今回は割と昔から考えていたネタを思いきって書いてみたものです
形式はサクッと書きやすいssスレ風
もし完結まで持っていけそうなら改めてちゃんと書いて連載するかも
士郎がイシュタルを召喚したら その1
「召喚に応じ参上したわ、貴方が私のマスターかしら?」
「へ?と、遠坂!?」
「何よ、私はイ……おっと危ない危ないうっかり口を滑らせるところだったわ。聖杯戦争では真名は隠すものだったわね。貴方、対魔力とか無さそうだし。とにかく!私はアーチャーよ。しかし…遠坂ねぇ。貴方、もしかして私のこと知ってるの?」
「何言ってるんだ?遠坂は遠坂だろ?っていうか何だよその………格好は!?」
「失礼ね、これが私のノーマルモードよ」
「なっ!?お前いつもそんな格好なのか!?………嘘だろ…」
「?えぇ。しかし…ふーん、確かに貴方を見てたら何か色んな感情が込み上げてくるわね。………へぇ、そっかぁ」ニヤニヤ
「おい」
「あら、何かしら?」
「チッ…さっきから無視しやがって。アンタが 7人目のサーヴァントで合ってるか?」
「さぁね、自分の目で確めてみたら?」
「…一瞬嬢ちゃんかとも思ったが、んな訳無かったか。じゃあ遠慮なく……ハッ」シュン
「随分とすばしっこいのね。でも、それだけじゃ私にはかてないわよ」ガキィン
「チッ………なんだそいつは。そいつがアンタの獲物かよ」
「さぁ?もしかしたら突然剣でも降ってくるかもね?」
「ハッぬかせ弓兵!」ガキィンバーンドンドン
「ふーん、矢避けの加護ね。随分と面倒なものを持ってるじゃない」
「何だ?降参か?」
「んなわけないでしょっ」ズドンッ
「うおっ……今のはけっこう来たぜ。しかし、体当たりだと。何でもありかよ」
「あら降参?いいのよ?貴方じゃ私に勝てないだろうし」
「んなわけねーだろ。…いいだろう。ならば受けるか、我が必殺の一撃を…………何だ?………チッ」
「逃げるのかしら、ランサー?」
「………マスターからの指示だ。(面白くなりそうだから)帰れだと。じゃあなアーチャー。追っても良いが、そのときは決死の覚悟を抱いて来い」シュタッ
「………」
「な、なぁ遠坂。今のは…」
「私のことはアーチャーと呼んでって言ったでしょ、マスター?………そうね、とりあえず私のことは貴方のいう遠坂って子のそっくりさんとでも認識しておきなさい」
「?お前、遠坂じゃないのか!?」
「厳密に言えば微妙なところだけど。まぁそういうこと」
「そ、そうか。けどとお…アーチャー、俺がマスターってどういうことだ?俺の名前はマスターじゃなくて衛宮士郎だぞ」
「衛宮士郎………よし、じゃあ貴方のことは士郎って呼ぶわね」
「っ…………!」
「あら?どうしたの?そんなに赤くなっちゃって。もしかして私に惚れちゃった?」ニヤニヤ
「なっ!………ばっ!?………いや、とお…アーチャーにその顔で俺の名前を呼ばれるとその…………」
「ふふっ、士郎にも可愛げがあるじゃない。あの金ぴかにもこれ位の可愛げがあればなぁ」ハァ
「も、もういいだろ!それよりもマスターの話をだな」
「あー、そうね。貴方、何にもわかって無さそうだし。これは聖杯戦争っていって、7人のマスターとそのサーヴァントの殺し合い………っと、噂をすればってやつかしらねサーヴァント反応と、マスターかしら?何だか妙な感じがするけど…まぁいいわ。さっさとやっつけてくるわね」バッ
「えっ、おい!ちょっと!?」
「ハァーー!」
「リン!敵襲です!………なっ!?」ガンッ
「セイバー!?大丈夫!?」
「すみません、リン。不覚を取りました。しかしこれは………」
「………ええ。何がどうなってんのよ…」
「!?………妙な感じがすると思ったら。ふーんそういうことか。ま、敵みたいだし容赦はしないけれど!」バッ
「リン!来ます!」
「…ええ!」
「待て!!止めろアーチャー!!」
「あら、士郎。貴方は敵が目の前にいるのに倒さないというの?」
「待ってくれ!俺はまだマスターとか、聖杯戦争とかそんなものは知らないんだぞ!」
「………とりあえず。こんにちは素人のマスターさん」
「ほ、本物の遠坂!?お前、魔術師だったのか!?」
「本物って何よ……しかし、まさか衛宮くんが魔術師だったなんてね。…そいつのこともあるし、貴方何にもわかって無さそうだからとりあえず衛宮くんの家で説明するわ」
#
「────判った?貴方はもう戦うしかなくて、サーヴァントは強力な使い魔だからうまく使えってこと」
「後はこれから行く教会のエセ神父にでも聞きなさい………で、次はそいつの話よ」
「あら、私のこと?」
「あっっっっっったりまえじゃないっ!!!!何よ、あんた勝手に私の姿になりすまして衛宮くんをたぶらかして!!どこのどいつだか知らないけど、何よその格好は!?あ゛ー!もう!見てるだけでイライラしてきたわ!!」
「た、たぶらかっ…………!」
「そうかしら?私は見ていてとても愉しいわよ」
「なにこいつ!性格悪すぎない?いいからさっさと正体を現しなさい!このっ」
「だから私にも色々と事情が………って貴方!やめなさい!いくら私だからって………このっ」
「お、おい!遠坂!?アーチャー!?」
「アーチャーのマスター、ここは私が」
「あ、ああ。あと、俺は衛宮士郎。アーチャーのマスターなんて言いにくいだろ?」
「…それではシロウと。ええ、この響きの方が私には好ましい」
「サーヴァントだからってその馬鹿力で抑えつけるの止めなさいっての!この脳筋女!このっ」
「なんですってぇ!?こっちだって人間相手に手加減してるわよ!というかミラクル八極拳に宝石魔術って殺意マックスじゃない!このっ」
「────そこまで!!!」
「「ヒッ!」」
「リン、貴女は血がのぼりすぎだ。貴女らしくない」
「う…で、でも」
「いいですか!!?」
「アッハイ」
「アーチャー!貴女がリンへ殺意を抱いていないのは明白でしたが、それでもいくらリンから動いたからといって私のマスターに気安く触れないで欲しい。それに貴女がすぐに事情を話せば済んだ話なのですから!」
「せ、セイバー」
「いいですか!!?」
「アッハイ」
「ふぅ────これで大丈夫ですよ、シロウ」
「あ、ああ。ありがとうセイバー………さん」
「しかし、酷い有り様ですね………先程あったとかいうアーチャーとランサーの戦いよりも跡が酷くないですか?」
「あぁ、屋外っていうのが唯一の救いだな………」
「わ、悪かったわね………だからそんな目で見るな───!後でどうにかしてあげるから……」
「それで、私の話でしょ?説明してあげるからさっさと戻りましょう」
#
「では、アーチャー」
「オーケー、何で私が遠坂凜の姿をしているのかって話よね。答えは簡単、私が疑似サーヴァントだからよ」スチャ
「「「疑似サーヴァント???」」」
「ええ、まあ知らなくて当然かしら。ねぇ凜、貴女サーヴァントがどういう存在なのかさっき士郎に説明していたわよね?」
「えぇ、精霊に近い人間以上の存在。伝説上の存在の魂を再現して固定化する────第三魔法に近い神秘よ」
「そう。じゃあその再現は、完全な再現なのかしら?」
「………いいえ、人間よりも格の高い存在を無理矢理人間という形に入れ込んで令呪で縛り付けるのだもの。英霊によりけりだろうけど、完全な再現は不可能だわ」
「えぇ、じゃあさらに英霊よりも格の高い存在がサーヴァントとして召喚されるには?」
「英霊よりも格の高い存在って………そんなの神霊の域じゃない。神性を持つ英霊はいるにしても、完全な神霊がサーヴァントだなんて聞いたこともないわよ」
「まあ、それもそうね。言ってしまうと、英霊よりも格の高い存在がサーヴァントとして召喚されるには本体よりも格の低い分霊として喚ばれるか、波長の合う人間の身体を使って喚ばれるかしかないって訳」
「ふーん………な!?ってことは…」
「アーチャーは本来英霊よりも格の高い存在で、それが遠坂の身体を使って召喚されたってことか?」
「ま、そういうことね」
「ま、待ちなさいよ!じゃあそのアーチャーの身体は!?私は今ちゃんと自分の身体を持ってるわよ!?」
「確かに私の依り代は遠坂凜よ。だけどそれは貴女であって貴女でない。どこか並行世界の貴女よ、凜」
「………はぁ、もう頭こんがらがってきたわ…というかその依り代の私は無事なの?」
「私の人格はアーチャーと遠坂凜で五分五分、つまりこの身体を得る前の
「しかし、神霊にただ支配されるだけでなく神霊と混ざり合うとは……リンのずぶと…精神力は流石です」
「はぁ────まぁいいわ。アーチャーのことはわかったから。しかし、神霊クラスの存在って………貴女本当に何者よ。あと!衛宮くんをたぶらかしたりしないでよね!見てるこっちが恥ずかしくなるわ」
「あら、嫉妬?悪いけど士郎は渡さないわよ?」
「な!?」
「ア、アーチャー?」
「あーもう!さっさと教会行くわよ!セイバー…………は霊体化出来ないのか。アーチャー、貴女は霊体化しておいて、ほんとに、マジで」
「あ、私も霊体化出来ないわよ?」
「な!?………いや、事情はこの際どうでもいいわ。でもね………街中で!私の身体で!そんな格好をするなぁ!誰かに見られた日には恥ずかしくて死にそうよもう…」
「……そうね、
「ああ、いいぞ」
「では行きましょうかリン、シロウ、アーチャー」
今後も思いつきでネタを書いていきます