バトルスピリッツ スターティング・ゼロ 作:謙虚なハペロット
今回からどうにも会話が多くなってしまいそうです。
界放祭に行かれた方々お疲れ様でした。
作者は行けておりませんで…。
※一部ミスを発見していただいたためかなり修正致しました。大変申し訳ありませんでした。
これで大丈夫かと思いますが、おかしくなっているようでしたらまたご指摘ください。
——戻ってカードショップ縁。
朔耶との対戦終了後……
「いやぁ負けた負けた!悠姫ちゃん初心者ってホント?」
対戦を終え、お互い片付けをしてる最中、朔耶さんからそんなことを聞かれた。
「始めてまだそんなには…」
「へぇ。なら悠姫ちゃんにはセンスがあるんだなきっと」
「そう、ですかね…」
「そうだよ。あるある♪」
朔耶さんが言うには、初心者や中級者の大体はカード知識が増えてきた頃、注意すべきカードの知識を入れはじめる。その解り易いカードとして《氷循の守護者オーシン》、《獣の氷窟》、青の《オリンスピア競技場》などが挙がる。これを見て消極的になり、追い込まれて行き……と言った具合。
それに物怖じせず突っ込んでくる私の行動を見て、初心者では無いんじゃ?と思ったらしい。…そりゃあまぁ、物怖じする間も無いくらいボコボコにされましたから…。
「悠姫さんのスパルタ特訓は実を結んだということですわねぇ」
「前、悠姫を初めて見た時は妹さん達にボロ負けしてたのにね」
「うぐ…」
ま、まぁ…それだけ甲斐があったって事。放置していたらマズいものに真正面からぶつかり合わされたんだ、覚えもするし対処方も学ぶさ。
「あはははっ♪ 悠姫ちゃんの実力なら“称号戦”に出ても大丈夫だね」
「…称号戦?」
称号戦…って何だ? 祐依や彩音がよく言う“チャンピオンシップ”とかとは違うんだろうか?
「あら、もうそんな時期でしたの」
「うん。今回はアルティメット環境になってることだし、私も気を引き締めて行かなきゃね」
「ならばわたくしもデッキの調整をしなくてはなりませんわねぇ」
…話ぶりからしてチャンピオンシップに並ぶ有名な大会なのか? 祐依や彩音達は何も言ってなかったが。
「朔、沙織。称号戦って何? 悠姫と私に解りやすく説明してほしいな」
「あや、まだ楓華に教えてなかったか」
「悠姫さんはマリアや祐依さんから聞いていらっしゃるかと思っていたのですが…」
い、いや、その…。しばらく腐ってたから情報も何もあったもんじゃなかったんです、はい…。
「ふむふむ。なら簡単に説明致しましょう!」
「ご説明致しますわ!“称号戦”とは———」
「うちの真桜や璃恵ちゃんとかが持ってる“二つ名”をもらえる大会よ〜」
「うおっ、菫さん…」
「「台詞取られたぁ〜!」」
「…ありがとうございます店長さん」
菫さんいつの間に…。いつも通りのフワフワした笑顔で私の隣の席に座る。
…とにかく、“二つ名”って璃恵とか彩音が言ってる“白銀”とか“紫蓮”のことか。…正直なところいらないんだが、その二つ名を得る事で何か得するんだろうか?
「しょ、称号戦h「後のチャンピオンシップで〜、有利になれるのよ〜」また取られたぁー!」
また説明を取られ朔耶さんが悶絶する。…菫さん、笑顔で容赦無いな。
「ゆ、有利な点h「その称号を持っていると〜、チャンピオンシップでシード枠の優先キップが貰えるのよ〜」わたくしまでぇ…」
今度は琴識先輩が説明を取られ悶絶。…もう全部菫さんに言わせれば良いんじゃないかな。
「その大会はね〜、“バトスピ界のカリスマ”、“ジャスティス立花”さんが提唱した新要素でね〜。
その大会で優勝すると、“ハイランカーパス”と銘が刻まれた“称号パス”が貰えるの〜。
その称号は、チャンピオンシップのマスタークラスとスタンダードクラスの優勝と同じ価値があるのよ〜。
チャンピオンシップは年一回だけど、称号戦は春と秋に一回ずつあるの〜」
…チャンピオンと同じ価値って、うちの知り合いはどいつも化け物ってことかよ…。
称号、二つ名を持ってる人を整理してみよう。
白鐘 璃恵 『白銀・銀嶺』
澪紫 彩音 『紫蓮』
翠乃 真桜 『緑迅』
青凪 麗奈 『蒼穹』
嚇蓬院 マリア 『絳焔』
…あとは……
「言っちゃってもいいかしらね〜?」
「?」
「祐依ちゃんも称号持ってるのよね〜」
「……してん、とか?」
「あら〜知ってたの?」
「なっ!? 祐依さんって称号持ちでしたの!?」
「そうよ〜。
ああ、あの時彩音が言ってたの本当だったのか。祐依が天霊を使うから勝手に付けたものだと思ったが…。
緋立 祐依 『熾天』
「私は夏の
「わたくしも目指せ称号『射手座』ですわぁ!」
「えぇ〜沙織ちゃんちょっとそれはキツ過ぎなんじゃないの?」
「そんなことありませわぁ! ジャスティスやギャラクシー、マジカルスターにも認められる使い手として邁進し続けますわぁ!」
…一部の称号は、その…カリスマ?とかいう人達に認められた人へ直々に付けてくれるとか。
特に琴識先輩が言った『射手座』とか特別なものがそうらしい。
「私ならやっぱ『剣聖』かなぁ」
「……悠姫は出るとして何かある?」
「えっ? う〜ん、特には…」
「え〜勿体ない! 悠姫ちゃんなら狙えるって!」
本音を言うと、称号に興味が無い。
私が気にかけるのは、その大会に“璃恵が出るかどうか”だ。
「………」
「…♪ 悠姫ちゃんの目的は璃恵ちゃんかしら〜?」
「っ!」
菫さんに見抜かれたか…。
「ん? そのリエって娘、悠姫ちゃんの好きな娘?」
「す、好きって訳じゃあ…」
「ふむふむ、脈ありと」
「朔…」
と、とにかく、璃恵が出るとなれば出ない手は無い。普通に連戦を重ねれば良いという訳じゃなく、何と言うか…。
———夕方、縁からの帰り道。
結局、その称号戦に出るか出ないかは保留という事に。
あの後、琴識先輩、楓華さん、朔耶さんと数度対戦。…結果は最初と比べぎりぎりどころか負ける回数が増えた。
璃恵の話題が出されたから…と、言い訳してみる。
「………はぁ」
せっかく良い調子だったのが、璃恵の名前を出されただけでこれは、祐依や彩音に叱られそうで怖い。名前出されるだけで動揺するとか何処の少女漫画だー!って
「あら、お帰りなさい。お姉様」
家の前まで着くと、誰かが立っていて……路肩にはリムジンが停まっている。
優雅に微笑みこっちに軽く会釈するその人物は———
「間燈さん?」
「はい。妹の間燈もとい緋立 桜ですよ♪」
「祐依が聞いたら激怒もんだぞ…」
間藤さんだった。…まさか今まで待ってたのか?
「いいえ、先程着いたんです。お母様にお伺いしたところ、縁に出かけているとのことでしたので。そこに戻ってこられたと」
「なるほどね」
「はい」
なら良かった。待ちぼうけさせる訳にはいかない。
リムジンって時点でいくらか察してもらえていると思う。前にも言ったと思う、間藤さんは良いとこのお嬢様だって。
「んじゃ上がってく?」
「はい。ではちょっとお待ちを」
そう言って、待たせているリムジンの運転席側に近付き、運転手に何か言っている。…そして、間藤さんに、次に私に軽く会釈するとゆっくりと走り出し、そのまま帰って行った。
「お待たせしました」
用が済んだみたいなので二人で我が家に入る。…そういえば間藤さんを家に招くのいつぶりだったかな。
「ただいま」
「お世話になります」
……ん?
「お帰り〜。あ、悠姫。桜ちゃん今日泊まるから」
「はっ!?」
「部屋は悠姫と相部屋ね」
「えっ!?」
「あ、祐依はまだ帰ってないからね」
祐依はまだ出掛けてるのか。…いやいやそれより泊まるなんて聞いてないんだけど。今言った?知らんがな!
「………」
「ふつつか者ですが、よろしくお願いしますねお姉様♪」
「嫁入りかっての」
今の祐依に聞かれたらどうなるか———
「嫁入り…?」
「っ!?」
「あら祐依さん、お帰りなさい」
いつの間にか祐依が帰宅していて私らの背後に。…しかも目が座ってて赤黒い血みたいなオーラを纏っているように見える。
「ただいまお母さん。……で、桜さん。誰が嫁入りだって?」
「悠姫さんへ、私が♪」
「あ゛?」
「お、落ち着け祐依。いつもの冗談だから…」
祐依の赤黒い怒りオーラが更にドス黒くなっていってるように見える。いつも軽く受け流す祐依が今日は流さないな。どうしたんだ?
「珍しいですねぇ。何かあったんですか?」
「………」
「祐依…」
不意に視線を逸らす祐依。不機嫌な表情は変えない。度々少し機嫌を損ねることはあったが、こんな露骨に不機嫌を表したのは初めて見た。
「……ごめんなさい。先にシャワー使わせてもらいます」
「祐依…」
「頭冷やしてきます」
「っ…」
そう言い残し、この場を後にする祐依。
「…ちょっとタイミングが悪かったみたいですね。申し訳ありません」
「いや、大丈夫。間燈さんは悪くないから…」
しばらくした後、祐依が戻り4人での夕食となった。まだ祐依は虫の居所が悪いかと思ったが、幾分良くはなったよう。
さっきの態度を私らに謝罪し、母さんに罰として濡れた髪をぐっしゃぐしゃにされた。
「か、髪が…」
「たくさんドリルにされなかっただけ有り難く思いなさいね〜」
「す、すみませんでした…」
「うむ。悠姫、梳かしてやりなさい」
「はいはい」
祐依の髪は長いから直すのにちょっと手間が掛かる。その間に間燈さんも母を手伝って配膳してくれる。本来はお客にやらせるものじゃないんだが間燈さんが「妹として当然」と言う。
「お姉ちゃんの妹は私だけですから」
「私は頭に義が付きますから♪」
「んなもん認めません」
「あーその場合どっちが上でしょうね?」
「場合など塵すら無いですけど私が上で、桜さんが下です」
「……」
「娘が何人増えるか楽しみね♪」
「母さん…」
間近で聞かされている私の気持ちになってくれ…。
———そして夕食が終わり、風呂に入って自室でゆったり。
私の部屋には布団が二組。一つは母さんが間燈さんの為に用意してくれたもの。もう一つは……
「お姉ちゃんと桜さんを二人きりにさせるのを私が許すとでも?」
「あらあら♪」
「………」
まぁ、何でもいいけれど…。
「でさ、間燈さん」
「はい?」
「ただうちに泊まりに来た訳じゃないんだろ?」
「はい。ちゃんと目的がありますよ」
だろうな。単に泊まりにくるぐらいなら前日になり何なり入れるのが間燈さんだ。…突発的なら何かしらの目的があってやるのも間燈さんだから何とも言えんけど。
「実は…」
と言いつつ持ち込んだバッグを漁りはじめる間燈さん。そして取り出したのは……
「ぱんぱかぱ〜ん♪」
「あ、それ…」
バトルスピリッツのロゴマークが入った、紫のデッキケース。…まさか本当にバトスピ始めたのか。
「私もバトスピを始めまして」
「おお」
「それでお姉様の手助けになればと」
「私の?」
「はい。落ち込まれているお姉様をただ見ているだけは辛いものがありました。私も何か助けになればと思ったんです。
知り合いの方が、相手の事を知りたいと思ったのなら、まず同じ場所に立て、と。
お姉様…悠姫さんや祐依さんと同じ場所に立たなければ、悠姫さんの痛みも苦悩も理解出来ない」
間燈さんの目は真剣だ。…私なんかのために。
「だから私は、ただただ待つのは止めました。
他の誰でもない、悠姫さんが苦しんでいるんですから」
……でも遅かったみたいです。余計なお世話になってしまいましたね」
そう言って困ったような笑顔を見せる間燈さん。私の為になんて…。間燈さんにまでかなり心配かけてしまったな。
「そんな、余計な事なんて絶対ない」
「………」
「こんな私のために間燈さんがそこまで考えてくれたんだ。正直…その、すごく嬉しい。…ありがとう、“桜”」
「っ! …はい!」
今の私が桜にどう恩返しすればいいか解らない。ただ、小さな事でへこたれてた私がとてつもなく恥ずかしくなってきた。…情けないなまったく。
「ご心配おかけしました。私は何とか立ち直ったからさ」
「そうみたいですね。本当に良かった」
「祐依や彩音、桜も含めて皆に喝入れられたからね。やり方はまぁ…」
「ああでもしないと、お姉ちゃんうじうじしっぱなしじゃない」
「…それは何も言い返せないな」
「ふふっ♪」
…私は良い友人と巡り逢えたな。
ここ最近は色々あって、わちゃわちゃしてた。変わった人が多いけど、知り合いも昔と比べてドッと増えた。ある意味激動って感じかな。
「あ〜、桜」
「はい。何でしょうお姉様♪」
「…その呼び方続けんの?」
「はい、続けますよ♪ 祐依さんへのイヤミも含めてですけど♪」
「あ?」
「………」
まったく、真剣味が吹き飛んでしまった。まぁ私らがシリアスな話は似合わないわな。
「とにかく、お詫びにならないかもしれないが、私と対戦しないか?」
「はい。喜んでお受けいたします」
よし。そうと決まれば準備だ。一旦敷いた布団を片してテーブルを出してっと…。
緋立 悠姫
【赤アルティメット】
VS
間燈 桜
【???】
「対戦していただくのは良いとして…」
「ん?」
「賭けるものが無くなってしまいましたね」
「賭けって」
「いえ、金銭や物ではなくて。私が勝ったら、お姉様に名前で呼んでもらおうかなと」
「ああ…」
「でも、もう叶ってしまいましたし、どうしましょう?」
いやまぁ、無理して賭けなくても良いんじゃないか? お互い楽しむのが一番だし。
「あ!では賭けじゃなくてお願いを1つ聞いていただくのはどうでしょう?」
「ん? まぁいいんじゃないかな。叶えられる範囲だけど」
「十分です♪」
「お姉ちゃんまた内容も聞かずに承諾して…」
<桜・先攻第一ターン>
「そうと決まれば先手はもらっちゃいますね♪ スタートステップ♪」
(リザーブ4)
(手札4→5)
「あ!桜さん勝手に…」
「まぁそう怒るな祐依。璃恵達よか全然マシだから」
「…そうですね」
いつの間にかサイコロ3つ握ってたりするからなあいつら。
「ふふふ♪ ではメインステップに入ってまずは……」
ニコニコして楽しそうだなぁ…。
祐依はちょっと不機嫌顔だが。
「ではネクサスの《魂の古都ジュデッカ》を配置しますね」
(手札5→4)
(リザーブ4→1)
「っ!」
「…? どうした祐依」
「いえ。……またえげつないというか、お似合いというか」
「このデッキアドバイスと対戦構築指導は彩音さんですから♪」
彩音監修ってまた、とんでもないな…。祐依の表情が変わったところを見ると一層注意が必要になるな。
「バーストをセットして、《リビング・ガーゴイル》を出しましょう」
(手札4→2)
{バースト:無し→セット}
(リザーブ1→0)
[リビング・ガーゴイル コア1 レベル1 BP1000]
「0コストのスピリット…?」
「はい。これで終了しますね」
紫 スピリット
《リビング・ガーゴイル》
コスト0 軽減無し <魔影>
<1> Lv1 BP1000
<2> Lv2 BP2000
<4> Lv3 BP4000
シンボル:紫
Lv1・Lv2・Lv3
カードが下にある相手のスピリットすべては合体できない。
Lv2・Lv3
【毒刃】を持つ自分のスピリットがいる間、このスピリットはアタックできず、相手の効果で破壊されず、手札/デッキに戻らない。
紫 ネクサス
《魂の古都ジュデッカ》
コスト3 軽減紫2
<0> Lv1
<1> Lv2
シンボル:紫
Lv1・Lv2『お互いのアタックステップ』
バトルしている【毒刃】を持つ自分のスピリットは、色を無いものとして扱い、BPを比べ破壊されたとき疲労状態でフィールドに残る。
Lv2
相手が、相手のスピリット/アルティメットを消滅させたとき、
そのスピリット/アルティメットの下にあるカード1枚につき、相手は、相手の手札1枚を破棄する。
<悠姫・後攻第二ターン>
「紫のカード最近見てなかったからなぁ…。スタートステップ」
(リザーブ4→5)
(手札4→5)
「メインステップ。召喚、《リューマン・インフィニティ》。レベル1」
(手札5→4)
(リザーブ5→0)
(トラッシュ0→3)
[リューマン・インフィニティ コア2 レベル1 BP3000]
「1つ余分に置いとかないとな」
「経験が活きましたね」
「バーストセットでアタックは…どうするか」
(手札4→3)
{バースト:無し→セット}
はっきり言って紫相手に勝率が悪い。まぁほぼ彩音なんだが、紫を使う人って手が読みにくいと言うか…。破壊だけじゃなく消滅にも気を使わなきゃならないし。
「…アタックはせずターンエンド」
「あら、しないんですか」
「彩音のトラウマがあるからな…」
<桜・第三ターン>
「ではスタートステップ」
(リザーブ0→1)
(手札2→3)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ1→4)
「メインステップ。ここで《堕天騎士タムズ》を出しますね」
(手札3→2)
(リザーブ4→1)
(トラッシュ0→2)
[堕天騎士タムズ コア1 レベル1 BP3000]
「召喚したときに、1枚引かせてもらいます」
(手札2→3)
「そして、コア1つをジュデッカに置いてレベル2にします」
(リザーブ1→0)
[魂の古都ジュデッカ コア0→1 レベル1→2]
「ではアタックステップに入ります。タムズでアタックです」
来たか。“堕天騎士”っていかにも彩音が使いそうな名前のカードだが、彩音が使えって言ったのかな?
「ここでタムズの効果発揮です」
「むっ」
「“【毒刃:1】”です。お姉様のデッキの1番上のカード1枚を、裏向きでお姉様のスピリット、もしくはアルティメット1体の下に置きます」
「何っ」
[リューマン・インフィニティ 毒1]
紫 スピリット
《堕天騎士タムズ》
コスト3 軽減紫1 <魔影>
<1> Lv1 BP3000
<2> Lv2 BP4000
シンボル:紫
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
自分はデッキから1枚ドローする。
Lv1・Lv2【毒刃:1】『このスピリットのバトル時』
相手のデッキの上からカード1枚を裏向きで相手のスピリット/アルティメットの下に置く。
下のカードはそのスピリット/アルティメットがフィールドを離れるとき破棄する。
「毒か…」
「今は特に何もありません。どうされますか?」
「…ライフで受けるか」
(悠姫ライフ5→4)
(リザーブ0→1)
「ターン終了です。まず1点ですね♪」
やはり紫の相手はどうもやりづらい。何を狙っているのかイマイチ掴みにくい。…と、それよりも
「祐依」
「はい」
「このインフィニティの下に置かれたカードって…」
「それの内容を確認することはできませんよ」
「了解した」
てことはどうにかしないとずっと残り続けるってのか。
<悠姫・第四ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ1→2)
(手札3→4)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ2→5)
「メインステップ。…召喚、《リューマン・ドシャット》。レベル1」
(手札4→3)
(リザーブ5→4)
[リューマン・ドシャット コア1 レベル1 BP1000]
…どうする。アルティメットを出すか? しかしあの毒がアルティメットにまで効くとなると下手に展開してどうなるか。
「…召喚、《紅炎竜ヒノコ》。レベル4」
(手札3→2)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→3)
[リューマン・インフィニティ コア2→1]
[紅炎竜ヒノコ コア2 レベル4 BP12000]
「アタックステップ」
悩んでいてもしょうがない。赤の本質は攻めにアリだ。
「Uヒノコでアタック。Uトリガー」
「はい。…《堕天騎士アリオク》、コスト4のスピリットカードです」
「ヒット。さて…」
「ではトリガーカウンターを使います」
「っ!」
「カウンターブレイヴ。稲妻の星馬、《護星鎧エク・レウス》をタムズに直接合体させるよう召喚します」
(桜手札3→2)
[魂の古都ジュデッカ コア1→0 レベル2→1]
(トラッシュ2→3)
護星鎧エク・レウス
↓ 直接合体
堕天騎士タムズ(合体)
[コスト:3+3=6]
[BP:3000+5000=8000]
[合体時効果:追加]
[シンボル:追加無し]
「申し訳ありませんが、バトル中であるお姉様のコスト5以下アルティメット1体を破壊させていただきます」
「なんと…。ヒットが裏目になったな…」
[紅炎竜ヒノコ 破壊]
(悠姫リザーブ0→2)
「彩音さんから、立ち上がりを崩せと助言を授かりましてね♪」
「余計な事を…。ならインフィニティでアタック。アタック時効果で1枚ドロー」
(悠姫手札2→3)
「そのアタックに、バーストを開きます!」
「なっ、アタック後バースト!?」
「《堕天騎士オルクス》、バースト召喚です!」
{桜バースト:セット→発動}
「オルクスにはリビング・ガーゴイルからコアを貰い、レベル1とします」
[リビング・ガーゴイル コア1→0 消滅]
[堕天騎士オルクス コア1 レベル1 BP5000]
「オルクス召喚後、私のスピリット3体の【毒刃】を発揮させます。【毒刃】を発揮させられるのはタムズのみです。なのでタムズの【毒刃】発揮!」
紫 スピリット
《堕天騎士オルクス》
コスト7 軽減紫4 <魔影>
<1> Lv1 BP5000
<2> Lv2 BP7000
<5> Lv3 BP11000
シンボル:紫
【バースト:相手のスピリット/アルティメットのアタック後】
このスピリットカードを召喚する。
その後、自分のスピリット3体の【毒刃】を発揮させる。
Lv2・Lv3【毒刃:1】『このスピリットのバトル時』
相手のデッキの上からカード1枚を裏向きで相手のスピリット/アルティメットの下に置く。
「タムズの毒刃は1ですが、エク・レウスの合体時効果が続きます」
「ここで…?」
「毒刃でカードを置く枚数を1枚増やします。よって2枚を…ど…
「桜さん汚い。ドシャットだから」
「あらごめんなさい。ドシャットに2枚毒を仕込みます」
[リューマン・ドシャット 毒2]
紫 ブレイヴ
《
コスト3 軽減紫2 <魔影・星魂>『子馬座』
<1> Lv1 BP2000
<0> 合体 +5000
シンボル:無し
【トリガーカウンター】
手札にあるこのブレイヴカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に召喚できる。
召喚後次の効果を発揮する。
■バトルしているコスト5以下の相手のアルティメット1体を破壊する。
【合体条件:【毒刃】を持つ】
【合体時】
このスピリットの【毒刃】で置くカードの枚数を+1枚する。
「こいつ…合体条件が毒刃って緩すぎじゃないか?」
「合体時の効果が毒刃持ちにしか意味が無いから妥当だと思うよ」
これが顰蹙食らうような性能だったらどうなるんだろうか? まぁ今考えることじゃないな。
「アタックはライフで受けます」
(桜ライフ5→4)
(リザーブ0→1)
「ターンエンドだ」
(お姉ちゃんも桜さんもお互い1点。でもこの場合、桜さんに流れがある。…毒に蝕まれる前にお姉ちゃんが気付けるかどうか)
<桜・第五ターン>
「スタートステップです」
(リザーブ1→2)
(手札2→3)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ2→5)
「メインステップ。まずはバーストをセットしまして…」
(手札3→2)
{バースト:無し→セット}
「《暗極天イブリース》をレベル3で出します」
(手札2→1)
(リザーブ5→2)
(トラッシュ0→2)
[暗極天イブリース コア1 レベル3 BP4000]
うちの炎極天と同じアルティメットか。…手札からのバーストを警戒しないとな。
「イブリースの召喚時に、1枚引かせてもらいますね」
(手札1→2)
紫 アルティメット
《
コスト4 軽減紫2極1 <次代・冥主>
【召喚条件:コスト1以上の自分のスピリット1体以上】
<1> Lv3 BP4000
<3> Lv4 BP7000
<5> Lv5 BP10000
シンボル:極
Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』
自分はデッキから1枚ドローする。
【Uハンド:紫】Lv3・Lv4・Lv5
自分の手札にある紫のカードがバースト条件を満たしたとき、そのバーストを手札から発動できる。
「そしてタムズとジュデッカをレベル2にして、メインステップを終わります」
(リザーブ2→0)
[堕天騎士タムズ コア1→2 レベル1→2]
[魂の古都ジュデッカ コア0→1 レベル1→2]
「次にアタックステップに入って、タムズで合体アタックです。バトル時、エク・レウスの効果を合わせて毒を2つインフィニティへ置きます」
[リューマン・インフィニティ 毒1→3]
「毒が回る…」
「さて、アタックはどうしますか?」
「ライフで受ける!」
(悠姫ライフ4→3)
(リザーブ2→3)
「ライフ減少でバースト! マジック《エナジーバースト》!」
{悠姫バースト:セット→発動}
「合計BP7000まで桜のスピリットを好きなだけ破壊する! ただ破壊できるのはオルクスだけだがな」
[堕天騎士オルクス 破壊]
(桜リザーブ0→1)
「更に追加コストを支払って、タムズに合体しているエク・レウスを破壊する!」
(悠姫リザーブ3→0)
(トラッシュ2→5)
[護星鎧エク・レウス 破壊]
「それならばオルクスの破壊に、私のバースト発動です!」
「っ!」
「闇へ染まりし黄金の騎士。
《アルティメット・ランスロット》!」
{桜バースト:セット→発動}
「まず私のトラッシュにある系統:<魔影>のスピリット、《堕天騎士アリオク》をコストを支払わずに召喚します。リザーブとジュデッカから受けとって、レベル2とします」
(リザーブ1→0)
[魂の古都ジュデッカ コア1→0 レベル2→1]
[堕天騎士アリオク コア2 レベル2 BP4000]
「この効果発揮の後、究極の黒へと染まりし“湖の騎士”は姿を現します!」
[堕天騎士タムズ コア2→1 レベル2→1]
[アルティメット・ランスロット コア1 レベル3 BP7000]
「ランスロット…。あのアーサー王を裏切った円卓の騎士最強の一人か」
「…お姉ちゃんってそういうの好きだよね」
「円卓の騎士だったりアーサー王ってのは良く耳にするだろ。気になったら知りたくなるじゃないか」
周りに…璃恵や友人数人が良く話すからな、アーサーだの何だのと。…それにたしかブレイヴにペンドラゴンってのが気になったからな。調べたくもなる。
「ふふっ、アタックステップはまだ継続中ですよお姉様。Uランスロットでアタックです」
強く出たな…。だがこれはある意味チャンスでもある。ここをドシャットに守ってもらって立て直しを……
「ドシャットでブロ——」
「堕天騎士アリオク、レベル2からの効果が発揮中です」
「っ!?」
「毒に侵されている者はその命を削らない限り身を動かすことはできません」
「ここで毒か…!」
「アリオクは復讐に手を差し延べる黒い翼の魔神。魔神の松明が精神を蝕みますよ…♪
毒を持つスピリット、アルティメットはアタック・ブロックするならばコア1つをトラッシュに置かなければなりません」
紫 スピリット
《堕天騎士アリオク》
コスト4 軽減紫2 <護将・魔影>
<1> Lv1 BP3000
<2> Lv2 BP4000
<4> Lv3 BP6000
シンボル:紫
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットは、相手の効果で破壊されず、手札に戻らない。
Lv2・Lv3『お互いのアタックステップ』
カードが下にある相手のスピリット/アルティメットすべては、
そのスピリット/アルティメットのコア1個を相手のトラッシュに置かなければアタック/ブロックできない。
紫 アルティメット
《アルティメット・ランスロット》
【召喚条件:自分の紫スピリット1体以上】
コスト6 軽減紫3 <新生・魔影>
<1> Lv3 BP7000
<3> Lv4 BP10000
<5> Lv5 BP13000
シンボル:極
【バースト:相手による自分のスピリット/アルティメット破壊後】
自分のトラッシュにある系統:<魔影>を持つスピリットカード1枚を召喚できる。
この効果発揮後、このアルティメットカードを召喚する。
【Uトリガー】Lv4・Lv5『相手のアタックステップ開始時』
Uトリガーがヒットしたとき、このターンの間、カードが下にある相手のスピリットすべてはアタックできない。
「さぁお姉様。ドシャットでブロックしたいのでしたら、ドシャットのコアをトラッシュに置かなければお姉様の身を守ってくれませんよ? ただ、消滅してしまうのでブロックすることは叶いませんけど」
「…なら悩むことは無い。ライフで受ける!」
(悠姫ライフ3→2)
(リザーブ0→1)
私の力になる要はこのスピリット達だ。自分の我が身可愛さに犠牲にはできない。
「ターンを終了します。さすがですねお姉様」
「そんなこと無い」
<悠姫・第六ターン>
「スタートステップ。…ただ、こういう厄介事に絡まれることが多いだけさ」
(リザーブ1→2)
(手札3→4)
(トラッシュ5→0)
(リザーブ2→7)
「メインステップ」
さて…。その厄介事は目下アリオクとUランスロットだ。
アリオクは効果で破壊されない上にバトルで破壊してもイブリースのUハンドが待ち構えている。
「召喚、《アルティメット・ブレイドラ》。レベル3」
(手札4→3)
(リザーブ7→6)
[アルティメット・ブレイドラ コア1 レベル3 BP3000]
「次に召喚、《アルティメット・アポロドラゴン》レベル4!」
(手札3→2)
(リザーブ6→0)
(トラッシュ0→3)
[アルティメット・アポロドラゴン コア3 レベル4 BP14000]
「たしか、ライバルでもあるガウェインの愛剣“ガラティーン”って太陽の銘が刻まれてるとか聞いたな。ランスロットには天敵なんじゃないか?」
「なんと…!」
(…たしかにガラティーンはガウェインの愛剣だけど資料とかがまるで無いらしいから、多分…璃恵さん辺りがゲームとかの内容をお姉ちゃんに吹き込んだのかな?)
「アタックステップ。Uアポロ、アタック! ダブルトリガー!」
「——《堕天騎士ラミエル》と《堕天騎士タムズ》。どちらもコスト3のスピリットです」
「よし、ダブルヒット!」
「カウンターはありません…」
「ならまずダブルヒット効果でライフ1つをリザーブに落とす!」
(桜ライフ4→3)
(リザーブ0→1)
「そしてヒット効果。1ヒットにつきBP9000以下のスピリット1体を破壊、2ヒットしたため2体! この場合はタムズのみか」
[堕天騎士タムズ 破壊]
(桜リザーブ1→2)
「では私のライフが減少したとき、暗極天の【Uハンド:紫】を発揮させます!」
「やっぱり来たか…!」
「マジック、《ライトニングポイズン》です!」
(桜手札2→1)
「まず1枚引かせてもらい、追加のコストを払いまして、フラッシュの効果を使います」
(手札1→2)
(リザーブ2→1)
(トラッシュ2→3)
「毒を3つ以上蓄積されているリューマン・インフィニティを破壊します!」
「何!?」
[リューマン・インフィニティ 毒3 破壊]
「そしてリューマン・インフィニティに蓄積されていた毒はUアポロドラゴンへと伝染します!」
「毒が移った…!?」
[リューマン・インフィニティ 毒3→伝染]
(悠姫リザーブ0→1)
[アルティメット・アポロドラゴン 毒3]
紫 マジック
《ライトニングポイズン》
コスト3 軽減紫2
【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】
自分はデッキから1枚ドローする。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
カードが3枚以上、下にある相手のスピリット/アルティメット1体を破壊し、そのスピリット/アルティメットの下にあるカードすべてを他の相手のスピリット/アルティメット1体の下に置く。
「くっ…、だが、既にアタックしているUアポロにはアリオクの効果は及ばない! そのまま回復状態のアリオクに指定アタックだ!」
「強制ブロック…ですが、フラッシュタイミング!」
「っ!」
「2枚目の《ライトニングポイズン》を使わせてもらいます!」
「に、2枚目!?」
(桜手札2→1)
(リザーブ1→0)
(トラッシュ3→4)
「毒を3つ蓄積しているUアポロドラゴンを破壊します!」
[アルティメット・アポロドラゴン 毒3 破壊]
「毒はリューマン・ドシャットへ!」
[アルティメット・アポロドラゴン 毒3→伝染]
(悠姫リザーブ1→4)
[リューマン・ドシャット 毒2→5]
「Uアポロが…」
「いくら太陽とはいえ、命と肉体を持ってしまったのなら蝕まれるのは必然ですよ♪」
くそっ!Uアポロがこんな簡単に…。思ってる以上に毒刃ってのは厄介窮まりない。それにさっきから手札の巡りが悪い。ネオ・ダブルドローも引けないし、流れがこないな…。
「…ターンエンド」
<桜・第七ターン>
「スタートステップです」
(リザーブ0→1)
(手札1→2)
(トラッシュ4→0)
(リザーブ1→5)
「メインステップに入り、まずバーストをセットします」
(手札2→1)
{バースト:無し→セット}
「次に…“裏十二宮星座”を出します」
「裏十二宮…ここでか!」
「《磨羯星鎧ブレイヴカプリコーン》!アリオクへ直接合体!」
(手札2→1)
(リザーブ5→2)
(トラッシュ0→3)
磨羯星鎧ブレイヴカプリコーン
↓ 直接合体
堕天騎士アリオク(合体)
[コスト:4+6=10]
[BP:4000+5000=9000]
[合体時効果:追加]
[シンボル:紫+紫=紫紫]
「これは…」
「Uランスロットをレベル2に上げてアタックステップに入ります」
(リザーブ2→0)
[アルティメット・ランスロット コア1→3 レベル3→4 BP7000→10000]
「アリオクで合体アタック。裏山羊座の合体アタック時効果でUブレイドラのコア1つをリザーブに送ります」
[アルティメット・ブレイドラ コア1→0 消滅]
(悠姫リザーブ4→5)
「お姉様のアルティメットが消滅しましたので、1枚引かせていただきますね」
(桜手札0→1)
「くっ…」
「アタックはどうなされます? ブロックしたくても毒に侵されていてはドシャットは守ってくれませんよ?」
「解ってるさ! フラッシュで《ブレイド・ジー》を神速召喚!」
(悠姫手札2→1)
(リザーブ5→0)
(トラッシュ3→4)
[ブレイド・ジー コア4 レベル1 BP1000]
「ブレイド・ジーでブロックだ!」
「いいですよ。そのまま斬り払います」
[ブレイド・ジー 破壊]
(悠姫リザーブ0→4)
「Uランスロット、アタックです!」
「…ライフだ!」
(悠姫ライフ2→1)
(リザーブ4→5)
「ターン終了。さぁお姉様、どうなされますか?」
<悠姫・第八ターン>
「毒のダメージが尾を引いてて…。スタートステップ」
(リザーブ5→6)
(手札1→2)
(トラッシュ4→0)
(リザーブ6→10)
「メインステップ」
しかし、これはほぼ手詰まり感が否めないな。
このターンで何とかしてアリオクを退かさないとどうにもならない。
「召喚、2枚目の《紅炎竜ヒノコ》。レベル4」
(手札2→1)
(リザーブ10→4)
(トラッシュ0→4)
[紅炎竜ヒノコ(2) コア2 レベル4 BP12000]
「とりあえずドシャットにコアを追加しておこう」
(リザーブ4→0)
[リューマン・ドシャット コア1→5 レベル1→3 BP4000]
「アタックステップ——」
「お姉様がアタックステップに入られたとき、Uランスロットのアルティメットトリガー発揮です!」
「っとと…。コスト4、マジック《ネオ・ダブルドロー》…って欲しいのが落ちた!?」
「当たりですね♪ これで毒に侵されているスピリットはアタックできません」
「仕方なし。Uヒノコでアタック!Uトリガー!」
「——《バーストヴェノム》。コスト3のマジックカードです」
「ヒット!」
「カウンターはありませんよ」
「よかった…。なら2枚ドロー!」
(悠姫手札1→3)
「アタックは?」
「ライフで受けましょう」
(桜ライフ3→2)
(リザーブ0→1)
「では、ライフが減りましたのでセットされているバーストと【Uハンド:紫】が発動します!」
「ダブルでか…」
「どちらから解決しますか?」
これはどちらも良い事は無いだろう…。しかし選ばなければならない。…ちくしょう。
「じゃあ…セット側からで」
「了解しました。ではバースト、《妖華吸血爪》です」
{桜バースト:セット→発動}
「バースト効果により2枚引いて、追加のコストは支払いません」
(手札1→3)
「ドローマジックだったか…!」
「更に【Uハンド:紫】発動!
《堕天姫エルシャ》!」
な…こっちはスピリットカード!?
「バースト効果により、私の手札にある【毒刃】を持つスピリットカード1枚をコストを支払わず召喚します!」
(…これはお姉ちゃん終わった)
「喚び出すは憤怒と神罰を具現する闇の化身!
《闇騎神ネメシス》!」
(手札3→2)
[堕天騎士アリオク(合体) コア2→1 レベル2→1]
[闇騎神ネメシス コア1 レベル1 BP7000]
「この効果が発揮されたのち、エルシャを召喚します。レベルにはUランスロットからいただきます」
(手札2→1)
(リザーブ1→0)
[堕天姫エルシャ コア1 レベル1 BP4000]
紫 スピリット
《
コスト5 軽減紫3 <星将・夜族>
<1> Lv1 BP4000
<2> Lv2 BP6000
<5> Lv3 BP8000
シンボル:紫
【バースト:自分のライフ減少後】
自分の手札にある【毒刃】を持つスピリットカード1枚を召喚できる。
この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。
Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
カードが2枚以上、下にある相手のスピリット/アルティメットすべての効果は発揮されない。
「これはマジで詰んだか…」
「さて、どうしますか?」
「ターンエンドだ。紫の相手は本当に苦手だよもう…」
頭抱えたくなった。さすが彩音が『白の暴走を許さないのが紫』と言うだけある。
<桜・第九ターン>
「ふふふっ♪どうです?私もなかなかでしょう? スタートステップです」
(リザーブ0→1)
(手札1→2)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ1→4)
「メインステップに入り、ネメシス、エルシャ、アリオク、ジュデッカのレベルを上げます」
(リザーブ4→0)
[闇騎神ネメシス コア1→3 レベル1→2 BP7000→11000]
[堕天姫エルシャ コア1→2 レベル1→2 BP4000→6000]
[堕天騎士アリオク コア1→2 レベル1→2]
[アルティメット・ランスロット コア3→2 レベル4→3]
[魂の古都ジュデッカ コア1→2 レベル1→2]
「このままアタックステップへ。闇騎神ネメシス、終幕の一撃です」
「それがラストアタックか…」
「はい。ネメシスのレベル1からのバトル時効果、【毒刃:2】。Uヒノコへ2つ毒を与えます」
[紅炎竜ヒノコ 毒2]
「くっ…」
「そして、このアタックはどうされます?」
「…ドシャットのコア1つをトラッシュに送り、ブロックする!」
[リューマン・ドシャット コア5→4 レベル3→2]
(悠姫トラッシュ4→5)
Attack!!
闇騎神ネメシス
BP11000
vs
Defense!!
リューマン・ドシャット
BP2000
「ネメシスはブロックされました。
…それにより、お姉様に蓄積されていた毒が遂に命を喰らいます」
「っ!?」
「ネメシスはブロックされたとき、お姉様のスピリットとアルティメットに蓄積されている毒3枚につきライフを1つ、リザーブに落とします」
「なん…だと…!?」
紫 スピリット
《
コスト8 軽減紫4 <魔影>
<1> Lv1 BP7000
<3> Lv2 BP11000
<4> Lv3 BP14000
シンボル:紫紫
Lv1・Lv2・Lv3【毒刃:2】『このスピリットのバトル時』
相手のデッキの上からカード2枚を裏向きで相手のスピリット/アルティメットの下に置く。
下のカードはそのスピリット/アルティメットがフィールドを離れるとき破棄する。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
このスピリットがブロックされたとき、相手のスピリット/アルティメットすべての下にあるカード3枚につき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
「……てことは」
「リューマン・ドシャットには5つ、Uヒノコには2つ。計7つの毒が蓄積されています」
[紅炎竜ヒノコ 毒2]
[リューマン・ドシャット 毒5]
「よってお姉様のライフ2つ、毒の
「ぐはぁ…!」
(悠姫ライフ1→−1)
〔winner!! 間燈 桜〕
「やりました〜♪」
「何故か息苦しくなるバトルだった…」
「…お姉ちゃん、ちょっと失礼」
「ん? あ、毒になったカードの確認か」
●下に置かれたカード
リューマン・ドシャット
《アルティメット・ドライアン》
《アルティメット・ショコドラ》
《ネオ・ダブルドロー》
《アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ》
《エクス・ムゲンドラ》
紅炎竜ヒノコ(2)
《ムゲンドラゴン・ノヴァ》
《アルティメット・ソードマスター・ドラゴン》
「………的確」
「あらあら♪」
「どおりで待っても来ねぇ訳だよちきしょうめー!」
今回はvs【毒刃】となりました。
どうやら主人公はショップ戦で運を使い果たしたよです。
毒刃はデッキ破壊並に厄介で、放置すると徐々に沈む。とても作者好みの能力です。
使うとなれば少々頭を捻らざるを得ない紫らしいトリッキーなタイプです。
…まぁゴリ押されると脆いですが。
またミス等ありましたらお気軽にご指摘ください。
さておき、07弾の内訳、新アニメ、新テーマパックと盛りだくさんです。
…アニメが放映されたら色々と考えてみます。
07の紫と黄が本気出してきて大満足。
土星剣は新しいアルティメットのメタり方をしますね…。
余談。
今更ですが、UA25000突破、ご指摘を含めた感想100件突破。
この拙い作品を閲読していただき大変誠にありがとうございます。