バトルスピリッツ スターティング・ゼロ   作:謙虚なハペロット

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大分遅くなりました。
色々用事が片付いたので投稿久々の更新になります。
しかしちょっとでも書かないとスランプが首を擡げてくるのが困ったもので、この話もおかしなところ満載のようです。
その上妙になが~くなってしまったので、読まれる際はご注意を。

バトスピMAXお疲れ様でした。
アルティメットバトル06に戦々恐々しながら待ちましょう。

※第七ターンのアタックステップ中にてミスが発見されました。
 トリガーのヒット部分を「ヒットしなかった」ものとしてしてください。
 お騒がせして申し訳ありません。


新たな緋と白銀の片鱗

「よっし…!」

「幸先の良いスタートなのですよ!」

 

 麗奈さんとのバトル、辛勝だが勝利することができた。しかしまぁ何という綱渡りなデッキ、私が一人で組むとこうなるのか…。

 

「いやいやー、負けてしまったか」

「ありがとうございました」

 

 麗奈さんと真桜の称賛を受け、改めて場を見直す。

 …合体スピリット1体からの土壇場逆転。よくこれで勝てたと思う。

 

「しかしまぁ今も昔も“牡牛座”に負けるとは思わなかったよ」

「…昔も?」

「裏十二宮ブレイヴの表、元の星座編“十二宮Xレア”達のことなのですよ。…ちょっと待っててほしいのですよ」

 

 すると真桜が店奥にパタパタと行ってしまった。表の十二宮ってのも気になるが、戻ってくるまでに麗奈さんにデッキを見てもらうことに。

 

「これは…、想像してたより綱渡りが過ぎるんじゃないかな」

「そ、そうですかね…」

「まぁそれは後にしてと。

赤、緑、黄のアルティメットは良い。けどやはり紫と青のアルティメットがやや不安定だね」

 

 紫のアルティメットは《アルティメット・デスペラード》と《アルティメット・ベルゼビート》の2体。…Uデスペラードはまだしも、Uのベルゼビートは使い方がかなり限られている。

 

「青はまぁ、この2体になるよね」

「麗奈さんには申し訳ないんですが、ちょっと重たすぎなのと紫以上に極端なのが…」

「あははっ、そりゃそうだ。使うなら《アルティメット・ロックゴレム》や《アルティメット・アイアンゴレム》を使った方がマシだよねぇ」

 

 上手くヒットすれば相手のデッキを根こそぎ吹き飛ばせるUキャッスルゴレム。

 トリガーカウンターの存在もあるが出したターンに迂闊に動くと手痛いしっぺ返しがある可能性がある。

 Uオリハルコンゴレムは、Uキャッスルゴレムよりも動かしやすい。カウンターを警戒するとすればレベル3でアタックさせれば良いんだけれど、それでは合体スピリットやレベルの高いアルティメットにいつかは返り討ちに遭ってしまう。 …所謂「(相手のライフやスピリット、アルティメットなんか)知るかバカ!そんな事よりデッキ破壊だ!」みたいな状態だ。

 

「流石に力不足って訳だ。…済まないね、足引っ張ってしまって」

「い、いえいえ、そんな…麗奈さんが謝る必要なんか無いですよ」

「ふふっ、ありがとう。そんな君に…はいこれ」

「えっ」

 

 すると麗奈さんが数枚のカードを差し出してきた。…青のカードだ。

 

「“新しい青のアルティメット”と、バトルのときに使った《キングスコマンド》だ。遠慮無く受け取ってほしい」

「いや、でも…」

「勝った御褒美だよ」

 

 ……相変わらず私は貰うことばかりだなまったく。これは余計負けられなくなった。

 とにかく、有り難く受け取り、早速投入して、外すものを検討しよう。

 

「これじゃ足りないかい?」

「そんなことないですよ。一応防御マジックが増えたんで、大丈夫です」

 

 ふむ…。デッキの一番上を確認できるのは魅力だが、ここは生き残れそうにない北風の狼を外してキングスコマンドを入れて、Uキャッスルゴレムと新しいアルティメットを入れ換えてみるか。

 

「お待たせしましたのですよー」

「おお、お帰り真桜君」

「ただいまーなのですよ。

 はいお姉さん、元の十二宮Xレアなのですよ」

「ん、ありがとう」

 

 戻ってきた真桜が見せてくれたのは、話に出た星座編の目玉Xレア。十二宮Xレア。…おお、たしかに全部Xレアだ。

 

「…すげぇな」

「どれも当時はそのカードが軸になるようなデッキが数多くあったものさ」

「お姉さんが使った裏牡牛座も、麗奈さんが使った裏蠍座も、とても強力なカードなのですよ」

「へぇ…。……ん?」

 

 赤の射手座、牡牛座。

 紫の山羊座、魚座。

 緑の蟹座、牡羊座。

 白の獅子座、水瓶座。

 黄の乙女座、双子座。

 青の蠍座、天秤座。

 うん、どれも強力……あれ? 10、11、12……13枚? 1枚多いぞこれ。

 

「あぁそれはね、“13番目の十二宮”と言われてるXレアだよ」

「“背徳の十二宮Xレア”なのですよ!」

「それが“蛇遣い座”《蛇皇神帝アスクレピオーズ》さ」

 

 コスト9と群を抜いて高い。だがかなり強そうだぞこれ。…今の私に扱うのは厳しそうだ。

 

「祐依君、璃恵君、彩音君辺りに頼めば楽しい楽しい十二宮デッキを作ってくれると思うよ」

「…妙な含みが」

「ロマンの塊なのですが、決まると絶望しか見えなくなるのですよ」

「………」

 

 

 

—————————

 

 

 

「………」

「………」

「…あのさァ、祐依ちャん」

「なんですか?」

「な〜んでワタシはここで待たされてんのかナ?」

「さっき来る前に言いましたが?」

「イヤまァ…。それよか、何でワタシの部屋で待たなきャならんの? お店じャダメなん?」

「ダメだからお邪魔させていただいているんです」

「訳解らん…」

 

 今日はワタシと悠姫がバトルする約束の日…なのに、何故か祐依ちャんが「行くのは少し待て」と家に来たのサ。 しかも祐依ちャんがその待つ理由を言わないから仕方なく自室で暇潰し中。

 

「——失礼致します」

「…それ置いたらもういいヨ」

「畏まりました」

 

 紅茶とお菓子を運んできたメイドへ簡潔に伝える。…あんまり家に居たくないんだけどなァ。

 

「…早く悠姫に会いたい」

「お店が開いた一時間後に行きましょうね」

 

 あ、焦らしプレイッてヤツかァ。そう考えるとちョッとテンション上がって来た…♪

 

「ウププ…♪」

「今璃恵さんが何考えてるか言い当てたのちひっぱたいてあげましょうか?」

「人の思考読み取らないでヨ。祐依ちャんはニュータイプじャないでしョ?」

「生の感情丸出しの璃恵さんに品性を求めるのは絶望的ですね」

「木星帰りだッたか…」

 

 まぁそんなこんなで優雅…優雅? にお茶と雑談を楽しむ。これを楽しんでいるように見えるかどうかは別としてネ。

 あとはデッキの調整ぐらいだけど…どうするかなァ。悠姫のことだから奇策に出そうな感じではあるけど、さて……。

 

「………」

「白紫ですか?」

「どうしようかナ〜ッてネ。悠姫に得意な戦法は無いけど、それが一番恐かッたりするんだよネ〜」

「“爆発力”…ですかね」

「ウン。…もしかしたら、もッと恐くなるかもネ」

「もっと恐く、ですか」

 

 ワタシでも、祐依ちャんも出来ない“何か”があると思うんだヨ、ワタシはさ。…だからそれを“折りたい”ッて思ッてる。

 

 

「……とナると、色々本気出さないといけないかな」

「………」

 

 

——————————

 

 

「ここらが今出来る最大限かな」

「ボクもお姉ちゃんも今はこれが限界かと思うのですよ」

「ありがとうございます。…一応の完成になった感じですかね」

 

 麗奈さん、真桜、菫さんの協力の元、とりあえずの完成となった私のデッキ。…バランスは最悪。最初の5枚で勝敗が決まると言っても過言じゃない。

 試しのバトルでも、最初の5枚から5ターンまでの5枚を見ても最悪中の最悪。これを祐依に見せたら何て言われるか…。

 

「ここからは〜悠姫ちゃんの“運命力”次第ね〜」

「運命力、ですか…」

「このはちゃめちゃなデッキ、悠姫君の全力で初手を揃えないと確実に負けるよ」

 

 決め手は己の運次第か…。

 

 

 しばらくして店が開店した後、祐依が璃恵を引き連れて縁にやってきた。

 

「お〜待たせ〜ッてネ〜♪」

「お待たせしました」

 

 

 さて、これから璃恵との対戦に臨む訳だが。あの時は手も足も出ず惨敗したが、次は勝ってみせる。 そこで気になるのは璃恵のデッキだ。前に見た白と紫のデッキなのか、白と黄のデッキなのか。

 

「さてさて悠姫ィ。ワタシに勝てるデッキは用意できたのかナ♪」

「一応な。私なりに、今考えつく限りの手は考えてきたつもりだ」

「ウプププ♪ そりャ楽しみ♪」

 牽制のしあいもそこそこに、お互い卓に着き、デッキをセットする。

 こうやって璃恵とバトルするのは3回目か。一度目は初心者講習、二度目はショップバトルと。間は開いたが三度目の正直ってやつだ。ここで一つ勝ちを取る。

 

 

 

    緋立 悠姫

  【“アルティメット”】

      VS   

    白鐘 璃恵

  【白銀の第一形態】

 

 

「先攻は悠姫からド〜ゾ♪」

「わかった。なら私の先攻だ」

 

<悠姫・先攻第一ターン>

「スタートステップ」

(手札4→5)

(リザーブ4)

 

 この手札か…。どうするかはまだ解らん。だから、まずはこうする。

 

「ネクサス、《赤き黎明の空》を配置!」

(手札5→4)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ0→4)

 

 

「遅れたわ…!」

「あ、彩音さん」

「おや遅かったね」

「用事で出遅れたんです。…もう始まってるのね」

「まだ始まったばかりだ。慌てなくて大丈夫さ」

 

 

「ターンエンド」

 

<璃恵・後攻第二ターン>

「白銀の後攻第二ターン、スタートステップ!」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「ふむふむ。じャあネクサ〜ス、《水銀海に浮かぶ工場島》を配置ィ♪」

(手札5→4)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→5)

 

 白紫のネクサス…。やっぱり最初の手札にあったか。

 

「これで悠姫はど〜するかナ〜? ターンエンド♪」

 

<悠姫・第三ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札4→5)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ1→5)

 

「メインステップ」

 

 マトモにやり合っては不利になるのは確実。白の手札に戻す効果と紫のコア外し効果でこちらの場の展開を許さず、それでいて自分は潤うという万全ぶり。

 …おそらくここから璃恵の場が固まり始めるだろう。ならやることは解った。

 

「………」

「お〜? イキナリ悩んでるネェ♪ 良いヨ良いヨォ、もッと悩——」

「バーストをセットしてターンエンド」

(手札5→4)

{悠姫バースト:無し→セット}

「——……え?」

 

 

「…悠姫の考えが解らないわ」

「まぁたしかに、あのデッキじゃ予測も着かないだろうね」

 

 

「ほら、璃恵の番だ」

 

<璃恵・第四ターン>

「…白銀の第四ターン。スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札4→5)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ1→6)

 

「メインステップ。…何を考えてるか解らないけど、やらせてもらうからネ!《ボーン・ダイル》を召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ0→1)

[ボーン・ダイル コア1 BP2000]

 

「続けて猫!《ジャコウ・キャット》 ボーン・ダイルでフル軽減されてるからコストは1でレベル2で召喚!」

(手札4→3)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ1→2)

[ジャコウ・キャット コア2 レベル2 BP5000]

 

「お決まりのチームか…」

「そゆこと♪ 召喚時効果のバウンスは空撃ちだけど、連鎖:紫のドローはさせてもらうヨ♪」

(手札3→4)

 

「更に「その召喚時に反応してバースト!!」……は?」

 

「《爆烈十紋刃》!」

「ば、爆れ…はァッ!?」

「バースト効果で、工場島とジャコウ・キャットを破壊させてもらう!」

{悠姫バースト:セット→発動}

[水銀海に浮かぶ工場島 破壊]

[ジャコウ・キャット 破壊]

(璃恵リザーブ1→3)

 

「何でそれ入れてんの?!」

「菫さんからのヒントさ。『最近はやけに召喚時効果持ちが多く出る』ってな」

「それを信じて十紋刃を入れたの…」

 

赤 マジック

爆烈十紋刃(ばくれつじゅうもんじん)

コスト5 軽減赤3

【バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】

BP6000以下の相手のスピリット1体と、相手の合体スピリットのブレイヴ1つと、相手のネクサス1つを破壊する。

その後コストを支払うことで、このカードのメイン効果を発揮する。

メイン:

自分のトラッシュにあるバースト効果を持つカード1枚を手札に戻す。

 

「追加コストは支払わずそのまま」

「…バーストをセットして、ターンエンドだヨ」

(手札4→3)

{璃恵バースト:無し→セット}

 

 

「最近良く刺さる十紋刃だね」

「悠姫お姉さん、一気にアドバンテージを取ったのですよ!」

「…まさかあの十紋刃、ピン挿しなの?」

「さぁ。姉さんのデッキの中身までは見てませんから何とも」

 

 

<悠姫・第五ターン>

「よし、スタートステップ!」

(リザーブ5→6)

(手札4→5)

 

「メインステップ。まずはお前だ“相棒”!

 《エクス・ムゲンドラ》!レベル1!」

(手札5→4)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ0→2)

[エクス・ムゲンドラ コア1 レベル1 BP2000]

 

「そのカード…まさか!」

「あのショップバトルで貰ったカードだ!

 更にエクス・ムゲンドラの【スピリットソウル:赤】を発揮!」

「ッ!?」

「早速出番だ!

 《アルティメット・ジークフリード》!

 レベル3で召喚!!」

(手札4→3)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ1→4)

[アルティメット・ジークフリード コア1 レベル3 BP10000]

 

「げェッ!? う、嘘でしョ…!?」

「どうだ璃恵!」

 

 

「こんな早く召喚するとは」

「これで姉さんが流れに乗りました。これなら一気に行けます…!」

「白銀もあの場ではカウンターも打てないでしょう。…悠姫が急に強くなった気がするわね」

 

 

「このままアタックステップ!Uジークフリード、アタック!

 まず黎明の空の効果。一番始めに私のアルティメットがアタックしたため、1枚ドロー!そしてUトリガー!」

(手札3→4)

 

赤 ネクサス

《赤き黎明(れいめい)の空》

コスト4 軽減赤3

<0> Lv1

<1> Lv2

Lv1・Lv2『自分のアタックステップ』

ターンの最初にアタックしたのが自分のアルティメットのとき、自分はデッキから1枚ドローする。

Lv2『自分のアタックステップ』

相手のスピリットがBPを比べ破壊されたとき、相手のネクサス1つを破壊する。

 

「ちィッ…!コスト4、《絶甲氷盾》!」

「ヒット!ボーン・ダイルは強制ブロックだ!」

「ああもう!ボーン・ダイルでブロック!」

「ヒット時効果でスピリットにブロックされたからライフ1つ、もらうぞ!」

(璃恵ライフ5→4)

(リザーブ3→4)

[ボーン・ダイル 破壊]

(リザーブ4→5)

 

「…ワタシの場が壊滅ッて、悪い冗談だヨ」

「ターンエンド」

 

 これで璃恵の場が更地になった。このまま押し切れば勝てる…!

 …白紫について調べたとき、1つ解った事があった。 それは「動き方」だ。

祐依から聞いた事だが、白は中速〜低速がほとんどで、速攻の場合はコスト踏み倒しと低コストが主立った行動。軽減が他の色に比べ比較的多くてもマトモに支払うと言えばマジックやネクサスくらい。 堅牢な守りにモノを言わせ、相手が攻めあぐねている内に力を蓄える……らしい。今ではそれも混色が増えたため、白の守り+緑のコアブーストによる支援、紫の強力な手札増強、黄色の飛び越え、青のレベル底上げなど…自分が苦手な所を他色で補い克服しているといった現状。

 それに照らし合わせるとするならば、今の白紫ならば緑と組んだときのような過剰なコアブーストはしないはず。あくまで受け身だからだろうか。

 

<璃恵・第六ターン>

「思ッたより悠姫の手が速い…。これじャマトモに立ち上がれないか。…白銀の第六ターン!」

(リザーブ5→6)

(手札3→4)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ6→8)

 

「メインステップ。…下手にスピリットを出したらUジークフリードの餌食。出さなきャ出さないでライフ持ッてかれちャうとか何なのサ」

 

 それで何が言いたいかというと、当たり前の事だ。

 『立ち上がりを阻止すれば良い』それだけのこと。パワーだけなら赤のが上だ。状況を整えられる前にアルティメットで押し潰す!…考えに考えた結果がただのごり押しって、まるで考えてないな私。

 

「うヌヌ…」

 

 璃恵の手が止まったな。何を出すか迷ってるんだ。…よし、流れを掴んだ。ここから上手く引き寄せて行けば勝てる!

 

「仕方ない…。ネクサス、《甲竜の狩り場》を配置するヨ!」

(手札4→3)

(リザーブ8→4)

(トラッシュ0→4)

 

「白と青のネクサスか…!」

「次に《アンバー・レオン》!レベル2でカモーン!」

(手札3→2)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ4→5)

[アンバー・レオン コア3 レベル2 BP3000]

 

「…スピリットを出してきたな」

「おッと〜、このアンバー・レオンをそんじョそこらのスピリットじャないヨ!」

「何っ」

 

白 スピリット

《アンバー・レオン》

コスト3 軽減白1紫1青1 <甲竜・星魂>『カメレオン座』

<1> Lv1 BP2000

<3> Lv2 BP3000

シンボル:白

Lv1・Lv2『このスピリットのブロック時』

自分の合体スピリットの【トリガーカウンター】を持つブレイヴ1つを手札に戻すことで、このスピリットをBP+5000する。

Lv2

BP3000以下の自分のスピリットすべては、相手のアルティメットの効果を受けない。

 

「レベル2からBP3000以下のワタシのスピリットは、悠姫のアルティメットからの効果を受けない!」

「【超装甲】か?」

「それとは違うかナ〜。とにかくこれで小型スピリットはトリガーも怖くないッて訳ネ♪ このままターンエンド!」

 

 ネクサスとスピリット1体を出したか。…そうそう都合良く今手札にネクサスを破壊するものは無い。

 

<悠姫・第七ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札4→5)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ1→5)

 

 璃恵の場には白のシンボルが2つに青シンボルが1つ。…次はコスト6ぐらいのスピリットかアルティメットが出てくるか? スピリットなら押し退けることはできる。だからこちらも数を揃える。

 

「メインステップ。《クローフォックス》を召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ5→1)

(トラッシュ0→3)

[クローフォックス コア1 レベル1 BP3000]

 

「…緑のスピリットねェ」

「召喚時効果、系統:<新生>を持つエクス・ムゲンドラにボイドからコア1つを置く。これでレベル2になる!」

[エクス・ムゲンドラ コア1→2 レベル1→2 BP2000→3000]

 

「次に、赤き黎明の空をレベル2にする」

(リザーブ1→0)

[赤き黎明の空 コア0→1 レベル1→2]

 

「バーストをセットして、アタックステップ!」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

「Uジークフリードでアタック! 黎明の空レベル1の効果で1枚ドローして、Uトリガー!」

(手札3→4)

 

「臆さないねェ悠姫ィ。…コスト4、マジック《ドリームネビュラ》!」

「ヒット!」

「でもアンバー・レオンはBP3000だからUジークフリードの対象にャならないヨ!」

「それでもいいさ!」

「ライフ狙いッてことね…。ライフ!」

(璃恵ライフ4→3)

(リザーブ0→1)

 

「ライフ減少でバーストォッ!!《絶甲氷盾》!

 ボイドからコア1つをライフにして、追加コストを支払ってこれ以上アタックはさせないヨ!」

{璃恵バースト:セット→発動}

(璃恵ライフ3→4)

(リザーブ1→0)

[アンバー・レオン コア3→1 レベル2→1]

(トラッシュ5→8)

 

 エクス・ムゲンドラのアタックが止められたか…。さすが璃恵だな。

 

「ターンエンド」

 

<璃恵・第八ターン>

「…ワタシが悠姫からプレシャー掛けられるなンてねェ。白銀の第八ターン!」

(リザーブ0→1)

(手札2→3)

(トラッシュ8→0)

(リザーブ1→9)

 

「メインステップ。…ッたくも〜、悠姫のせいで予定が丸潰れだヨ〜」

「…白紫ってさ、白緑みたくコアや防御にものを言わせるんじゃなくて、相手の展開を牽制しつつ、いかに効率良く場を整えるかなんじゃないのか?」

「……だッたら?」

 

 璃恵の表情が少し固くなった。不敵な笑みを崩さないが、私には判る。よく調べたなみたいな顔してる。

 

「それぐらいの事を知ッた程度で、ちョッと推してるぐらいでワタシに勝ッた気になるのは気が早いヨ?」

「…っ」

 

 ———あいつの目が鋭くなった。…何か仕掛けてくるか。

 

「《ヒスイ・キャノン・ドラゴン》、来てちョうだい!」

(手札3→2)

(リザーブ9→5)

(トラッシュ0→3)

[ヒスイ・キャノン・ドラゴン コア1 レベル1 BP5000]

 

「召喚時効果、手札の系統:<甲竜>を持つスピリット、アルティメット1体をノーコスト召喚できる!」

「デカいのが来るか…!」

「Yes!! 《甲竜戦艦エンタープライズ》!!

 レベル3で、緊急抜錨!!」

(手札2→1)

(リザーブ5→2)

[甲竜戦艦エンタープライズ コア3 レベル3 BP15000]

 

「噂のエンタープライズ…。攻めて来るか」

「いんや、ターンエンド♪」

 

 ヒスイ・キャノン・ドラゴンもアンバー・レオンのレベルを上げずに召喚するだけしてターンエンド? …何か狙ってるとみて間違いなさそうだな。

 

 

「これは何かあると見て間違い無いね」

「エンタープライズの召喚で場は均衡してます。…あれをどう切り抜けるか」

「赤紫白黄の4色【超装甲】。あれをどうするかで悠姫の先が決まるわね」

 

 

<悠姫・第九ターン>

「…スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札4→5)

(トラッシュ3→0)

(リザーブ1→4)

 

「メインステップ」

 

 …甲竜戦艦。

【超装甲】を4つ持っていて、青シンボルが2つあれば常時最大レベルに加えて、ブロック時効果がアタック時にも発揮される。

 今は合体していないから、璃恵が甲竜戦艦でブロックしてくるならレベル5のUジークフリードで何とかなるが…。

 

「マジック、《ネオ・ダブルドロー》。アルティメットがいるため3枚ドローする」

(手札5→4)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ0→2)

(手札4→7)

 

 …! よし、来たか!

 これで後はコアだ。伏せたバースト頼みになるが、ここは臆さない!

 

「クローフォックスをレベル2へ!」

(リザーブ2→0)

[クローフォックス コア1→3 レベル1→2 BP3000→5000]

 

「アタックステップ!」

「その瞬間!甲竜の狩り場レベル1からの効果発揮! 系統:<甲竜>を持つスピリットのBPをプラス2000アップ!」

[アンバー・レオン BP1000+2000=3000]

[ヒスイ・キャノン・ドラゴン BP5000+2000=7000]

[甲竜戦艦エンタープライズ BP15000+2000=17000]

 

「ならクローフォックスでアタック!」

「ドローしないでコアを欲しがるッてことは、手は調いつつあるッて?」

「どうかな。レベル2からのアタック時、ボイドからコア1つをリザーブに」

(リザーブ0→1)

 

 さぁどう出る。5000くらいなら甲竜戦艦の良い的だぞ。

 

「………」

 

 …ブロックしないつもりか。ならこちらが先に動く。狙いはUジークフリードなのか何なのか。

 

「…何も無いならこちらのフラッシュタイミング、マジック《ライフチャージ》! コアはクローフォックスから2つ、黎明の空から1つ受け取る!

 そして今アタックしているクローフォックスを破壊して、ボイドからリザーブにコアを3つ追加する!」

(手札7→6)

[クローフォックス コア3→1 破壊]

[赤き黎明の空 コア1→0 レベル2→1]

(トラッシュ2→5)

(リザーブ0→3→4)

 

「…ターンエンド」

 

「まァ、そうなるネェ♪」

 

 コアは増やした。後は揃えれば…。

 

<璃恵・第十ターン>

「白銀の第十ターン、スタートステップ!」

(リザーブ2→3)

(手札1→2)

(トラッシュ3→0)

(リザーブ3→6)

 

「悠姫のUプテラトマホークが落ちたし、来たこの子も安全に出せるかね♪

 縞瑪瑙の竜騎士、《オニキスドラゴン・ライダー》! カモ〜ン!」

(手札2→1)

(リザーブ6→2)

(トラッシュ0→3)

[オニキスドラゴン・ライダー コア1 レベル1 BP8000]

 

「この竜騎士は白と青のダブルシンボル♪」

「青のシンボルが2つになったか…!」

「まだまだ、召喚時効果! 悠姫のBP5000以下のスピリット全部を手札にバウンス♪」

「戻るのはエクス・ムゲンドラだけだが…」

(悠姫リザーブ4→6)

(手札6→7)

 

「それでイイの♪ そいでバウンスしたスピリット1体につきボイドからコア1つをライダーに追加〜♪」

[オニキスドラゴン・ライダー コア1→2]

 

白青 スピリット

《オニキスドラゴン・ライダー》

コスト8 軽減白4青2 <星将・甲竜・武装>

<1> Lv1 BP8000

<3> Lv2 BP12000

シンボル:白青

Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』

BP5000以下の相手のスピリットすべてを手札に戻す。

この効果で手札に戻したスピリット1体につき、ボイドからコア1個をこのスピリットに置く。

【合体時】Lv2『お互いのアタックステップ』

相手のアルティメットが疲労したとき、このスピリットは回復する。

 

「悠姫の手札が増えたからコレを最大限に活かせるんだ…♪

 マジック《ハンドリバース》!

 コストはリザーブ、甲竜戦艦、ライダーから確保!」

「っ!」

(手札1→0)

(リザーブ2→0)

[甲竜戦艦エンタープライズ コア3→1]

[オニキスドラゴン・ライダー コア2→1]

(トラッシュ3→8)

 

「マジかよ!?」

「これでワタシは7枚ドローできるんだなァこれがッ!!」

(手札0→7)

 

「更にィ!ワタシは白き闇の剣刃を喚ぶ!

 《白夜の宝剣ミッドナイト・サン》を、甲竜戦艦に直接合体!!

 モチロン最大軽減で0コストォッ!!」

(手札7→6)

白夜の宝剣ミッドナイト・サン

  ↓ 直接合体

甲竜戦艦エンタープライズ(合体)

[コスト:10+6=16]

[BP:15000+5000=20000]

[合体時効果:追加]

[シンボル:白白+白=白白白]

 

 

「来たのですよ!極悪トリプルシンボル!」

「超・重合わせて全色装甲。BPで超えるのも難しくなったわ…」

「大丈夫さ。…今の悠姫君ならね」

 

 

「更に更にバーストセット!」

(手札6→5)

{バースト:無し→セット}

 

「超余裕!ターンエンド!」

 

<悠姫・第十一ターン>

「何だあの余裕は…。スタートステップ」

(リザーブ6→7)

(手札7→8)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ7→12)

 

「メインステップ。…もう一度来い、相棒!《エクス・ムゲンドラ》!」

(手札8→7)

(リザーブ12→10)

(トラッシュ0→1)

 

「次に《リューマン・ライトニング》をレベル3で召喚!」

(手札7→6)

(リザーブ10→5)

(トラッシュ1→3)

[リューマン・ライトニング コア3 レベル3 BP10000]

 

「エクス・ムゲンドラをレベル2、Uジークフリードをレベル4、リューマン・ライトニングに更にコアを2つ追加して、アタックステップ!」

(リザーブ5→0)

[エクス・ムゲンドラ コア1→2 レベル1→2 BP2000→3000]

[リューマン・ライトニング コア3→5]

[アルティメット・ジークフリード コア1→3 レベル3→4 BP10000→14000]

 

「来るかい?!」

「攻めてみるさ」

「なら甲竜の狩り場の効果でBP2000!」

[アンバー・レオン BP1000+2000=3000]

[ヒスイ・キャノン・ドラゴン BP5000+2000=7000]

[オニキスドラゴン・ライダー BP8000+2000=10000]

[甲竜戦艦エンタープライズ(合体) BP20000+2000=22000]

 

「エクス・ムゲンドラでアタック! レベル2からのアタック時効果で1枚ドロー!」

(手札6→7)

 

赤 スピリット

《エクス・ムゲンドラ》

コスト2 軽減赤1 <新生・古竜>

<1> Lv1 BP2000

<2> Lv2 BP3000

<5> Lv3 BP4000

シンボル:赤

Lv1・Lv2・Lv3【スピリットソウル:赤】

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[赤]を追加する。

Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

自分はデッキから1枚ドローする。

 

「さぁどうする、相棒のBPはたったの3000だぞ!」

 

 

「おお…あの悠姫が白銀のに選択を迫るなんて」

「ちょっと大雑把ですけど、選択させるぐらい強気だってことですよね」

 

 

「なるなる…♪ ならお望み通りエンタープライズでブロック!何もないならそのまま消し炭だヨ!」

[エクス・ムゲンドラ 破壊]

 

「すまん、相棒…。だが次に繋がる!」

「粋がるのも良いけど、光速の異名を持ちバーストを操る高貴なる竜人の効果はバースト発動タイミングと同じだからワタシのエンタープライズの効果が悠姫のライフを落とすヨ!」

「百も承知!」

(悠姫ライフ5→3)

(リザーブ0→2)

[甲竜戦艦エンタープライズ(合体) 疲労→回復]

[エクス・ムゲンドラ 破壊]

(リザーブ2→4)

 

「まずは伏せてあるバースト発動!

 出番だ《リューマン・ゴッドブレイカー》!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

「ッ!?《アルティメットウォール》とかじャない!?」

「騙されたか? バースト効果で、ぴったりBP10000のオニキスドラゴン・ライダーを破壊する!」

「ちィッ…!」

「レベルを上げられなかったのが仇になったな!」

[オニキスドラゴン・ライダー 破壊]

(璃恵リザーブ0→1)

 

「そしてUジークフリードがいるため、1枚ドローしてレベル2で召喚!」

(悠姫リザーブ4→1)

(手札7→8)

[リューマン・ゴッドブレイカー コア3 レベル2 BP10000]

 

「これで甲竜戦艦の【連鎖】は崩れた!」

「…っ、でもね!闇白剣が合体してる限り連鎖は無視されてんだヨ!」

「狙いはそれじゃない! リューマン・ライトニングの効果を忘れるな!

 系統:<新生>を持つ、私のエクス・ムゲンドラが璃恵に破壊されたとき、手札から赤のバースト効果を持つカードを発動条件を無視して発動できる!」

 

赤 スピリット

《リューマン・ライトニング》

コスト5 軽減赤2極1 <竜人>

<1> Lv1 BP5000

<2> Lv2 BP7000

<3> Lv3 BP10000

シンボル:赤

Lv1・Lv2・Lv3『お互いのアタックステップ』

系統:<新生>/<竜人>を持つ自分のスピリットが相手によって破壊されたとき、自分の手札にあるバースト効果を持つ赤のカード1枚を、バースト条件を無視して発動できる。

Lv3『このスピリットのアタック時』

相手のスピリットすべての『このスピリットの破壊時』/『相手によるこのスピリットの破壊時』効果は発揮されない。

 

「発動するのは…これだ!

 《救世神撃覇》! 効果は勿論知ってるな!」

「BP6000以内を好きなだけ破壊して、追加コストで1ドローの1セット…」

「生憎ヒスイ・キャノン・ドラゴンが7000だから範囲外だが、そのカメレオンはもらっていく!」

[アンバー・レオン 破壊]

(璃恵リザーブ1→2)

 

「更に追加コストを支払って1枚ドロー! …そしてバーストセット!」

(悠姫リザーブ1→0)

(トラッシュ3→4)

(手札8→9→8)

{バースト:無し→セット}

 

「…ヤるようになッたじャん悠姫」

「行けるもんだろ? Uジークフリード、アタック! Uトリガー!」

「…コスト5、《ネガ・テュポーン》」

「ヒット! ヒスイ・キャノン・ドラゴンを破壊されたくなかったらその戦艦を差し出せ!」

 

 とは言ったが、実のところヒスイ・キャノン・ドラゴンを破壊する手段はある。

 狙いはあの戦艦。となりの翡翠の竜を蹴散らさない限り手を出せない。

 

「…ならネェ、カウンターやらせてもらうヨ! トリガーカウンター《剣星鎧ソードフィッシュ》!」

(璃恵手札5→4)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ8→10)

 

「ヒスイ・キャノン・ドラゴンに直接合体! これでワタシのスピリットはアルティメットの効果を受けない!」

剣星鎧ソードフィッシュ

  ↓ 直接合体

ヒスイ・キャノン・ドラゴン(合体)

[コスト:6+4=10]

[BP:5000+4000=9000(+2000=11000)]

[合体時効果:追加]

[シンボル:白+白=白白]

 

 カウンター…! 璃恵の事だから引いているとは思ったが、本当に引くとは。

 

「フラッシュは?」

「無いヨ。さすがにこれ以上払えるコアが無いしね」

「なら、そのカウンターブレイヴを出した事を後悔させてやる!」

「ッ!?」

「こちらのフラッシュタイミング、マジック《クリムゾンフレア》! コストはリューマン・ライトニングから受け取る!」

(悠姫手札8→7)

[リューマン・ライトニング コア5→3]

(トラッシュ4→6)

 

「シンボル2つの合体スピリットを破壊する。甲竜戦艦は【超装甲:赤】があるから破壊はできない。だから破壊するのはヒスイ・キャノン・ドラゴンだ!」

「くぬ…ッ! ソードフィッシュは残す!」

[ヒスイ・キャノン・ドラゴン(合体) 破壊]

[剣星鎧ソードフィッシュ 残留 コア1 レベル1 BP3000]

 

「更にマジック《フレイムスパーク》! コストはゴッドブレイカーから受け取る!」

「マジック連発…ッ!?」

(手札7→6)

[リューマン・ゴッドブレイカー コア3→1 レベル2→1]

 

「BP5000以内のソードフィッシュを破壊!」

[剣星鎧ソードフィッシュ 破壊]

(璃恵リザーブ0→1)

 

 良い感じに回っている。ドローしまくった甲斐があったなこれは。ここで3体も破壊できれば、流れは確実に掴んだだろう。

 

「スピリットを破壊したから、トラッシュのスピリットカード、エクス・ムゲンドラを手札に戻す!」

(悠姫手札6→7)

 

 

「悠姫君、ブン回ってるねぇ」

「リューマン・ゴッドブレイカー、救世神撃覇、クリムゾンフレア、フレイムスパークと…。やるようになったわね」

 

 

「で、このUジークフリードのアタックはどうする!」

「……ライフ!」

(璃恵ライフ4→3)

(リザーブ1→2)

 

「調子に乗らない!ライフ減少でバースト、《妖華吸血爪》!

 バースト効果で2枚ドロー、追加コストは払わない!」

{バースト:セット→発動}

(手札4→6)

 

「———ッ!」

 

「…ターンエンド」

 

<璃恵・第十二ターン>

「ウププ…、良いねェ。面白くなッてきたよ…! 白銀の第十二ターン!」

(リザーブ2→3)

(手札6→7)

(トラッシュ10→0)

(リザーブ3→13)

 

「メインステップ。

 …“あと1枚”」

 

 …1枚?

 

「ネクサス、《迷子水晶》を2つ配置!」

(手札7→5)

(リザーブ13→9)

(トラッシュ0→4)

 

「2枚?」

「バーストをセットして、ターンエンド」

「何っ!?」

(手札5→4)

{バースト:無し→セット}

 

「璃恵お姉さん、ターンエンドって…」

「確実に次のターンを絶対に凌ぐ自信があるんだろうね」

「……嫌な予感がします」

 

 

<悠姫・第十三ターン>

「…スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札7→8)

(トラッシュ8→0)

(リザーブ1→9)

 

「メインステップ。…切り札を出される前に、こっちも行くぞ!」

「切り札…?」

 

「相棒の新しい姿

 《ムゲンドラゴン・ノヴァ》!!」

 

 

「ムゲンドラゴン…ノヴァですって?!」

「お姉さんの新しい切り札なのですよ!」

「遂に切ってきたね、悠姫君」

 

 

「ノヴァ…ッて、ワタシ知らないよそれ!?」

「お前も同じようなことやっただろうに!」

(手札8→7)

(リザーブ9→6)

(トラッシュ0→2)

[ムゲンドラゴン・ノヴァ コア1 レベル1 BP4000]

 

「だけど、ムゲンが進化した程度じャあワタシの甲竜戦艦は突破出来ないよ!」

「新しい相棒は、戦うだけじゃない!

 “【スピリットソウル:∞】”発揮!!」

「ふァッ!?」

 

 これが新しい相棒の力、“無限のスピリットソウル”。

 最初私もこれを見た時には驚いた。これを役立てるには私のデッキが完全にアルティメットに寄らせなきゃならないし、こいつ一人ではどうしようもない。だが、今はアルティメットがいる。

 

「発揮するのは、【スピリットソウル:黄】!」

「黄色!? 赤だけじャない!?」

「そしてこのムゲンドラゴンは自身の赤に加えて、“紫、緑、白、黄、青”としても扱われる! 更にスピリットソウルで増えるシンボルは“2つ”!!」

「は…はァッ!?」

 

赤紫緑白黄青 スピリット

《ムゲンドラゴン・ノヴァ》

コスト5 軽減赤3 <新生>

<1> Lv1 BP4000

<2> Lv2 BP6000

<4> Lv3 BP8000

シンボル:赤

このスピリットカードの軽減シンボルは紫/緑/白/黄/青としても扱う。

Lv1・Lv2・Lv3

このスピリットのシンボルは紫/緑/白/黄/青としても扱う。

Lv1・Lv2・Lv3【スピリットソウル:∞】

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[赤]/[紫]/[緑]/[白]/[黄]/[青](召喚するアルティメットカードと同じ色のシンボル2つ)を追加する。

Lv2・Lv3『このスピリットのバトル時』

自分はデッキから1枚ドローする。

自分のアルティメットがいる間、さらに、このスピリットをBP+4000する。

 

 

「黄色…姉さん…!」

「スピリットソウルを最大限にまで高めた無限の竜…。素晴らしいわ」

 

 

「黄色のアルティメット

 《アルティメット・ヴァリエル》!

 レベル5で召喚!!

 レベル分にはUジークフリードから受け取る!」

(手札6→5)

(リザーブ6→0)

(トラッシュ2→6)

[アルティメット・ジークフリード コア3→2 レベル4→3]

[アルティメット・ヴァリエル コア3 レベル5 BP17000]

 

「黄色のアルティメットまで…。これがあッたから悠姫、強気だッたんだね…!」

「まだ終わらないぞ!」

「ッ!?」

「【スピリットソウル:∞】、【青】!!」

 

 さぁ、麗奈さんから受け取ったこいつの出番だ!

 

「青のアルティメット

 《アルティメット・アレクサンダー》!

 レベル3で、召喚!!」

(手札5→4)

 

「な…ッ、知らない青のアルティメット!?」

「不足分はUジークフリード、リューマン・ライトニングから受け取り、維持コアにはリューマン・ゴッドブレイカーから受け取る!」

[アルティメット・ジークフリード コア2→1]

[リューマン・ライトニング コア3→1 レベル3→1]

(トラッシュ6→9)

[リューマン・ゴッドブレイカー コア1→0]

[アルティメット・アレクサンダー コア1 レベル3 BP11000]

 

 

「あれは、巨人大帝!?」

「ふふっ。青の切り札、満を持して登場だね」

 

 

「アタックステップ! Uヴァリエルでアタック! Uトリガー!」

「…ッ!? コスト4、マジック《アルティメットイレイザー》!」

「よしっ、クリティカルヒット! 私のトラッシュにある赤のマジックカード全部を手札に戻す!

戻るのは《爆烈十紋刃》《ネオ・ダブルドロー》《救世神撃覇》《クリムゾンフレア》《フレイムスパーク》の計5枚!」

(悠姫手札4→9)

 

「更にUヴァリエルは自身よりレベルの低いスピリットとアルティメットからブロックされない。

 たしかこの効果は、Uヴァリエル自身を対象とした効果だから【超装甲】とかは関係無いんだったな?」

「…そうだヨ」

「なら大人しくライフを差し出せ!」

「くれてやるヨ!」

(璃恵ライフ3→2)

(リザーブ9→10)

 

 ライフ残り2つ…、勝負は大詰め。

不気味なのは璃恵に全く動揺、焦りが無いこと。…まだ隠し玉があるのか?

 

「次、Uアレクサンダーでアタック! Uトリガー!」

「…コスト4、マジック《オーバードライブ》!」

「よし来た! “クリティカルヒット”!」

「クリティカル持ち!?」

「ヒットのがマジックカードなら、1ターンに1度だけ回復する!」

[アルティメット・アレクサンダー 疲労→回復]

 

「回復効果…。巨人大帝の【強襲】が元なのね」

「今のところ、ヒットさえすれば2回アタックできる唯一のアルティメットさ。…しかしまぁ、“あのデッキ”には“闘神アルティメットに【強襲】を与えるネクサス”があったりするんだよね」

 

 

「回復した程度…!」

「まだだ!ヒット時効果!

 お前は自分のコスト5以上のスピリットを1体選んで破壊しろ!」

「ッ!?」

 

青 アルティメット

《アルティメット・アレクサンダー》

コスト6 軽減青3 <新生・闘神>

<1> Lv3 BP11000

<4> Lv4 BP21000

シンボル:極

【召喚条件:自分の青スピリット1体以上】

【Uトリガー】Lv3・Lv4『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、相手は、コスト5以上の相手のスピリット1体を破壊する。

【クリティカルヒット】:ヒットしたカードがマジックカードなら、さらに、ターンに1回、このアルティメットは回復する。

Lv4『自分のアタックステップ』

系統:<闘神>を持つ自分のスピリット/アルティメットすべては、相手のマジックの効果を受けない。

 

 

「Uアレクサンダーはまさに正当に究極化したアルティメットさ」

「コスト指定破壊、回復効果と。元の面影を確かに残してますね」

「あの効果、小型キラーだった大帝が大型キラーになったのは、黄色以外には脅威ね…」

 

 

「さぁ、選んで破壊しろ!」

「選べッてこッちにャエンタープライズしかいないッてのもー!ミッドナイト・サンはスピリット状態で残す!」

[甲竜戦艦エンタープライズ(合体) 破壊]

[白夜の宝剣ミッドナイト・サン 残留 コア1 レベル1 BP5000]

 

「このアタックはどうする?!」

「ライフッ!!」

(璃恵ライフ2→1)

(リザーブ10→11)

 

「ライフ減少でバースト!《絶甲氷盾》!」

{バースト:セット→発動}

 

 ここで絶甲氷盾…、仕留め損ねたか!

 

「あッぶな〜…。久々に冷や冷やしたよ。追加コストを支払ッてアタックステップは終わり!」

(璃恵ライフ1→2)

(リザーブ11→8)

(トラッシュ4→7)

 

「ターンエンドだ」

 

 

———【璃恵視点】———

 

 

《璃恵フィールド状況》

ライフ2 リザーブ8

手札4 トラッシュ7 バースト無し

<フィールド>

・白夜の宝剣ミッドナイト・サン コア1 Lv1

・甲竜の狩り場 コア0 Lv1

・迷子水晶(×2) コア0 Lv1

 

《悠姫フィールド状況》

ライフ3 リザーブ0

手札9 トラッシュ9 バースト無し

<フィールド>

・ムゲンドラゴン・ノヴァ コア1 Lv1

・リューマン・ライトニング コア1 Lv1

・Uジークフリード コア1 Lv3

・Uヴァリエル コア3 Lv5

・Uアレクサンダー コア1 Lv3

・赤き黎明の空 コア0 Lv1

 

 いやァ…圧倒的不利だねこれは。

あのUアレクサンダーに甲竜戦艦を薙ぎ倒されて場に闇白剣しか無いし、手札はギリギリ。

 

「白銀の第十四ターン!」

(リザーブ8→9)

 

「ッ! ……♪」

(手札4→5)

 

 こりャツイてるゥ♪

 

(トラッシュ7→0)

(リザーブ9→16)

 

「メインステップ」

 

 悠姫が強く出てたのはあのムゲンがいたからなんだねェ。…スピリットソウル無限。アルティメットを中心にしてる悠姫のデッキには相性バッチシなカードだね。

 …多分、来る前に感じてた悪い予感はこれだッたんだ。ワタシを倒しにくる、みたいな?

 

「……それでも、“足りない”なァ」

「…?」

「足りない。まァ、ちョ〜ッとビビりはしたよ? ここまで悠姫がガンガンくるのは予想外だッたしね♪」

 

 今までの悠姫だッたら堅実に来るところだッたんだろうけど、攻めにシフトしたことで“守り”が少しお留守になッてる。と言ッても、攻めも守りもカンペキなんて白以外に両立しろッてのは難しいよね〜。

 

「忘れてる? ワタシのデッキは“白と紫と青”なんだよ♪」

「……っ! “裏十二宮”?!」

「Yes!! その通り!!

 《双魚星鎧ブレイヴピスケス》!

 暗き空より現れろ!!」

(手札5→4)

(リザーブ16→8)

(トラッシュ0→7)

[双魚星鎧ブレイヴピスケス コア1 レベル1 BP6000]

 

「召喚時効果ァ! 悠姫のスピリット、アルティメットすべてのコア1つずつをリザーブへシュート!」

「しまった…!?」

[ムゲンドラゴン・ノヴァ コア1→0 消滅]

[リューマン・ライトニング コア1→0 消滅]

[アルティメット・ジークフリード コア1→0 消滅]

[アルティメット・アレクサンダー コア1→0 消滅]

[アルティメット・ヴァリエル コア3→2 レベル5→4]

(悠姫リザーブ0→5)

 

「あッハハハハハ!! 壊滅壊滅ゥ〜!」

「ムゲン…!」

「消滅したアルティメットは2体、よッて2枚ドローさせてもらうヨ!」

(璃恵手札4→6)

 

 さァてさてェ…。次に悠姫のライフを狙うのはコイツ♪

 

「…悠姫」

「何だ…」

「ここから、手加減無しよ♪」

「何だと?!」

 

「遥かなる宇宙(そら)に雄々しく輝くは!

 誇り高き白銀(しろがね)の“獅子”!!」

 

 

「っ!?」

「ヤバい…!」

「白の切り札中の切り札が来るのですよ!」

「獅子座の、十二宮…」

 

 

「《獅機龍神ストライクヴルム・レオ》!!

 黄金の星雲より来たれッ!!!」

(手札6→5)

(リザーブ8→1)

(トラッシュ7→11)

[獅機龍神ストライクヴルム・レオ コア3 レベル2 BP9000]

 

「獅子座のカード…!」

「ウププ…! 更に闇白剣を合体!」

白夜の宝剣ミッドナイト・サン

  ↓ 合体

獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体)

(コアは譲渡)

[コスト:8+5=13]

[BP:9000+5000=14000]

[合体時効果:追加・発揮]

[シンボル:白+白=白白]

[獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体) コア3→4 レベル2→3 BP9000→12000+5000=17000]

 

「合体した…。だけどシンボルは2つ、重・超装甲:赤を持ってない。クリムゾンフレアが私の手札に戻っているのを忘れたか?」

「悠姫こそ、いつからワタシのレオが“たかが重装甲4色だけ”だと錯覚してた?」

「何っ」

「レオの【合体時】レベル3の効果!

 ワタシの系統:<星魂>、<光導>を持つスピリット全員に“白シンボル1つを追加”する!!」

「っ!?」

 

[獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体) シンボル白白+白=白白白]

[双魚星鎧ブレイヴピスケス シンボルなし→白]

 

「と…トリプルシンボル…!?」

「ウププ…!ターンエンド♪」

 

<悠姫・第十五ターン>

「スタートステップ…」

(リザーブ5→6)

(手札9→10)

(トラッシュ9→0)

(リザーブ6→15)

 

「メインステップ」

「どーする悠姫ィ? 新しいアルティメットを召喚したくても場にさっきみたいなスピリットは存在しないヨ〜♪」

 

 でもワタシ的に怖いのはあの手札。

さすがにマジックを4枚も回収されちャうとキツい。ドロー、回収系、シンボル参照破壊、バーストと隙が無い。

 レオを出したのはある意味様子見。獅子座を様子見に出させるとか何様と思うでしョ? でもそうするしか無いのサ。悠姫の場を壊滅させられたのは偶然の幸運だし、下手に展開したり守勢に回ったらコワ〜イコワ〜イ貫通に飛び越え、まとめてドッカーンとかいくつソードフィッシュ積めばいいのヨ?

 

「ここまで来て…、終われるか! マジック《ネオ・ダブルドロー》!」

(手札10→9)

(リザーブ15→12)

(トラッシュ0→3)

(手札9→12)

 

「…よし!」

 

 ふむ、ここでまた引いたみたいだね。しかも手札12枚はさすがにビビる。

 悠姫が使えるコアはUヴァリエルのも足して残り13個。こッから何を呼ぶのか楽しみ…♪

 

「相棒のムゲンと並ぶ2枚目の切り札!」

「ッ!」

「召喚、《メテオドライアン》!!」

(悠姫手札12→11)

(リザーブ12→7)

(トラッシュ3→7)

[メテオドライアン コア1 レベル1 BP4000]

 

「こいつはムゲンと同じく6色のカード。書かれているのは青の軽減だが、どの色でも軽減ができる! よって赤1軽減で、4コスト支払う!」

「新しいドライアン、ま、まさか…」

「そのまさか。【スピリットソウル:∞】持ちだ!」

 

赤紫緑白黄青 スピリット

《メテオドライアン》

コスト5 軽減青3 <新生>

<1> Lv1 BP4000

<2> Lv2 BP6000

<4> Lv3 BP8000

シンボル:青

このスピリットカードの軽減シンボルは赤/紫/緑/白/黄としても扱う。

Lv1・Lv2・Lv3

このスピリットのシンボルは赤/紫/緑/白/黄としても扱う。

Lv1・Lv2・Lv3【スピリットソウル:∞】

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[赤]/[紫]/[緑]/[白]/[黄]/[青](召喚するアルティメットカードと同じ色のシンボル2つ)を追加する。

Lv2・Lv3『このスピリットのバトル時』

自分はデッキから1枚ドローし、BP3000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

 

 まさかの∞持ち2体目、しかもあのイアンがねェ…。そこまでは想定外だよ。問題は、何のアルティメットが出てくるかによってワタシの進退が決まッちャう。

 

「いくぞ、【スピリットソウル:紫】!」

「紫…!」

「紫のアルティメット

 召喚、《アルティメット・ベルゼビート》!!」

(手札11→10)

(リザーブ7→0)

(トラッシュ7→12)

[アルティメット・ベルゼビート コア2 レベル3 BP13000]

 

「来たね、紫のアルティメット」

「Uヴァリエルのコア1つをUベルゼビートに渡し、レベルを4にする!」

[アルティメット・ヴァリエル コア2→1 レベル4→3]

[アルティメット・ベルゼビート コア2→3 レベル3→4 BP13000→24000]

 

「バーストをセットしてアタックステップ!」

(手札10→9)

{バースト:無し→セット}

 

「Uヴァリエルでアタック! Uトリガー!」

「———ッ、コスト“8”。《機獣要塞ナウマンガルド》!」

「っ、外した…!?」

「さッきまでの勢いはどうしたのさ悠姫ィ。フラッシュが無いならレオでブロックするヨ!」

「…返り討ちか」

「飛べない大天使なんざァ獅子座の前じャ有象無象の1つに過ぎないのさァ!」

(悠姫リザーブ0→1)

 

 よしよし、まずは目障りな大天使は墜とした。次はあの暴食の権化だけど、まァ気にする程じャ無し。モチロン、Uベルゼビートのコアシュート効果は知ッてるけど、悠姫はコアを使い切った時点で“負けは確実”なんだよね…♪

 

「Uベルゼビート、アタック! Uトリガー!」

「——コスト6、スピリット《白騎将シグフェズル》!」

「ヒット! ワタシのトラッシュにある紫のスピリットカード1枚をノーコストで召喚する!」

「紫のカードッていうと…」

「対象は《ムゲンドラゴン・ノヴァ》!

 こいつとメテオドライアンは、手札、場、トラッシュでも6色を持つカードとして扱われる。だからトラッシュから戻ってこい、相棒!」

(リザーブ1→0)

[ムゲンドラゴン・ノヴァ コア1 レベル1 BP4000]

 

紫 アルティメット

《アルティメット・ベルゼビート》

コスト8 軽減紫4 <新生・冥主>

<1> Lv3 BP13000

<3> Lv4 BP24000

<5> Lv5 BP29000

【召喚条件:自分の紫スピリット1体以上】

【Uトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、自分のトラッシュにある紫のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。

【クリティカルヒット】:ヒットしたカードのコストが3以下なら、さらに、相手のスピリット1体のコアすべてを相手のトラッシュに置く。

Lv4・Lv5『自分のアタックステップ』

このアルティメット/自分のスピリットがアタックによって相手のライフを減らしたとき、疲労状態の相手のスピリット1体を破壊する。

 

 

「ふむふむ、これでムゲンは復活。Uベルゼビートのアタックを受けたらレオは爆発四散、たとえUベルゼビートを凌いでも次のムゲンかイアンのアタックを受けても爆発四散ッと…」

「どうだ、追い詰めたぞ璃恵!」

「それはどうかな…?♪」

「何を! このアタックはどうする!」

「裏魚座でブロック!」

「こっちのが遥かに上——」

 

 甘い甘いよ悠姫ィ♪

これは追い詰められたのはどッちか教えてあげなきャならんようですなァ…♪

 

「獅機龍神ストライクヴルム・レオ、レベル1からの効果発揮!!」

「っ!?」

「このレオ以外の系統:<光導>、<星魂>を持つワタシのスピリットが疲労したとき、回復する!!」

「な、なんだと!?」

[獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体) 疲労→回復]

 

白 スピリット

獅機龍神(しきりゅうじん)ストライクヴルム・レオ》

コスト8 軽減白4 <光導・神星>『獅子座』

<1> Lv1 BP6000

<2> Lv2 BP9000

<4> Lv3 BP12000

シンボル:白

Lv1・Lv2・Lv3【重装甲:紫/緑/白/黄】

このスピリットは、相手の紫/緑/白/黄のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。

Lv1・Lv2・Lv3

このスピリット以外の系統<光導>/<星魂>を持つ自分のスピリットが疲労したとき、このスピリットは回復する。

【合体時】Lv3

系統:<光導>/<星魂>を持つ自分のスピリットすべてに白のシンボル1つを追加する。

 

「しかもタイミングは問わない!ワタシのどのターンでも、悠姫のどのターンでも、光導か星魂が疲労さえすれば回復するのさ!」

[双魚星鎧ブレイヴピスケス 破壊]

(璃恵リザーブ1→2)

 

「さァさァど〜する悠姫ィ?

 ムゲンとイアンのアタックで決着付けるつもりだッたみたいだけど…。追い詰められたのは悠姫みたいじャん♪」

「くっ……また仕留め、切れない…! ターン、エンドだ…」

 

<璃恵・第十六ターン>

「長かッたバトルもここらが幕引き!

 白銀のファイナルターン!!」

(リザーブ2→3)

(手札5→6)

(トラッシュ11→0)

(リザーブ3→14)

 

「メインステップ! さァ、Last Danceだ!

マジック《ネクサスコラプス》!」

(手札6→5)

(リザーブ14→11)

(トラッシュ0→3)

 

「満を持して破壊するのはワタシの迷子水晶2つ!」

[迷子水晶(1) 破壊]

[迷子水晶(2) 破壊]

 

「っ!」

「そして水晶から現れるのは

 絶対なる戒めの刃、穢れた命を浄化する機神!

《天戒機神グロリアス・ソリュート》!

 白夜に煌めく黒天九尾!

《黒天狐ネガ・ナインテイル》!!」

(手札5→3)

(リザーブ11→9)

[天戒機神グロリアス・ソリュート コア1 レベル1 BP6000]

[黒天狐ネガ・ナインテイル コア1 レベル1 BP6000]

 

「驚くのはまだ、早い!

 グロリアス・ソリュートの召喚時効果発揮! 悠姫のBP5000以下のスピリット全部手札へバウンス!」

「…っ!?」

[ムゲンドラゴン・ノヴァ BP4000 手札へ]

[メテオドライアン BP4000 手札へ]

(悠姫手札9→11)

(リザーブ0→2)

 

「そんでこの効果で戻ッたスピリットの枚数分、ボイドからリザーブにコアを追加! 戻したのは2体だから2コアブースト!」

(璃恵リザーブ9→11)

 

白 スピリット

天戒機神(てんかいきしん)グロリアス・ソリュート》

コスト7 軽減白2黄2 <武装>

<1> Lv1 BP6000

<3> Lv2 BP10000

<4> Lv3 BP11000

シンボル:白

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

BP5000以下の相手のスピリットすべてを手札に戻す。

この効果で手札に戻したスピリット1体につき、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。

Lv1・Lv2・Lv3

このスピリットは、相手のスピリットの効果を受けない。

Lv2・Lv3【聖命】『このスピリットのアタック時』

このスピリットのアタックによって相手のライフを減らしたとき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。

 

「《深淵の巨剣アビス・アポカリプス》をグロリアス・ソリュートに直接合体!」

(手札2→1)

(リザーブ11→7)

(トラッシュ3→7)

深淵の巨剣アビス・アポカリプス

  ↓ 直接合体

天戒機神グロリアス・ソリュート(合体)

[コスト:7+5=12]

[BP:6000+5000=11000]

[合体時効果:追加]

[シンボル:白+青=白青]

 

「闇青剣召喚時効果でワタシの場のスピリット全員、このターンの中最大レベル!」

[天戒機神グロリアス・ソリュート(合体) レベル1→3 BP6000→11000+5000=16000]

[黒天狐ネガ・ナインテイル レベル1→3 BP6000→12000]

 

「………」

「闇青剣の合体時効果は悠姫のフィールドにあるシンボルと同じ色のマジック、バーストしか使えない。 アルティメットのシンボルはUヒノコとかがいない限り色は無いものだから、これで悠姫のマジックとバーストを完全封印♪」

 

 ふ〜む。黒天狐と天戒機神を出したけど、“獅子座を2体並べる必要”は無かったみたい♪

 

「闇白剣を黒天狐に乗せ換えて、、ブレイヴ《ハイドラ・アームズ》をレオに直接合体!」

白夜の宝剣ミッドナイト・サン

  ↓ 換装

黒天狐ネガ・ナインテイル(合体)

[コスト:7+6=13]

[BP:12000+5000=17000]

[合体時効果:追加・発揮]

[シンボル:白+白=白白]

 

(手札1→0)

(リザーブ7→4)

(トラッシュ7→10)

ハイドラ・アームズ

  ↓ 直接合体

獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体)

[コスト:8+5=13]

[BP:12000+4000=16000]

[合体時効果:追加]

[シンボル:なし]

 

「Last Attack。

 ストライクヴルム・レオ、合体アタック!」

「…ここまで、やって…」

「ハイドラ・アームズの合体アタック時効果。ワタシの手札が3枚以下ならレオに更に青シンボル1つを追加するよ」

[獅機龍神ストライクヴルム・レオ(合体) シンボル白白青+青=白白青青]

 

青 ブレイヴ

《ハイドラ・アームズ》

コスト5 軽減青3 <海首>

<1> Lv1 BP4000

<0> 合体 +4000

シンボル:なし

Lv1『このブレイヴの召喚時』

相手のライフのコア1個につき、コスト3以下の相手のスピリット1体を破壊する。

【合体条件:コスト3以上】

【合体時】

自分の手札が3枚以下のとき、このスピリットに青のシンボル1つを追加する。

 

「これでトリプルシンボル、トドメだよ。悠姫」

 

 

「…………ライフ…」

 

 

 

(悠姫ライフ3→0)

 

 

 

 

〔winner!! 白鐘 璃恵〕




どんな有利な状況だったとしてもひっくり返されるときはひっくり返される。
ライフを0にできないのが尾を引いて逆転負けしてしまうのはよくあること。
この話の悠姫と璃恵のデッキ内容は気にしないでいただきたく…
舐めプが過ぎると思われたのでしたらそれは作者の力不足です。(先に謝罪して逃げ道を作っていくスタイル)
また、いつものようにミスしていると思いますのでお気軽に御指摘していただければと思います(諦め+丸投げ)

次の06は剣刃編のカード(シャイドラやオーバーレイ)がアルティメット化するような感じですが、アルティメットが合体できるブレイヴに不安が募ります。
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