テッカとD×Dの魔法律相談事務所   作:カツマ・タカ

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悲しいとき~。

PSVITAをズボンのポケットに入れてたら何故か初期化設定になってデータが全部消えたとき~。

論文で忙しいのにこの仕打ち、某哀しみの戦騎以上に沁みるわぁ~。

というわけで、第三話遅れながら投稿します。

あと、感想をくれたトーマグレイさん、おはぎ屋さん感想ありがとうございました。





第3条 悪魔の説明します

イッセー Side

 

 

今俺は、猛烈に感激と興奮と混乱に陥っていた。だって俺のベットの隣には……

 

「……すーすー」

 

昨日会ったばかりのリアス・グレモリー先輩が横で眠っていた。

 

しかも何故か全裸で……

 

すると其処へ来ては行けない存在がやって来た。

 

「イッセー! 毎日毎日夜遊びして、その上遅刻するなんて、今日という今日はもう許しません! 少し話しましょう!」

「ちょっ!? 母さんタンマタンマ! 俺起きてるから!?」

「いーえ! 問答無用です!!」

 

やべぇ!? 母さんキレてるよ! だけどもっとやばいことが起こった。

 

「うーん……。朝?」

 

ヤッベッ!? 先輩も起きちゃった!?

 

ガチャ!

 

先輩が起きたのと同時に俺の部屋のドアが開き、母さんが入ってきた。

 

「イッセー! 起きて其処に座りな……」←母さん

「………………オ、オハヨ……」←俺

「おはようございます」←先輩

 

瞬間、母さんの表情が凍り、目線を俺に向ける。思わず俺は目線をそらしてしまった。

 

「ハヤク、シタク、シナサイネ……」

 

機械的な声を出して、母さんは静かに扉を閉めると同時にドタドタと下へ下りていった。

 

「お、お、お、お、おおおおお! お父さんっ! イッセーがぁぁぁぁ! イッセーがぁぁぁぁ!」

「ど、どうしたの!? そんなに慌てて!? イッセーに何があったの!?」

「国際的ぃぃぃぃ! イッセーがぁぁぁぁ! 外国のぉぉぉぉ!」

「ちょっ!? 母さん落ち着いて!? 母さぁぁぁぁん!?」

 

はぁ~、こりゃ、家族会議決定だな……。でも、取り敢えず、

 

「ありがとうございました」

「? ええ、どういたしまして……?」

 

色々とツッコミ入れたいが、まぁ、良しとするか。

 

先輩の処女が無事なのは安心して良いのだろうか?

 

その後、先輩と一緒に朝食を取り、母さん達には何て説明しようと思っていたが、先輩の魔力で何とかしてくれたみたいだ。

 

その後の先輩と一緒に登校する途中、周りから殺意と嫉妬と憎悪が突き刺さっていくのがとても辛い……。特に野郎共からの視線が……

 

そうこうしていくうちに教室に着いた途端、殺気を感じた。

 

「死ねや! イッセーェェェェ!!」

 

声と共に迫ってくる拳を払いのけ、殴ってきた坊主頭の逆に関節を決める。

 

「アダダダダダ!?」

「お、おい、イッセー! マジで決まってるぞ!?」

「んお? ああ、ワリィワリィ」

 

因みに関節を決めた坊主頭は松田って奴で止めに入ったが眼鏡が元浜だ。

 

因みに変態でもある。

 

「「お前もだろうが!!」」

 

否定できん……っていうか、心の中を読むなよ。

 

「と、取り敢えずイッセー。俺達を分かれた後、何があったんだ!?」

「あ~、いってー。そうだぞイッセー! 俺達、モテない同盟の誓いはどうした!?」

 

怒鳴る松田と元浜の視線が鋭い。つーか、怖いぞ。

 

ふっふっふ、二人にこれ言ったらどうなんだろうな?

 

「おまえら、生乳を見たことあるか?」

 

悪友二人はその一言で戦慄し、地に伏せていった。

 

 

―放課後―

 

 

……何か時間が飛んだ気がするが良いか。さて、放課後になったぞ。確か先輩は使いを出すって言ってたけど……

 

そんな時、廊下から女子の悲鳴が聞こえてきた。それもイケメンを見たような声で。

 

「や、兵藤君」

「お前かよ、木場」

 

コイツは学校一のイケメン、『木場(きば)祐斗(ゆうと)』である。剣道部所属で女子からモテまくりの野郎だ。んでもって、悪魔でもある。

 

「お前が先輩の眷属だったんだな」

「へぇ、気付いてたのかい?」

「んにゃ。悪魔だって知ってたけど、何処の眷属かまでは判んねぇよ」

「そうなんだ。それじゃ、ついて来て」

 

木場の案内で先輩の所に行くが、後ろで女子が腐の発言をしていた。マジで止めてくれ……

 

そんなこんなで、着いたのが旧校舎の一室。其処には、

 

―オカルト研究部―

 

と、ネームプレートがかかっていた。

 

「悪魔なのにオカルト研究部?」

「それについては部長に聞いて」

 

まぁ、何か理由があるんうだろうな。きっとそうだ。

 

「祐斗です。兵藤君を連れてきました」

 

木場がドアを空けて中に入ると其処には、

 

「ほぉ~、結構いけるな、この羊羹」

「分かりますか?」

「ああ、上質な餡を丹精こめて練り上げ、さらに上質な粉寒天を加えて形を整える。実にいい仕事してるな」

「因みにお取り寄せで一本、500円です」

「何と!? こんなに上質な材料使ってるのにお値段が安いとは!?」

 

昨日あった魔法律家のテッカさんと学校一のマスコット『塔城(とうじょう)小猫(こねこ)』ちゃんと何故か、お菓子評論会をしていた。その横でリアス先輩と二大お姉さまの一人、『姫島(ひめじま)朱乃(あけの)』さんが苦笑いしていた。

 

どういう状況ですか?

 

その後、お菓子談義している二人をよそに、リアス先輩から悪魔と天使と堕天使、三竦みの状況と悪魔の事情などを教えて貰った。通信教育だと三竦みの戦いしか載ってなかったからな。あと、俺が殺された理由や俺の中に宿っている神器について話し合った。ドライグの事話したら驚いてたけど。色々と教わっているうちに、ついに、神器開放の時間がやってきた。

 

「じゃあ、イッセー。貴方の中にある神器を目覚めさせるから、手をかざしてちょうだい」

 

リアス先輩の言うとおりに左腕を上に上げた。

 

「俺も色々と試したんですけど、どうやるんですか?」

「一番簡単なのはあなたの思い描く最強の姿を思い浮かべるの」

 

リアス先輩に言われ色々と想像する。俺が思い浮かぶのは、あの姿しかないな……。

 

「そしてその姿を真似るのよ。強くよ、軽くじゃあ駄目」

「え? 真似るんすか?」

 

アレをどう真似るんだ? ええい! だったらやってやるぜ!

 

俺は左腕を床に思いっ切り叩き付けた。

 

「ルルガ ラグドグラ シャグドラムラ(叩き潰せ、獄龍の牙より作られし鎚よ)」

 

一言一句間違えず、ある地獄の使者が使う言葉を言う。

 

「ララドラグ・グリハグロ!!(我が魂、アルドゥラの魔鎚!!)」

 

その瞬間、左腕が光り輝き次第に形作っていき、光が収まると俺の左腕は赤色の籠手が装着されていた。

 

「これが、赤龍帝の籠手……」

 

やっと神器が出せるようになった。あとは、ドライグを目覚めさせるだけだ!

 

「おい、ドライグ! とっとと起きろ! いつまで寝てんだよ。十年も寝てんじゃねぇよ! おーい、起きろー。いや、起きてくださーい、ドライグさーん」

 

…………シカトかよ。

 

「あー、イッセー。まだ、覚醒したばかりだから、すぐには目覚めないわよ」

「え? そうなんすか?」

「ええ。とくに神滅具クラスはもう少し時間が掛かるわ」

 

ええー。何かガッカリなんですが……

 

「それに関しては時間を掛けましょう。さてと……」

 

リアスせんぱ……じゃなかった。部長はお菓子評論会をしていたテッカさん達の方を、向いた。

 

「さて、次は貴方の番よ。テッカ」

 

どんな話が飛び出してくるのだろうか。

 

 

おまけ お菓子同盟結成

 

 

リアス達に会うため、俺は駒王学園『オカルト研究部』の前にやって来た。一応、お土産として商店街で買った老舗和菓子屋のどら焼きを持っていって。夜中12時に並んで。

 

中に入ろうとしたら部室のドアが開いた。

 

「お待ちしておりましたわ、薪菱鉄火さん。どうぞ中へ」

 

黒髪の巨乳ポニーテールの女性が案内してくれた。

 

ん? なんだ、この感じ……?

 

「部長、鉄火さんがお見えになりました」

「ありがとう、朱乃。彼にお茶を出してあげて」

「はい、部長。では、ソファーに座ってお待ち下さい」

「あ、お気遣いどうも」

 

んじゃ、座って待ちますか。前のソファーには小さ……

 

ドカン!

 

……可愛らしいお嬢さんが黙々と羊羹を食べていた。あ、そうだ。

 

「良かったら食べるかい?」

「いただきます」

 

あげたどら焼きを見た途端、お嬢さんの目が見開いた。

 

「これは、商店街にある老舗和菓子屋“柳葉”の100個限定のどら焼き!? 使用している材料は高級なのに一個150円で販売し開店して僅か10分で品切れになるという超人気のどら焼き!」

「ほぉ~、お嬢ちゃん分かるかい。昨日の夜中12時に並んで買ったんだよ」

「強者ですね、良かったらどうぞ」

 

お嬢ちゃんから羊羹を貰い、一口食べた。

 

「ほぉ~、結構いけるな、この羊羹」

「分かりますか?」

「ああ、上質な餡を丹精こめて練り上げ、さらに上質な粉寒天を加えて形を整える。実にいい仕事してるな」

「因みにお取り寄せで一本、500円です」

「何と!? こんなに上質な材料使ってるのにお値段が安いとは!?」

 

このお嬢ちゃん、やるなぁ。

 

「食……主にお菓子については一切の妥協はしません」

「それでこそお菓子好きだ! 一緒に語ろう!」

「ええ、思う存分語りましょう!」

 

こうして、俺とお嬢ちゃんとの間にお菓子同盟が結成された。

 




以上が第三話です。

この作品ではで子猫ちゃんは食いしん坊及びグルメキャラにしてみました。

それではまた次回。
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