HITMAN『世界線を超えて』   作:ふもふも早苗

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HITMAN『絶望の海』

『ミッドウェー島へようこそ。47。』

 

『ここは太平洋に浮かぶ絶海の孤島、旧日本軍とアメリカ軍がここをめぐってかつて死闘を繰り広げた島。一度深海棲艦に殲滅されたのだけれど、今は日本の艦娘部隊が奪還したようね。しかしアメリカ本国との連絡は今現在不通になってるせいで返還もできない。なので臨時でこの島には艦娘部隊の泊地が建設されているわ。』

 

『今回のターゲットはそんなミッドウェー島の最後の生き残りと言われている海兵隊員アンドリュー・チェリス少尉。彼はこの島を奪還した当初に瓦礫の中で虫の息だったところを艦娘たちに救出されているわ。気さくな人物で艦娘たちも彼を仲間の一人としてみているみたいね。現地の司令官も彼を司令官補佐に臨時で就任させて助力を得ているらしいわ。』

 

『でも現場指揮官や艦娘たちに慕われているからと言って、本国の大本営からも慕われているというわけではないみたいね。大本営は彼を計画の障害とみなしている。しかし追放することも出来ないので我々に再度要請が来たというわけね。』

 

『今回のターゲットは艦娘に慕われている。当然艦娘たちに接触する可能性も高いわ。彼女たちの基本的な情報は頭に入れておいてね。それから暗殺はできる限り事故に見せかけるか、それから誰も見ていないところで行方不明案件にすることをクライアントは望んでいる。』

 

『準備は一任するわ。』

 

 

 

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「お兄さんもアメリカの人っぽい?」

「やはりそうみえるだろうか。」

「見えるっぽい!その目つき怖いとことかそれっぽい!」

「ちょ!夕立ちゃん!そんなはっきり!」

 

 

私は今、ここミッドウェー臨時泊地に臨時に雇われた整備員として潜入している。が、ここはもともと泊地ではないため深海棲艦の脅威が去ったと言っても、まともな整備施設や工廠施設があるわけではないので、雑に路端に置かれた艦娘たちの艤装を簡単な工具で整備点検するだけのものだ。その仕事は当然娯楽に飢えている艦娘たちの興味を引き、こうして私の周りに艦娘が集まってきてしまっている。

 

今現在周りにいる艦娘は駆逐艦夕立、吹雪、磯波、皐月の4名。早いとここの整備を終わらせなければ、ターゲットを探すことすらままならない。

 

 

「でもアメリカの人ならチェリスさんとも知り合いかもしれないね。」

「ああ、チェリスさんもそう言えばアメリカ人か。じゃあ同郷かもしれないね。」

「私の他にもアメリカ人がいるのか?」

「うん。この島を奪還したときに救出した人で、元海兵隊?だったかな。」

「チェリスさんっていうんです。名字は何だったかな・・・?」

「とっても面白い人っぽい!夕立、あの人好きっぽい!」

「私達の遊び相手にもなってくれてる人なんですよ。本国と連絡取れなくて大変だと思うんですけどね。」

「なるほど。ぜひ会ってみたいものだ。」

「じゃあこの整備が終わったら会いに行きましょう!」

「それがいいね!睦月たちも呼んでくる?」

「あ、睦月ちゃんたちは今演習中だから無理じゃないかな・・・。」

「そっか。じゃあ僕たちだけで行こうか。」

「私も行ってもよいのか?」

「もちろんです!チェリスさんも同郷の人が来てくれたと知ったら喜びますよ!」

「そうか。ではこれが終わったらお願いする。」

「はい!」

 

 

私は手早く彼女たちの艤装をメンテナンスすると、早速チェリス、おそらくターゲットのところへ案内してもらった。こちらから探すでもなくこの子たちに案内してもらえるとは事が早くて助かる。

 

私は彼女らに先導されながら施設の端にある最近建てられたプレハブ小屋に案内された。

 

 

「チェリスさーん!いますかー!」

「はいはい。ああ、吹雪ちゃん。いらっしゃい。」

「チェリスさん!あなたと同郷の方を見つけましたよ!名前は・・・えっと。」

「フォードだ。」

「フォードさんです!」

「おお!ということはあなたもアメリカの方ですか!」

「ということはあなたがチェリスさんですか?」

 

 

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『そう、その人物がチェリスことアンドリュー・チェリス。この世界における合衆国の忘れ形見。』

 

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「いかにもわたしがチェリスです。いやあ同郷の人に会えるとは思いませんで!聞きたいことは山程あります。どうぞ中へ。」

「ありがとう。おじゃまする。」

「じゃあ、私達はこの辺で・・・。」

「あれ?帰っちゃうのかい?」

「せっかくの同郷の人が訪ねてきてくれたんですから。私達が居たらお邪魔でしょう?」

「そんなことはないよ!君たちもぜひ上がっていくといい。」

「ほら吹雪。そんな遠慮しててもいいこと無いよ!僕は上がらせてもらおうっと!」

「あ、皐月ちゃん!」

「お邪魔しますっぽい!」

「わ、私も・・・。」

「夕立ちゃんに磯波まで・・・もう・・・。」

「吹雪ちゃん来ないっぽい?」

「い、いくよ!仲間はずれはヤダ!」

 

 

私達はターゲットの住むプレハブ小屋へ招かれた。中は6畳1間の簡素な作りでベッドに慣れている身としては、布団が思いの外固くてきついとこっそり教えてくれた。

 

それからは色々な質問に私が答えつつ理解が出来ないことを、ターゲットが艦娘たちに噛み砕いて教えるというのを繰り返した。

 

 

「ところであなたはどうやってアメリカからここへ?」

「カリブ海域とカーボベルデ海域の制海権を一時的に奪取したときにアフリカに渡り、エジプト、トルコ、アゼルバイジャンを経由してシベリア鉄道でウラジオストックまで。そこからは舞鶴の艦娘たちに護衛されて日本へ来た。」

「ということは欧州情勢は?」

「かなり厳しいだろう。沿岸部は軒並み廃墟と化しているらしい。イギリス本土とは連絡すらままならず、噂では先月グラスゴーとエディンバラが陥落したらしい。」

「なんという・・・。」

 

「あ、あの。ドイツはどうなってますか?友人にレーベとマックスっていうドイツ出身の艦がいて心配してたので・・・。」

「・・・。」

「・・・フォードさん?」

「・・・ドイツはかなり情勢が悪い。元々NATO軍に頼り切りの軍隊だったのも災いしたらしく、既にハンブルグ、ブレーメンはもちろんのこと、ベルリンまでも先週陥落したようだ。現在は首都をミュンヘンに移して、ドレスデンからフランクフルトまでの防衛ラインを引いて粘っている状況らしい。」

「そんな・・・。」

「だから・・・真実は伝えないほうがいい。」

「・・・わかりました。ありがとうございます。」

「えっと・・・さ、さあ。みんなはそろそろ午後の演習の時間だろう?早く行かなければまた提督に怒られてしまうよ。」

「え?・・・ああ!もうこんな時間!みんな行くよ!」

「やっば!次遅刻したら始末書どころじゃないよ!じゃあフォードさん、チェリスさん。また今度!」

「お茶ありがとうございました。美味しかったです。」

「ああ、早く行っておいで。」

タタタハヤクー

 

 

「すまないね。騒がしくて。」

「いや、賑やかでいい。」

「彼女たちの前では聞けなかったんだが・・・。2つほど聞かせてくれないか。」

「答えられることならば。」

「私の故郷・・・、バージニア州リッチモンドなんだが。そこはどうなっていた・・・?」

「・・・、アメリカ本土でもだいぶ敵の攻勢が強まっている。先月大規模な電撃侵攻があり、ニューヨークとDCは陥落した。リッチモンドの話は聞かなかったが、防衛ラインをシャーロットからピッツバーグにかけて設定すると聞いたからおそらく・・・。」

「そうか・・・。あそこには私の家族が居たんだ。幼い娘と妻の3人で暮らしていたんだが。その分だと逃げ切れているかわからないな・・・。」

「沿岸部に居た住民はほとんどが空爆によって死亡したと聞いた。生き残っている可能性は低いと言わざる終えない。」

「・・・。わかった。」

「・・・もう一つの質問というのは?」

「ああ。そうだったな。聞くかどうか迷っていたけど、今の話を聞いて少し吹っ切れた。」

「・・・?」

「フォードさん。」

 

 

 

 

 

「あんた。私を殺しに来たんだろう?」

「!」

「何故そう思うかって?色々理由はある。この世界情勢とあんたが日本本土から安々とここまでこれたことが主な理由かな。」

「・・・。」

「昨今の世界情勢はかなり厳しく、世界中深海棲艦に侵略を受けていない国はないと言っていい。殆どが国を焼かれ人々は内陸に追いやられている。にもかかわらず日本だけは艦娘たちの存在が有るとは言え、本土空襲こそ有るものの上陸を許したという情報は皆無だ。」

「艦娘たちが頑張っているということではないのか?」

「いや、違う。ここに来て防衛機密情報にもいくつか触れる機会があったが、そのなかにあった本土防衛計画には艦娘たちが多くいる鎮守府や警備府などを重点防御し、その他の沿岸部はまるで無防備なんだ。」

「どういうことだ?」

「深海棲艦は明らかに防衛上の抜け穴が有るにもかかわらず、狙うのは重点防御されて守りが強固になっている場所ばかり。欧米ではこんな穴だらけの防衛線じゃすぐ内陸部に侵攻を許して国は1ヶ月と持たない。何かウラがある。」

「ウラ?」

「ああ。他にも大本営が指定してくる作戦はどれもこれも敵の薄いところを的確についた作戦ばかりだ。百歩譲って大本営が歴戦の猛者の集まりで超がつくほどの有能集団だとしてもこれは明らかにおかしい。」

「大本営が敵が薄いところを知っている・・・ということか。」

「ああ。しかも前線に出ている艦娘たちよりも早く、正確に。これらを総合して考えた結果、私は恐ろしい結論に至ったんだ。」

「・・・。」

「大本営は、深海棲艦を操っている元凶なのではないか。ということだ。」

「・・・。」

「実際そう考えれば辻褄が合うんだ。日本にだけ攻撃の手を緩める深海棲艦。日本の大本営にだけ知らされる敵の位置。アメリカ軍ですら苦戦している深海棲艦に対する圧倒的な攻撃力をもつ日本の艦娘。私はそれらを検証するために一度だけ日本本土へ行ったんだ。」

「本土へ?」

「ああ。大本営からの召喚という形だったけどな。でも確認するには十分だった。」

「何を見たんだ。」

「本部のパソコンに保管されていた機密文書の一番奥にあったんだ。暗号化されていてファイル名しかわからなかったけどな。“強襲上陸型深海棲艦設計案”って書いてあったよ。」

「設計案・・・。」

「そのときは誰にも見つかってなかったはずだった。しかしその日から周りの憲兵の見る目が鋭くなったんだ。明らかに私を敵視している。私は狙われていると思うようになった。だからこのほとんど艦娘しかいないこの島に戻ってきたんだ。」

「そういうことだったのか。」

「お前は何処の所属なんだ?もう俺の中ではアメリカ生まれってのも信憑性が無くなってるぞ。」

「・・・。」

「ま、答えられないか。それでもいいさ。」

「私が怖いのか?」

「そういうわけじゃない。既に妻と子供も絶望的と知った今となってはね。だが私が死ぬことで艦娘たちがどう思うかと想像したらなんか悲しくなっちゃってな。」

「みんな死ぬ時には多かれ少なかれ悲しむ人がいる。多いに越したことはない。」

「わかってる。だが、俺はおそらくこのまま生きながらえることは出来ないだろう。君が見逃してくれたとしてもまた新たに刺客が送り込まれるだけだ。それならば外部の人間である君に託すよ。」

「託す?」

「えっと、この辺に・・・。」ゴソゴソ

「何を探している?」

「んー・・・あった。これをやろう。」

「メモリースティック・・・。」

「その中には本土にいったときにコピーした深海棲艦の設計案が入ってる。暗号化されてるからまるごとコピーしか出来なかったけど、君たちなら開けるかもしれない。」

「・・・。」

「その設計案を検証して深海棲艦を倒す足がかりを作って欲しいんだ。それが叶うならば私は喜んで君に殺されよう。」

「わかった。本部へ持ち帰って検証させてもらう。」

「よろしく頼むよ。ある意味君が最後の人類の希望だ。」

 

 

長いこと話し込んだ結果、外はもうすぐ日が暮れようとしていた。私はもらったメモリースティックを懐へしまう。

 

 

「さて、もう私に思い残すことはない。家族の元へ行くことにしよう。」

「それなのだが、できれば事故に見せかけたい。暗殺の対象になったと知ったら彼女たちは悲しむか、もしくは反旗を翻して処分対象になる可能性がある。」

「そうだな。できれば苦しまずに逝きたいものだ。君、銃はもってるかい?」

「ああ。」

「この家の裏手にちょっとした崖が有るんだ。もっとも深海棲艦との戦闘で出来たクレーターだけどね。」

「なるほど。そこから転落したと見せかけるのか。」

「ああ。事故ではなく自殺になるけどね。ちょっとまっていてくれ。今それなりの信憑性の有る遺書を書こう。」

「私はどうすれば?」

「崖の際に立つ私の右のこめかみを銃で撃ち抜いてくれ。それなら一瞬で終わる。」

「そしてそのまま崖から転落、発見されてもあなたが拳銃自殺したようにしか見えないということか。」

「そういうことだ・・・よし。こんなもんだろう。不思議なもんだ。遺書なんか初めて書くのに意外にスラスラかけた。」

「遺書に先程のことを書いていたりしていないだろうな?」

「僕はそこまで間抜けではないよ。ちゃんと別の理由にしたさ。君にはちょっと責任の一端をになってもらうけどね。」

「私の話を聞いたことで絶望した。とかそんなところか。了解した。」

「では行こうか。」

 

 

私達は誰にも見られないように周囲を確認しつつ家の裏手の崖に来た。そこは確かに大きなクレーターの縁の部分で、クレーターの直径は少なく見積もっても1キロ、深さは一番下が海面下なのでよくわからない。

 

彼は地面に書いた遺書を置くとその上に自分の靴を脱いで置いた。彼はそのまま縁の際に立つとこちらに右側頭部を向けた。私はシルバーボーラーを取り出すと彼の頭に狙いを定めた。

 

 

「これでこめかみも狙えるだろう。」

「ああ。」

「不思議だな。何の恐怖もない。むしろ清々しいくらいだ。あの子達にもう会えなくなるのは悲しいけどね。」

「彼女たちもきっと理解するだろう。故郷と家族を失う悲しみは彼女たちもわかっているはずだ。」

「前世の記憶ってやつだな。たしかに彼女たちほど故郷を恋い焦がれ、多くの家族を失った者もそうは居ないだろうな。」

「じゃあ・・・行くぞ。」

「ああ。最後に君にあえて楽しかった。では。あの世で会おう。」

「・・・運が悪ければな。」

 

 

 

パシュン

 

 

 

銃弾は彼のこめかみ部分に正確に命中し、彼を即死させた。そのまま反動でゆっくりとクレーター側に倒れ込み、落下し、海に落ちて波に飲まれて見えなくなった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

『ターゲットの死亡を確認。お疲れ様。感傷に浸っている場合ではないわ。脱出して頂戴。』

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

私は、銃をしまうと彼の残した遺書を拾い上げて艦娘詰め所へ駆け足で向かった。

 

 

「失礼。緊急だ。」

「あ、フォードさん。また会いましたね。」

「oh!彼がミスタ・フォードですか?なかなかにイケメンですネー!」

「お姉さま、静かに。で、フォードさん。緊急とは?」

「先程まで彼の小屋で話していたのだが、彼が小屋から出ていった後に銃声がしたので外へ出て確認していたらこれが。」

「これは・・・遺書!?」

「ま、まさか!チェリスさんの!?」

「私はまだ読んでいないがこれと一緒に靴が家の裏手の崖の際に。」

「そんな!なんで!どうして!」

「落ち着くネ、ブッキー。崖の際ということは飛び降りたノ?」

「家を出た後に比較的近くで銃声がした。おそらく拳銃自殺の後に転落したものと。」

「キリシマ。遺書にはなんて?」

「・・・どうやら自らの故郷と家族を失ったことを知ったため絶望したようですね・・・。」

「私が軽率にも彼の故郷のことについて話してしまった。はぐらかしても引かなかったものだから、一応覚悟はしろと伝えていたのだが。」

「フォードさんのせいじゃありませんよ・・・。」

「そうネ。せめて遺体だけでも回収してちゃんとお葬式を上げてあげたいからこれから探してくるヨ。もしかしたら生きてるかもしれないし。」

「頼む。私は海の上は走れない。」

「私も行きます!フォードさんは司令部にこのことを伝えてください!」

「私も。お姉さまと吹雪ちゃんだけでは荷が重すぎますからね。」

「じゃあ行くヨ!艦隊抜錨!」

 

 

彼女たちは艤装を付け、詰め所から飛び出していった。私はその詰め所内にあった内線を使って現状を司令部に通達した。現場待機を命じられたが、私は詰め所を出て、飛行場へ向かった。

飛行場には露点駐機の航空機がいくつかあったが、その中の一つ、側面に英語で“イデアル コンピティクショナル エアロダイナミクス”と書かれている飛行機に乗り、この海域を脱出した。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

~3日後~

 

 

「このファイルはなかなか興味深いですね。」

「彼は深海棲艦の設計案だと言っていた。」

「なるほどなるほど・・・この部分から空気を取り込んで・・・ふむふむ・・・。」

「それで、役に立ちそうか?」

「ええもちろん。どんなに特殊なデータも役立てて応用するのがわれら技術部ですから。」

「よろしく頼む。」

「ですがこれを我々に託してどうしようと?失礼ながら前回の作戦の映像記録は見させてもらいましたが。」

「私個人としてはどう使われようと対して興味もない。が、彼の言っていた“大本営が深海棲艦の元凶”という説は興味深い話だと思っている。」

「なるほど。まあ我々としては彼らの世界がどうなろうと知ったことではないですが、少なくともこのデータは使えますよ。」

「・・・。」

「ミス、バーンウッドには解析が完了次第、こちらから連絡をします。エージェント47は休息に入ってください。」

「了解した。」

 

 

 

「ふうむ・・・この再生能力と生物装甲・・・。これはあのプロジェクトに応用できそうだぞ・・・。」

 

 

 

 

 

 

ミッションコンプリート

・「準備万端!」 +1000 『艦娘の艤装を整備する。』

・「47の黙示録」 +1000 『艦娘に世界の現状を話す。』

・「家族の元へ」 +5000 『ターゲットに自殺させる。』

・「慈愛の書」  +1000 『艦娘にターゲットの遺書を見せる。』

 




「一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」

ヨハネの福音書12章24節


次回は別アプローチです。
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