問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡   作:ブレイアッ

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今年中に一巻を終わらせたいなぁ………


18話 VSペルセウスですよ?

  ノーネームの逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀、源修也、ジン=ラッセル、黒ウサギはペルセウスとのギフトゲームの会場に来ていた

 

 

 

ギフトゲーム名:FAIRYTALE in PERSEUS

 

・プレイヤー一覧 逆廻 十六夜

         久遠 飛鳥

        春日部 耀

          源 修也

 

・"ノーネーム"ゲームマスター ジン=ラッセル

 

・"ペルセウス"ゲームマスター ルイオス=ペルセウス

 

・クリア条件 ホスト側のゲームマスターを打倒

 

・敗北条件 プレイヤー側のゲームマスターによる降伏

      プレイヤー側のゲームマスターの失格

      プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなった場合

 

・舞台詳細・ルール

 

・ホスト側のゲームマスターは本拠・白亜の宮殿の最奥から出てはならない

・ホスト側の参加者は最奥に入ってはいけない

・プレイヤー達はホスト側の(ゲームマスターを除く)人間に姿を見られてはいけない

・姿を見られたプレイヤー達は失格となり、ゲームマスターへの挑戦資格を失う・失格となったプレイヤーは挑戦資格を失うだけでゲームを続行する事ができる

 

・宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下"ノーネーム"はギフトゲームに参加します

                                   "ペルセウス"印

 

 

 

  契約書類を読み内容を理解した6人は聳ええ立つ宮殿の門へ足を運ぶ

 

「なるほど、姿を見られれば失格か…つまり、あのゲス野郎を暗殺しろって意味か」

 

  十六夜が子供の様な笑みを浮かべて言う

  十六夜の言葉にジンが答えた

 

「それならルイオスも伝説に倣い睡眠中だという事になります。ですが…流石にそこまで甘くは無いと思います」

 

「Yes.そのルイオスは最奥で待ち構えているはず。それにまずは宮殿の攻略が先でございます。伝説のペルセウスと違い、黒ウサギ達はハデスのギフトを持っておりません、不可視のギフトを持たない黒ウサギ達にはかなり綿密な作戦が必要でございます」

 

  黒ウサギが人差し指を立てて説明する

 

  しかし

 

「不可視のギフトなら持ってるぞ」

 

修也がとんでもない発言をする

 

「ほ、本当でございますか!」

 

  黒ウサギが修也にせまる

 

「本当に、見るか?」

 

  コクコクとうなずく黒ウサギ

 

「召喚、紅の闇」

 

  修也の右手に現れたのは錆びた赤い剣だ

 

「えーと…これが不可視のギフトでございますか?」

 

  たしかに、錆びた剣でどうやったら不可視になれのか想像も付かない

  それどころか使い方すら分からない

 

「どうやって使うんですか?」

 

  ジンが聞く

 

「ああ、これを自分の体に奥まで突き刺すと不可視になれる。やるか?」

 

「遠慮させていただきます!」

 

  ジンがブンブンと首をふる。修也がほかを見渡すと全員が一歩下がった

  錆びた剣で刺されたくないのは誰でも一緒だと言うことだろう

 

「修也君のソレは却下と言うことで…この見つかった者はゲームマスターへの挑戦資格を失うって事は今回のギフトゲームは大きく分けて三つの役割分担が必要になるわね」

 

1つ目はジンと一緒にゲームマスターを倒す役割

 

2つ目は索敵、見えない敵を感知して撃退する役割

 

3つ目は失格覚悟で囮と露払いをする役割

 

「春日部は五感全てが良いから

不可視の敵は任せるぜ」

 

「うん、わかった」

 

  十六夜の提案に黒ウサギが続く

 

「黒ウサギは審判としてしかゲームに参加する事が出来ません

ですから、ルイオスさんを倒す役割は十六夜さんにお願いします」

 

「ああ、任せろ」

 

「じゃあ私は囮と露払い役かしら?」

 

「ま、そうなるな、悪いなお嬢様」

 

「…別にいいわ、今回は譲ってあげる。修也君は?」

 

「ん、俺は「私と一緒に来て」と言うことです」

 

  修也は耀と一緒に索敵、見えない敵を感知して撃退する役割になった

 

「じゃあ、行くぜヴォルザ」

 

《スタンバイレディ セットアップ》

 

キイン

 

  一瞬、修也が光に包まれる

  ソレがはれると両腕を手から肘にかけて装甲が付き、その服装までもが変わった修也がいた

  おおーと一同は声を上げる

  一度見たことのある耀たちでもどうやっているのか分からない

  そんなことをよそに修也はまた新たに宝石を2個召喚する

 

「耀、飛鳥、これを」

 

  そう言って修也は宝石を二人に渡す

 

「綺麗………」

 

「これは何?」

 

  飛鳥が警戒しながら手に持った宝石を見る。硝子のように透明な石の中には虹色の光が揺らめいている。修也が召喚したものでなければうっとりと眺めていただろう

 

「ただの御守りだ。安心しろ、攻撃性はほとんど無い」

 

「ならいいんだけど………」

 

「さて、じゃあとっとと始めるか」

 

  十六夜が宮殿の門に近付く。その行動に何かしら不安を感じる黒ウサギ

 

「あのー、十六夜さん?一体何をするおつもりで?」

 

「何ってただ扉を開けるだけだが?」

 

  これまで以上に不適な笑みを見せる十六夜

 

「あの…十六夜さん…出来れば具体的にどう開けるのですか?」

 

  ダラダラと冷や汗をかく黒ウサギ

 

「そんなもん──こうやって開けるに決まってんだろ!!」

 

ドゴォォォオオオン!!

 

  轟音と共に、聳え立ていた白亜の門は宮殿内へと宙を舞った

  その侵入方法に黒ウサギやジンは目を丸くし立ち尽くす。そんな黒ウサギらを傍目に十六夜はヤハハと笑って言う

 

「さぁ───ギフトゲーム開始だ!!」

 

:::

 

  白亜の宮殿に侵入し、飛鳥と二手に分かれた十六夜、ジン、耀、修也の4人は息を潜め、柱の影からペルセウスの騎士達を見ていた

 

「どうする? これじゃ動けねえぞ」

 

十六夜が困ったように言う

 

「俺が出て、奴らを叩く」

 

修也が言う

 

「悪い、失格にな「その心配は要らない」は?」

 

「ヴォルザ」

 

透明化(Transparenz)

 

修也の姿が瞬く間に色を無くして姿を消す

 

「おいおい、そういうのが出来んのなら最初からしろよな」

 

「残念ながら、この魔法はかなりの魔力を食う。この後のことも考えると一分が限界だ」

 

「分かった、頼むぜ」

 

  十六夜の声と供に修也の気配が騎士達の方へと向かう

そして

 

「うお!」

 

騎士の1人の体が宙に浮く

 

「何だ!?」

 

「気をつけろ! 不可視のギホォ!?」

 

  続けてもう1人の体が地面に押さえつけられる

 

「クソ! 名無し風情ガハ!」

 

  最後の1人の体が柱に叩きつけられる

そして、修也の体が現れる

 

「ふう、探査結界に反応は無し。出てきて大丈夫だぞ」

 

「凄いです、修也さん」

 

「確かに。見事だな」

 

「うん、やっぱり修也は凄い」

 

  一同が口々に褒める

 

「やめろよ。何もでねえぞ」

 

  修也は照れたように頭をかく

  その時、修也の探査結界に反応が出る  

 

「修也!」

 

  耀の言葉に修也はうなずく

 

「十六夜、ジン。お前らは隠れてろ」

 

  修也に言われ十六夜とジンは再び柱の陰に隠れる

  修也は8センチ程の柄の無い小さな刀を召喚し 、グサリと左腕に刺した

 

 

 

「グワオオオン!」




魔法説明っているのかな?
とりあえず透明化は幻影魔法の一種で周囲から姿を見せなくする魔法です。ただ、魔力をかなり食うので修也はあんまり使わないそうです
修也曰く「暗殺専用魔法」だそうです
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