バトルスピリッツ スターティング・ゼロ   作:謙虚なハペロット

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遅くなりました。
第2戦となります…が、どうにもこうにも…。
どうかセイリュービを手札に3枚握っている広いお気持ちで見ていただきき思います(ゴマすり)

とりあえず思うところがあり称号戦の題名を変えました。
あれだとちょっとアレだと思いまして。


『称号戦』第二試合

「そんな馬鹿な…!」

「上手くいった!」

 

 まず1回戦目は…ほぼ相手の自爆で勝ったようなものだが、上手くカードが噛み合ったのも良かった。

 

「くっ…」

「…あの」

「…?」

「…あ、ありがとうございました! い、良いバトル…でした?」

「…ぷふっ、何で疑問形なんだい?」

「い、いや、その…。知り合いにこう言えば良いって」

「あははっ、良い友人だね。…こちらこそ、ありがとうございました」

 

 向こうから差し出された手を取り握手を交わす。…これで良いのだろうか。

 

「最後の決勝まで頑張ってね。私を倒したんだから」

「は、はい」

 

 何故ちょっと偉そうなんだ?

少しして、さっき挿したIDカードが吐き出されたのを取り、榛堂さんは席を立った。…私もデッキを片す。また移動するんだろうけど、勝った相手の分を考えるとプレッシャーがヤバいな…。

 

「……はぁ」

「…はぁぁぁ…」

「っ? …李衣菜!?」

「ん? あ!悠姫!」

 

 思い切り落ち込んだ溜息を吐き肩を落として対戦場を後にする姿に見覚えがあった。

その人物は、私が初めてショップバトルに出たときに仲良くなった李衣菜だった。てかお前も参加してたのか。

 

「その様子だと…」

「負けちゃったよぉ…」

「お、お疲れ」

「眼鏡掛けたクラス委員長っぽくて赤緑使ってたよ」

 

 眼鏡、委員長、赤緑…。該当する人物が一人いらっしゃる。正直、当たったら勝てる自信が無い。

待ってる時間に赤緑について対策を考えてみる。

しかし考えてみてもドロースピードもコアを増やす速度も負けてる状況で何をどうやればいい。…何気なしに自分のデッキ内容をサラサラと眺めてみる。

 

「要は極竜達になるか。ほとんど防御を捨ててるもんだから攻めあぐねたらもう駄目だ。…運任せで早くムゲンとイアンを引き込むぐらいしか無いって訳か」

 

 今たどり着いた結論は『相手のみ防御ありのどつきあいに負けるな』って、無理ゲー過ぎてちょとシャレならんしょ…。

 

 

 

「よっ。お疲れ李衣菜」

「ただいま〜」

「惜しかったな」

「うん…。でもロック魂は友人に託してきたから大丈夫!」

「ほう。誰に?」

「えってね…ほらあそこ! あの……肩落としてる子」

「…大丈夫かあれ?」

「だ、大丈夫大丈夫!悠姫は本物のロック魂持ってるし!」

 

 

 

『さぁ最後のバトルも終了したようだ! このバトルで敗れてしまった皆、惜しかった!この悔しさをバネに、もっと強くなって再挑戦してほしい!』

『年に2回あるからね〜』

『じゃあ皆こっちに注目いいかな〜?』

 

 …と、気落ちしてる場合じゃない。また運命の抽選が始まる。

参加している身内が多い分、当たらないのを祈る以外方法が無い。

 

——そして巨大モニターに映し出された数字が目まぐるしく混ざり合う。

 

『ストォォーップ!』

『ボンバーそれじゃボタン壊れちゃうよ』

 

 謎の気合いと共にボンバーがシャッフルを止める。…ゆっくりと滑るように止まっていく数字。私の番号は……完全に止まった。あ、左のやや真ん中よりだ。

とりあえず荷物をまとめて指定された場所に移動する。

 

 

「うおっ、センパイ!」

「っ! 朱莉!?」

 

 

 移動してるところ、偶然後輩の巽也 朱莉と遭遇。朱莉が出てるってことは…。

 

「モチ凰空センパイ以外の生徒会メンバーも出てるッスよ。アタシも雫も祥子もちゃーんといるッス♪」

 

 マジか…。当たりたくない人が更に増えたとあっちゃハード越えてのスーパーハードだよほんと。

 

「あーそうだ」

「?」

「祐依センパイがヤバいくらいセンパイ捜してるッスよ?」

「…会ったら大丈夫って伝えといてくれ」

「了解。他にも会ったら伝えとくッス」

「すまない、頼むな」

 

 祐依も心配性だなぁ。…途中で負けると会えなくなる訳だが。

さて、辿り付いた席にはまだ対戦相手は到着してない模様。先にIDカードをセットし、着席して待つ。しかし移動中に会わなかったな…。紛れて姿が見えなかったのか?

 

 

「あ……」

「ん? …雫?」

「こ、こんにちは…、先輩…」

 

 そんな時、現れたのは学校の後輩である生徒会メンバーの静鳴 雫。…当たるとマズイ身内その1だ。

 

「せ、先輩が、お相手なんですね…」

「そうみたいだな。…いきなり鬼門かぁぁ…」

「あ、あの、ごめんなさい…!」

 

 ああいや、雫が悪い訳じゃない。しかし、逆にこれはピンチでもありチャンスだ。ここで越えなければ、この先やれるはずがない。

肩を落とす私に遠慮しつつ、雫もIDカードをする。…ちらっと見えた雫のカードは、深い青色をしていた。

そして、ディスプレイに映し出された情報には……

 

「……『神淵(しんえん)』!?」

「っ!?」

 

 まさかの雫が二つ名持ちだった。そりゃ強い訳だよ!

 

 

   第二試合

 VS 静鳴 雫

 

 

「せ、先輩」

「ん?」

「本気で、行きます」

「…望むところだ。今までの分は熨斗付けて返すからな」

 

 嘘です。全然バッチリじゃないです。熨斗付けられるかも分からんとです。

…で、でも対抗手段が無い訳じゃない。随分前のショップバトルで彩音が雫に敗北したのを覚えている。(負け続けた)経験が生きたな。

コスト破壊とデッキ破壊の両方に注意だ。

 

<雫・先攻第一ターン>

「先攻、いただきます…。スタートステップ」

(リザーブ4)

(手札4→5)

 

「メインステップ…。ネクサス、《海帝国の秘宝》を配置します…」

(手札5→4)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ0→4)

 

「ダブルシンボルのネクサスか」

「レベル1から、わ、私の手札に保護効果があります…」

 

青 ネクサス

《海帝国の秘宝》

コスト4 軽減青2

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:青青

Lv1・Lv2

自分の手札は相手の効果を受けない。

Lv2『自分のアタックステップ』

???……

 

「バーストをセットして、ターンエンドです…」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

 いつもと同じくネクサス配置からのスタート。しかもダブルシンボル。…生憎ネクサスを破壊出来るマジックが無いから後回しになるかも。

 

<悠姫・後攻第二ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「メインステップ。召喚、《リューマン・インフィニティ》。レベル1」

(手札5→4)

(リザーブ5→1)

(トラッシュ0→3)

[リューマン・インフィニティ コア1 レベル1 BP3000]

 

「バーストセット。それでアタックステップ」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

「インフィニティでアタック。アタック時効果で1枚ドロー」

(手札3→4)

 

「ら、ライフで受けます…」

(雫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「ライフ減少で、バーストを発動、します…。《ディクタトールレギオン》、です」

「ここまではいつも通りか」

「あ、青は、手札もコアも、かなりひもじいので、こうでもしないと…。ボイドから、コア2つ海帝国の秘宝に、置きます」

{雫バースト:セット→発動}

[海帝国の秘宝 コア0→2 レベル1→2]

 

「追加のコストは支払って、先輩のバーストを、見させていただきます…」

「了解」

(雫リザーブ1→0)

[海帝国の秘宝 コア2→0 レベル2→1]

(トラッシュ4→7)

{悠姫バースト:セット→確認}

 

「……《グラウンドブレイク》、ですね。了解しました」

「スピリットカードじゃないから、そのまま戻すぞ」

{悠姫バースト:確認→再セット}

 

 危ない危ない…。“こいつ”を伏せてたら破棄されるところだった。

 

「このままターンエンド」

 

<雫・第三ターン>

「スタートステップ、です…」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ7→0)

(リザーブ1→8)

 

「メインステップ…。《ツインネックハイドラ》を、レベル2で、召喚します…」

(手札4→3)

(リザーブ8→5)

(トラッシュ0→1)

[ツインネックハイドラ コア2 レベル2 BP2000]

 

「次に…、六天の青。

 《獣極天ユキヒョードル》を召喚します…」

(手札3→2)

(リザーブ5→1)

(トラッシュ1→4)

[獣極天ユキヒョードル コア1 レベル3 BP10000]

 

「“極天”…。青のUハンド持ちだな」

「はい…。さ、最後に、秘宝のレベルを上げて、バーストをセットして、アタックステップに入ります…」

(リザーブ1→0)

[海帝国の秘宝 コア0→1 レベル1→2]

(手札2→1)

{バースト:無し→セット}

 

「ツインネックハイドラで、アタックします…。レベル2からのアタック時効果で、獣極天に、ボイドからコア1つを、追加します…」

[獣極天ユキヒョードル コア1→2 レベル3→4 BP10000→14000]

 

 さて、何かあると見るか…。

あの獣極天にUハンドがあるぐらいしか解らないのもあれだが、青の嫌らしさも考慮せんとな。

 

「ライフで受ける」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ1→2)

 

「つ、次に、獣極天でアタックします…。レベル4からのアタック時効果で、2枚ドローして、2枚捨てます」

 

 青お得意の手札交換か。…だけど今その交換使ったら引くだけ引いて手札0にならないか?

 

「ここで、海帝国の秘宝レベル2の交換が発揮、です」

「っ!」

「私の、青のスピリット、アルティメットの効果で、破棄する手札枚数を、1枚減らします」

「何っ」

「よって、2枚ドローして、1枚破棄しますね…」

(雫手札1→3→2)

●破棄したカード

・《吊られた古城》(ネクサス)

 

 …紫のネクサスだと?

 

青 アルティメット

獣極天(じゅうきょくてん)ユキヒョードル》

コスト6 軽減青3極1 <次代・獣頭(じゅうとう)>

【召喚条件:コスト1以上の自分のスピリット1体以上】

<1> Lv3 BP10000

<2> Lv4 BP14000

<4> Lv5 BP16000

シンボル:極

【Uハンド:青】Lv3・Lv4・Lv5

自分の手札にある青のカードがバースト条件を満たしたとき、そのバーストを手札から発動できる。

Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

自分はデッキから2枚ドローする。その後、自分は手札2枚を破棄する。

 

《海帝国の秘宝》

Lv2『自分のアタックステップ』

自分の青のスピリット/アルティメットの効果で破棄する自分の手札の枚数を−1枚する。

 

「アタックはライフで受ける」

(悠姫ライフ4→3)

(リザーブ2→3)

 

「ターン、エンドです…」

 

<悠姫・第四ターン>

「展開速度で負けてるな…。スタートステップ」

(リザーブ3→4)

(手札4→5)

(トラッシュ3→0)

(リザーブ4→7)

 

「メインステップ。召喚、《アルティメット・ブレイドラ》。レベル3」

(手札5→4)

(リザーブ7→6)

[アルティメット・ブレイドラ コア1 レベル3 BP3000]

 

「更に召喚、《メテオドライアン》レベル2!」

(手札4→3)

(リザーブ6→1)

(トラッシュ0→3)

[メテオドライアン コア2 レベル2 BP6000]

 

「バーストを張替えて、アタックステップ」

(手札3→2)

{バースト:セット→破棄(グラウンドブレイク)→再セット}

 

「メテオドライアン、アタック! レベル2からのバトル時効果。1枚ドローして、BP3000以下のツインネックハイドラを破壊する!」

(手札2→3)

[ツインネックハイドラ 破壊]

(雫リザーブ0→2)

 

「…っ! で、では、スピリット破壊でバースト発動、です…! 《双光気弾》!」

{雫バースト:セット→発動}

 

「2枚ドローして、追加コストは支払いません…」

(雫手札2→4)

 

「アタックは、ライフで受けます…!」

(雫ライフ4→3)

(リザーブ2→3)

 

「ライフ減少によって、【Uハンド:青】を、発動します…!」

「やっぱりか!」

「発動するのは、2枚目の《ディクタトールレギオン》です…!」

「なっ!? それは予想外だった…」

(雫手札4→3)

 

「秘宝に、コアを2つ追加して、追加コストで、そ、そのバーストを見させてもらいます…!」

「くっ…」

「伏せられたのは、“本命”ですね?」

[海帝国の秘宝 コア1→3]

 

●セットされていたカード

・《極覇龍アルティメット・ヤマト》

 

「スピリットカードではありませんから、破棄できません

 ……でも、“生き残れませんので”」

「っ…!」

(雫リザーブ3→0)

(トラッシュ4→7)

 

 いつも透き通るような雫の声が、一瞬低くなり異質な威圧を感じた。

これが雫の、称号持ちとしての貫禄なのか…。

 

「…ターンエンド」

 

<雫・第五ターン>

「スタートステップです…」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ7→0)

(リザーブ1→8)

 

「メインステップ…。《防人ヌビア》を最大軽減、0コストで、召喚します…」

(手札4→3)

(リザーブ8→7)

[防人ヌビア コア1 レベル1 BP3000]

 

「更に、《アルティメット・ガラドルグ》をレベル3で、召喚します…」

(手札3→2)

(リザーブ7→4)

(トラッシュ0→2)

[アルティメット・ガラドルグ コア1 レベル3 BP6000]

 

「並べてきたか…」

「Uガラドルグの、召喚時効果、です。 私の手札、またはトラッシュにある、ネクサス1枚を、ノーコストで配置します…」

「トラッシュからも…?」

「トラッシュの《吊られた古城》をノーコストで、配置します」

「っ!?」

「吊られた古城の配置時効果。先輩の、フィールドにあるスピリットとネクサスの色、1色につき、1枚ドローします…」

 

 1色につき…? …………あっ!

 

「せ、先輩の場には、“6色として扱われている”メテオドライアンがいます…。なので、6枚ドローしますね…」

(雫手札2→8)

 

 1度で6枚ドローとか、緑とかの《ハンドリバース》くらいしか見たことないぞ…。

 

紫 ネクサス

()られた古城(こじょう)

コスト4 軽減紫2

<0> Lv1

<1> Lv2

シンボル:紫

Lv1・Lv2『このネクサスの配置時』

相手のフィールドのスピリット/ネクサスの色1色につき、自分はデッキから1枚ドローする。

Lv2

系統:<夜族>/<虚神>を持つ自分のスピリットが破壊されたとき、自分の手札1枚を破棄することで、そのスピリットを疲労状態で自分のフィールドに残す。

 

青 ネクサス

《アルティメット・ガラドルグ》

コスト4 軽減青2 <新生・造兵>

【召喚条件:自分の青スピリット1体以上】

<1> Lv3 BP6000

<2> Lv4 BP8000

<5> Lv5 BP12000

シンボル:極

Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』

自分の手札/トラッシュにあるネクサスカード1枚をコストを支払わずに配置できる。

【Uトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、相手のデッキを上から5枚破棄する。

 

「なんつーネクサス…!」

「そして、トラッシュにあるツインネックハイドラは、<新生>であるUガラドルグが召喚されたため、手札に戻ります…」

(手札8→9)

 

 

「——切り札、行きます」

 

 

「っ…!?」

 

「暗き海を揺らめくは醜悪なる邪悪の従者。

 父なる者、母なる異業と伴に新しき世界を贄とし喰らえ。

 大いなる神を迎えるために。

 《アルティメット・ダ・ゴン》

 深きものの呼び声に応えよ」

(手札9→8)

 

 特大のが来たか…! ここが正念場だ。場も手札も向こうが上回っている。

 

「コストはリザーブ、レベルは秘宝からいただきます」

(リザーブ4→0)

(トラッシュ2→6)

[海帝国の秘宝 コア3→1]

[アルティメット・ダ・ゴン コア2 レベル4 BP15000]

 

「次に、《ビームアラシ》を召喚します。コストとレベルには海帝国とUガラドルグからいただきます」

(手札8→7)

[海帝国の秘宝 コア1→0 レベル2→1]

[獣極天ユキヒョードル コア2→1 レベル4→3 BP14000→10000]

[ビームアラシ コア1 レベル1 BP1000]

(トラッシュ6→7)

 

「…アタックステップに入ります。

 Uダ・ゴン、アタック。アルティメットトリガー、ロックオン」

「——コスト7、《アルティメット・ソードマスター・ドラゴン》! ガードだ!」

「残念…。でも、ビームアラシの効果が発揮されますね」

「何っ」

「私のトリガーがガードされたとき、先輩のコストが1番低いスピリットを手札に戻します。…対象はリューマン・インフィニティ」

「しまった…」

[リューマン・インフィニティ 手札へ]

(悠姫手札3→4)

(リザーブ1→2)

 

白 スピリット

《ビームアラシ》

コスト1 軽減白1 <機獣>

<1> Lv1 BP1000

<2> Lv2 BP2000

<5> Lv3 BP6000

シンボル:白

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

自分のUトリガーがガードされたとき、最もコストの低い相手のスピリット1体を手札に戻す。

 

「メテオドライアンの方は、命拾いしましたね…」

「…?」

「Uダ・ゴン、バトル時効果。

 “デッキを10枚、トラッシュへ沈めてください”」

「っ!?」

 

青 アルティメット

《アルティメット・ダ・ゴン》

コスト7 軽減青3 <新生・異合>

【召喚条件:自分の青スピリット1体以上】

<1> Lv3 BP11000

<2> Lv4 BP15000

<4> Lv5 BP22000

シンボル:極

【Uトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、コスト5以下の相手のスピリットすべてを破壊する。

この効果で破壊したスピリット1体につき、相手のデッキを上から4枚破棄する。

Lv4・Lv5『このアルティメットのバトル時』

相手のデッキを上から10枚破棄する。

 

「じ、10枚!?」

「人の手で葬られてしまうぐらいの“小物”ですが、曲がりなりにも神話生物ですから」

「どういう…」

●破棄されたカード

・《リューマン・インフィニティ(2)》

・《ネオ・ダブルドロー》

・《リューマン・クロウ》

・《エクス・ムゲンドラ》

・《双光気弾》

・《リューマン・ドシャット》

・《ネオ・アグレッシブレイジ》

・《絶甲氷盾》

・《アルティメット・ジークヴルム》

・《アルティメット・ドライアン》

 

「っ!?Uドライアン…!」

「頼みの切り札が落ちましたね」

 

「くっ…!」

「フラッシュが無いならこちらから。マジック《アビスブレイク》。コストは獣極天からいただき、先輩のコスト4以下のスピリット1体を破壊しますが、対象不在で空撃ちです」

(手札7→6)

[獣極天ユキヒョードル コア2→1 レベル4→3]

(トラッシュ7→8)

 

「しかし【連鎖:白】発揮。先輩のバースト1つを破棄します」

「っ!?」

{悠姫バースト:セット→破棄}

 

青 マジック

《アビスブレイク》

コスト4 軽減青3

フラッシュ:

コスト4以下の相手のスピリット1体を破壊する。

この効果は、メインステップで使えない。

【連鎖:条件《白シンボル》】

[白]:相手のバースト1つを破棄する。

 

「Uヤマトが生き残れないって、そういう意味か」

「はい。…アタックはどうしますか?」

「そ、その前にフラッシュタイミング! マジック《シンフォニックバースト》!」

「黄色のマジック…」

(悠姫手札4→3)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ3→5)

 

「バトルが終わったとき、私のライフが2以下ならアタックステップを強制終了させる! アタックはライフだ!」

(悠姫ライフ3→2)

(リザーブ0→1)

 

「…ターンエンドです」

 

<悠姫・第六ターン>

「スタートステップ!」

(リザーブ1→2)

(手札3→4)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ2→7)

 

「メインステップ!」

 

 次にあのUダ・ゴンのデッキ破壊を許せば敗北は濃厚。たとえアタックせずともブロックに回れば10枚破棄はおかしいとしか言いようが無い。その上コスト5以下は生存権すら許さない徹底ぶり。

 

「召喚、《リューマン・ドシャット》レベル1!」

(手札4→3)

(リザーブ7→6)

[リューマン・ドシャット(2) コア1 レベル1]

 

 これで赤シンボル3つに極シンボル1つ。…まだ足りない。コアも手札も。

 

「……マジック、2枚目の《ネオ・ダブルドロー》。Uブレイドラがいるため、3枚ドローする」

(手札3→2)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ0→2)

 

 何か……引け……!

 

「……っ!」

(手札2→5)

 

「………」

「…引けましたか?」

「……ああ」

「っ!」

「召喚、《アルティメット・アサシン・ドラゴン》! レベル3!」

「っ!? それは…!」

(手札5→4)

(リザーブ4→3)

[アルティメット・アサシン・ドラゴン コア1 レベル3 BP5000]

 

「こいつの効果は『お互いのデッキは破棄されない』!」

「………」

「出てきたところ悪いが、しばらくは動かないでもらうとありがたいな!」

(………自業自得とはいえ、出てきた当初から青と黄色を殺しにかかる忌ま忌ましい蜥蜴め…)

「…? 何か言ったか?」

「い、いえ、何も…」

 

赤 アルティメット

《アルティメット・アサシン・ドラゴン》

コスト3 軽減赤2極1 <新生・戦竜>

【召喚条件:自分の赤スピリット1体以上】

<1> Lv3 BP5000

<3> Lv4 BP8000

シンボル:極

Lv3・Lv4

お互いのデッキは破棄されない。

【Uトリガー】Lv4『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、『このスピリットの召喚時』効果を持つ相手のスピリット1体を破壊する。

 

「そして来い!究極の相棒!

 《アルティメット・ムゲンドラゴン》! レベル3!

 レベルには、Uブレイドラから受け取る!」

(手札4→3)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ2→5)

[アルティメット・ブレイドラ コア1→0 消滅]

[アルティメット・ムゲンドラゴン コア1 レベル3 BP11000]

 

「<極竜>であるUムゲンが召喚されたため、トラッシュのリューマン・インフィニティ(2)を回収し、バーストをセットして、アタックステップ!

(手札3→4→3)

{バースト:無し→セット}

 

「Uムゲンでアタック! ダブルUトリガー!」

「——コスト3のマジック《スワロウテイル》と、コスト4のマジック《インパクトロア》です…」

「よし! ダブルヒット!」

 

 逆転にはまだ足りないが、眼前の危機を薙ぎ払うのが先だ!

 

「ヒット時効果で、Uムゲンに赤シンボル2つ追加!

更にダブルヒット時効果、雫のBP5000以下のスピリット全てを破壊する!」

[アルティメット・ムゲンドラゴン シンボル極+赤赤=極赤赤]

 

「ビームアラシ、防人ヌビアを破壊!」

「…防人ヌビアには、破壊耐性効果がありますが、Uアサシンがいるため、発揮できません…」

[ビームアラシ 破壊]

[防人ヌビア 破壊]

(雫リザーブ0→2)

 

青 スピリット

防人(さきもり)ヌビア》

コスト3 軽減青2極1 <護将・獣頭>

<1> Lv1 BP3000

<2> Lv2 BP4000

シンボル:青

Lv1・Lv2

このスピリットが相手の効果で破壊されたとき、相手のデッキを上から5枚破棄することで、同じ状態でフィールドに残る。

Lv2

系統:<次代>を持つ自分のアルティメット1体につき、このスピリットをBP+3000する。

 

《アルティメット・ムゲンドラゴン》

【WUトリガー】Lv3・Lv4・Lv5・Lv6『このアルティメットのアタック時』

ヒットしたUトリガー1回につき、このアルティメットに赤のシンボル1つを追加する。

【ダブルヒット】:Uトリガーが2回ヒットしたら、さらに、BP5000以下の相手のスピリットすべてを破壊する。

 

「このトリプルシンボルはどうする!」

「…フラッシュ、タイミング! マジック《ミストバラッジ》、です…!」

(雫手札6→5)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ8→10)

 

「バーストセット中のため、Uムゲンドラゴンを、指定します…。これで、ターン中、Uムゲンドラゴンからは、ダメージを受けません…! アタックはライフで…!」

「くっ…」

 

 やはり手札差がマズい…。これ以上攻めようが無い。

 

「ターンエンド…」

 

 頼みの綱はこのバーストだけ。

頼むからバーストを破棄するカードを持ってませんように…!

 

<雫・第七ターン>

「…スタート、ステップです」

(リザーブ0→1)

(手札5→6)

(トラッシュ10→0)

(リザーブ1→11)

 

「…《海帝国の秘宝》、2枚目を、配置します…」

(手札6→5)

(リザーブ11→9)

(トラッシュ0→2)

 

「…2つの海帝国の秘宝をレベル2に。獣極天、Uダ・ゴンを、最大レベルへ上げます…」

(リザーブ9→2)

[海帝国の秘宝(1) コア0→1 レベル1→2]

[海帝国の秘宝(2) コア0→1 レベル1→2]

[獣極天ユキヒョードル コア1→4 レベル3→5 BP10000→16000]

[アルティメット・ダ・ゴン コア1→4 レベル3→5 BP11000→22000]

 

「アタックステップです…。Uダ・ゴン、アタック…。アルティメットトリガー、ロックオン…」

 

 ヒットしたら負けは確実…!でもコスト7のって何かあったっけか?!

 

「………っ! コスト10、《アルティメット・カタストロフドラゴン》!」

「えっ!?」

「ガードだ!」

「そんな…。<古竜>がまったく入ってなさそうなのに…」

「広い目で見れば、この高ステータスを見逃さない訳にはいかないだろう?」

 

 まぁ大体はUショコドラ頼みなのが玉に傷だが、そこはご愛嬌。レベル維持コストの安さやトリガー効果も魅力的で、一応ムゲンやドライアンで軽減が効く。

 

「アタックはライフだ!」

(悠姫ライフ2→1)

(リザーブ0→1)

 

「…ライフ減少じゃ、ない?」

「さぁ来い!」

「…獣極天、アタックです…! アタック時効果で、2枚ドロー。海帝国の効果で破棄枚数を減らすので、棄てずにこのまま手札に…」

(手札5→7)

 

「……そのアタック、もらった!」

「っ!?」

 

「相手のアタックに反応して、バースト発動!

 究極三龍神、《聖龍皇アルティメット・セイバー》!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

「会長の…!」

「バースト効果! 私のライフが3以下のため、リザーブのコア1つをライフに戻す!」

(リザーブ1→0)

(悠姫ライフ1→2)

 

「そして、バースト召喚! レベルにはドシャットから受け取る!」

{バースト:発動→召喚}

[リューマン・ドシャット(2) コア1→0 消滅]

[聖龍皇アルティメット・セイバー コア1 レベル3 BP10000]

 

「アタックはそのままライフで受ける!」

(悠姫ライフ2→1)

(リザーブ0→1)

 

「…た、ターンエンドです…」

 

<悠姫・第八ターン>

「チャンス! スタートステップ!」

(リザーブ1→2)

(手札3→4)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ2→7)

 

「メインステップ! メテオドライアンの【スピリットソウル:∞赤】! 召喚、《炎極天リューマン・バースト》! レベル3!」

(手札4→3)

(リザーブ7→5)

(トラッシュ0→1)

[炎極天リューマン・バースト コア1 レベル3 BP6000]

 

「Uムゲンをレベル5、Uセイバーをレベル4、メテオドライアンをレベル2に上げて、バーストセット!」

(リザーブ5→0)

[アルティメット・ムゲンドラゴン コア1→4 レベル3→5 BP11000→27000]

[聖龍皇アルティメット・セイバー コア1→3 レベル3→4 BP10000→13000]

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

 

「アタックステップ! UムゲンのUエナジー! 私の<新生>、<次代>アルティメットに赤シンボル1つ追加だ!」

[炎極天リューマン・バースト シンボル極+赤=極赤]

[アルティメット・アサシン・ドラゴン シンボル極+赤=極赤]

 

「Uムゲン、アタック! WUトリガー!」

「…コスト5、スピリット《猫人剣士バーマン》。コスト8、スピリット《クリスタルハイドラ》です…」

「シングルヒット! Uムゲンに赤シンボル1つ追——」

「と、トリガー、カウンター!」

「っ!?」

「マジック《インパクトロア》…!」

(雫手札7→6)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ2→4)

 

「ヒットした猫人剣士バーマンの、コスト5+3の値、8以下のUムゲンドラゴンを、破壊します…!」

「…っ!」

[アルティメット・ムゲンドラゴン コスト7 破壊]

(悠姫リザーブ0→4)

 

「…ほっ」

 

「安心してるところ悪いが、バースト発動! リューマン・バーストの【Uハンド:赤】!」

 

「っ!?」

 

「相手によって、私の<極竜>アルティメットが破壊されたとき、《アルティメットリターン》が発動する!」

(悠姫手札2→1}

 

「今破壊されたUムゲンをノーコスト、レベル5で復活させる!」

(リザーブ0→4)

[アルティメット・ムゲンドラゴン コア4 レベル5 BP27000]

 

「<極竜>専用の、《五輪転生炎》…」

「Uムゲンが戻ってきたから、Uエナジーの効果もまた発揮されるぞ!」

 

赤 マジック

《アルティメットリターン》

コスト4 軽減赤1黄1青1極1

【バースト:相手による自分のアルティメット破壊後】

このバースト発動時に破壊された、自分のトラッシュにある系統:<極竜>を持つアルティメットカード1枚を召喚する。

その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ:

このターンの間、スピリット/アルティメット1体をBP+4000する。

 

赤 マジック

五輪転生炎(ごりんてんせいえん)

コスト4 軽減赤2

【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】

このバースト発動時に破壊された、自分のトラッシュにある系統:<覇皇>を持つスピリットカード1枚を召喚する。

ただし、『このスピリットの召喚時』効果は発揮されない。

その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ:

系統1つを指定する。このターンの間、合体していない指定した系統を持つ自分のスピリットすべてをBP+4000する。

 

「もう一度Uムゲンでアタック! WUトリガー!」

「…コスト5、ブレイヴ《天秤星鎧ブレイヴリブラ》、コスト6、同じく《天蠍星鎧ブレイヴスコーピオン》です…」

「ダブルヒット! 赤シンボル2つ追加!」

[アルティメット・ムゲンドラゴン シンボル極+赤赤=極赤赤]

 

「このアタック、どうする!」

 

「……ここまで、ですか」

 

「リベンジ達成、かな」

 

「お強くなりましたね…」

 

「皆の、雫のおかげさ」

 

「…ふふっ。……アタックは、ライフで、受けます!」

 

「Uムゲンはトリプルシンボル! ライフ3つ砕かせてもらう!」

 

 

 

(雫ライフ3→0)

 

 

 

〔winner!! 緋立 悠姫〕

 

 

 

「ありがとう、ございました」

「こちらこそ。ありがとうございました」

「まだ、会長達や皆さん、手強い相手が残ってます。…お気をつけて」

「おう。ありがとな。あいつにたどり着くまで負けはしないさ」




対戦相手は生徒会メンバーの青使い雫でした。
いやぁ…<異合>使いなのにアルティメット編で<異合>少ないとか信仰心が足りませんよねぇ?(SAN値0)
泣く泣くこんな他の方から見れば劣悪なバランスのデッキになってしまいました…。
またミス等ありましたらお気軽にご指摘ください。


雫「…Uシーザー、ですか…? …あんな<異合>の裏切り者など知りません」
悠姫「さいですか…」


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