本当に課題とか論文とかめんどいですね。
テッカ Side
リアスと再会して次の日。後のことをリアスに任せて俺は宿に泊まることにした。まぁ、あのリアスの事だ。今頃、あの犠牲者はリアスの眷属になっているんだし。
今は俺が出来ることをすればいい。それだけだ。んじゃ、まず……
「事務所になるところ探さねぇとなぁ。ったく、あの老害共、事務所の紹介すらしねぇのかよ。まぁ、愚痴っても仕方がないか」
早いところ、事務所探してゆっくりしようか……。いい物件あればいいが……
只今、事務所探し中、暫くお待ちください。
事務所探しをして数時間……日が暮れてきたが、中々いい物件が見当たらない……あっても家賃がけっこう高い。軽く俺の食費の2倍は掛かる。
その上、ホテルに泊まっている料金だって馬鹿にならない。
「やっべ~、マジどうすっか~。ホテルに泊まってると金が掛かりすぎるし、かといってホテルを出て公園とかで野宿したら職質かけられるぞ。マジどうしょう……」
こうなったらアレを……いや待て待て、アレは最終手段だ。そう易々と使えないぞ。はぁ~、困ったぞ、こりゃ。
「はぁ~、この街に知り合いがいれば……って、よく考えたら、知り合いなのって、リアスとソーナぐらいだし……。そう、易々と頼るわけには……アレ? これって詰んだか?」
本当にどうしようかと悩んでいるが、悩んで経っても仕方ないか。
「今日はこのくらいにしてメシでも食いに行くか」
そうして、俺は事務所探しを止め、メシを食いに行くことにした。
テッカ Side End
イッセー Side
「クキャキャキャキャキャ! どうしたどうした! 反撃してこいよ、はぐれ悪魔くぅ~ん!」
松田の家から帰る途中にまた堕天使が襲ってきた。しかも、はぐれ悪魔扱いで……。
「反撃しないと殺しちゃうよ~。ホ~ラホ~ラ反撃してこいよ、クキャキャキャキャキャ!」
馬鹿にしながら光の槍を投げ続ける堕天使。その光の槍をかわしながら絶賛逃亡中の俺。ここ最近、俺の運勢って最悪だよなぁ。今度祓って……いや、無理か。悪魔になっちゃったし……。しかし今は……
「取り敢えず、広い場所に出ないと反撃できな……って、危ねぇ!?」
「あー、惜しい! 頭狙ったのにかわしやがって! 心眼!? 第六感!? 悪魔のくせに変なモン持ってんじゃねえぞ!!」
ちくしょう、訳分かんない上に、お構いなしに光の槍を投げてくるし、悪魔になってもドライグは目を醒まさないし……取り敢えずは広いところに出ないと……
そう思っていくうちに、ある場所に到着した。其処は俺と夕麻ちゃんが初めてのデートで訪れた場所。そして……
『操られた』夕麻ちゃんに殺された場所……
正直、此処には来たくなかったけど、こうなったら仕方がない!
俺は堕天使を撃退する為、ベルトに提げている袋から数枚の札と万年筆のようなペンを取り出し、堕天使が来るのを待った。その間にいつでも札に字が書けるように準備する。
「おんや~? 逃げるの止めたんですか~? 諦めたんですか~? 諦めたんだったらとっとと死…」
今だ!!
「喰らいやがれ! 『破魔の術』!!」
フゥッ……バシュッ!!
「ウギャアアアアアッ!!!」
良し! 『破魔の術』が効いたぞ! 次は……
「チョーシこいてんじゃねぇええぞ!! この腐れ悪魔小僧ォォォォォ!!!」
「調子に乗ってんのはオメェだろ! 次は魔縛りでも当て……」
「当たる前に先手必勝! ひっさーつ、光の槍乱れ投げー!!」
俺が魔縛りの術をやる前に堕天使が光の槍を何十本も投げてきやがった。しかも速度も速い。今から防御系の術を使っても間に合わない、その時だった。
「魔法特例法第82項により、『銀の鎧』を発令する」
その言葉と同時に俺の周りに銀色の光が現れると、堕天使の光の槍が弾かれ霧散していった。
「フゥ~、間一髪だったな。あと少し遅かったら、また死んでたぞお前」
其処にいたのは白髪の長髪で継ぎ接ぎの変わった服装をした男だった。しかもその手には魔法律家の執行人しか持っていない『魔法律書』を持っていた。
「あ、あんたは……執行人……なのか?」
「おろ? 執行人を知ってるってことは……お前さんも魔法律家か?」
「あ、ああ。俺は……」
「俺を無視ってんじゃねぇぇぇぇぞ!! 腐れ悪魔共がぁぁぁぁぁ!!!」
あ……すっかり忘れてた。しかもかなりご立腹のようだ。
「いきなり現れて俺の槍を打ち消すなんて何処の魔術師だぁ~? 舐めてっとぶち殺すぞゴラァ!!」
「悪いが、コイツを死なせたらコイツの主様にどやされるの俺だからな。あ、あと、俺は魔術師じゃあねぇぞ。俺はこの町に赴任してきた魔法律家の執行人、薪菱鉄火様だ。覚えておきな、カラスもどき」
マキビシ……って、天才魔法律家の!? 俺、とんでもない人と出会ったなぁ。
「テメェ、魔法律家か……。厄介な奴が出てきたもんだなぁ。」
「厄介なのは、俺だけじゃないぜ? お前、この町を管理している悪魔を知ってるか?」
……? どういう事だ? そう、考えていると……
「その子達に触れないでちょうだい」
その声とともに俺とテッカ……さんの前に、赤い魔方陣が現れ、其処から赤い髪の女の人が現れた。
というか、この人……
「グ、グレモリー……先輩」
そう、駒王学園の二大お姉さまの一人、リアス・グレモリー先輩だった。ああ、今日も先輩、いい体つきで……って、違う違う!!
「俺の、主様って……先輩だったんですか?」
「あら? 分かってたのね。でも、その話は後よ」
そう言って、先輩は堕天使に面と向かっていった。
「御機嫌よう、堕ちた天使さん。随分と私の可愛い眷属を甚振ってくれたようね」
「げげ!? ソイツってグレモリー眷属だったの!? そんな弱っちい奴が眷属だなんて、グレモリーも変わってますねぇ~?」
「それは私の自由よ。それよりも、この町は私が管理している町なの。次このような行為をしたら次は容赦しないわよ」
リアス先輩の目が鋭くなる。素人の俺からでも分かるぐらいに怒っていらっしゃる。
「ヘイヘ~イ、分かりやしたよ~。そんじゃまぁ、次からは首輪でも着けて飼いならしなぁ。散歩がてらにぶち殺しちゃうから」
物騒な事を言った堕天使は黒い翼を広げ、飛んでいった。
「あ、そうそう。俺っちの名前はアキュラム。次ぎ会ったら、そん時はぶっ殺させてもらいますよ~。ギャハハハハハハッ!!」
そう言って堕天使は去っていった。今この場にいるのは俺と、執行人とリアス先輩だけとなった。
「ふぅ~、何とか間に合ったわね。大丈夫イッセー?」
「え? 先輩……俺の名前……」
「もちろん知ってるわよ。貴方はいい意味と悪い意味で有名だもの」
そんな……俺のような奴を……感激です!!
「本当は色々と話したいことがあるけど、明日にしましょう。テッカもそれで良いわね?」
「ん? ああ、それで構わないが……何処で話すんだ?」
「明日の放課後、学園に来てちょうだい。イッセーもその時に状況を説明するわ」
「あ、ハ、ハイ。分かりました」
「んじゃ、俺は帰るぞ。飯屋探してる途中だったしな」
先輩との約束したテッカさんはどこか行ってしまい、俺も急いで家に帰ることにした。
おまけ アキュラムの企み
「ハァ~、今日は厄日だな。やる気のない仕事をサボってたらドーナシークからはどやされるし、暇つぶしで狩ろうとした悪魔がグレモリー眷属だし……」
そして……何より……
「どうしてこの街に魔法律家が来たんだよ。しかも執行人クラスがよ……」
しっかし、拙いですなぁ~。
「このままじゃあ、俺の計画に支障きたすんだよねぇ~」
まぁ、どのみち計画は変更無しだし、このまま行くとしますか。それにしても……
「マッド的な喋り方ってあんなので良いのかねぇ~? ま、いいか。俺が決めた事じゃないしね。ま、精々、頑張ってくれよ、ドーナシークとグレモリー眷属、そして魔法律家さん」
俺の崇高な計画の為に……キャハハハ!
以上が第2条でした。
ドーナシークの代わりがオリキャラ堕天使でした。
なお、イッセーの設定変更及びオリキャラの設定と設定などは後日投稿します。
感想などもお待ちしています。