テッカとD×Dの魔法律相談事務所   作:カツマ・タカ

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遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年初の投稿いたします。

ちなみに年明けで虫歯になり、テスト期間がせまっていますので更新が遅れます。


第4条 魔法律家、説明します

テッカ Side

 

 

いやー、ここまで話が弾んだのは久しぶりだなぁ。しかも、話してる間に色々あったぽいな……。

 

「それじゃあ、テッカ。説明してちょうだい」

「あいよ。っと、その前に自己紹介だな」

 

俺のこと知ってんのリアスとそこの新米君ぐらいだし……

 

「俺は魔法律家執行人、薪菱鉄火だ。よろしくな」

「魔法律家?」

「何ですかそれ」

 

まぁ、知らないのも無理ないか。

 

「そんじゃま、魔法律家について説明しよう。魔法律家とは、人に害を為す悪霊・怨霊に裁きを下す……簡単に言えば除霊のようなものだ」

「除霊? テレビに出てくる霊媒師や協会の悪魔祓いみたいなものですか?」

「あんな妄信してる連中とは全然違うし、テレビに出てる連中は偽物だし……」

「そうだよ、小猫ちゃん! インチキ霊媒師と悪魔祓いと魔法律家は全然ちがうよ!」

 

新米悪魔が何か全力で否定してるぞ。あ、そう言えばコイツも魔法律家だったな。

 

「あ、すみません」

「ふぅ~、話を戻すぞ。とは言っても実際に霊を裁けるのは執行人、つまり俺にあたる」

「じゃあ、兵藤君はどうなんですか? 先ほどの発言から兵藤君も魔法律家のような事を言いましたが……」

「『ような』じゃなくてそうなんだろ?」

「ウス! 実は俺も魔法律家で「第二級書記官だろ」……え? 分かんすか?」

 

驚くのも無理ないか。普通は分かんないしな。

 

「昨日の今日で二度も堕天使に襲われたら気になるだろ?」

 

俺は鞄からファイルを取り出し、一枚の書類を取り出す。

 

「えー、名は兵藤一誠。駒王学園2年A組所属。幼少の頃、友人と共に悪霊に襲われているところを駆けつけた魔法律家に助けられ、以後、魔法律家を目指すも親が反対し、入学は断念。代わりに魔法律通信教育にて魔法律を受講し、通信課程修了後には第二級書記官として現在に至る……と」

「ちなみに第二級書記官って階級で言うと」

「一番下っ端」

「グハッ!」

 

あ、血吐いて倒れた。

 

「ちょ、ちょっとテッカ!? ストレートにそんなこと言わないでちょうだい!」

「だって本当の事だろ? 魔力も戦闘能力もゴミ以下の成り立て悪魔なんざ、そんなもんだろ?」

「グハッ!?」グサグサグサッ

「兵藤先輩、かなりの大ダメージを受けてます」

「お願いだから、もうやめてテッカ! これ以上はイッセーの精神が保たないわ!」

 

そうだな……。この辺で止めてやるか。

 

「まぁ、なんだ。悪魔として今言った事は事実ではあるが、札やペンの使い方、術の行使、更にはさっきの地獄の言葉。魔法律家としては第一級……いや、裁判官補佐クラスだな」

「あらあら、では兵藤君はそれなりに優秀なのですね」

「ああ、魔法律家としてはそれなりに優秀かもしれないが、悪魔としてはゴミ以下だな」

「ゴミ以下ゴミ以下言わないでくださいよ!? 立ち直れなくなりますよ!?」

「んじゃまぁ、次に行きますか」

「無理矢理話を戻した!?」

 

だって、話が進まないんだもん。

 

「んじゃ、本題だ。俺がここに来た理由、それはそこにいるリアス・グレモリーともう一人の上級悪魔の要請でやって来た」

「部長の要請ですか?」

「ああ、もう一人については置いといて。理由はこの街の現状だ」

 

ああ、リアスと新米君は何となく理解してるみたいだな。他の人は分かんない顔してるね。

 

「ええ。ここ数年で悪霊による霊犯罪が増加しているの。しかも私達では対処できないほどの数よ」

「そう言えば霊の数の昔より増えてるような気が……」

「実際に増えてる」

 

そう言って、俺はある調査書を取り出しリアス達に見せた。

 

「なんすか、これ?」

「ここ数年の駒王町の霊磁気の観測データだ。ここ数年の駒王町の霊磁気の高さは異常を示している」

「テッカ、簡潔に言ってちょうだい。一体この街で何が起こってるの?」

 

リアスの言葉に全員が俺に注目する。これは覚悟して言った方が良いみたいだな。

 

「分かった。単刀直入に言おう。今この街は魔法律協会からとある指定を受けた」

「とある指定……ですか?」

「ああ。その指定とは……『重霊地(じゅうれいち)』だ」

「なんですって!? テッカ、それは本当なの!?」

 

俺の言葉にリアスが驚愕する。他のメンバーは分かっていないみたいだ。

 

「あ、あの~、部長。重霊地ってなんですか?」

「イッセーは知らないの?」

「はい、全く……」

「知らないのも無理はない。重霊地については一部の執行人や上級悪魔、あとは魔王しかその存在を知らない」

「そもそもその重霊地って何ですか?」

 

お嬢ちゃんが質問してきた。

 

「重霊地ってのは、簡単に言えば霊的な物が集まりやすくなる土地のことだ」

「集まりやすくって、それじゃあ、悪霊も増えるってことですか!?」

「悪霊ならまだ良いほうかも知れない。問題なのは他にもある」

「他にも……?」

「過去に重霊地となった地域では歴史的な事件や出来事が発生しているってことだ」

 

これだけ言ってもまだ気付かないのか?

 

「大きな例として挙げるなら、フランスの百年戦争や天下分け目の関ヶ原の大戦とかだ。小さな事例で一番有名なのはロンドンの切り裂きジャック事件だな。あれも重霊地の影響などによって起きたものだ」

「へ~、知らなかったなぁ。でも、それを分かっててきたんだ?」

「ああ、二人の要請もあるのだが、もっともな理由は島流しだな」

「「「「「……へ?」」」」」

 

あー、驚いてる、驚いてる。めっさ、驚いてるな。

 

「島流しの件は置いといて、まぁ、宜しく頼むよ。グレモリー眷属の皆さん」

「そうね、みんなも自己紹介しなさい」

「あ、はい。グレモリー眷属の騎士(ナイト)、木場祐斗です」

「……同じく、戦車(ルーク)の塔城小猫です」

「うふふ、リアスの女王(クイーン)の姫島朱乃といいます」

「えーと、新人悪魔で魔法律家第二級書記官の兵藤一誠っす。宜しくお願いします」

 

え~と、祐斗に小猫に朱乃さんにイッセーか……。

 

「よし、覚えた。これからよろしくな」

 

これからこのグレモリー眷属達と頑張っていきますか。

 

 

おまけ 島流しの理由

 

 

「ところでテッカ。ちょっといいかしら?」

「ん? どったの?」

「飛ばされた理由はどういうものなの?」

「ちょ、部長!? すっごいストレートっすよ!?」

 

部長がどストレートに聞いてきたぞ!

 

「まぁ、教会の老害共の嫉妬とかだな」

「それだけ?」

 

なんか、部長がいい笑顔になっているぞ。

 

「まぁ、ほかにも理由はあるけど、いつか話す」

「絶対よ。あなたはすぐそうやってはぐらかすんだから」

「はいはい」

 

羨ましいなぁ。部長とあんなに親しげに話せて……。よし、俺も、

 

上級悪魔になってハーレム王になってやるぜ!」

「そういうのは誰もいないところと心の中でで宣言しろよ。見てて痛いし、声が漏れてるぞ」

「……不潔です」

「あははは……」

「あらあら、素直な子ですね」

「もう、イッセーたら……」

 

………なんかすみません。

 




おまけにてイッセーのハーレム宣言書きました。

……タイトルと合っていない
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