迂闊な拾い物   作:猫茶屋

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お待たせしました。早く秋よ来いと切に願う筆者です。実際に秋が来たら夏の独特の喧騒が聞こえなくなったら寂しくなるんでしょうね。今のうちにAir見ないと・・・(使命感)


雨のち晴れ

「う・・うぅん」

 

夏の強すぎる日差しが、横になっている俺に容赦なく照り付ける。何時の間にか自室で寝ていたようだ。

 

・・・まて。俺は何故横になっている?俺はいつも通りに野菜に水やりをして、でかいスイカが成っていたから回収した。・・・ここまではオーケー。それからスイカを冷やそうと思って、何時ものスポット付近に流れてる小川で冷やした。んで、いつものルーティーンをやった後にスイカの回収の為また向かった。

 

そうしたら、砂浜に空母棲姫が打ち上げられていた。よしよし。ここまではいつも通りだ。・・・ん?砂浜に空母棲姫が打ち上げられていた?全然いつも通りじゃねえ!

 

ま、まぁいい。落ち着け、落ち着け俺。その後俺はあいつの涙を見て何故か助けたんだっけか。何やってんの俺。・・・背負ったときのアイツの胸が当たってたな、思い出すのはやめておこう。

 

んで、アイツと会話の際俺の名前を知ってていきなり抱き着いてきてアイツの胸が俺の呼吸器を遮断。で医者がやってくるとほぼ同時に頭を打って気絶・・・・・何でアイツ助けたんだ俺。敵だぞ?俺だけならまだしも、ここには一般人しかいないんだぞ?しっかりしろ秋田健吾。皆を守れるのはお前しかいないんだ。まて、俺が最後に見たのは医者とアイツだったな・・・ということは、医者とアイツが二人きりだ!!まずい!!医者が危ねえ!!

 

すぐさま、自室を出る。居間から声が幽かに聞こえる。まだ健在だ!!だが、時間の問題だろう。待ってくれ医者!!

 

「医者!!大丈夫か!!」

 

居間の襖を開ける。俺が見た光景は・・

 

「健吾!!!」

 

目前に突如広がる白い何か。

 

「ごはぁ!!」

 

いきなり白い何かに襲い掛かられ背中から倒れる。再び後頭部を強打。襲い掛かる鈍痛。今ならこの痛みを糧にして世界を滅ぼす事ができる。

 

「~~っつ!!ぬおぉぉぉぉ!!」

 

そんな馬鹿な事も消し去ってしまう程の鈍痛に耐える。い、一体なんだってんだ!!

 

「あ!またやっちゃった。ご、ごめんね?健吾」

 

少しづつ鈍痛が引いていき、視界に俺をこんなんにした元凶がいた。しかもご丁寧に、両手を合わせながら小首まで少し、曲げてやがる。狙ってこんなことやってんのか?

 

「かっかっか。そんだけ叫んだり、動くことが出来るなら大丈夫だな」

 

「真面目に見てくださいよ。医者だろアンタ」

 

「なーにを言ってるんだ。もう見たから大丈夫だって言ってんだ。それともあれか?お医者様の言うことを聞かないってのか?ん?」

 

「見たのはこの馬鹿の一発目だけだろ」

 

言うとこの医者は目を逸らした。おい。こっち見ろ藪医者。

 

「あー!健吾わたしのこと馬鹿って言ったー!!」

 

「やかましいわ!第一誰のせいで怪我したと思ってんだ!!」

 

横で文句を言う馬鹿にいらついて怒鳴った。

 

「・・・あ。そ、そうだよね。ご、ごめんなさい・・・」

 

空母棲姫が怒鳴られ俯きふるふると小刻みに震える。正座をする彼女の手に一滴の雫が落ちた。

 

しん。と居間が鎮まる。え、なにこの空気。医者からは冷たい視線食らうし。そもそもこいつ敵よ?それに気づいてんの?ねえ。

 

「・・・おい、この馬鹿。てめえの頭に巻かれてる包帯誰が巻いたと思ってんだ」

 

「・・・・は?あ、本当だ、気づかなかった。これは藪医者あんたがやったんじゃないのか?」

 

「おめえの処方箋に毒もって殺すぞこの野郎。それ巻いたのはそこの彼女さんだよ。おめえが気絶されてる間ずっと横で甲斐甲斐しく看病してたんだよ」

 

「今どきの女でこんなに心配してくれるのはいねえぞ。まぁ、確かに自分の落ち度で怪我させてしまったのもあるが。俺が説得しなきゃずっとおめえの横でつきっきりでいたろうがよ」

 

俺は空母棲姫を見る。彼女の顔は伺えないが、手を見ると濡れていた。

 

「あー、ごめんな空母棲姫。怒りに任せてつい怒鳴ってしまった。」

 

「い、いいえ。私が悪いもの健吾が謝るのは違うわ。ごめんなさい。貴方を傷つけるつもりなんて無かった。本当よ。信じて健吾。」

空母棲姫が目を拭いながら、こちらに顔を向ける。その瞳には懇願の意が籠っていた。

 

「・・・これで信じねえって言う訳ねえだろ。信じるよお前の言うこと。看病ありがとうな」

 

 

「あ、ありがとう!ありがとう健吾!!」

 

先程まで泣いていたのが嘘だったかのように、破顔する。

 

あぁ、こいつ。こんないい顔で笑うんだな。俺と然程変わらない年だろうに、子供みたいな笑顔しやがって。・・・不覚にも見とれてしまった。

 

思わず俺の手が空母棲姫の頭を撫でる。エンゼルリングが出来ている。普段から髪の手入れを丁寧に行っているのだろう。深海なのにどうやって髪の手入れをしているのだろうか?

 

「ふわっ!け、健吾!?ふへ・・ふへへ・・・」

 

せめてそこはお前えへへ。だろうがよ。

 

「いい雰囲気の所申し訳ないが、健坊の彼女さんは空母棲姫って艦娘なのか?」

 

え?藪医者、ずっとこいつの事艦娘だと思ってたの?

 




話が進まねえ・・・執筆時間二時間でこれか。10000文字超えるとか夢のまた夢ですね。書いてる方尊敬します。
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