バトルスピリッツ スターティング・ゼロ   作:謙虚なハペロット

38 / 58
遅くなりました(いつもの)。投稿完了です。
今は特に書くことは無いのですが、某動画サイトでバトスピの架空戦記や対戦動画が増えて嬉しい限りです。もっと増えろ。


落ち込み、バトル、復活のサン拍子・黄色編

「完全勝利、ね」

「久々に叩き伏せられた…」

 

 お姉ちゃんの完敗です。少し本気を出した彩音さんもそうでしたが、お姉ちゃんがデッキに嫌われてしまったのも原因でしょうか。

 

「それで、自分のデッキは見えたかしら?」

「見えた…って?」

「まだ見えてないなら…祐依」

「はい。では姉さん、次は私がお相手します」

「うぇ!? 連戦!?」

「そうです。姉さんの心の蝋燭に火が付くまでバーナーで燈し続けますよ」

「蝋燭が蒸発するレベルなんだがそれは…」

 

 それは置いてカカッと準備を始めます。お姉ちゃんもワタワタと準備をし始めました。

 …さて。未完成のデッキですが、どこまでやれますか。

 

 

     緋立 祐依

     【暁の園】

       VS

     緋立 悠姫

 【アルティメット迷走中】

 

 

「こうやってあなたのバトルを見るのは久々ね」

「しばらく姉さんに隠れてやってましたからね」

 

 彩音さんとはかなり昔からのバトスピ仲間でしたが、しばらくはお互いにバトルするのも観戦するのもありませんでした。でも、連絡を取り合ったり、学校で良くお話もしますから、疎遠になった訳じゃないんです。

 

「では久々に“熾天”の天使の聖譚曲(エンゼル・オラトリオ)を聴かせてもらおうかしら」

「そんな厳かなものじゃないです」

「あら。なら交響詩(シンフォニキュア)の方が良かった?」

「そういう意味でもないです」

「…?」

 

 お姉ちゃんの頭にハテナが沢山浮かんでるのが見えます。可愛い。

いやいやそれはいいです。とにかくバトルを始めます。

 

「気にせず先後どちらにします?」

「え……あ、じゃあ…先攻で」

 

<悠姫・先攻第一ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ4)

(手札4→5)

 

「メインステップ。…マジック《キャノンボール》。メインステップの効果で、デッキから2枚ドローするぞ」

(手札5→4)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ0→4)

(手札4→6)

 

「ここでカウンターを切るのね」

「黄色のほとんどはBPが低いから、使っても大丈夫かなと」

 

 一応良い判断だと思います。…でも、私の黄色を甘く見ちゃダメだよお姉ちゃん。

 

「バーストをセットしてターンエンド」

(手札6→5)

{バースト:無し→セット}

 

<祐依・後攻第二ターン>

「では、後攻d「熾天の」第二タ…横槍入れないでください」

「失礼」

「もうっ。——スタートステップ」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「メインステップ。ネクサス《朱に染まる薔薇園》へ姉さんを御招待します」

(手札5→4)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→5)

 

「5コストのネクサス?」

「うん。バーストをセットしてターンエンドです」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

 初動が遅いのは黄色故…。

さてと、お姉ちゃんはどう動きますか。

 

<悠姫・第三ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札5→6)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ1→5)

 

「メインステップ。…《ムゲンドラゴン》を召喚」

(手札6→5)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→4)

[ムゲンドラゴン コア1 レベル1 BP4000]

 

「……ターンエンド」

 

 やはり巡りが悪いみたい。あのときは“来てくれた”のに、今では極端なデッキに振り回されてしまっている感じです。

 

<祐依・第四ターン>

「第四ターン、スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ1→6)

 

「メインステップ。では、《ショコドラ》を召喚します」

(手札4→3)

(リザーブ6→5)

[ショコドラ コア1 レベル1 BP1000]

 

「ん? こいつは…」

「多分、姉さんも持ってる《エクス・ショコドラ》の元だよ。出た順番はエクス・ショコドラの方が早かったんだけどね」

 

黄 スピリット

《ショコドラ》

コスト1 軽減黄1赤1 <新生>

<1> Lv1 BP1000

<2> Lv2 BP2000

<3> Lv3 BP3000

シンボル:黄

Lv1・Lv2・Lv3

このスピリットの色とシンボルは赤としても扱う。

 

「《イーズナ》の<新生>版、《ムゲンドラ》の黄色版ね」

「へぇ…」

「では続いて

 進化した次代の白馬、《聖天馬スカイ》をレベル4で召喚します」

(手札3→2)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→3)

[聖天馬スカイ コア2 レベル4 BP10000]

 

「黄色の次代か…!」

「そうですよ。このままアタックステップに入ります。 聖天馬スカイでアタック。アルティメットトリガー、ロックオン」

「——コスト3、スピリット《クローフォックス》」

「ヒット」

 

 クローフォックスですか…。お姉ちゃんの手札に残りが入っているかは解りませんが、お姉ちゃんのデッキなら回収されることは無いでしょう。

 

「聖天馬スカイ、ヒット時効果。ボイドからコア1つを私のライフに置きます」

「ライフ回復…」

「急がないと手が付けられないライフになってしまうわよ」

(祐依ライフ5→6)

 

「更に薔薇園レベル1からの効果が発揮。私のアタックステップ中にライフが増えたとき、1枚ドローします」

(手札2→3)

 

「手札まで増えた!?」

「黄色の相手はここが厄介なのよね。ライフが増えるというのは、間接的にコアブーストしているということ。更には余裕の出来たライフでスピリットやアルティメットを防御に回さず、積極的に攻撃へ回すことができるのよ」

 

黄 アルティメット

《聖天馬スカイ》

コスト5 軽減黄3 <次代・想獣>

【召喚条件:コスト1以上の自分のスピリット1体以上】

<1> Lv1 BP1000

<2> Lv2 BP2000

<3> Lv3 BP3000

シンボル:極

Lv3・Lv4・Lv5

コスト7以下の自分のアルティメットカードの召喚条件を無視する。

自分の究極シンボルすべてを黄のシンボルとしても扱う。

【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。

 

黄赤 ネクサス

(あけ)に染まる薔薇園(ばらえん)

コスト5 軽減黄2赤1

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:黄赤

Lv1・Lv2『自分のアタックステップ』

自分のライフが増えたとき、自分はデッキから1枚ドローする。

Lv2『???』

???……

 

「聖天馬スカイのアタックはどうしますか?」

「…そのままライフだ」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「ターンエンド」

 

<悠姫・第五ターン>

「く…。スタートステップ」

(リザーブ1→2)

 

「ドローステップ…来い…!」

(手札5→6)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ2→6)

 

「…よし、メインステップ。ムゲンドラゴンをレベル2に」

(リザーブ6→5)

[ムゲンドラゴン コア1→2 レベル1→2]

 

「《エクス・ムゲンドラ》を召喚!」

(手札6→5)

(リザーブ5→3)

(トラッシュ0→1)

[エクス・ムゲンドラ コア1 レベル1 BP2000]

 

「更にスピリットソウル:赤を発揮!」

「来ますね…」

「《アルティメット・ジークフリード》だ!」

(手札5→4)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ1→4)

[ムゲンドラゴン コア2→1 レベル2→1]

[アルティメット・ジークフリード コア1 レベル3 BP10000]

 

「アタックステップ。Uジークフリードでアタック!Uトリガー!」

「…コスト4、マジック《絶甲氷盾》」

「ヒット!」

「…悠姫は絶甲をよく当てるわね」

 

 言われてみれば、まぁ確かに。古参カードバトラーみたく強い怨みみたいのは無いんですけど…。不思議です。

 

「それはともかく、スピリットはブロック強要だぞ」

「そこは【トリガーカウンター】を使うよ」

「何っ!?」

「トリガーカウンター。黄金(こがね)の縛鎖、《ディフェンスネビュラ》を使用します」

(祐依手札3→2)

 

「新しいトリガーカウンターか…」

「04で出たかなり有用なカウンターマジックですよ。 では、バトルしているUジークフリードのBPを10000ダウンさせます」

[アルティメット・ジークフリード BP10000-10000=0]

 

「なっ!?」

「いくらアルティメットでも、BPが0になっちゃ形無しだね。…ショコドラでブロック。スピリットでブロックしたため、私のライフ1つをリザーブに置きます」

(祐依ライフ6→5)

(リザーブ0→1)

 

黄 マジック

《ディフェンスネビュラ》

コスト2 軽減黄2

【トリガーカウンター】

手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。

■このバトルの間、バトルしている相手のアルティメット1体をBP-10000する。

フラッシュ:

このターンの間、相手のスピリット1体をLv1として扱う。

 

「格安コスト、更に無条件で相手スピリットをターン中レベル1にできると。『あの黄色が!?』と褒めてあげたくなるマジックよ」

「褒めてあげたいってなんだよ…」

 

 ま、まぁ…今までもそれなりのマジックは出してたとは思いますが、星座編一弾の《ハンドタイフーン》、二弾の《ウィッグバインド》と禁止カード化したのを省みると随分マトモになったと思えます。どちらも“ループ要因”で“一方的なパワーカード”で、レアリティがRとは考えられない性能です。

 …《トリックプランク》は冤罪だとを主張します。

 

黄 マジック『禁止カード』

《ハンドタイフーン》

コスト5 軽減黄3

メイン:

お互い、手札すべてを破棄する。

その後、お互い、デッキから4枚ドローする。

フラッシュ:

このターンの間、スピリット1体をBP+3000する。

 

黄 マジック『禁止カード』

《ウィッグバインド》

コスト8 軽減黄3

フラッシュ:

このターンの間、効果の記述を持つ相手のスピリットすべてはアタックとブロックができず、相手は黄以外の手札のカードを使えない。

 

黄 マジック『禁止カード』

《トリックプランク》

コスト3 軽減黄2

メイン:

自分のトラッシュにあるスピリットカード5枚を選び、好きな順番でデッキの下に戻す。

フラッシュ:

このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。

 

 

「おほん。ショコドラのBPは1000。フラッシュが無いなら返り討ちです」

「くっ、せっかく出せたのに…」

[アルティメット・ジークフリード 破壊]

(悠姫リザーブ0→1)

 

「…ターンエンドするしかない」

 

<祐依・第六ターン>

「はい。では第六ターン、スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札2→3)

(トラッシュ3→0)

(リザーブ2→5)

 

「メインステップ。ネクサス、《星見の観測所》を配置します」

(手札3→2)

(リザーブ5→3)

(トラッシュ0→2)

 

「それも新しいネクサスか」

「はい。更に——

 《歌姫伯爵ココ》。レベル2でオンステージです」

(手札2→1)

(リザーブ3→1)

[歌姫伯爵ココ コア2 レベル2 BP8000]

 

「0コスト召喚…!?」

「伯爵ココは、私の場にアルティメットがいるとき、手札にある内はコスト4になります。

 現在、場にはスピリットの《ショコドラ》とアルティメットの《聖天馬スカイ》。 ネクサスの《朱に染まる薔薇園》に、先程配置した《星見の観測所》があります。

よって黄シンボル3つ、究極シンボル1つを満たし、0コストとなります」

 

 この伯爵ココのおかげで黄アルティメットは飛躍的にパワーアップしたと行っても過言ではありません。 黄色使いが待ち望んだカードの一つでもあり、アルティメットを中心にするのなら3積みでも構わない性能を持っています。

 

「悠姫、気を引き締めなさい」

「お、おう!」

「ふふっ。最後に星見の観測所をレベル2にします」

(リザーブ1→0)

[星見の観測所 コア0→1 レベル1→2]

 

「アタックステップ。伯爵ココ、レベル2の効果が発揮」

 

 そう。これこそ、黄色のアルティメットが劇的に使いやすくなる最高のサポートです。

 

「私の黄のアルティメット全てのコストを2つ上げます」

「コストが上がる…だと!?」

 

黄 スピリット

歌姫伯爵(うたひめはくしゃく)ココ》

コスト7 軽減黄3極1 <詩姫>

<1> Lv1 BP6000

<2> Lv2 BP8000

シンボル:黄

自分のアルティメットがいる間、手札にあるこのスピリットカードをコスト4にする。

Lv1・Lv2『自分のアタックステップ』

コスト8以上の自分のアルティメットのUトリガーがヒットしたとき、自分はデッキから1枚ドローする。

Lv2『自分のアタックステップ』

自分の黄のアルティメットすべてをコスト+2する。

 

「よって、聖天馬スカイのコストは7にサイズアップします」

[聖天馬スカイ コスト5+2=7]

 

「やば…!」

「聖天馬スカイでアタック! アルティメットトリガー、ロックオン!」

「くっ……コスト4、マジック《アルティメットウォール》」

「ヒット! そこで星見の観測所レベル2の効果発揮! 私の黄、もしくは赤のUトリガーのヒット1つにつき1枚ドローします」

(祐依手札1→2)

 

「更にライフ回復!薔薇園の効果で1枚ドロー!」

(祐依ライフ5→6)

(手札2→3)

 

「ライフも手札も減った気がしないぞ…」

「これが黄色の戦術のひとつだよ姉さん」

 

黄 ネクサス

星見(ほしみ)観測所(かんそくじょ)

コスト4 軽減黄2

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:黄

Lv1・Lv2『???』

???……

Lv2『自分のアタックステップ』

自分の赤/黄のアルティメットのUトリガーがヒットするたび、自分はデッキから1枚ドローする。

 

「今ここで相棒を失う訳にはいかない…。ライフだ!」

(悠姫ライフ4→3)

(リザーブ1→2)

 

「ターンエンドです」

 

<悠姫・第七ターン>

「諦めるには、まだ早い…。スタートステップ!」

(リザーブ2→3)

(手札4→5)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ3→7)

 

「そうよ悠姫。あなたの良さは、戦う事を諦めないという強さなのだから」

「メインステップ。

 《クローフォックス》を召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ7→4)

(トラッシュ0→2)

[クローフォックス コア1 レベル1 BP3000]

 

「召喚時効果で、系統:<新生>を持つムゲンドラゴンにボイドからコア1つを乗せる!」

[ムゲンドラゴン コア1→2 レベル1→2]

 

「更にマジック《ライフチャージ》! クローフォックスを破壊してコア3つをリザーブに置く!」

(手札4→3)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ2→4)

(リザーブ2→5→6)

 

「そして《リューマン・ライトニング》、召喚!」

(手札3→2)

(リザーブ6→1)

(トラッシュ4→7)

[リューマン・ライトニング コア2 レベル2 BP7000]

 

「最後にエクス・ムゲンドラをレベル2にして、アタックステップ!」

(リザーブ1→0)

[エクス・ムゲンドラ コア1→2 BP2000→3000]

 

 お姉ちゃんの熱さが少しずつ戻ってきました。この爆発力、さっきとは大違いです。…私も気を引き締めないと。

 

「エクス・ムゲンドラでアタック! レベル2からのアタック時効果で1枚ドロー!」

(手札2→3)

 

 これは何かある。おそらく返り討ちを想定してか、はたまたこちらのアタックにブロックしてくるのか。…とにかく今は——

 

「ライフで受けます」

(祐依ライフ6→5)

(リザーブ0→1)

 

 コアブースト手段が限られている状況です。ひとつでも多くライフを落としてくれたら御の字なんですが、そうそう贅沢は言えません。

 

「よし、ターンエンドだ」

 

<祐依・第八ターン>

「こちらの第八ターンです。スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札3→4)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ2→4)

 

「メインステップ」

 

 コアが苦しくなってきました…。黄色とコア不足は一生付き合って行かなければならない頭痛の種です。紫は効率良くできるから良いものの、黄色はそうも行かないのが悩ましい。

 

「では、《小聖女ロメーダ》を召喚します」

(手札4→3)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ0→1)

[小聖女ロメーダ コア1 レベル1 BP2000]

 

「召喚時効果。手札のマジックカード、2枚目の《ディフェンスネビュラ》を捨て、2枚ドローします」

(手札3→2→4)

 

 …うん、これなら大丈夫。次はまたお姉ちゃんのライフを脅かしつつ召喚まで繋げられれば……

 

「その召喚時効果に反応して、バースト発動!」

「っ!」

「《ネオ・コールオブロスト》だ!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

「バースト効果、2枚ドロー」

(手札3→5)

 

「フラッシュの効果は使わない」

「…わかりました、続けます」

 

 続けるとは言いましたが、やはりコアがキツくて動きが鈍りますね。

 

黄 スピリット

《小聖女ロメーダ》

コスト3 軽減黄2 <楽族・星魂>『アンドロメダ座』

<1> Lv1 BP2000

<2> Lv2 BP3000

<3> Lv3 BP4000

シンボル:黄

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

自分の手札にあるマジックカード1枚を破棄することで、自分はデッキから2枚ドローする。

この効果はターンに1回しか使えない。

Lv3『お互いのアタックステップ』

自分の手札にある【トリガーカウンター】を持たないマジックカードすべてに

“【トリガーカウンター】手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。

■ヒットしたカードが黄のカードならガードとする”を与える。

 

「ちょっと安心したよ姉さん」

「…?」

「姉さんが立ち直れて」

「…落ち込んでた私が馬鹿だったんだよ。まだ不安が拭えないけど」

「なら、そんな不安も吹き飛ばすくらい叩きのめしちゃうから」

「えぇ…」

「ふふっ。観測所のコアを薔薇園に移してレベル2へ」

[星見の観測所 コア1→0 レベル2→1]

[朱に染まる薔薇園 コア0→1 レベル1→2]

 

「薔薇園、レベル2からの効果。私のメインステップ中、手札にある赤のスピリット、ブレイヴカードの持つ軽減シンボル全てを黄色としても扱います」

「っ!? 軽減シンボルの色を変えた!?」

 

《朱に染まる薔薇園》

Lv2『自分のメインステップ』

自分の手札にある赤のスピリットカード/ブレイヴカードすべての軽減シンボルすべてを黄としても扱う。

 

「それにより喚び出すのは、黄金の冠を戴く龍の皇帝!

 《皇帝龍カイゼルドラゴン》!

 レベル2にて、君臨します!」

(手札4→3)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ1→3)

 

「レベル分には薔薇園、ショコドラ、ロメーダから確保します!」

[朱に染まる薔薇園 コア1→0 レベル2→1]

[ショコドラコア 1→0 消滅]

[小聖女ロメーダ コア1→0 消滅]

[皇帝龍カイゼルドラゴン コア3 レベル2 BP13000]

 

「来たわね。“冠座の皇帝”が」

「コスト8の赤スピリットがフル軽減で…」

「ショコドラ、ロメーダ、伯爵ココ、スカイ、観測所、薔薇園。これで最大軽減です。

 そして更に召喚時効果発揮!」

「っ!」

「私のデッキトップ6枚オープン」

●オープンされたカード

・《ネオ・ケルベロード》(ブレイヴ)

・《乙女星鎧ヴァルゴブレイブ》(ブレイヴ)

・《ディーバメドレー》(マジック)

・《巨蟹星鎧ブレイヴキャンサー》(ブレイヴ)

・《幻獣神姫エキドゥナ》(スピリット)

・《アルティメット・リーン》(アルティメット)

 

「良かった。このオープンした中にあるブレイヴカード“3枚”を手札に加えます」

「…ふぁっ!?」

「《ネオ・ケルベロード》、《乙女星鎧ヴァルゴブレイブ》、《巨蟹星鎧ブレイヴキャンサー》。以上のブレイヴを手札に加え、残りは好きな順番でトップに戻しますね。

 下から《アルティメット・リーン》、《ディーバメドレー》、《幻獣神姫エキドゥナ》と戻します」

(祐依手札3→6)

●戻した順番

1番上《幻獣神姫エキドゥナ》

2番中《ディーバメドレー》

3番下《アルティメット・リーン》

 

「ぶ、ブレイヴが3枚も手札に…」

「…お疲れ様」

「か、肩ポンするな彩音! ままままだわかんないだろ!?」

「次どう凌いでくれるのか楽しみだねぇ姉さん♪」

 

赤 スピリット

《皇帝龍カイゼルドラゴン》

コスト8 軽減赤6 <星将・星魂・古竜>『冠座』

<1> Lv1 BP7000

<3> Lv2 BP13000

シンボル:赤

Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』

自分のデッキを上から6枚オープンできる。その中のブレイヴカードを好きなだけ手札に加える。

残ったカードは好きな順番でデッキの上に戻す。

Lv2『???』

???……

 

「まだシンボル1つなら…」

「そういえば先程のロメーダのドローで良いのを引いたんだ」

「…ぇ?」

「これ。皇帝龍に直接合体させるね」

(手札6→5)

夢幻の天剣トワイライト・ファンタジア

  ↓ 直接合体

皇帝龍カイゼルドラゴン(合体)

[聖天馬スカイ コア2→1 レベル4→3]

[歌姫伯爵ココ コア2→0 消滅]

(トラッシュ3→6)

[コスト:8+5=13]

[BP:13000+5000=18000]

[合体時効果:追加・発揮可能]

[シンボル:赤+黄=赤黄]

 

「………」

「アタックステップ。皇帝龍、剣刃合体アタック!」

「き、来た…!」

「闇黄剣の効果は知ってるよね?」

「祐依と祥子から嫌ってぐらい教わったからな…」

「ならもう一つ、皇帝龍レベル2の合体時効果!」

「やっぱあるのか!」

「この皇帝龍より低いBPのスピリット、アルティメットがブロックしたとき、ライフ2つをリザーブに送ってもらうよ!」

「なっ、貫通効果!?」

 

《皇帝龍カイゼルドラゴン》

【合体時】Lv2『このスピリットの合体アタック時』

このスピリットよりBPの低い相手スピリット/アルティメットにブロックされたとき、相手のライフのコア2個を相手のリザーブに置く。

 

「皇帝の威光の前に、究極だろうと平伏す。そういう事よ」

「くっ、こっちは明らかBPが足りない…」

 

 ブロックしなければ私のライフが増えてドロー+ライフ2点を飛ばし、ブロックしてもライフ2点飛ばし+回復し再度アタック。

手札にブレイヴを剥がせるカードがあれば…。

 

「リューマン・ライトニングでブロックだ!」

「ならまず回復効果から発揮させて、皇帝龍は回復。次に合体時効果により、姉さんのライフ2つをリザーブに置きます」

「守ってもライフを貫くのは、流石赤の効果だよな…!」

(悠姫ライフ3→1)

(リザーブ0→2)

 

「フラッシュタイミング!」

「っ!」

「マジック《ネイチャーフォース》! リザーブから2つと、足りないコアはエクス・ムゲンドラから1つ受け取る!」

(悠姫手札5→4)

(リザーブ2→0)

[エクス・ムゲンドラ コア2→1 レベル2→1]

(トラッシュ7→10)

 

「トラッシュにあるコア全部をリューマン・ライトニングに移す!」

(トラッシュ10→0)

[リューマン・ライトニング コア2→12 レベル2→3 BP7000→10000]

 

「更にフラッシュタイミングでマジック《ブリッツオーダー》!」

「っ! 白のマジック…」

「コストはリューマン・ライトニングから受け取る!

 カイゼルドラゴンを手札に戻させ、リューマン・ライトニングを回復させる!」

(手札4→3)

[リューマン・ライトニング コア12→5]

(トラッシュ0→7)

 

「…闇黄剣ごと、手札に戻させてもらうね」

[皇帝龍カイゼルドラゴン(合体) 手札へ]

(祐依手札5→7)

(リザーブ0→3)

 

 リューマン・ライトニングを生き残らせた…。まさかほぼ囮にしたのかな?

 

「逃がしたか…」

「そう簡単に闇黄剣はやらせないよ」

「しかし上手いこと捌いたわね」

「相棒のドローで《ネイチャーフォース》を引かなかったらそのまま負けてたかもな」

 

 …あの時手札に引き込んでいた。 少しずつ調子が戻ってきてる証拠ですね。

 

「ターンエンドです」

 

<悠姫・第九ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ7→0)

(リザーブ1→8)

 

「メインステップ。…凌ぎ切ったものの、ここから逆転は厳しいか?」

 

 確かに厳しいは厳しいかも知れません。

私のライフ5つをこの1ターンで0にしなければ、次に待っているのは幻獣神姫とアルティメットです。私の手札7枚中5枚は割れているというなか、ここからお姉ちゃんがどう動くのか。

 

「祐依の手札のうち4枚がブレイヴ、内1枚が皇帝龍。…残りの2枚は何だ…?」

 

 さて、何でしょう?

 

「………」

 

 大いに悩んでますね。

そうです。落ち込む暇や負けを想像するより、この状況を打開して、勝つ糸口を見つける方が良いに決まってます。

 

「いや、そんなことは無い。ここは頼むぞ、マジック《ネオ・ダブルドロー》! 2枚のドローに賭ける!」

(手札4→3)

(リザーブ8→6)

(トラッシュ0→2)

 

 2枚ドローとはいえほぼ賭けですね…。でもお姉ちゃんがここで賭けに出るということは……

 

「来てくれよ…っ!

 2枚…ドローだ!!」

(手札3→5)

 

「…………っ!」

 

 

 

 

 

「…如何です?」

「……皆が自分の“切り札を引いた”気持ちが少し理解できた気がするよ祐依」

「っ!?」

 

「ネクサス、《超新星の輝き》を配置!!」

(手札5→4)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ2→4)

 

「…っ!? まさかそれ、入っていたというの!?」

「璃恵とのバトルのときは引けなかったが、今回やっと引けた!」

 

 ま、まさか…、お姉ちゃんが“あれ”を持ってたなんて知らなかった…。 しかもそれを出して来たってことは、今まさに引いてきたんだ…!

 

「配置時効果。配置したターン、手札にある“こいつ”のコストを今の私のライフと同じにする! つまり、コスト1!

 ただ“こいつ”を召喚する条件として、赤のスピリットが3体いないといけない」

 

 来ますね……“三龍神”が…!

 

「リューマン・ライトニング。そしてムゲンドラゴンとエクス・ムゲンドラの相棒2人! 召喚条件は満たした!

 三龍神(さんりゅうじん)アルティメット

 《アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ》!!

 0コスト、レベル5で、召喚だ!!」

(手札4→3)

(リザーブ4→0)

[ムゲンドラゴン コア2→1 レベル2→1]

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア5 レベル5 BP30000]

 

「かつての“激突王”の切り札が、究極となって悠姫が使うことになるなんてね…」

「いくぞ! 召喚時Uトリガー!」

「っ、まさか皇帝龍の効果が裏目に出るなんて…。コスト6《幻獣神姫エキドゥナ》です」

「ヒット!!」

 

 次にエキドゥナと闇黄剣で最後かと思いましたが、勘が戻ってきたお姉ちゃんにそう上手く行かなくなりましたね。しかも、ヒットしたことで…

 

「ヒットしたコスト分、ボイドからコアをライフが5つになるまで置く!

ヒットしたコストは6! これでライフ、全回復だ!!」

(悠姫ライフ1→5)

 

赤 アルティメット

《アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ》

コスト8 軽減赤4 <三龍神・星龍>

【召喚条件:自分の赤スピリット3体以上】

<1> Lv3 BP15000

<3> Lv4 BP20000

<5> Lv5 BP30000

シンボル:極

【Uトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』

Uトリガーがヒットしたとき、トラッシュに置いたカードのコスト1につき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。(ライフは最大5まで)

【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、相手は可能ならスピリット/アルティメットでブロックする。

【クリティカルヒット】:ヒットしたカードがコスト4以下なら、さらに、BP12000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

 

赤 ネクサス

《超新星の輝き》

コスト4 軽減赤2極1

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:赤

Lv1・Lv2『このネクサスの配置時』

このターンの間、自分の手札にある系統:<三龍神>を持つアルティメットカードすべてのコストを、自分のライフと同じ数にする。

Lv2『自分のメインステップ』

系統:<三龍神>を持つ自分のアルティメットを召喚するとき、自分のアルティメットをスピリットとしても扱うことができる。

 

「最後にムゲンドラゴンとエクス・ムゲンドラをレベル2にして、バーストセット!」

[リューマン・ライトニング コア5→3]

[エクス・ムゲンドラ コア1→2 レベル1→2]

[ムゲンドラゴン コア1→2 レベル1→2 BP4000→5000]

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

 

「アタックステップ、Uジークヴルム・ノヴァでアタック! もうひとつのアタック時Uトリガー!」

「コスト6、マジック《ディーバメドレー》!」

「ヒット! 可能なら必ずブロックだ!」

「…フラッシュはありません。聖天馬スカイでブロックします」

「何もなければ…!」

「そのまま破壊されます…!」

[聖天馬スカイ 破壊]

(祐依リザーブ3→4)

 

「続けてエクス・ムゲンドラでアタック! アタック時効果で1枚ドロー!」

(悠姫手札2→3)

 

「ライフで受けます!」

(祐依ライフ5→4)

(リザーブ4→5)

 

「リューマン・ライトニングもアタックだ!」

「そちらもライフで受けます!」

(祐依ライフ4→3)

(リザーブ5→6)

 

「これで逆転!ターンエンドだ!」

 

 一気に形勢が傾きましたね…。あれを返されるとは思いもよりませんでした。

 

<祐依・第十ターン>

「スタート、ステップ」

(リザーブ6→7)

(手札7→8)

(トラッシュ6→0)

(リザーブ7→13)

 

「メインステップ。…ちょっと困りましたね」

「ドローしたのはアルティメット・リーンとかいうアルティメットだろ? 場にスピリットが存在しないのなら召喚は出来ないぞ」

「ええ。百も承知。でも…」

「…?」

 

 お姉ちゃんの超新星の輝きのように、召喚条件を補うものは黄色にもあるってことです。

 

「では。《勇神将オウ・リュート》、レベル1で召喚します」

(手札8→7)

(リザーブ13→9)

(トラッシュ0→3)

[勇神将オウ・リュート コア1 レベル1 BP4000]

 

「知らないスピリットだ…」

「このスピリットは、私の手札にある“虚神”のコストを5にします」

「っ!? そいつもコスト変えるのか!」

 

「慈悲深き、黄金の守護獣!

 《アルティメット・スフィンクロス》!

 レベル4にて、降臨!」

(手札7→6)

(リザーブ9→5)

(トラッシュ3→5)

[アルティメット・スフィンクロス コア2 レベル4 BP19000]

 

「こ、コスト10のアルティメット!? Uノヴァよりデカい…!」

「過去“6つの世界”を虚無に還し、“六楯の世界”で甦り、今究極となって“2つの世界”を護る“虚無の神”よ」

 

 感慨深いですよね…。今まで世界と敵対していたのが、今度は味方として一緒に戦ってくれるなんて。

 …と、感傷に浸るのは後にして、続行します。

 

「Uスフィンクロスの召喚時効果発揮!」

「っ!」

「私の手札にある系統:<虚神>、<想獣>を持つスピリット、またはアルティメットをノーコストで召喚します!」

「なっ、アルティメットをノーコスト召喚だと!?」

「召喚するのはもうお分かりですね!」

 

「黄金の魂、金色(こんじき)の四肢!

 黄昏の雲海を駆ける究極の聖獣!

 《アルティメット・リーン》!

 レベル5、招来!!」

(手札6→5)

(リザーブ5→1)

[アルティメット・リーン コア4 レベル5 BP21000]

 

「そして…」

「ちょ、ちょっと待て祐依!」

「? 何?」

「そのUリーン、召喚条件が“黄スピリット2体以上”って書かれてるじゃないか! でもさっきまで祐依の場にはその黄スピリット1体しかいないぞ!」

「ええ。そこはこの星見の観測所レベル1からの効果です」

 

《星見の観測所》

Lv1・Lv2『自分のメインステップ』

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このネクサスをコスト1の黄のスピリット2体として、召喚条件に数えることができる。

 

「つまりこのネクサスがUリーンの召喚条件を満たしてくれているんです」

「黄色にも便利なネクサスがあるんだな…」

「他の色だって好き勝手やってるんです。黄色だってこれぐらいやったって良いんだよ」

 

 いつもいつも「黄色は年中お花畑」なんて言われて悔しい思いしてるんですからこれぐらいは評価してほしいものです。

 

「…おほん。観測所をレベル2にしてアタックステップに入ります」

(リザーブ1→0)

[星見の観測所 コア0→1 レベル1→2]

 

「Uスフィンクロスで、アタック。アルティメットトリガー、ロックオン!」

「10とかカウンター以外どうしろってんだよ…。 コスト5、ブレイヴ《ネオ・ケルベロード》」

「ヒットですね。まず観測所の効果でドローします」

(祐依手札5→6)

 

「ヒット時効果。私のトラッシュにある黄のカード、歌姫伯爵ココを手札に戻します」

(手札6→7)

 

「回収効果!?」

「しかも“黄のカード”と、色しか限定してないからマジックだろうとアルティメットだろうと回収できる優れた虚神よ」

 

黄 アルティメット

《アルティメット・スフィンクロス》

コスト10 軽減黄3極2 <新生・虚神>

<1> Lv3 BP13000

<2> Lv4 BP19000

<3> Lv5 BP25000

シンボル:極

【召喚条件:自分の黄スピリット1体以上】

Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』

自分の手札にある系統:<虚神>/<想獣>を持つスピリットカード/アルティメットカード1枚をコストを支払わずに召喚できる。

【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、自分のトラッシュにある黄のカード1枚を手札に戻す。

 

「アタックは?」

「ライフで受ける!」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「Uリーン、アタック! “ダブル・アルティメットトリガー”、ロックオン!」

「だ、ダブル!?」

「悠姫、Uリーンが持つトリガーよ。2枚めくりなさい」

「に、2枚か…。…コスト4《アルティメットウォール》とコスト5《爆烈十紋刃》」

「“ダブルヒット”です!」

「普通のヒットと違うのか?!」

「クリティカルヒットみたいなものだよ。先に観測所の効果で2枚ドローするね」

(手札7→9)

 

「ヒット効果。ムゲンドラゴンとリューマン・ライトニングを指定! このバトルの間、その2体はブロックできません!」

「何っ!?」

「起き上がられても困るからね」

「でも、まだ1点なら…」

「Uリーン、レベル5の効果!」

「っ!」

「Uリーンに黄シンボルを1つ追加します! つまり…」

「黄と究極のダブルシンボル!?」

 

黄 アルティメット

《アルティメット・リーン》

コスト6 軽減黄3 <新生・想獣>

<1> Lv3 BP11000

<2> Lv4 BP15000

<4> Lv5 BP21000

シンボル:極

【召喚条件:自分の黄スピリット2体以上】

【WUトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

ヒットしたUトリガー1回につき、相手のスピリット/アルティメット1体を指定する。

指定したスピリット/アルティメットはブロックできない。

【ダブルヒット】:Uトリガーが2回ヒットしたら、さらに、このターンの間、自分のアルティメットすべては、BPを比べ破壊されたとき、回復状態でフィールドに残る。

Lv5

このアルティメットに黄のシンボル1つを追加する。

 

「ま、まさかアルティメットがダブルシンボルになるなんて……ライフだ!」

(悠姫ライフ4→2)

(リザーブ1→3)

 

「ライフ減少でバースト!《救世神撃覇》!

 BP6000以内のオウ・リュートを破壊!」

「むう。いいですよ」

{悠姫バースト:セット→発動}

[勇神将オウ・リュート 破壊]

(祐依リザーブ0→1)

 

「追加でコストを支払って、1枚ドローだ!」

(リザーブ3→2)

(トラッシュ4→5)

(手札3→4)

 

「バーストは…無い」

「成程。ならこれでターンエンドです」

 

<悠姫・第十一ターン>

「まだやれる…。スタートステップ!」

(リザーブ2→3)

(手札4→5)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ3→8)

 

「これなら…! メインステップ。

 召喚、《リューマン・ファンタジスタ》!」

(手札4→3)

(リザーブ8→3)

(トラッシュ0→4)

[リューマン・ファンタジスタ コア1 レベル1 BP5000]

 

 う~ん、ちょっとまずいのが来てしまいましたね…。

 

「更に召喚、《メテオドライアン》レベル2! レベルにはムゲンドラゴンから受け取る!」

(手札4→3)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ4→6)

[ムゲンドラゴン コア2→1 レベル2→1]

[メテオドライアン コア2 レベル2 BP6000]

 

「アタックステップ。開始時にリューマン・ファンタジスタの効果発揮! トラッシュのコア全部を系統:<竜人>を持つスピリット、アルティメットへ好きなように置かせてもらう! 置くのはリューマン・ファンタジスタに全部だ!」

(トラッシュ6→0)

[リューマン・ファンタジスタ コア1→7 レベル1→3 BP5000→11000]

 

「更にレベル2からの効果、私の場のアルティメット1体につき、系統:<竜人>スピリットすべてのBPをプラス5000!

 こっちのアルティメットはUジークヴルム・ノヴァがいる。よってファンタジスタとライトニングは5000アップ!」

[リューマン・ファンタジスタ BP11000+5000=16000]

[リューマン・ライトニング BP10000+5000=15000]

 

赤 スピリット

《リューマン・ファンタジスタ》

コスト7 軽減赤2極2 <護将・竜人>

<1> Lv1 BP5000

<3> Lv2 BP7000

<5> Lv3 BP11000

シンボル:赤赤

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

ステップ開始時、自分のトラッシュのコアすべてを、系統:<竜人>を持つ自分のスピリット/アルティメットに好きなように置く。

Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

自分のアルティメット1体につき、系統:<竜人>を持つ自分のスピリットすべてをBP+5000する。

 

「………」

 

 …どうやら誰からアタックするか迷っているみたいです。確かに、ここでアタックする順番を間違えると返しでこちらが有利になります。

 要のUノヴァのブロック強要は、UリーンもUスフィンクロスも疲労しているためライフ1点以外は意味無し。

ファンタジスタでアタックするならライフ2点を狙えなくはない。しかし、私の手札に防御系のマジックが無ければの話です。

エクス・ムゲンドラ、メテオドライアンなら、ドローを狙えます。

 

「…リューマン・ファンタジスタで、アタック!」

 

 ライフを優先してきましたね。

 ……でも…!

 

「フラッシュタイミング!」

「っ!」

「マジック《シンフォニックバースト》を使用します!」

(祐依手札9→8)

(リザーブ1→0)

(トラッシュ5→6)

 

黄 マジック

《シンフォニックバースト》

コスト3 軽減黄2

【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】

このバースト発動時に破壊された、自分のトラッシュにあるコスト5以下のスピリットカード1枚を手札に戻す。

その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ:

このバトルが終了したとき、自分のライフのコアが2個以下なら、アタックステップを終了する。

 

「このバトルが終了したとき、私のライフが2つ以下ならアタックステップを強制終了させてもらいます!」

「何!?」

「もちろんライフで受けます!」

(祐依ライフ3→1)

(リザーブ0→2)

 

「ライフ減少によりバースト発動!」

「こ、ここでか!?」

「バースト、《絶甲氷盾》です!」

「ずっと伏せてたのはそれだったのか…!」

「ライフ回復の目処が立ってたからなかなか使う機会がなかっただけだよ。ライフ1つ回復して、フラッシュは使わないね」

{祐依バースト:セット→発動}

(祐依ライフ1→2)

 

「ライフが2つだから、アタックステップは強制終了だよ」

「くっ…ターンエンドだ…」

 

<祐依・第十二ターン>

「ラストターンになりそうだね。スタートステップ」

(リザーブ2→3)

(手札8→9)

(トラッシュ6)

(リザーブ3→9)

 

「メインステップ。まずは、さっき回収した《歌姫伯爵ココ》。0コスト、レベル2でアンコール!」

(手札9→8)

(リザーブ9→7)

[歌姫伯爵ココ コア2 レベル2 BP8000]

 

「更に、究極へと到りし大天使

 《アルティメット・ミカファール》!

 レベル4、降臨!」

(手札8→7)

(リザーブ7→2)

(トラッシュ0→3)

[アルティメット・ミカファール コア2 レベル4 BP14000]

 

「最後にUスフィンクロスをレベル5にして、アタックステップに入ります」

(リザーブ2→1)

[アルティメット・スフィンクロス コア2→3 レベル4→5 BP19000→25000]

 

「伯爵ココの効果。私の黄アルティメットのコストをプラス2します」

[アルティメット・リーン コスト6+2=8]

[アルティメット・ミカファール コスト6+2=8]

[アルティメット・スフィンクロス コスト10+2=12]

 

「Uミカファール、アタック! アルティメットトリガー、ロックオン! こちらのコストは8です!」

「くっ…!」

「ヒットしたら間違いなくアレが来るわよ悠姫」

「解ってるさ。……っ! コスト7、《アルティメット・ジークフリーデン》だと!?」

「おっと危なかった…。とにかくヒット! 伯爵ココと観測所の効果でドロー!」

(祐依手札7→9)

 

 ここでお姉ちゃんは、カウンターでミカファールをどうにかしない限り、ここで詰みます。

 

「…………フラッシュは、無い」

「ならこちらのフラッシュタイミング。マジック《アルティメットプラズマ》をノーコストで使用します」

(祐依手札9→8)

 

「姉さんのスピリット2体、エクス・ムゲンドラとリューマン・ライトニングをデッキボトムへ戻してもらいます」

「くそっ、すまない相棒達…」

[エクス・ムゲンドラ デッキボトムへ]

[リューマン・ライトニング デッキボトムへ]

(リザーブ0→5)

 

「そして2体戻したので2枚ドロー。

 Uミカファールのヒット時効果。姉さんのスピリットをバウンスしたため、ライフ1つをリザーブへ置いてもらいます」

(祐依手札8→10)

(悠姫ライフ2→1)

(リザーブ5→6)

 

「アタックはどうしますか?」

「ムゲンドラゴンでブロックするしかない…!」

(悠姫リザーブ6→7)

 

 本当ならUリーンアタック、WヒットからのUミカファール特攻でも良いかと思ったんですが、Uプラズマのコスト上先に使ってしまわないと腐る可能性極大ですからね。

 

「続いてUリーン、アタック! ダブルアルティメットトリガー、ロックオン! こちらもコストは8です!」

「——コスト4、マジック《ネオ・ダブルドロー》。コスト4、マジック《アルティメットイレイザー》…!」

「ダブルヒット! 伯爵ココで1枚、観測所で2枚ドローします!」

(手札10→13)

 

「ヒット時効果により、Uノヴァとメテオドライアンには黙っていてもらいます!」

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ ブロック不能]

[メテオドライアン ブロック不能]

 

「ブロッカーが…!」

「終わりです。Uリーンは、ダブルシンボル!」

 

「くっそぉ…届かなかったかぁ…!」

 

(悠姫ライフ1→0)

 

 

 

〔winner!! 緋立 祐依〕

 

 

 

 

 

「お疲れ様姉さん。Uノヴァを出されたとき、ちょっとヒヤッとしたよ」

「お疲れ。はぁ…、敵わなかったか…」

「悠姫も段々火が点いてきたじゃない。デッキの割にはなかなかだったわ」

「…それは褒められてるのか?」

「半々ぐらいよ。さぁ、まだ調教は始まったばかりよ!」

「だから調教って言うな!」




さて二戦目は祐依の黄+赤でした。赤要素ほぼ無いのは未完成だからです(震え声)
黄色使いもっと増えろ。
構築済みデッキ【新たなる太陽】も発売されました。
「なぜブロンズ・ヴルムなんだ? ゴールドとかじゃないのか!?」と思ったのは私だけではない…ハズ。


どうでもいいことですが
朱に染まる薔薇園を「薔薇園(ばらぞの)」と頑なに言い張るのは自分だけでしょう。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。