv2
自分の手札にある赤のスピリットカードすべての軽減シンボル[赤]1つを軽減シンボル[金]としても扱う。
Lv2『自分のアタックステップ』
系統:<星竜>を持つ自分のスピリットが相手のスピリットにブロックされたとき、
その自分のスピリットをBP+5000する。
「更に《リューマン・ティーガー》をレベル1で召喚」
(手札6→5)
(リザーブ10→7)
(トラッシュ2→4)
[リューマン・ティーガー コア1 レベル1 BP1000]
「そして——。
雷よ、新たな輝きをその身に纏い天を裂け!
《アルティメット・ジークヴルム》!
レベル5で召喚!!」
(手札5→4)
(リザーブ7→0)
(トラッシュ4→7)
[アルティメット・ジークヴルム コア4 レベル5 BP17000]
「アルティメット…ジークヴルム!? まさか、あの“雷皇龍”まで究極化していたなんて…。勝負の最中ですが、少し感動してしまいましたわぁ…」
「私も、その気持ちは同じです。…アタックステップに入ります。
リューマン・ティーガー、レベル1からの効果発揮。私の場の系統<竜人>と<星竜>を持つスピリットとアルティメットすべてのBPをプラス5000します」
[リューマン・ティーガー BP1000+5000=6000]
[生還者ネオ・アーク BP3000+5000=8000]
[アルティメット・ガイ・アスラ BP25000+5000=30000]
[アルティメット・ジークヴルム BP17000+5000=22000]
赤 スピリット
《リューマン・ティーガー》
コスト4 軽減赤2 <竜人>
<1> Lv1 BP1000
<3> Lv2 BP3000
シンボル:赤
Lv1・Lv2『自分のアタックステップ』
系統:<竜人>/<星竜>を持つ自分のスピリットすべてをBP+3000する。
自分のアルティメットがいる間、かわりに、系統:<竜人>/<星竜>を持つ自分のスピリット/アルティメットすべてをBP+5000する。
Lv2『自分のアタックステップ』
系統:<竜人>を持つ自分のアルティメットがアタックしたとき、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は重複しない。
「Uジークヴルム、アタック!!」
「っ!」
「アルティメットトリガー、ロックオン!」
「——コスト4、《デルタバリア》ですわぁ…!」
「ヒット! UジークヴルムのBPを更に10000プラス!」
「なっ…!?」
[アルティメット・ジークヴルム BP22000+10000=32000]
「おいおい元祖ガイ・アスラの最大BP越えたぞ」
「…やはり、ジークの系譜はこうでなくては」
「し、しかし!光龍騎神のBPをいくら上回ろうとも、バトルしなければ無意味ですわぁ!」
「それはどうでしょうね」
「っ!?」
「Uジークヴルム、レベル3からの効果!
“【真・激突】” !!」
【真・激突】…!?
あのアクゥイラムが持ってた【激突】の強化版か!?
「真…激突…!?」
「この【真・激突】は、アルティメットをも対象に入れられる進化した激突!」
赤 アルティメット
《アルティメット・ジークヴルム》
コスト6 軽減赤3 <新生・星竜・竜人>
【召喚条件:自分の赤スピリット1体以上】
<1> Lv3 BP10000
<3> Lv4 BP13000
<4> Lv5 BP17000
シンボル:金
Lv3・Lv4・Lv5
系統:<星竜>を持つ自分のスピリット/アルティメットすべてに
“【真・激突】『このスピリット/アルティメットのアタック時』
相手は可能ならスピリット/アルティメットでブロックする”
を与える。
【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』
Uトリガーがヒットしたとき、このアルティメットをBP+10000する。
「【真・激突】を与える効果も、まさにジークヴルムそのもの…!」
「さぁ!光龍騎神でブロックしてください!!」
「お望み通り、光龍騎神がお相手致しましょう!!」
Attack!!
アルティメット・ジークヴルム
BP17000+5000+10000=32000
vs
Defense!!
光龍騎神サジット・アポロドラゴン+輝竜シャイン・ブレイザー+トレス・ベルーガ
BP13000+5000+6000=24000
「Uジークヴルムが勝っています!」
「そうは行きません!! フラッシュタイミングでマジック《ネクサスコラプス》! 合体スピリットである光龍騎神のBPをプラス5000します!!」
(手札3→2)
(リザーブ4→3)
(トラッシュ6→7)
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン(双合体) BP24000+5000=29000]
赤 マジック
《ネクサスコラプス》
コスト3 軽減赤2
メイン:
ネクサス2つまでを破壊する。
フラッシュ:
このターンの間、合体スピリット1体をBP+5000する。
「更にもう1枚《ネクサスコラプス》を使用!! 更にBPプラス5000!!」
(手札2→1)
(リザーブ3→2)
(トラッシュ7→8)
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン(双合体) BP29000+5000=34000]
「並んだか…!」
「しかし、祐依さんの手札にパンプアップするのマジックがあったらすぐにでも越えられる数値…」
「…フラッシュタイミング!」
「く…っ」
「マジック《フレイムバースト》! 不足分コストはネオ・アークから!」
(手札4→3)
[生還者ネオ・アーク コア1→0 消滅]
(トラッシュ7→8)
「UジークヴルムのBPをプラス2000!」
[アルティメット・ジークヴルム BP32000+2000=34000]
赤 マジック
《フレイムバースト》
コスト3 軽減赤2
【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】
BP3000以下のスピリットすべてを破壊する。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット/アルティメット1体をBP+2000する。
「…何故です?」
「…何でしょう」
「何故Uガイ・アスラのレベルを上げアタックしなかったのですか?」
「…個人的な我侭、でしょうか」
「ほう…」
「勿論バトルには勝ちたいです。勝ちます。……でも、自分勝手で我が儘で、相手を侮辱しているとは思います。けど……」
「けど?」
「“ガイ・アスラ”に“光龍騎神”が“負けてほしくなかった”んです」
「………はぁ…。本当に、自分勝手ですわねぇ。わたくしも舐められたものですわぁ」
「…ごめんなさい」
「しかし」
「………」
「その気持ち、理解出来ます」
「…本当に、ごめんなさい」
「ふっ…! ならば、究極となった雷皇龍と相討ちとなるのも、また運命!!」
「光龍騎神、破壊します…!」
「シャイン・ブレイザーとトレス・ベルーガは場に残します!」
Attack!!→Draw!!
アルティメット・ジークヴルム
BP17000+5000+10000+2000=34000
vs
Defense!!→Draw!!
光龍騎神サジット・アポロドラゴン+輝竜シャイン・ブレイザー+トレス・ベルーガ
BP13000+5000+6000+5000+5000=34000
[アルティメット・ジークヴルム 破壊]
(祐依リザーブ0→4)
[光龍騎神サジット・アポロドラゴン 破壊]
[輝竜シャイン・ブレイザー 残留 コア1 レベル1 BP5000]
[トレス・ベルーガ 残留 コア1 レベル1 BP6000]
(沙織リザーブ2→5)
「相打ち、ですわね」
「やっぱり、サジット・アポロドラゴンはこうでなくちゃ」
「次は完璧に倒してさしあげますわぁ」
「ふふっ。…リューマン・ティーガーでアタック!」
「ライフで受けます!」
(沙織ライフ2→1)
「Uガイ・アスラ、アタック!アルティメットトリガー、ロックオン!」
「………っ」
「コストは…!」
「…コスト5、ブレイヴ《牙皇ケルベロード》」
「ヒット! スピリットすべてのコアをUガイ・アスラへ!」
[リューマン・ティーガー コア1→0 消滅]
[アルティメット・ガイ・アスラ コア3→4]
「そしてコアが1つ以上Uガイ・アスラに移ったため、ライフ1つをリザーブに!」
「……ふふっ! この敗北、このバトル!! 忘れませんわぁ!!」
(沙織ライフ1→0)
〔winner!! 緋立 祐依〕
めっさ長くなって申し訳ありません。
本来学校等の施設を無断占領するなど言語道断なのですが、そこはまぁひとつ…。
余談ですが、アニメバトスピで「UノヴァvsUガイアスラ」という夢の対決が見れて感動しました。
過去(激覇時代)ではあまりに圧倒的なガイアスラの前に破壊はできませんでしたが、お互いが究極になって再びバトルし、(レベル6だったら話は違ってきますが)Uガイアスラを撃破できたのに若干ウルッとしてしまいました。
03では百瀬勇貴兄様のラグナ・ロックも究極化し(性能や白だということはともかく)ニヤニヤが止まりません。
欲を言うならアニメで「UノヴァvsUラグナ・ロック」もやってほしかったな~と。
…ハブられたメテオヴルムは怒ってもいい。