問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡   作:ブレイアッ

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短いです
完全復元できませんでした


13話 オモイですよ?

Side 修也

 

                    夢

 

  ここは、どこだ?

 

どこか、懐かしい気がする

 

コポリと泡が目の前を過ぎた

 

そこで初めて気付いた。目の前に白衣を着た男女がいることに

 

「被検体No 48の覚醒を確認。全機能以上なし。成功です」

 

  あぁ、思い出した。ここは俺が造られた(生まれた)場所だ

 

  ここは確か、ベルカのアクトゥルス城の立ち入り禁止区画、地下研究区、軍事力を上げるために強力な兵士を造り出すためだけに造られた研究室の培養室

正式名称は覚えていない。と言うより知らされていない。お人形は知らなくていいと言うことなのだろう

 

「それで、コレはどれだけ稼働出来る?」

 

「理論上、稼働可能年月は最小で10年、薬物投与等を考慮すれば最長で15年です」

 

視界が泡に包まれて暗転する

 

:::::

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

その才能を試すことを望むのならば、

己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、

我らの"箱庭"に来られたし』

 

  俺が造ら(生ま)れてから14年と半年、異世界から招待状が俺宛に届いた

  残り僅かな余生を此処とは関係無い世界で過ごすのも悪くない。

  そう、思った矢先、その異世界“箱庭”で彼女と再会した。否、してしまった

 

               春日部  耀

 

ある実験で起きた次元航行戦艦の駆動炉の暴走に巻き込まれて未来に飛ばされた時に出会った、俺の初恋の少女だ

スリーブレスのジャケットとショートパンツを着込み、スラリとした健康的な足を覗かせている

その姿にはもう、あの時のような弱々しさを感じられない。例えるなら、力強い若葉のような、そんな印象を受けた。

 

  この時、俺は運命と言うものを呪った。“何故、戦争とは無関係の少女を殺人兵器に再び会わせる”と

これでは何のために俺は耀の前から姿を消したのかわからない

だから俺は他人のふりをした、耀とは箱庭で初めて出会った人のふりを

  どうせ俺は長くて半年、短くて明日には命を亡くす存在だ。

  シュウとして耀と向き合うのは死ぬ間際でいい

死ぬ間際に、耀に「好きだ」と伝えよう

そう、それでいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで……………………いいんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

:::::

 

一筋の光が俺を照らす

 

…………や

 

誰だ?

 

…………ぅや

 

何処かで聞いた声だ

 

…………しゅ………や

 

あぁ、この声は………

 

…………しゅうや

 

君か

 

……………修也

 

耀

 

ゆっくりと、意識が覚醒する

まぶた越しに月明かりが眼に入る

ゆっくりとまぶたを開けて、真っ先に視界に入った少女を呼ぶ

 

「春日部…?」




リリカルなのはじゃ外せない人造魔導士
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