バトルスピリッツ スターティング・ゼロ   作:謙虚なハペロット

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お待たせしました後半戦。
やっちまった感バリバリの四戦目となります。

新たなカリスマに烈火伝のインフレ具合。
アルティメットがボロクズに!烈火伝が終われば廃れ必至の新系統!
また文句言い言い楽しみにしております。勿論アニメも。
しかし早々に異合を切りまた闘神を推しだした青は絶許。
黄色はまたお薬がきれたみたいで…。


後半戦。『称号戦』第四試合

「先輩、ありがとうございました」

「こちらこそありがとう」

 

 第三試合目。祥子との対戦はあの時を彷彿とさせるような対戦となり、辛くも勝利を収める事が出来た。…前だったらジロッと睨まれもしたんだが、やっとまっすぐにこちらを見てくれるようになった。

 

「これから先、私達以上に強い…強すぎる相手がいます。努努油断しないでくださいね。ただでさえ先輩のデッキは爆発力に頼っているんですから」

「ああ。肝に銘じとくよ」

「…本当に大丈夫ですか?」

「…だ、大丈夫さ。…多分」

「……はぁ」

 

 溜息つかれた。私だってこれから当たるであろう相手らを考えると胃が痛いんだからもうちょっと優しくしてもらえませんかね?

 

「まぁとにかく、応援はしてます。…マリア姉様の次にですが」

「あはは…」

 

 

『第三回戦、そろそろ全員のバトルが終了しそうだ』

『はーいじゃあ休憩タイムの説明でーす。休憩時間は1時間。その間は自由にしても大丈夫だけど注意してほしいのが、“デッキのカードの入れ換えは禁止”でーす』

 

 

「つまり触るなってこと?」

「そうです。バトスピは某顔芸サティスファクションカードゲームとは違い、“サイドデッキ”といった概念はありません」

「…サイドデッキ?」

「通常のデッキとは違い入れ換え調整用デッキのことです」

 

 祥子によると

相手によってはデッキ相性が悪いときがある。それを調整したりするためのデッキがそれらしい。

相手のデッキに対する対策のため、相手から付け入る隙を与えてしカードを抜いたり、噛み合わないものと交代させたりするもののようだ。

 

「繰り返しますが、バトスピはそんなことはしません。あの注意事項は、今入れ換えてしまうと対策になってしまうからでしょう」

「なるほど。…例えば、【赤緑】が多いから何かと《サードアイズスネーク》を入れ換えよう。みたいな?」

「その通りです。そんな姑息な真似はカードバトラーに非ず、です」

 

 確かに、一発勝負のバトスピには無粋かも知れない。…しかし運営側はデッキ内容を把握してないだろうし、確認みたいのってどうするんだ?

 

「それは安心してください。…ちょっと」

「ん?」

 

 祥子が耳を貸せと催促してきた。

大きな声じゃ言えない事なのか?

 

(この称号戦大会にマリア姉様の近親者が出資していらっしゃるんです)

(…マジ?)

(本当です。ここにいる一部のジャッジの方々見たことある人がいます。不正に関しては心配無いです)

 

 …やることがまぁデカいことで。

 

 

『ジャスティ〜ス、今最後の対戦が終わったよ〜』

『了解した。では皆、忘れ物に注意してまた後半戦でまた会おう!』

 

 

「先輩、私達も行きましょう」

「ああ」

 

 すると係員にあちらから出ろと指示されたため、忘れ物が無いよう荷物をまとめ対戦場の出口に向かう。

 

「さて…。祐依や桜は大丈夫だろうか」

「お二人なら大丈夫ですよ。…祐依先輩は逆に凄まじいくらい悠姫先輩のこと心配してましたよ?」

「………」

 

 

 

「見ィィつけたァァーーッ!!」

 

「…? ——おわっ!?」

 

 対戦場の出口から出て誰かを捜そうしたとき、突然聞いた事のある声と背中からの衝突に思わず前のめりに倒れそうになった。

 

「悠姫ィ♪悠姫ィ♪ やァァッと逢えたヨ〜!」

「り、璃恵!? バカバカ倒れる、倒れるって!」

「久しぶりのハグは最高だナァ! My wifeーー!♪」

「誰が妻だ!離れろ!他の人の迷惑だろ…が!」

「オウフ!」

 

 は、背後から抱き着いて来たのは璃恵だった…。お前は人目も憚らずに堂々と抱き着くな。い、いやだからって人目が無ければ良い訳でもないからな?

何とか璃恵を振り落とす。璃恵はそのままペタンと尻持ちを付く。

 

「ウププ〜♪ 久しぶり〜♪」

「久しぶりなのはわかったから立て。邪魔になるから」

「ンじャあ悠姫抱ッこしてッて!」

「抱っこて…」

 

 両手広げて駄々っ子すな!恥ずかしい!

…こりゃマジに抱き上げないと動かないか?

 

「は〜や〜く……」

「はいはい邪魔になりますからゴミは隅に移動しましょうね」

「ヒョ? グエッ!?」

 

 マジで璃恵を抱き上げようかと思った矢先、祐依が璃恵の首根っこを掴んで引きずり出した。…容赦一切無しなのであれは完璧に首に入っている。しかしゴミて。

 

「ゆ、祐依ちャ…首…首ィィ…」

「姉さんを前に感情を処理出来ない者はゴミだと教えたはずですが?」

「じ…自分だッて…ぐふゥ…!」

 

 

「アの馬鹿はホント懲りナいな」

「っ! …レキ?」

 

 祐依に無様に引きずられて行く璃恵を見ていると、横から見知らぬ、しかし知った声の女の子が現れた。こちらを向いて分かったが、あのレキだった。

前会った時はフードを目深に株ってたからよく判らなかったが、今はフードを脱いでいるので分かる。

銀のショートヘアに金色の瞳。何かの病かと心配になるほどの白い肌。そして…何処となく璃恵に似ているような幼い顔立ち。

以前のような薄気味悪い雰囲気は無く、ちょっと口の悪い女の子がそこにいる。

 

「ヤァ悠姫。久シぶリ」

「久しぶりだけど…、雰囲気変わった?」

「判る?」

「まぁ…。璃恵と何かあったのか?」

「チョびッとネ」

「……そうか」

 

 レキは何も話さなかったが、何と無く察しは付く。この悪戯っぽく笑い、璃恵を見る目は何処か優しい。

話したくないなら、それでいいさ。私も無理に聞き出すほどなっちゃいない訳じゃない。

 

「ホら追うヨ悠姫。他の邪魔だシ」

「っ、あ、ああ」

 

 レキに…手を取られその場を後にして、祐依と璃恵の後を追う。まぁあの漫才を見失う訳が無く、ほんの少し離れた位置からでも発見できた。

 

「し、死ぬかと思ッた…」

「これで欠員が出てしまえばよかったのに」

「それじャワタシの出た意味も悠姫が出た意味にVanisingしちャうじャん!」

「それなら最後の壁は璃恵さん以外がなりますね」

「ムッキー!」

 

 

「煩いダろ?あの馬鹿“姉”」

「相変わらず……って、姉?」

「ソ。…姉」

「…そうか。良かったな」

「悔シくてムカつくけド、ま多少は?良かッたッテ思えルようニはナッたかナ」

 

「まぁ、姉様のお知り合いでしたか」

「知り合いっていうか、…昔ちょっとお節介されたのよ」

「ほえ〜。麗奈さんの交遊関係はナゾなのですよ〜」

「あははっ、最近の悠姫君ほどじゃないさ」

 

 祐依と璃恵がいた場所は所謂休息・休憩スペース。

既にスペースを確保してい……たのは有り難いが、その取り方は迷惑にならないか? 端からみたらお花見の席みたいな感じになってるぞ。しかも似つかわしくない(が、会場にちらほらコスプレしたような人を見掛けるから似つかわしくない訳じゃないが)姿をしたメイド服を纏った人が多数。しかも見たことある。

 

「悠姫様、令毀様。お疲れ様です」

「…どうも」

「ン。席は?」

「大丈夫です。奥からどうぞ」

 

 礼儀正しく一礼するメイドさんは、璃恵の実家でたしかメイド長?をしている満月さんだった。他にも数名メイドさんがいるが、まさか引っ張ってきたのか?

やや遠慮がちに案内された祐依の隣で璃恵の前、向かい合うように座る。すると、すぐに小柄なメイドさんがティーカップ、紅茶と簡単なお菓子を差し入れてくれる。…ありがとうございます。

 

「あ!令毀テメェ!何悠姫の隣座ッてンだアアン!」

「クヒヒッ!悔しイでショうねェwww」

 

 ちゃっかり私の隣に座るレキ。喧嘩すんなっての。祐依は我関せずと優雅に紅茶を飲んでるし…。

 

そしてそのあと、桜、稟さん、麗奈さん、真桜、霧乃さん、友人の七海さんと続々到着してくる。

ちょっとした集まりになってきたな。

 

「いやぁ、あたしと七海まで一緒させてもらってすみませんねぇ」

「遠慮なさらず、ごゆっくり疲れを癒していってくださいな」

 

「えっと、七海さん」

「あ、はい」

「七海さんは、出場しているんですか?」

 

 前に初めて霧乃さんと二人でいるところを見たときから少し気になった事を聞いてみた。

霧乃さんと一緒にいるとすれば、やっているんじゃないかと。

 

「いえ、私は出てません。霧乃の付き添いです」

「そうなんですか」

「あたしが何度か誘ってるんだけど、七海の両親がこういうのを偏見しててさ〜」

 

 ああ、たまにいる何かと二次元的なものを嫌う質なのか。

 

「だからあたしが七海を連れ出して、両親を攻略、説得するって寸法よ♪」

「ほぼ失敗に終わってるけどね」

「…こ、これからだから!まぁ見てな七海!」

 

 ちょっと引き攣って胸を張るが、隣で祐依とレキが小さくボソッと

 

(失敗フラグが立ちましたね)

(コれはダメだ)

 

 と言ったのが気になった。

…二人がそういうなら駄目なんだろうな。

 

「遅れたわ」

「お、彩音」

 

 少しして、遅れて彩音が到着した。

相変わらずのゴスロリファッションだが、何処か気合いが入っているように見える。

 

「お帰りなさい彩音さん。どうでした?」

「全員分の確保完了よ」

 

「お使いご苦労《ジャッククリ》!」

蛇刳(じゃくり)だっつってんでしょうが白銀の!誰が使えない黄色ブレイヴよ!」

 

 …どうやら彩音は休憩中に何か買い付けを行っていたようだ。

 

「…ジャッククリ?」

「黄色のブレイヴだよ姉さん」

「どういうのなんだ?」

「あ〜別に覚えなくていいんじゃない? ユキちゃんのデッキには絶対入らないし」

 

黄 ブレイヴ

《ジャッククリ》

コスト4 軽減黄2 <小玩>

<1> Lv1 BP2000

<0> 合体 +2000

シンボル:黄

【合体条件:コスト4以上】

【合体時】『このスピリットの合体アタック時』

自分がマジックカードを使用したとき、その効果発揮後、このターンの間、相手のスピリット1体をBP−2000する。

 

「マジックを使う度にBPダウンか…」

「今の環境だと、黄色でも連続で使用したとしても2回から4回が限界です。デッキにもよりますけどね」

「合体先もコスト4以上。黄色の4帯は生命線であり重要な所だから激戦区なの。ジャッククリを運用するなら合体先の効果に加え、マジックを2枚以上にコアも必要になる。…これを使うくらいなら《天聖弓セイクリッド・ボウ》をお勧めするわ」

「もっと言うと入れるくらいなら、これに割く枠があるなら《エンジェルストライク》や裏乙女座を入れる方がマシだよねぇ。まぁ出たのが剣刃編1弾だったし、探り探りだったんだよ」

 

 祐依彩音霧乃さんと三人とも酷評だなぁ…。

彩音は「評価が変わるかも知れないけどこんなのに間違われるとは心外」と憤る理由もまぁ…。

 

「それより悠姫君。順調に勝ち進んでるみたいだね」

「ええ、まあ…」

「なら私達の誰が悠姫と当たって、悠姫を倒しても文句は無いわね。勿論白銀も」

「ウププ…♪ そいつァ譲れないネェ♪」

 

 そう、ここからもっと身内に当たる確率が高くなる。と言っても、既に雫と祥子と対戦している。

……後に当たるメンバーを考えると気が重い。誰と当たっても苦戦は必至。今のデッキを信じてはいるが、いつ食い違いが起きてそのまま負けるか気が気じゃない。

 

「…不安なのですか?」

「真桜。そりゃあ…」

「弱気は敵、なのですよ。自分とデッキを信じてふぁいと!なのですよ!」

「…ああ」

「でもボクも麗奈さんも、一切手加減しないのですよ!」

「望むところだ」

 

 

 

 1時間の休憩は緊張もあってか早く感じられ、あっという間に時間となってしまった。…疲れは取れたが緊張が取れない。

そして、ステージ側を見ると、あのカリスマ達が再び姿を現した。

 

『さて諸君!約束の時間の10分前となった! 再びバトルへ赴く準備はできているか!』

『はーい、勝ち残った皆はまたバトル会場へ移動お願いしまーす。因みに、負けた人が紛れ込むのはやめてねー』

 

 立花さん「悠姫、ジャスティス。ジャスティスだヨ」……ジャスティスとマジカルの呼び掛けで、周囲が続々と移動を開始する。

私達も続いて移動をする。あの休憩場は…メイドさん達が素早く手早く片付けていた。流石のお仕事です。

 

「悠姫!」

「? 李依菜?」

「最後までロックに頑張れ!」

「おう」

 

 対戦場に入るとき、外野にいる李衣菜からエールを貰う。相変わらずロックの意味が分からないが、元気を貰ったことは嬉しく思った。

 

 

『さぁ皆、運命のルーレットの時間だ! そして最初ルーレットを回すのは———』

 

 すると突然、ステージの照明が落ち、会場自体の照明もやや暗くなり、カリスマ達の姿が見えなくなり辺りがざわつく。…アクシデントか?

 

 

『ハーッハッハッハ!

 ハーッハッハッハッハァッ!』

 

『だ、誰だ誰だ!』

『わーきいたことないこえだー』

『えーい姿を現せ!』

 

 ジャスティスの大袈裟なリアクションとマジカルの見事なまでの棒読みに周囲がさらにざわつく。

 

「ウェッ!? まさか…!」

「…何だ?」

 

 

『流行り廃りはあるもので

 強いデッキを求めて今日も今日とてコピー三昧』

 

 意味の分からない事を言う誰かに会場から歓声が上がる。

 

『誰が呼んだか“伝言兄”。

 そう!私こそ!!』

 

 そして会場が明るくなりステージの大型モニターにその何者かが映る。

…映ったのは金で縁取りされた紫の目元を隠す、何処ぞの仮面舞踏会に着けるようなマスクに他のカリスマ達のようなド派手な紫の衣装を来た誰かが映し出された。

 

 

『人呼んで

“《マーク・オブ・マヌガス》”!!

 只今参上!!』

 

 その時一際大きな歓声が会場に響き渡る。

余程人気のカリスマなのだろうか。私は訳が分からずポカンとするしかない。

 

「キャー!マヌガスー!」

「遂に公式になったんですね…」

「やはり新たなカリスマは彼しかいないわね」

 

 璃恵、祐依、彩音が絶賛。

 

「サイン!サインが欲しいのですよ!マヌガスー!」

「マオちゃん後で一緒に貰いにいこ!」

「それなら私も一緒に行こう」

 

 …余計訳が分からない。

 

『で、菅沼さんは何しに来たの?』

『いやいやいや何をおっしゃいますか。わざわざ皆が後半に出た方が盛り上がるって言うから私はね?』

『そんなこと言ったっけ?』

『いやいや、マジカルが言い出したことでしょう! まぁそんなことより皆!強いデッキを持ってきたか!』

 

 また大きな歓声が上がる。

更に周囲の身内も皆一様にデッキケースを掲げてアピールする。

 

『うむ!皆ありがとう!どれもこれも良いデッキのようだが、私が求めるのは強いデッキ! 是非とも勝ち進み、名実共に最強カードバトラーとなってくれ!

そしてそれをコピーし、私も最強になる!』

 

 また会場からドッと笑いと歓声が溢れるが、全く知らない私には意味不明過ぎて笑うことができない。

 

『じゃあ菅沼…じゃなかった。マヌガスこれ押してー』

『ん!ルーレットボタンだな。よし行くぞ!スタート!…あれ?スタート!』

 

 押し損ねたのか1回目はスタートせずに、2回目で回りだした。…これはデフォなのか?

 

『ストーップ!』

 

 掛け声と共にルーレットを止める。さて私の番号は……あった。右側か。

 

『さぁ皆!力の限り戦い抜き、栄光の二つ名目指して頑張ってくれ!』

 

 

 

「……さて」

 

 座席に着くが、対戦はまだのよう。先にIDカードを挿し、デッキを出して待つ。

…正直、身内と当たるのは避けたい。しかしそれは後半になればなるほど叶わなくなるのは解っている。

 

 

「おや」

「…? ——っ!?」

「あなたが相手、ですか」

 

 後半戦、私の最初の相手は

“佐々森 碧”先輩だった。

 

 

 

   第四回戦

 VS 佐々森 碧

 

 私の焦りとは逆に、冷静にIDカードを挿入し着席する佐々森先輩。

 

「………」

「………」

 

 き、気まずいです。

 

「悠姫さん」

「は、はい」

「こんなところで躓くようなことは無いよう」

「…はい」

「白鐘さんのところまで行くのでしょう?」

「はい」

「…ならば」

「越えてみせます…!」

 

 

<悠姫・先攻第一ターン>

「先攻はあなたですね」

「行きます。…あの時のリベンジ!」

「それは愉しみです」

「スタートステップ!」

(リザーブ4)

(手札4→5)

 

「メインステップ。召喚、《リューマン・クロウ》レベル1」

(手札5→4)

(リザーブ4→3)

[リューマン・クロウ コア1 レベル1 BP1000]

 

「リューマン・クロウの【スピリットソウル:赤】発揮!更に召喚。《炎極天リューマン・バースト》レベル3!」

(手札4→3)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ0→2)

[炎極天リューマン・バースト コア1]

 

「ほう」

「バーストをセットして、ターンエンド」

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

 

 出だしは好調。早いうちにアルティメットも出せてバーストもセット出来た。後は……

 

<碧・後攻第二ターン>

「【Uハンド】持ちの早期召喚ですか。第二ターン、スタートステップ」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「メインステップ。《ホムライタチ》。ホムライタチに緑シンボル発生。赤緑を1つずつ軽減し、続けてネクサス《天空を貫くバリスタ》を配置」

(手札5→3)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→4)

[ホムライタチ コア1 レベル1 BP1000]

 

「バーストセット」

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

 

「ターンエンド」

 

 向こうも赤と緑の2つ出してきた。

ここからはスピード勝負。コアは確実に負けるだろうが、ドローを加速させるならこっちだって負けはしない。

 

<悠姫・第三ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札2→3)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ1→3)

 

「メインステップ。召喚、《リューマン・ドシャット》レベル1」

(手札3→2)

(リザーブ3→2)

[リューマン・ドシャット コア1 レベル1 BP1000]

 

「マジック《ネオ・ダブルドロー》。アルティメットである炎極天がいるため、3枚ドロー」

(手札2→1)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ0→2)

(手札1→4)

 

「…ターンエンド」

「ほう、私に“飛び込んでこい”と。そういうのですね?」

「どうでしょう」

 

<碧・第四ターン>

「第四ターン、スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札2→3)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ1→5)

 

「メインステップ。…ならお相手しましょう。《暴皇ティーズ・ドラゴン》レベル1」

(手札3→2)

(リザーブ5→3)

(トラッシュ0→1)

[暴皇ティーズ・ドラゴン コア1 レベル1 BP3000]

 

「続けて《賢龍ケイローン》」

(手札2→1)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ1→3)

[賢龍ケイローン コア1 レベル1 BP5000]

 

「召喚時効果。BP5000以下のリューマン・クロウを破壊し、1枚ドロー」

[リューマン・クロウ 破壊]

(悠姫リザーブ0→1)

(碧手札1→2)

 

「っ…」

「更に【連鎖:緑】と【連鎖:緑緑】。ボイドからコア2つをケイローンに乗せレベル2へ」

[賢龍ケイローン コア1→3 レベル1→2 BP5000→8000]

 

「召喚時効果に反応して、バースト発動! 《プテラヴァクセン》!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

 解ってた上で踏んできた。…さすが冷静沈着な佐々森先輩。こっちも真正面から行く!

 

「合計BP6000以内のスピリットを破壊! 破壊するのはその鼬と暴竜、計4000だ!」

[ホムライタチ BP1000 破壊]

[暴皇ティーズ・ドラゴン BP3000 破壊]

(碧リザーブ0→2)

 

「…なるほど」

「更にバースト召喚。召喚時効果でネクサスのバリスタを破壊!」

{悠姫バースト:発動→召喚}

(リザーブ1→0)

[プテラヴァクセン コア1 レベル1 BP3000]

 

「ほぼ更地にされましたね」

「うちのクロウを持って行った分はね」

「なら相応の額を支払っていただきましょう。スピリット破壊によりバースト発動」

「っ!?」

「マジック《フレイムブラスト》」

{碧バースト:セット→発動}

 

「まず2枚ドロー。更に追加コストを支払いBP4000以下のプテラヴァクセンには退場願います」

(碧手札2→4)

(リザーブ2→0)

[賢龍ケイローン コア3→2 レベル2→1]

(トラッシュ3→6)

[プテラヴァクセン BP3000 破壊]

(悠姫リザーブ0→1)

 

赤 スピリット

《プテラヴァクセン》

コスト5 軽減赤2 <空牙>

<1> Lv1 BP3000

<3> Lv2 BP5000

シンボル:赤

【バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】

BP合計6000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。

Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』

相手のネクサス2つを破壊する。

 

「くっ…!」

「さて。お互い振り出しですね」

 

 まさかお互い焼け野原になるとは思わなかった。…まったく、この自分がヒートアップしていく感覚はあまり好きになれない。

 

「バーストをセットし、ここは動かずターンエンド」

(碧手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

<悠姫・第五ターン>

「まだこれからですよ。…スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札4→5)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ2→4)

 

「召喚、《リューマン・インフィニティ》レベル1」

(手札5→4)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ0→1)

[リューマン・インフィニティ コア1 レベル1 BP3000]

 

「続けて召喚、《フレイム・クーガー》レベル3」

(手札4→3)

(リザーブ2→0)

(トラッシュ1→2)

[フレイム・クーガー コア1 レベル3 BP6000]

 

「バーストをセットして、ターンエンド」

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

 

<碧・第六ターン>

「数を並べてきましたか…。第六ターン、スタートステップ」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ6→0)

(リザーブ1→7)

 

「メインステップ。2体目の《ホムライタチ》をレベル1で」

(手札4→3)

(リザーブ7→5)

(トラッシュ0→1)

[ホムライタチ(2) コア1 レベル1]

 

「更に2体目の《賢龍ケイローン》をレベル1」

(手札3→2)

(リザーブ5→2)

(トラッシュ1→3)

[賢龍ケイローン(2) コア1 レベル1]

 

「召喚時効果によりBP5000以下のインフィニティを破壊し、1枚ドロー。更に【連鎖:緑】によりボイドからコア1つを乗せます」

[リューマン・インフィニティ BP3000 破壊]

(悠姫リザーブ0→1)

(碧手札2→3)

[賢龍ケイローン(2) コア1→2]

 

「その召喚時効果にバースト、スピリット破壊に【Uハンド:赤】発揮!」

「っ、まだ仕込んでいたとは」

「まずは【Uハンド】でマジック《グラウンドブレイク》!」

(悠姫手札2→1)

 

「バースト効果、BP5000ぴったりのケイローン2体を破壊する!」

[賢龍ケイローン(1) BP5000 破壊]

[賢龍ケイローン(2) BP5000 破壊]

(碧リザーブ2→6)

 

「追加コストは支払わずそのまま。次に破壊時バースト発動!

 《アルティメット・ショコドラ》をバースト召喚!」

{悠姫バースト:セット→発動→召喚}

(悠姫リザーブ1→0)

[アルティメット・ショコドラ コア1 レベル3 BP9000]

 

「少々勇み足でしたか」

「そして系統:<極竜>のUショコドラが召喚されたことにより、トラッシュのインフィニティを手札に!」

(悠姫手札1→2)

 

 よし。これで展開は十分防げた。

後は巻き返される前に押し切る!

 

「…ふむ。ならば《六分儀剣のルリ・オーサ》。レベル2」

(手札3→2)

(リザーブ6→2)

(トラッシュ3→5)

[六分儀剣のルリ・オーサ コア2 レベル2 BP5000]

 

「召喚時効果により赤のスピリットであるホムライタチとルリ・オーサにボイドからコアを1つずつ追加」

[ホムライタチ コア1→2]

[六分儀剣のルリ・オーサ コア2→3]

 

「マジック《双翼乱舞》。2枚ドロー」

(リザーブ2→0)

(手札2→1)

(トラッシュ5→7)

(手札1→3)

 

「あと1」

「…?」

「更に2枚目の《天空を貫くバリスタ》を配置」

(手札3→2)

[六分儀剣のルリ・オーサ コア3→2]

(トラッシュ7→8)

 

「これで整いました」

 

 …何をする気だろうか。

リザーブのコアを使い切ってまでやること? …思い付くのは《ネイチャーフォース》くらいだけど、他に何かあったか?

 

「悠姫さん、こういうカードはご存知ですか?」

「…?」

「マジック、《ディバインウィンド》。最大軽減0コスト」

「っ!?」

(手札2→1)

 

 な、何だ…!? 知らないマジックカード!?

 

「このマジック使用時、私のトラッシュにあるコアの数以下のスピリット1体を、召喚時効果を発揮させずにノーコストで召喚します」

「な…!?」

「私のトラッシュのコアは8つ。

 もうお判りですね。

 《金殻皇ローゼンベルグ》を召喚

レベルにはルリ・オーサのコアを使いレベル2へ」

(手札1→0)

[ホムライタチ(2) コア2→1]

[六分儀剣のルリ・オーサ コア2→0 消滅]

[金殻皇ローゼンベルグ コア3 レベル2 BP9000]

 

 トラッシュのコアを見てのノーコスト召喚、初めて見るカードだ。かなり強力だが、調整が難しいものと見る。

 

緑 マジック

《ディバインウィンド》

コスト2 軽減緑2

メイン:

手札にある、自分のトラッシュに置かれたコアの数以下のコストを持つスピリットカード1枚を、コストを支払わずに自分のフィールドに召喚する。

ただし、この効果で召喚されたスピリットの『このスピリットの召喚時』効果は発揮されない。

フラッシュ:

このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。

 

「召喚時効果は発揮されませんが、どうでもよいでしょう。

このままアタックステップに入り、バリスタの効果により私の赤、緑スピリットのBPを2000上昇」

[金殻皇ローゼンベルグ BP9000+2000=11000]

[ホムライタチ BP1000+2000=3000]

 

 あの時と同じような状況になったか…。

これが佐々森先輩の強さなのか? どんな状況でもこの状態を作り上げられる冷静さとかさ。

 

「金殻皇、アタック。レベル2アタック時によりBP1万上昇。更に【連鎖:赤赤】発揮。2枚ドロー」

[金殻皇ローゼンベルグ BP11000+10000=21000]

(手札0→2)

 

「これは…」

「なら次に何が来るかも承知ですね? フラッシュタイミングにマジック《ネイチャーフォース》。コアは金殻皇から使い、トラッシュのコア全てを金殻皇に」

(手札2→1)

[金殻皇ローゼンベルグ コア3→2 レベル2→1 BP9000→7000+2000=9000]

(トラッシュ8→9→0)

[金殻皇ローゼンベルグ コア2→11 レベル1→3 BP7000→11000+2000=13000]

 

「更にマジック《バードウインド》。緑スピリットである金殻皇を回復させ、【連鎖:赤】によりBP4000以下のスピリットを破壊しますが不在により空撃ち」

(手札1→0)

[金殻皇ローゼンベルグ コア11→9 疲労→回復]

(トラッシュ0→2)

 

「相変わらずデタラメもいいとこですね…!」

「否定しません。アタックはどうします?」

「ライフで受ける!」

「金殻皇はダブルシンボル」

(悠姫ライフ5→3)

(リザーブ0→2)

 

 押し切るどころか捲られたとか、デタラメ通り越して理不尽だぞまったく! しかもまだ来る気だ。

 

「金殻皇、2度目のアタック」

[金殻皇ローゼンベルグ BP11000+2000+10000=23000]

(手札0→2)

 

「良い引きです。フラッシュタイミング、マジック《タフネスリカバリー》」

(手札2→1)

[金殻皇ローゼンベルグ コア9→8]

(トラッシュ2→3)

 

「金殻皇のBPを2000上昇。更にこの瞬間、金殻皇のBPが1万を超えているため回復」

[金殻皇ローゼンベルグ BP23000+2000=25000 疲労→回復]

 

「こんなのありか…!」

「今更何を」

 

緑 マジック

《タフネスリカバリー》

コスト3 軽減緑2

フラッシュ:

このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。

その後、そのスピリットがBP10000以上のとき、そのスピリットを回復させる。

 

「どうします?」

「……ライフ!」

(悠姫ライフ3→1)

(リザーブ2→4)

 

「【Uハンド:赤】! マジック《救世神撃覇》! 合計BP6000まで破壊、対象はホムライタチ!」

(悠姫手札2→1)

[ホムライタチ 破壊]

(碧リザーブ0→1)

 

「追加コストを支払い、1枚ドロー!」

(悠姫リザーブ4→1)

(トラッシュ2→5)

(手札1→2)

 

「……」

「引けましたか? ならば破壊されたことによりバースト発動。《双光気弾》。2枚ドローはしますが追加コストは支払わずそのまま」

(碧手札1→3)

 

「金殻皇、3度目のアタック」

[金殻皇ローゼンベルグ BP13000+2000+10000=25000]

 

「フラッシュタイミング、マジック《ミストバラッジ》!足りないのは…フレイム・クーガーから受け取る!」

(悠姫手札2→1)

(リザーブ1→0)

[フレイム・クーガー コア1→0 消滅]

(トラッシュ5→7)

 

 完全に使わされた感がある。

ここで使わなかったら、引けなかった場合、最悪Uショコドラを倒すまでアタックしてくるまであると思う…。

佐々森先輩が一番邪魔だと思っているのがUショコドラと炎極天。多少ゴリ押ししてでも押し切らないことには私が次々アルティメットを呼び出すかもしれないからな。

 

「ローゼンベルグを指定! ローゼンベルグからダメージは受けない!」

「いいでしょう。ターンエンドです」

 

<悠姫・第七ターン>

「スタートステップ…!」

(リザーブ0→1)

(手札1→2)

(トラッシュ7→0)

(リザーブ1→8)

 

「メインステップ。《リューマン・インフィニティ》を再召喚」

(手札2→1)

(リザーブ8→6)

(トラッシュ0→1)

[リューマン・インフィニティ コア1 レベル1]

 

「マジック、2枚目の《ネオ・ダブルドロー》!」

「運も付いてきているようですね」

「3枚ドロー!」

(手札1→0)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ1→3)

(手札0→3)

 

 っ…!絶好のタイミングで来てくれた! 後は決まるのをお祈りするしかない…!

 

「ネクサス、《超新星の輝き》をレベル2で配置!」

(手札3→2)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ3→4)

[超新星の輝き コア1 レベル2]

 

「…ここで引きましたか」

「配置したターン中、手札にある<三龍神>のコストを私のライフと同じにする!」

 

 狙うはライフ全回復!

そのあとは肉を斬らせて骨を断つ作戦!

 

「私のライフは1!よってコストは1に!

 更に超新星レベル2の効果で、<三龍神>を召喚する際に私のアルティメットすべてをスピリットとしても扱える!それにより赤のスピリット3体の条件を満たした!

 究極三龍神、《アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ》!

 レベル3で、召喚!!」

 

「ほう…。その2枚を揃えるとは、正直驚いてます」

「そうはまったく見えない感じですがね!」

(手札2→1)

(リザーブ2→1)

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア1 レベル3 BP15000]

 

「召喚時Uトリガー!」

「…コスト5、マジック《バレットファイア》」

「最大ヒット!」

「カウンターはありません」

 

 …カウンターしなかった? 何故だ…。

こんな不安だらけのトリガーも久々だ。カウンターを仕掛ければ私のライフ回復は止まり、攻めるきっかけを失う。…それをしなかった理由は何だ。

 

「ヒットしたコスト分、ライフを回復する! コストは5。よってライフ完全回復だ!」

(悠姫ライフ1→5)

 

「………」

 

 何だこの、異様な感覚は…。

こんな回復など無意味、想定内の結果だって言うような。

 

「……Uノヴァをレベル4へ」

(リザーブ1→0)

[超新星の輝き コア1→0 レベル2→1]

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア1→3 レベル3→4 BP15000→20000]

 

「アタックステップ。……Uノヴァでアタック! Uトリガー!」

「…コスト4、ブレイヴ《牡羊星鎧アリエスブレイヴ》」

「クリティカルヒッ……」

「【トリガーカウンター】の使用を宣言」

「っ!」

 

 このタイミングで!? …ローゼンベルグを守るのが目的か!

 

「カウンターマジック、《バレットファイア》。

 …“そして《キャノンボール》”。

 この2枚を提示します」

「なっ!?」

(碧手札3→1)

 

 に、2枚?! どういうことだ!?

 

「Uトリガーに対してトリガーカウンターを使用するならば使用したいカードを好きなだけ提示することができるのをご存知ないのですか?」

「…初めて知りました」

「ならば覚えなさい。これも重要な“戦術”です」

 

 戦術って…、まるで勝ち目が……いや、ここで弱気になってどうする。今の状況をよく見て考えるんだ。

 

「現在、悠姫さんのUノヴァのアタック時トリガーがヒットし、私はトリガーカウンターのカード2枚を提示しました。

“どちらを先に処理するかは現在のターンプレイヤーに決定権があります”」

「………」

 

 キャノンボールは、バトルしているBP2万以上のアルティメットを破壊するカウンターマジック。

対してバレットファイアは、種類を問わずヒットしたカードを手札に加え、それが赤もしくは緑のカード場合ガードとするカウンターマジック。

どちらも厄介なカードで、今の状況じゃ最悪以外の何者でも無い。

 

「Uノヴァの命を差し出し、裏牡羊座が私の手札に加わるのを阻止するか…」

「Uノヴァを守るため、裏牡羊座が先輩の手札に加わるのを見逃すか、ですね」

 

 …なら、選ぶ答えは決まっている。

 

「バレットファイアを選択」

「…迷わずですか。ならばUノヴァのトリガーはガードとなり、裏牡羊座は手札に。選択されず残ったキャノンボールは手札に戻ります」

[金殻皇ローゼンベルグ コア8→5]

(トラッシュ3→6)

(碧手札1→3)

 

「アタックはライフで受けます」

(碧ライフ5→4)

(リザーブ1→2)

 

 佐々森先輩はこれも全部織り込みずみか…。どうしたらこんな、少ない手で先が読めるんだ。

 

「…ターンエンド」

 

<碧・第八ターン>

「第八ターン、スタートステップ」

(リザーブ2→3)

(手札3→4)

(トラッシュ6→0)

(リザーブ3→9)

 

「メインステップ。マジック《キャノンボール》のメイン効果を使用し、2枚ドロー」

(手札4→3)

(リザーブ9→6)

(トラッシュ0→3)

(手札3→5)

 

「トリガーカウンターを切った…?」

「必要無くなりましたから。

 裏十二宮ブレイヴ、《牡羊星鎧アリエスブレイヴ》を金殻皇に直接合体」

(手札5→4)

(リザーブ6→5)

(トラッシュ3→4)

牡羊星鎧アリエスブレイヴ

  ↓ 直接合体

金殻皇ローゼンベルグ(合体)

[コスト:8+4=12]

[BP:9000+3000=12000]

[合体時:追加]

[シンボル:緑緑+緑=緑緑緑]

 

「バリスタをレベル2へ」

(リザーブ5→3)

[天空を貫くバリスタ コア0→2 レベル1→2]

 

「アタックステップに入ります」

[金殻皇ローゼンベルグ(合体) BP14000+2000=16000]

 

「金殻皇、合体アタック。裏牡羊座の合体アタック時効果により、セットされているバーストは発動不可能となります」

[金殻皇ローゼンベルグ(合体) BP16000+10000=26000]

 

「フラッシュが無いのならこちらから。マジック2枚目の《バードウインド》。金殻皇を回復させ、【連鎖:赤】によりBP4000以下のインフィニティを破壊します」

「っ…!」

(手札4→3)

(リザーブ3→1)

(トラッシュ4→6)

[金殻皇ローゼンベルグ(合体) 疲労→回復]

[リューマン・インフィニティ 破壊]

(悠姫リザーブ0→1)

 

「は「破壊時に【Uハンド:赤】。《双光気弾》」…!?」

「大方予想はつきます」

「ゆ、【Uハンド:赤】《双光気弾》! バースト効果で2枚ドローして追加コスト! 裏牡羊座を破壊!」

(悠姫手札1→0→2)

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア3→1 レベル4→3]

(トラッシュ4→6)

[牡羊星鎧アリエスブレイヴ 破壊]

 

「これで…!」

「フラッシュタイミング」

「っ!」

 

「マジック《クヴェルドウールヴ》」

「今度は白のマジック!?」

(碧手札3→2)

(リザーブ1→0)

[天空を貫くバリスタ コア2→0 レベル2→1]

(トラッシュ6→9)

 

「手札に存在する赤、緑、白のブレイヴ1つをノーコストで召喚します」

「またノーコスト!?」

「手札より裏十二宮ブレイヴ

 《巨蟹星鎧ブレイヴキャンサー》を金殻皇へ直接合体」

(手札2→1)

[コスト:8+6=14]

[BP:11000+5000=16000]

[合体時:追加]

[シンボル:緑緑+緑=緑緑緑]

 

 また飛び出してきた…!

しかも今度は裏蟹座。端から私が双光気弾を持ってたのを見越て、裏牡羊座を囮にしたのか?

 

白 マジック

《クヴェルドウールヴ》

コスト4 軽減白1緑1

【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】

自分のトラッシュにあるブレイヴカード1枚を手札に戻す。

その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ:

自分の手札にある赤/緑/白のブレイヴカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。

 

「アタックはどうされます? もっとも、スピリット2体かアルティメット2体でないとブロックできません」

「くっ…。ライフ!」

「合体スピリットはトリプルシンボル。ライフ3つ砕かせていただきましょう」

(悠姫ライフ5→2)

(悠姫リザーブ1→4)

 

 回復したのにもう2つ…。しかもまだアタックをもう1回残している…!

 

「金殻皇、2度目の合体アタック」

「2度目のアタックは、通さない!フラッシュタイミング、マジック《エナジーバースト》!」

(悠姫手札2→1)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ6→9)

 

「まさに捨て身のコアブースト。赤の十八番を猛進する姿勢は評価します」

「今更ですよ!ローゼンベルグに合体している裏蟹座を破壊!」

[巨蟹星鎧ブレイヴキャンサー 破壊]

 

「アタックはドシャットでブロック!」

「何も無ければそのまま破壊します」

[リューマン・ドシャット 破壊]

(悠姫リザーブ1→2)

 

「ターンエンド」

 

 すまないドシャット。だが、ここが勝負の別れ道だと思う…!

 

<悠姫・第九ターン>

「スタート、ステップ!」

(リザーブ2→3)

(手札1→2)

(トラッシュ9→0)

(リザーブ3→12)

 

「メインステップ。…よく来てくれた“相棒”」

「………」

 

 お前はいつもここぞって時に来てくれるな。

 

「召喚、《ムゲンドラゴン・ノヴァ》! レベル1!」

(手札2→1)

(リザーブ12→7)

(トラッシュ0→4)

[ムゲンドラゴン・ノヴァ コア1 レベル1 BP4000]

 

「更に、ムゲンの【スピリットソウル:∞赤】!」

「っ!」

 

「究極三龍神!

 《アルティメット・サジット・アポロドラゴン》!!」

 

「2体目の三龍神…」

「これが、最後のターンになりそうです」

「そのよう、ですね」

(手札1→0)

(リザーブ7→2)

(トラッシュ4→8)

[アルティメット・サジット・アポロドラゴン コア1 レベル3 BP12000]

 

「Uノヴァをレベル4へ!」

(リザーブ2→0)

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア1→3 レベル3→4]

 

「……ふむ」

「言いましたよね、“戦術”だって!」

「ええ。…来なさい!」

「Uノヴァ、アタック! Uトリガー!」

「…コスト3、スピリット《ダンデラビット》」

「クリティカルヒット!」

「………」

 

 ここで先輩は撃たなければ要の金殻皇を失う。もしこれがガードだったとしても、次にUサジットが控えている。

そしてここから立て直すことはほぼ不可能だ。たとえ、あの1枚がアタックステップ強制終了系、絶甲氷盾のようなものだとしても金殻皇を守れなければ同じだ。

 

「………ふむ」

 

 すると先輩が最後の手札を手元に裏向きで置いた。

 

「カウンターはありません」

「…なら、クリティカル効果でBP12000以下の金殻皇を破壊します!」

[金殻皇ローゼンベルグ BP11000 破壊]

(碧リザーブ0→5)

 

「アタックはライフで受けます」

(碧ライフ4→3)

(リザーブ5→6)

 

「Uサジットでアタック! ダブルトリガー!」

「…コスト6、《金牛星鎧ブレイヴタウラス》。コスト5、ブレイヴ《黒蟲の妖刀ウスバカゲロウ》」

「ダブルヒット!」

 

 …このターンで仕留め損ねていたら、次で確実に負けていたのか。

 

「ダブルヒット効果で、Uサジットに究極シンボル1つを追加!よってダブルシンボル!」

[アルティメット・サジット・アポロドラゴン シンボル極+極=極極]

 

「ライフで受けます!」

(碧ライフ3→1)

(リザーブ6→8)

 

「ラスト!」

 

「……ここまで、ですか」

 

「ムゲン! ラストアタック!!」

 

「…お見事。

 最後ライフ、差し上げます!」

 

 

(碧ライフ1→0)

 

 

 

〔winner!! 緋立 悠姫〕

 

 

 

 

 

「か…勝てた…」

「久々に、気持ちの良いバトルでした」

「佐々森先輩…」

「碧で結構ですよ。悠姫さん」

「…は、はい」

「……やれやれ。私もまだまだと言ったところですか」




もう色々力尽きてしまった感(無情)
またミス等ありましたらお気軽にご指摘ください。


余談。
《戦国龍ソウルドラゴン》を見てうちの主人公()の顔が真っ青になりましたとさ。

あ、私事で恐縮なのですが、恐れ多くも通算UA3万。
誠にありがとうございます。心より感謝致します。
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