バトルスピリッツ スターティング・ゼロ   作:謙虚なハペロット

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凄まじく遅くなりました。
毎週水曜日午後6時30分から放送しているバトルスピリッツ烈火魂を見返してたり天獄やったり…(言い訳と露骨な宣伝)
それと今回対戦するデッキに四苦八苦しました…。

バトルスピリッツ烈火魂の主人公、烈火幸村が使う
スターターデッキ【ソウルデッキ・戦国紅蓮】
デッキが2つ収録されたバトスピビギニングセット【烈火出陣】
好評発売中!


『称号戦』第六試合

「敗北の悔しさよりも、遥かに勝るこの満たされた感覚…。これが、快ッ!!」

「大袈裟ですよ…」

 

 第六試合、マリア先輩との対戦も綱渡りで勝利を収めることができたが…比喩とか無しに紐無しバンジージャンプみたいなのを毎回高さを増しつつやってる感じがする。着地点には通常の布団サイズのマットしか無い。

 

「悠姫さん、よくぞ生徒会メンバーを倒しました!」

「なんですかそのRPGによくありそうな台詞は…」

 

 この人はまったく、最後までおおらかというかなんというか。

 

「私達はここまでです。我々一同、悠姫さんの勝利を祈ります」

「…ありがとうございます」

 

 

 

「姉様!」

「先輩!」

「皆、出迎えありがとう」

「お疲れ様。マリア」

「ありがとう碧。今、清々しい気分ですわ」

「マリアも碧も退ける。やるね緋立姉は。あーバトルできなかったのが悔やまれるねぇ」

「ふふっ。ならば、“次弾”からもっと当たりに行けばよろしいでしょう」

 

 

 

『会場の皆見ているか! 今この場に残っている人達が、今回の称号を手にするかもしれない者達だ!』

 

 見渡せば顔見知りばかりと他の人が数名。それぐらい人数が少なくなった。

…あの中に璃恵達が紛れていて、これから本格的に当たることになる。

 

 

「お姉様」

「…桜」

「お疲れ様です」

「桜も。勝ち残ったのか」

「いえ、残念ながら負けてしまいました」

「…そうか」

 

 桜がここまで残ってたのは驚きだ。

さすがと言うべきか、彩音が師匠だからなのか。ほぼ私より初心者なのに、毒刃でここまでやるとは…。

 

「因みに負けた相手は?」

「師匠です」

「…彩音か」

 

「師匠に勝とうなんて2弾早いわよ。桜」

 

 すると背後から噂の本人が現れた。

快勝できたからか機嫌が良さそうだ。

 

「お疲れ様悠姫」

「お疲れ。…さすがだな」

「あなたと当たるまで負ける気はないわ」

「さすが師匠ですね」

 

 桜に毒刃の使い方を教えただけあって自信たっぷりだ。

 

「桜もここまでよく残ったわ。…はっきり言えば、【毒刃】は未だ本調子じゃないの」

「本調子じゃない?」

「ええ」

 

 あれで本調子じゃないって、あれ以上にえげつなさが加速されると考えると頭痛くなる。

 

「足りないのよ。相手が怯む程の効果がね」

「あれ以上強くするのか」

「拘束力が足りないのよ」

「紫十八番にしてはパンチが無いってことですね」

「そうよ」

 

 今まででも十分過ぎるぐらいある感じだが、あれでもダメなのか。

 

「…と、あまり喋ると私のデッキ内容を漏らしかねないからここまで」

「お姉様。私の敵討ち、お願いしますね」

 

 

「…ふう」

「あれ? サクラちゃん…だっけ?」

「…? あら、たしか桐島さん、でしたか?」

「そそ。さっきはどうもね〜」

「いいえ」

「もしかしてサクラちゃん、負けた?」

「はい。桐島さんもですか?」

「たはは…。マオちゃんにボコされちゃってね」

「まぁ」

「それにしてもユキちゃんとバトれなかったのが心残りだなぁ」

「ふふっ、私もです」

「ならあたしと一緒にユキちゃん応援すっか!」

 

 

 

『さぁ六回戦を始めるぞ! …あれスイッチは?』

『あるある、ここにあるよマヌガス』

『おおありがとうマジカル! では、スタート!『はいストップ!』…えぇっ!?』

 

 ランダム回転したと思ったらジャスティスが横からすぐさま止めるという暴挙に出た。…まぁすぐ決まるからいいけども、あまり混ざってない感じもするが。

 

『決まったところで移動開始だ! ここまで残った強者達よ、最後まで全力でバトルだ!』

 

 さて、6人目は誰になるやら…。

 

 

「……?」

 

 指定された席に着いたはいい…が、相手側のデッキがあるだけで誰もいない。まさか前の人の忘れ物か?

 

「どうしよう…」

 

 届けるか? いやでもすぐ気付いて取りに戻るかもしれないが…。

 

「——わっ!」

「ひぐっ!? ……って、真桜」

「えへへ〜♪ 引っ掛かったのですよ〜」

 

 突如背後から何者かに驚かされた。…相手はさっき言った真桜だった。相変わらず気配を消すのが得意で困る。

 

「驚かすのは止してくれ…」

「良い反応だったのですよお姉さん♪」

「…で、このデッキは真桜のなのか?」

「そうなのですよ。…じゃあ、悠姫お姉さん」

 

 対戦相手は、真桜。

ここで遂に身内と当たることになるか。

 

 

   第六試合

  VS翠乃 真桜

 

 

「緑迅の真価、お見せしますのですよ!」

「行くぞ…!」

 

<真桜・先攻第一ターン>

「ボクの先攻で行きますのですよ! 緑迅の第一ターン!スタートステップ!」

(リザーブ4)

(手札4→5)

 

「メインステップ。ネクサス《ガイナロック大渓谷》を配置するのですよ!」

(手札5→4)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ0→4)

 

「赤のネクサス? …赤緑か?」

「ただの赤緑じゃないのですよ〜」

「だろうな。油断はしないさ」

「油断大敵!なのですよ〜。バーストをセットして、ターンエンドなのです!」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

<悠姫・後攻第二ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ4→5)

(手札4→5)

 

「メインステップ」

 

 さて…。真桜の第一手が赤のネクサスだとは予想外だった。

緑のカードでコアブーストを掛けてくるかと思ったが、どうやら違うようで。それは私がアルティメットを使うことを予測してのデッキなのか。

 

「ちなみにボクは悠姫お姉さんとバトルすること以外眼中に無いのですよ」

「…てことは?」

「対悠姫お姉さんを意識したデッキなのですよ!」

 

 そう来たか…。しかしそれに対峙した他の相手はどうだったんだろう。

対私を意識したとしても、白紫や赤緑、青と当たることだってある。…それをどうにかしたのも真桜の実力あってか。

となれば、メインステップにアルティメットを召喚するのは得策じゃないな。

 

「召喚、《エクス・ムゲンドラ》レベル2」

(手札5→4)

(リザーブ5→1)

(トラッシュ0→2)

[エクス・ムゲンドラ コア2 レベル2 BP3000]

 

「バーストをセットして、アタックステップ」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

「ムゲンでアタック。レベル2からのアタック時効果で1枚ドロー」

(手札3→4)

 

「ライフで受けますのですよ!」

(真桜ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「ライフ減少でバースト発動! 《チワワンコ》!」

「…ち、チワワ?」

「チワ ワンコ なのですよ!」

「お、おう…」

{真桜バースト:セット→発動}

 

「バースト効果!ボイドからコア1つをリザーブに置いて、アルティメットがいれば追加で疲労効果もあるのですが、いないので無し! そして召喚なのですよ!」

(真桜リザーブ1→2)

{バースト:発動→召喚}

(リザーブ2→1)

[チワワンコ コア1 レベル1 BP4000]

 

「ターンエンドだ」

 

緑 スピリット

《チワワンコ》

コスト6 軽減緑3極1 <剣獣>

<1> Lv1 BP4000

<3> Lv2 BP6000

シンボル:緑

【バースト:自分のライフ減少後】

ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。

自分の緑のアルティメットがいるとき、さらに、相手のスピリット2体を疲労させる。

この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。

 

<真桜・第三ターン>

「緑迅の第三ターン、スタートステップなのです!」

(リザーブ1→2)

(手札3→4)

(トラッシュ4→0)

(リザーブ2→6)

 

「メインステップ! ネクサス《命の果実群生地》を配置なのですよ!」

(手札4→3)

(リザーブ6→3)

(トラッシュ0→3)

 

「次に《アルティメット・セッコーキジ》をレベル3で召喚するのですよ! 赤のシンボル1つと緑のシンボル2があるので0なのです!」

(手札3→2)

(リザーブ3→2)

[アルティメット・セッコーキジ コア1 レベル3 BP5000]

 

 赤と緑になれるアルティメット…。

真桜は私を意識してデッキを作ったと言ったが、どういう構築なのだろうか。今のところ緑赤にしか見えないが…。

 

「ここで群生地レベル1からの効果発揮なのです! ボクのアルティメットが召喚されたらターンに1回1コア増えます!」

「なるほど、お得意のコアブーストか…」

(真桜リザーブ2→3)

 

緑 ネクサス

《命の果実群生地(ぐんせいち)

コスト4 軽減緑3

<0> Lv1

<2> Lv2

Lv1・Lv2『自分のメインステップ』

自分のアルティメットが召喚されたとき、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。

この効果はターンに1回しか使えない。

Lv2『相手のアタックステップ』

自分のライフが減ったとき、減ったライフ1つにつき、自分はデッキから1枚ドローする。

 

「更にマジック《ネオ・ダブルドロー》を使用するのですよ!」

(手札2→1)

(リザーブ3→1)

(トラッシュ3→5)

 

「Uセッコーキジがいるため、3枚ドローしますのですよ!」

(手札1→4)

 

「最後にバーストをセットしてターンエンドなのです!」

(手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

 攻めてこないか…。

まるで打って来いと言わんばかりだがどうする。バーストがまたあのチワワだったら面倒だが…。

 

<悠姫・第四ターン>

「スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札4→5)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ2→4)

 

 さて困った。私のメインステップでアルティメットを出せば真桜に2枚ドローを許してしまう。コアブーストも相まっているからそれはよろしくない。

 

「…メインステップ」

 

 なら、2枚引かせたらどうなるか見てみるか。

 

「召喚、《リューマン・ドシャット》レベル1」

(手札5→4)

(リザーブ4→3)

[リューマン・ドシャット コア1 レベル1 BP1000]

 

「次にムゲンの【スピリットソウル:赤】発揮! 召喚、《紅炎竜ヒノコ》レベル4!」

(手札4→3)

(リザーブ3→0)

(トラッシュ0→2)

[エクス・ムゲンドラ コア2→1 レベル2→1]

[紅炎竜ヒノコ コア2 レベル4 BP12000]

 

「お姉さんがアルティメットを召喚したから大渓谷の効果発揮なのです! 2枚ドローしますのですよ!」

(真桜手札3→5)

 

「アタックステップ、Uヒノコでアタック! Uトリガー!」

「むむむっ、怯まないのですね」

「今更怯むようなことじゃないだろう?」

「そういえばそうなのですよ〜♪ コスト3、スピリット《小凰ニックス》なのですよ〜」

「ヒット!2枚ドローさせてもらう! アタックは?」

(悠姫手札3→5)

 

「チワワンコでブロックするのですよ!」

「ブロックするのか」

「チワワンコには申し訳無いのですが、バーストで出たらもう御役目終了なのですよ〜」

「…なるほど」

「バースト効果に可愛いだけじゃ生き残れない。バトスピはいつの環境も世知辛いのですよ…」

 

 カードの間でも戦国時代なのか…。確かに私も「それだけじゃなぁ…」と思える惜しいカード達がいくつか心当たりがある。

 

「バトル解決でチワワを退かすぞ」

「ではスピリットの破壊に反応してバースト発動なのですよ!」

[チワワンコ 破壊]

(リザーブ1→2)

 

 …私の勝手なイメージだが、Uヒノコが対峙して吠えているチワワンコの首辺りを甘噛みして優しく退かすところが見えた。…微笑ましい。

 

「疾走れ電狼!《ライディーン・ウルフ》!」

{真桜バースト:セット→発動}

 

「まずバースト効果なのです。お姉さんのエクス・ムゲンドラを疲労させます!」

[エクス・ムゲンドラ 回復→疲労]

 

「更にボクの<剣獣>アルティメット1体を回復させるのですがこっちは空撃ちなのです。最後に、レベル1でバースト召喚なのですよ!」

(リザーブ2→1)

[ライディーン・ウルフ コア1 レベル1 BP5000]

 

「ちなみにこのライディーン・ウルフは別に“フェードイン”しないですし“超者降臨”もしなければ“ラァァァァァイ!”なんて叫んだりしないのです」

「…おう」

「でもこの狼さん、Mレアのくせにステータスが貧弱一般チワワなのですよ〜」

 

 相変わらず何を言ってるの全然分からん…。が、ステータスが低いことには同感だ。

 

緑 スピリット

《ライディーン・ウルフ》

コスト7 軽減緑3極1 <剣獣>

<1> Lv1 BP5000

<3> Lv2 BP7000

<5> Lv3 BP10000

【バースト:相手による自分のスピリット/アルティメット破壊後】

相手のスピリット1体を疲労させる。

さらに、系統:<剣獣>を持つ自分のアルティメット1体を回復させる。

この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。

Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

コスト4以下の相手のスピリット1体を疲労させることで、このスピリットは回復する。

 

「ターンエンドだ」

 

<真桜・第五ターン>

「緑迅の第五ターン、スタートステップなのですよ!」

(リザーブ1→2)

(手札5→6)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ2→7)

 

「メインステップ! さぁ飛ばして行くのですよ〜!」

 

 遂に本格的に動くか…。

 

「まずは次代の犬騎士、《シュバリアン・ハスキー》を召喚なのです!」

(手札6→5)

 

「そいつは…」

「お姉さんが使ってる《フレイム・クーガー》と同じ次代サイクルなのですよ!」

(リザーブ7→5)

(トラッシュ0→1)

[シュバリアン・ハスキー コア1 レベル3 BP6000]

 

「群生地効果で1コアブーストなのです!」

(リザーブ5→6)

 

「更にもう1体《シュバリアン・ハスキー》を召喚なのです!」

(手札5→4)

(リザーブ6→4)

(トラッシュ1→2)

[シュバリアン・ハスキー(2) コア1 レベル3 BP6000]

 

 2体並べて来た…?

 

「ここでマジック《セブンスフォース》を使用するのですよ!」

(手札4→3)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ2→4)

 

「それは白のマジック?」

「そうなのですよ。効果対象は1体目のハスキーを指定するのです! それによりこのターン中、<次代>アルティメットであるシュバリアン・ハスキーはコスト7になるのですよ!」

「な…、コスト変更か!?」

[シュバリアン・ハスキー(1) コスト4→7]

 

白 マジック

《セブンスフォース》

コスト3 軽減白1極1

メイン:

このターンの間、系統:<次代>を持つ自分のアルティメット1体をコスト7として扱う。

フラッシュ:

このターンの間、自分のスピリット/アルティメット1体をBP+3000する。

 

「バーストをセットして、ハスキー2体のレベルを上げてアタックステップ!」

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

(リザーブ2→0)

[シュバリアン・ハスキー(1) コア1→2 レベル3→4 BP6000→8000]

[シュバリアン・ハスキー(2) コア1→2 レベル3→4 BP6000→8000]

 

「ハスキー(1)、ゴー! アルティメットトリガー、ロックオンなのですよ!」

「——コスト6、マジック《アルティメットフレイム》」

「ヒットなのです! ボイドからコア2つをハスキーに置くのですよ!」

[シュバリアン・ハスキー(1) コア2→4]

 

緑 アルティメット

《シュバリアン・ハスキー》

コスト4 軽減緑2極1 <次代・剣獣>

【召喚条件:コスト1以上の自分のスピリット1体以上】

<1> Lv3 BP6000

<2> Lv4 BP8000

<5> Lv5 BP12000

シンボル:極

Lv3・Lv4・Lv5『自分のアタックステップ』

自分のUトリガーがガードされたとき、自分のトラッシュにあるコスト3以下の緑のスピリットカード1枚を手札に戻す。

【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、ボイドからコア2個をこのアルティメットに置く。

 

 トリガーでのコアブーストか…。しかもマジックでコストを上げたから当たりやすくなってる。

…そうか、2体並べたのは当てれば良し外せば2枚回収。どっちでも良いのか。やっぱトリッキーな戦い方は真桜達の方が何枚も上手だな。

 

「アタックはどうするのです?」

「…ライフで受ける!」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「ライフ減少でバースト!《絶甲氷盾》だ!」

{悠姫バースト:セット→発動}

(悠姫ライフ4→5)

 

「むむっ。ここはターンエンドなのですよ」

 

<悠姫・第六ターン>

「やばいな…。スタートステップ」

(リザーブ1→2)

(手札5→6)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ2→4)

 

「メインステップ。召喚、《デブリ・ザード》レベル1」

(手札6→5)

(リザーブ4→3)

[デブリ・ザード コア1 レベル1 BP1000]

 

「更にムゲンとデブリ・ザードの【スピリットソウル:赤】発揮!

 召喚、《アルティメット・ソードマスター・ドラゴン》!」

(手札5→4)

(リザーブ3→0)

 

「引きたいのなら好きなだけ引かせてやる! レベルにはUヒノコとドシャットから受け取って、レベル4だ!」

[紅炎竜ヒノコ コア2→1 レベル4→3]

[リューマン・ドシャット コア1→0 消滅]

[アルティメット・ソードマスター・ドラゴン コア3 レベル4 BP17000]

 

「では甘えて2枚ドローするのですよ!」

(真桜手札2→4)

 

「バーストをセットしてアタックステップ!」

(悠姫手札4→3)

{バースト:無し→セット}

 

 確かに搦手では私のやり方は陳腐であいつらの足元にも及ばない。

だが……!

 

「アルティメットを使った真っ正面からの殴り合いはどうだ!」

「そ、それはちょっと遠慮したいのですよ…」

「Uソードマスター、アタック! 【真・激突】に加えてダブルトリガー!」

「ぬぬ…。コスト2のスピリット《西風の鳥ゼーファルコン》とコスト4のマジック《絶甲氷盾》!」

「ダブルヒット!」

 

 …したはいいが、真桜のことだ。甘んじて受けるはずが無い。

 

「ヒットしたゼーファルコンの方にカウンターブレイヴ《地星鎧フォックスター》!」

(真桜手札4→3)

[シュバリアン・ハスキー(2) コア4→2]

(トラッシュ4→6)

 

「カウンターブレイヴ、やっぱりか…!」

「ヒットしたゼーファルコンはスピリット。よってフォックスターでガード!ライディーン・ウルフに直接“ライド“させるようカウンター召喚するのですよ!」

「…ライド?」

 

地星鎧フォックスター

  ↓ 直接合体

ライディーン・ウルフ(合体)

[コスト:7+4=11]

[BP:5000+3000=8000]

[合体時:追加]

[シンボル:緑+緑=緑緑]

 

「ダブルトリガーをガードしたお詫びにこの合体した貧弱一般チワワを差し出すのですよ〜。インターセプトなのですよ〜」

「せっかく合体できたのに、憐れだ…」

[ライディーン・ウルフ 破壊]

[地星鎧フォックスター 残留 コア1 レベル1 BP3000]

 

 …どうも真桜との対戦はこう、真剣みという感じが出ない。いつものように縁で対戦してるような感じだ。

まぁ、私と真桜ならこれぐらいが調度良いのかもしれない。

 

「でもスピリットの破壊でバースト発動なのです! マジック《夢幻祈祷》なのですよ!」

{真桜バースト:セット→発動}

 

「それも仕込んでたのか…!」

「緑にはライフ回復なんてシャレたマネはできないのです。だから入れても全く問題無いのですよ。てな訳でライフ1つ回復!」

(真桜ライフ4→5)

 

 真桜のデッキにあれが3枚積まれていても驚かない。前に先行投入とかされてたからな。

 

「…ターンエンド」

 

<真桜・第七ターン>

「緑迅の第七ターン、スタートステップ!」

(リザーブ0→1)

(手札3→4)

(トラッシュ6→0)

(リザーブ1→7)

 

「メインステップ。《北風の狼ボレアースウルフ》をレベル1で召喚なのです!」

(手札4→3)

(リザーブ7→5)

(トラッシュ0→1)

[北風の狼ボレアースウルフ コア1 レベル1 BP3000]

 

「これで緑シンボルが3つに究極シンボルが3つ!

 ボクの切り札、堂々投入なのですよ!」

「何っ」

 

「神風纏いし聖なる白狼!

 純白の翼翻し次代駆け抜ける風を巻き起こせ!

 吼えろ!《神狼テンペスター》!!」

 

「それが真桜の新しい切り札か!」

「このテンペスターこそ、次代を担う神獣なのですよ! 最大軽減で2コスト!よってレベル4で参上なのですよ!」

(手札3→2)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ1→3)

[神狼テンペスター コア3 レベル4 BP19000]

(命の果実群生地効果 リザーブ0→1)

 

「次にフォックスターをボレアースウルフに合体。リザーブのと浮いたコアをテンペスターに移動させてレベルを5へアップさせるのです!」

 

地星鎧フォックスター

  ↓ 合体

北風の狼ボレアースウルフ(合体)

[コスト:4+4=8]

[BP:3000+3000=6000]

[合体時:追加]

[シンボル:緑+緑=緑緑]

[北風の狼ボレアースウルフ(合体) コア2→1]

(リザーブ1→0)

[神狼テンペスター コア3→5 レベル4→5 BP19000→30000]

 

「BP3万!?」

「ぬふふ〜♪ アタックステップに入るのですよ!

 

 あの3万がどれだけ厚い壁かは私自身よくしっている。今の状況では止めることはできない。

 

「ここでボレアースウルフの効果なのです! お姉さんのデッキトップを覗き見ちゃうのですよ!」

「確認する効果だったな。…げっ、マジックの《ミストバラッジ》だ」

「お〜♪良いのを見れたのですよ〜。ならここはテンペスターでアタックなのですよ!」

 

 真桜にしてみればコアは十分に確保できたのかテンペスターでアタックしてきた。ハスキーで当てて更にと思ったが、それだけあの神風の狼のトリガーが強いのか?

 

「ダブルアルティメットトリガー、ロックオンなのですよ!」

「ダブル…! コスト2の《ミストバラッジ》と、コスト4の《フレイム・クーガー》!」

「ダブルヒット!なのですよ!

 まずヒット時効果で、1ヒットにつきお姉さんのスピリット1体疲労させるのです! 2ヒットなので、ムゲンとデブリ・ザードを指定するのですよ!」

[エクス・ムゲンドラ 回復→疲労]

[デブリ・ザード 回復→疲労]

 

「そしてお待ちかねのダブルヒット時効果! …は、バトル終了時に起こるのですよ」

「Uビャク・ガロウと似た感じか…」

「ビャク・ガロウは“解決時”。

 テンペスターは“終了時”。

なので確かにちょっと似ているのですが、これには凄まじい違いがあるのですよ〜」

 

 前に祐依がUビャク・ガロウのクリティカル効果の注意点で聞いたな。

『バトル解決時はBPを比べた後。バトル終了時は更にその後』

と簡単に教わったが、厳密には聞けなかった。

 

「ざっくり言いますと、バトル解決時はBP比べ後。バトル終了時はエンドステップ前と…ちょっと説明が難しいのですが、スピリット、アルティメットの行動が終わった後と考えても良いのですよ」

「なるほど…」

「して、アタックは!」

 

 ととっ、守りたいところだが今動けるのはUヒノコだけ。…こいつを今失う訳にはいかない。

 

「…ライフで受ける!」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「だが、ライフ減少でバースト! 蹴り穿て《リューマン・ゴッドブレイカー》!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

「バースト効果でBP1万以下の北風の狼を破壊!」

「ならフォックスターは残すのですよ!」

[北風の狼ボレアースウルフ 破壊]

[地星鎧フォックスター 残留 コア1 レベル1]

 

「アルティメットがいるから1枚ドローして、バースト召喚レベル2!」

(悠姫手札3→4)

{バースト:発動→召喚}

(リザーブ1→0)

[アルティメット・ソードマスター・ドラゴン コア3→1 レベル4→3]

[リューマン・ゴッドブレイカー コア3 レベル2 BP10000]

 

 これであの犬騎士2体は止められる。4コストの<次代>アルティメットはこういう場面でBPの低さがネックになるんだ。

 

「本当のお待ちかね!バトル終了時!

 お姉さんの“ライフ1つをボイドに置く”のですよ!」

「な、何!? ボイド!?」

(悠姫ライフ4→3)

 

「これが神風(かみかぜ)の神狼の力なのですよ!」

 

緑 アルティメット

《神狼テンペスター》

コスト8 軽減緑3極3 <次代・剣獣>

【召喚条件:コスト3以上の自分のスピリット1体以上】

<1> Lv3 BP14000

<3> Lv4 BP19000

<5> Lv5 BP30000

シンボル:極

Lv3・Lv4・Lv5『自分のアタックステップ』

???……

【WUトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

ヒットしたUトリガー1回につき、相手のスピリット1体を疲労させる。

【ダブルヒット】:Uトリガーが2回ヒットしたら、さらに、バトル終了時、相手のライフのコア1個をボイドに置く。

 

「ライフのコアをボイドにって…。これじゃ次に繋げられない…」

「ショックを受けてる場合じゃ無いのですよお姉さん! ハスキー(1)次郎、行くのですよ!」

「ロシアのハスキー犬っぽいのになんかの和名付けられてる?! しかもアタックしてきた…!」

「トリガーロックオンなのですよ!」

 

 真桜のあの表情、あの神狼にまだ何かあるのか…?

 

「——コスト6、《アルティメット・アポロドラゴン》。ガードだ!」

「ではハスキー(1)次郎とハスキー(2)三郎の効果効果発揮! ボクトラッシュにあるコスト3以下の緑スピリット2体を回収するのです。回収するのは《小凰ニックス》と《西風の鳥ゼーファルコン》!」

(真桜手札2→4)

 

「そして更に神狼テンペスターの効果発揮!」

「っ!」

「ボクの<次代>アルティメットのUトリガーがガードされたとき、ターンに1回、お姉さんのライフ1つをリザーブに置くのですよ!」

「っ…!?」

(悠姫ライフ3→2)

(リザーブ0→1)

 

《神狼テンペスター》

Lv3・Lv4・Lv5『自分のアタックステップ』

系統:<次代>を持つ自分のアルティメットのUトリガーがガードされたとき、ターンに1回、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。

 

 2段構えのライフ狙い撃ち、だと!?

 

「テンペスターが1体だけで良かったのですよ? この効果は重複する効果ですから、2体いたら2つ、3体なら3ついただいていたのですよ」

「重ね掛けできるのか…」

「テンペスターはターンに1回なの重複するのですよ。ここの『ターンに1回』って部分が重要なのですよ」

 

 つまりだ。

前に対戦したマリア先輩が使った《英雄皇の神剣》の効果、バーストをセットしたら1枚ドローするという効果がある。この効果は複数枚あってもドローは1枚のみ。

これは『ターンに1回しか使えない』とあるからで、独立した効果では無いから…らしい。

“全体で1回”と言えば良いのか。…私もちょっと上手く説明ができないが。

 

「大まかに分けて

 『ターンに○回』はカードごとに発揮。

 『ターンに1回しか使えない』は全体で1回

 『ゲームに1回』は言わずもがな。

 と、今はこれくらいなのですよ。とにかくテキストには注意なのですよ」

「なるほど…」

「ですのでテンペスターが3体並べば、『ターンに1回』と効果が独立してますので、<次代>アルティメットのUトリガーがガードとなったらライフ3つ吹き飛ばせるのですよ」

 

 …トリプルシンボルも顔負けだな。

 

「さぁブロックしないとあの世行き決定なのですよ!」

「言われずとも…!Uヒノコでブロック! こっちのBPは9000だ!」

「何も無いので破壊されるのですよ!」

[シュバリアン・ハスキー(1) 破壊]

(真桜リザーブ0→2)

 

「次郎ぉぉ〜!」

「構わず突撃させておいて…」

「こほん。ターンエンドなのです!」

 

<悠姫・第八ターン>

「お姉さんはここでどうにかしないと次は無いのですよ」

「分かってるさ…。スタートステップ!」

(リザーブ1→2)

(手札4→5)

(トラッシュ2→0)

(リザーブ2→4)

 

「メインステップ」

 

 ……引けなかった。

だがまだだ。今引いたのは《ネオ・ダブルドロー》。3枚のチャンスがある…が、圧倒的にコアが足りない。あのライフのコアがボイドに送られたのが致命傷になっている。

ネオ・ダブルドローを使う時点で2コア消費。更にUノヴァを引けたとしても現状で出しても真桜にドローを許し、あまつさえカウンター決められる可能性が高くなり、最悪ライフを回復出来なかった。などという絶望も見えている。

 

「………」

 

 ここで私が引かなければならないのはネクサス《超新星の輝き》か、またはネクサスを破壊出来るスピリットかマジック。

《双光気弾》はこの状況に限ってハズレになるだろう。何せ1コアも無駄に出来ないからな…。

カウンター系もハズレ。《キャノンボール》、《バレットファイア》、《インパクトロア》。どれを引いても負け確定。

 

「………」

「………」

「……っ、えぇいくそっ…!」

 

 敗北と諦めが頭をもたげて来たため軽く頭を振って追い払う。

負ける事は考えるな、今は状況を打破する事を考えろ…!

 

「…お姉さん」

「……うだうだ悩んでても仕方ないよな」

「…はい」

「マジック、《ネオ・ダブルドロー》。アルティメットがいるため3枚ドローする」

(手札5→4)

(リザーブ4→2)

(トラッシュ0→2)

 

 ここで負けるようなら、私はあいつに顔向けできない。

 

「あいつなら…」

「…璃恵お姉さんのことですね?」

「ああ。こういう場合、なんて言うかな」

「そんなの決まってるのですよ!」

 

「「引いてから考える!」」

 

「なのですよ!」

「ふふっ、まぁそうだろうな」

「さぁお姉さん、運命の3ドローをするのですよ!」

 

 どうせ破れかぶれだ!

璃恵と対戦するまでは、何だろうと…あ、いや、変なものや悪いものは遠慮したいが、とにかく味方に付けて、勝ち抜く!

 

「3枚ドロー!」

(手札4→7)

 

 

 

 

 

「………」

 

「…引けましたか?」

 

「…勝負だ、真桜!」

 

「応!なのですよ!」

 

「ネクサス、《超新星の輝き》を配置!」

(手札7→6)

(リザーブ2→1)

(トラッシュ2→3)

 

「引きましたのですか!?」

「このターン中、手札の<三龍神>アルティメットのコストは私のライフと同じになる!

 召喚条件はムゲン、デブリ・ザード、ゴッドブレイカーにより満たしている!

 召喚、《アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ》!!」

(手札6→5)

(リザーブ1→0)

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ コア1 レベル3 BP15000]

 

「Uノヴァまで…!」

「カードを引け真桜! 私はこの召喚時トリガーを決める自信がある!」

「言ってくれるのですよ…! アルティメットが召喚されたため2枚ドロー!」

(真桜手札4→6)

 

「召喚時Uトリガー!」

「——っ!? コスト4のマジック《アルティメットイレイザー》なのですよ…!」

「この賭けは私の勝ちだな真桜! ヒットだ!」

 

 よっし…!!

期待したカードがヒットした!

 

「まさかピンポイントでこのカードを当ててくるなんて思いもしなかったのですよ…」

「私もだよ」

 

 ここでもしスピリットカードだったり赤か緑のカードだったりしたら賭けは私の完全敗北確定だった。

 

「バレットファイアは言わずもがな、緑のトリガーカウンターがヒットをガードとするのは大概『ヒットしたカードがスピリットカードだったとき』だったはず。

私が賭けに出たのは、真桜が《夢幻祈祷》を使ったからだ」

「…ボクのデッキは緑が大半を占めているのに、挿しているような色を狙い撃つなんて普通願わないしやらないのですよ」

「歴戦の称号持ちにぽっと出の初心者が挑むんだ。他の人と同じ事をやったところで勝てないだろうよ」

「これは一本取られたのですよ。…でも祐依お姉さんや彩音お姉さんが聞いたら卒倒しそうなのですよ」

 

 確かに。説教2時間コースといったところかな。

 

「続けるぞ。

 ヒットしたカードのコスト分ボイドからコアをライフに置く!よってライフ全回復だ!」

(悠姫ライフ2→5)

 

「次に…、召喚、《獅神将シールドラゴン》!」

「ふぁっ!?」

「コストとレベルにはゴッドブレイカーから受け取る!」

(手札5→4)

[リューマン・ゴッドブレイカー コア3→1 レベル2→1]

(トラッシュ3→4)

[獅神将シールドラゴン コア1 レベル1 BP5000]

 

「な…なんてカードを…」

「次に何が来るか、もう判ってるよな真桜! このシールドラゴンは、私の手札にある“<虚神>アルティメット”を召喚する際、コストを5にする!」

「………」

 

「召喚条件は満たし、最大軽減によって0コスト!

 召喚、《アルティメット・カタストロフドラゴン》!!」

(手札4→3)

[リューマン・ゴッドブレイカー コア1→0 消滅]

[アルティメット・カタストロフドラゴン コア1 レベル3 BP15000]

(真桜手札6→8)

 

「Uカタストロフの召喚時効果発揮! 私の場の<古竜>スピリットとアルティメットの数だけ、真桜のBP1万以下のスピリットを破壊する!

Uカタストロフ自身に加え、シールドラゴン、更に相棒のエクスムゲンも<古竜>を持つ。よって3体まで破壊だ!」

「フォックスターしかいないのですよ!オーバーキルも大概なのですよ〜!」

[地星鎧フォックスター 破壊]

(真桜リザーブ2→3)

 

赤 アルティメット

《アルティメット・カタストロフドラゴン》

コスト10 軽減赤3極2 <新生・虚神>

【召喚条件:自分の赤スピリット1体以上】

<1> Lv3 BP15000

<2> Lv4 BP20000

<4> Lv5 BP30000

シンボル:極

Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』

系統:<古竜>を持つ自分のスピリット/アルティメット1体につき、BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

【Uトリガー】Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』

Uトリガーがヒットしたとき、相手のスピリット/アルティメットにブロックされたら、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。

 

「バーストをセットし、デブリ・ザードをコアをシールドラゴンに渡してレベルを上げ、アタックステップ!」

(手札3→2)

{バースト:無し→セット}

[デブリ・ザード コア1→0 消滅]

[獅神将シールドラゴン コア1→2 レベル1→2 BP5000→6000]

 

「シールドラゴン、レベル2からの効果発揮! 私のアタックステップ中、私のアルティメット全てに【真・激突】を与える!」

[紅炎竜ヒノコ 【真・激突】付与]

[アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ 【真・激突】付与]

[アルティメット・カタストロフドラゴン 【真・激突】付与]

 

赤 スピリット

獅神将(ししんしょう)シールドラゴン》

コスト5 軽減赤3極1 <古竜・神将>

<1> Lv1 BP5000

<2> Lv2 BP6000

<3> Lv3 BP7000

シンボル:赤

Lv1・Lv2・Lv3『自分のメインステップ』

自分の手札にある系統:<虚神>を持つアルティメットカードを召喚するとき、コスト5として扱う。

Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

自分のアルティメットすべてに

“【真・激突】『このアルティメットのアタック時』

相手は可能ならスピリット/アルティメットでブロックする”

を与える。

 

「ひぇ…っ」

「Uカタストロス、アタック!【真・激突】発揮!ブロックするやつを選べ!」

「ゆ、Uセッコーキジでブロックなのですよ!」

「何も無ければ破壊だ!」

[アルティメット・セッコーキジ 破壊]

(真桜リザーブ3→4)

 

「続けてUソードマスターでアタック!【真・激突】だ!」

「シュバリアン・ハスキー(2)三郎でブロック!」

「犬の騎士でも剣豪には敵わなかったみたいだな!」

[シュバリアン・ハスキー(2) 破壊]

(真桜リザーブ4→6)

 

「更にUヒノコでアタック!」

「ら、ライフで受けるのですよ!」

(真桜ライフ5→4)

(リザーブ6→7)

 

「シールドラゴンでアタック!」

「ライフなのですよ!」

(真桜ライフ4→3)

(リザーブ7→8)

 

「Uノヴァでアタック!」

「ライフ!」

(真桜ライフ3→2)

(リザーブ8→9)

 

「ムゲン!!」

「フラッシュなのです!《ブレイド・ジー》、《プロキワン》、《西風の鳥ゼーファルコン》をまとめて【神速】召喚なのですよ!」

(真桜手札8→5)

(リザーブ9→1)

(トラッシュ3→5)

[ブレイド・ジー コア1 レベル1 BP1000]

[プロキワン コア1 レベル1 BP1000]

[西風のゼーファルコン コア4 レベル3 BP4000]

 

「意味は薄いのですがゼーファルコンの召喚時効果発揮なのですよ! お姉さんのデッキトップ1枚を覗き見ますのです!」

「まためくる効果か…。——《リューマン・インフィニティ》だ」

「わかりましたのですよ。次のターンお覚悟を——」

「だが覗いたツケは払ってもらうからな!」

「えっ」

「召喚時効果に反応してバースト効果!《プテラヴァクセン》!」

{悠姫バースト:セット→発動}

 

「アイエエッ!? アカンもの踏んじゃったのですよー!?」

「バースト効果、合計BP6000まで破壊する!今出たその3体が丁度6000ピッタリだ!」

[ブレイド・ジー BP1000 破壊]

[プロキワン BP1000 破壊]

[西風のゼーファルコン BP4000 破壊]

(真桜リザーブ1→7)

 

「しめやかに爆発四散なのですよ…」

「最後にバースト召喚して召喚時効果発揮! その大渓谷と群生地を破壊する!」

「動物虐待も自然破壊も反対なのです〜!」

{悠姫バースト:発動→召喚}

[獅神将シールドラゴン コア2→0 消滅]

[エクス・ムゲンドラ コア1→0 消滅]

[プテラヴァクセン コア3 レベル2 BP5000]

[ガイナロック大渓谷 破壊]

[命の果実群生地 破壊]

 

「消滅させた!?」

「プテラヴァクセンでアタック!」

「しかもフルアタック…! ライフなのですよ!」

(真桜ライフ2→1)

(リザーブ7→8)

 

「……ターンエンド」

 

<真桜・第九ターン>

「りょ、緑迅のファイナルターン!」

(リザーブ8→9)

(手札5→6)

(トラッシュ5→0)

(リザーブ9→14)

 

「お姉さん、これはどちらにとっても最後のターンなのですよ!」

「分かってる!来い!」

「メインステップ!《小凰ニックス》を召喚なのです!」

(手札6→5)

(リザーブ14→10)

(トラッシュ0→3)

[小凰ニックス コア1 レベル1 BP3000]

 

「ニックス!」

「アルティメットになる前の次代か…」

「ニックス!の召喚時効果発揮! ボクのデッキトップを4枚オープンして、その中にアルティメットカード1枚を手札に加えます!」

●オープンしたカード

・《バードウィンド》

・《止まない風の森(2)》

・《バインディングスケイル》

・《翠鳳凰ニックス》

 

「ゲット!<次代>アルティメット! 残りはテキトーにデッキボトムに送るのですよ!」

(手札5→6)

 

緑 スピリット

小凰(しょうおう)ニックス》

コスト3 軽減緑1 <次代・爪鳥>

<1> Lv1 BP3000

<3> Lv2 BP5000

Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』

自分のデッキを上から4枚オープンできる。その中のアルティメットカード1枚を手札に加える。

残ったカードは好きな順番でデッキの下に戻す。

Lv1・Lv2【スピリットソウル:緑】

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[緑](緑のシンボル1つ)を追加する。

 

「次いで小ニックス!の【スピリットソウル:緑】発揮!《翠鳳凰ニックス》をレベルで召喚なのですよ!」

(手札6→5)

(リザーブ10→4)

(トラッシュ3→6)

[翠鳳凰ニックス コア3 レベル4 BP14000]

 

「アタックステップ!小ニックス!でアタック!」

「ライフで受ける!」

(悠姫ライフ5→4)

(リザーブ0→1)

 

「次にUニックス!でアタック! アルティメットトリガー、ロックオン!」

「さっきから妙なアクセントで言うのは何なんだ!?」

「いずれ分かるのですよ、いずれね…。コストを宣言するのですよ!」

「…こ、コスト7《聖竜皇アルティメット・セイバー》!」

「ガードされたからテンペスターの効果発揮!お姉さんのライフ1つを吹き飛ばすのですよ!」

(悠姫ライフ4→3)

(リザーブ1→2)

 

「アタックはライフだ!」

(悠姫ライフ3→2)

(リザーブ2→3)

 

「ラスト! テンペスター、アタック! ダブルアルティメットトリガー、ロックオン!!」

「——コスト0、《リューマン・クロウ》。コスト3、《グラウンドブレイク》!」

 

「残念なのですよ。でも、ここまでなのです!ダブルヒット効果で、お姉さんのライフ1つをボイドに吹き飛ばすのですよ!」

 

 

「そいつはどうかな」

 

 

「っ!?」

 

「ライフを吹き飛ばされるのは、そっちだ!

 カウンターマジック、《イリュージョンミラー》!!」

(悠姫手札2→1)

(リザーブ3→0)

[プテラヴァクセン コア3→2 レベル2→1]

(トラッシュ3→7)

 

「えぇえぇっ!?」

「これは祐依に入れておけって念を押されたカードだ!」

「祐依お姉さん余計なことをぉ〜!」

「こいつはトリガーの効果先を“相手”から“自分”に変更する効果なのは知っているよな!」

 

黄 マジック

《イリュージョンミラー》

コスト4 軽減黄2

【トリガーカウンター】

手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。

■このバトルの間、バトルしている相手のアルティメットのヒット効果に書かれた「相手」を「自分」に変更する。

フラッシュ:

相手のスピリット/アルティメット1体を指定する。

このターンの間、そのスピリット/アルティメットはアタック/ブロックできない。

 

「効果はダブルヒット効果まで伝わる。よって、スピリットを2体疲労させるのも、ライフ1つをボイドに置くのも、全て真桜が受けてもらう!」

「そんな…馬鹿な…なのですよ…」

「アタックはライフで受けてやる!」

(悠姫ライフ2→1)

(リザーブ0→1)

 

「バトル終了時、テンペスターの効果を受けろ!!」

「こ、こんな負け方無いのですよおぉぉぉーー!!」

 

(真桜ライフ1→0)

 

 

 

〔winner!! 緋立 悠姫〕

 

 

 

「情けない負け方なのですよ〜」

「こっちは首の皮1枚で綱渡りしながらだぞ。……でも、楽しいバトルだった」

「それは勿論!ありがとうございました!なのですよ〜♪」




こ、こんな試合でいいのか…(困惑)
というわけでvs真桜の《緑次代タッチ赤》でした。
なんちゃって過ぎてアレとお思いでしょう。非力な私を許してくれ…。

【神速】の一斉召喚とありますが、本来はフラッシュを確認しつつ1体ずつ召喚しなければなりません。リアルではやらないようにしましょう(戒め)

またミス等ありましたらお気軽にご指摘ください。
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